T-90M戦車を利用するワグネル・グループ ロシア人ジャーナリストによって最近リークされた情報によれば、バフムートで戦闘を繰り広げるロシアの民間軍事会社「ワグネル・グループ」はロシア軍の最新型戦車T-90Mを与えられているようだ。 最新兵器で戦う傭兵たち ロシア人ジャーナリスト、アレクサンドル・シモノフがTelegramのアカウントに投稿した写真には、ロシア軍が誇る最新鋭の戦車を操縦するワグネル・グループの傭兵たちが写っていた。 写真:Telegram @brussinf 当惑するアナリストたち これらの写真によって、ウクライナの戦場では最新鋭の装備がロシア軍ではなく非正規軍に配備されていることが判明、西側諸国のアナリストたちを困惑させることとなった。 貴重なT-90M ワグネルとロシア軍の装備に関する調査記事の中で、『フォーブス』誌のデイヴィッド・アックス記者は「T-90戦車は供給が滞っており、貴重です」とコメント。 なぜ正規軍ではないのか? アックス記者はさらに、「では、その貴重な戦車が、ロシア政界に対する影響力をめぐってロシア軍と競合関係にあるワグネルに譲渡・売却されているのはなぜだろうか?」と疑問を呈している。 タカ派が率いるワグネル・グループ 「ワグネル・グループ」とは、元レストラン経営者で「プーチン大統領のシェフ」の異名をとる盟友、エフゲニー・プリゴジン率いる民間軍事会社で、ロシアの法律に縛られることなく軍事活動を行うことができる。 「プーチン大統領の傭兵」 プーチン大統領は、正規軍を派遣することで生じる法的問題を避けるため、ワグネル・グループの傭兵たちにきわどい任務を委ねているのだ。 「もっともらしい否認」 アックス記者いわく、「ワグネルのおかげで、クレムリンは国内外向けの『もっともらしい否認』を繰り返すことができる」とのこと。ウクライナの戦場にプーチン政権が大規模な傭兵軍団を派遣したのはそのためだ。 写真:ワグネルがT-90Mを利用している様子。Twitter @AbraxasSpa ...
7月15日登場予定の東武「N100系」イメージ(画像:東武鉄道) 昨年はJR東海の新型「315系」「HC85系」や都営三田線「6500形」など様々な新型車両が登場し、大きな話題となりました。さて、2023年にはどのような新型車両が登場するのでしょうか?現時点で予定されているラインナップを見ていきましょう。 東武鉄道「N100系」 現行の「スペーシア」正統進化版とうたわれます(画像:東武鉄道) 東武の「N100系」(愛称「スペーシアX」)は、現在運行中の東武100系 特急スペーシアの正当進化版とうたわれる新型特急車両です。デビューは2023年7月15日。 外観的な特徴は白い車体に「X」をかたどった窓枠。多用な座席を備えた特急車両は、様々な旅の用途に対応します。もちろん現行スペーシアの個室をアップデートした「コンパートメント」も。 最上級の個室「コックピットスイート」(画像:東武鉄道) 運行区間は東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線 浅草~東武日光・鬼怒川温泉間。運行日や頻度は毎日2~4往復程度としており、このうち4往復は週末を中心に設定される予定です。浅草やとうきょうスカイツリーなどから日光・鬼怒川温泉へ旅行する際の有力な選択肢として期待されます。 <鉄道チャンネル 関連記事> 2023年7月15日デビュー! 東武新型特急「スペーシアX」の料金や運行区間など情報まとめ 2023年7月15日デビュー! 東武新型特急「スペーシアX」の料金や運行区間など情報まとめ 大阪メトロ400系 Osaka Metro「400系」(画像:Osaka Metro) ...
モータージャーナリストの竹岡圭さんが車を選ぶときにチェックするポイントは? 自分の自由な時間を充実させてくれる趣味として人気のドライブ。ライフスタイルの変化やコロナ禍を通して、“自分のための車”を手にしたいと思い始めた人も多いのではないでしょうか。そこで、タレントでモータージャーナリストの竹岡圭さん(53歳)に、女性ならではの視点で車選びのコツを教えてもらいました。仕事柄、多くの車を乗りこなしてきた竹岡さんが、コロナ禍のいま、新しい視点でオトナ女性に語る3つのポイントとは? 【写真6枚】モータージャーナリストの愛車はやっぱりおしゃれ!ルノー製でオレンジ色があざやか! * * * 今の愛車は納車されたばかりの「ルノー メガーヌ R.S.」など5台 竹岡さんは一般企業で勤務したのち、車関連の企業に転職。その後、モータージャーナリストへの道に進み、2016年からは自分でレーシングチーム「圭rallyproject」を立ち上げ、ラリーなどのモータースポーツに参加するなど、車への愛は相当なもの。インタビュー当日も、納車されたばかりという「ルノー メガーヌ R.S.(アールエス)」に乗ってさっそうと現場に現れた竹岡さん。 現在はこの新車以外に、ラリーカーやそれを運ぶためのトラックを含め、合計5台を所有しているという。 「『ルノー メガーヌ R.S.』は最高出力300馬力とパワフルで、操縦性のよい4WS(後輪操舵機構)搭載なのに、約450万円というコスパのよさに惹かれて買ったんです。とは言いながら、なにより運動性能のよさ、すなわち走りがいい!というのが、いちばんのポイントでした。 私がこのところずっとラリーをやっているのもあって、モータースポーツを長くやっているルノーが作ったスポーツモデルの『ルノー メガーヌ R.S.』の走り味に惹かれたんですよね。R.S.というのは、ルノースポールの略なんです。箱根や河口湖などのワインディングロード(S字状のカーブが連続した道路)をドライブすると、最高に楽しいです」(竹岡さん・以下同) コロナ禍で車に関心を持つミドルエイジの女性が増加 仕事や子育てがひと段落して少しだけ自分の時間が増えた女性たちが、いま車に興味を持ち始めていると竹岡さんは言う。 「コロナ禍で自分と向き合う時間が増えたことで、ちょっとだけ遠くへ出かけたい欲求が生まれたかたも多いと思います。公共交通機関での移動がはばかられる中、車で自然の中に出かけて ...
清水アキラ(68)の三男で、ものまねタレントの清水良太郎(34)が今年7月、元雇用先の会社から借りていたイタリア製高級車「マセラティ・ギブリ」で交通事故を起こし、レッカー代や修理費用、慰謝料など約500万円を請求されるトラブルになっていることが「 週刊文春 」の取材でわかった。 良太郎は2006年に芸能界入りし、ものまねタレントや俳優として活動。ものまね番組に多数出演するほか、NHKの大河ドラマ「功名が辻」や朝ドラ「あまちゃん」などにも出演していた。 清水アキラと良太郎 だが2017年2月、「FRIDAY」に違法カジノ店で賭博行為を行っていたと報じられ、活動を自粛。謹慎明けの同年10月、今度は覚醒剤取締法違反(使用)の容疑で警視庁に逮捕され、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。 業務委託先の運送会社とのトラブル 良太郎は所属していた父の事務所「清水エイジェンシー」から解雇され、2018年4月から都内の運送会社X社の下請けとして働き始めた。 X社の社長・A氏が語る。 「良太郎君と業務委託契約を結び、当社が購入した2トントラックを貸して主に引っ越し業を任せていた。慣れてくると『自分で運送会社を作りたい』と言い出し、2019年6月に野球仲間を社員にしてY社を設立。当社からは運送用トラックを5台貸しました。当初は真面目に働いていたのですが、社長になった良太郎君はあまり自分で運送をしなくなり、従業員ばかり働かせるようになった」 すると2021年4月、良太郎が自宅で妻の頭をテーブルに叩き付け、ケガをさせたとして傷害容疑で逮捕される。その際、A氏は示談金を立て替え、身元引受人にもなった。 その後、コロナ禍の影響でX社の業績は悪化。報酬アップを要求する良太郎とA氏の間に溝が生じ、やがて両者は決裂。今年4月、契約解除に至ったという。 「良太郎君は3月分の売上金の支払いを求めてきましたが、Y社が負担すべき諸経費を相殺すると、当社のマイナスになる。しかしそれには目をつぶり、『支払う金額は残らない』と通告しました」(A氏) 「社用車」として返却せず乗り回していたマセラティで事故 契約解除後、Y社に貸していた運送用トラックは返却されたが、良太郎は「社用車」としてマセラティを乗り回していた。 「良太郎君が会社設立後、当社がリース契約したマセラティも貸し出していたのです。しかも、ETCカードも6月に止めるまで10万円ほど使用されていました」 そして7月4日夕刻、横浜市鶴見区の住宅街で、良太郎の運転するマセラティが路地を右折した際、道路を直進する車と衝突事故を起こしたのだ。 事故処理と警察の聴取を終えた良太郎は「自分の車ではないから」と言い、そのまま立ち去ったという。自走不能になったマセラティはレッカー業者に任せたきり、放置された。 A氏は事故から約2カ月後、レッカー業者からその顛末を知らされたという。 「良太郎君には10月、マセラティのレッカー代や修理費用など約500万円を支払うよう書面で通告しました。すると、彼は未払いの売上金などを求めて当社を提訴してきたのです」 ...