世界中にファンを持つオフロードレース
2023年5月13日に米国 ソルトレイクシティで最終戦を迎えた全米選手権のひとつ、「2023 AMAスーパークロス」で、住友ゴム工業がダンロップブランドのタイヤを供給するライダーが、「450SX」、「250SX EAST」、「250SX WEST」の全ての階級でシリーズチャンピオンを獲得。14年連続での全階級制覇を達成しました。
2023 AMAスーパークロス 450SXクラスのスタート
450SXクラスでは、上位選手が怪我で戦線を離脱するなど波乱の展開となるなか、全17戦中6戦を制し、コンスタントにポイントを獲得した「Team Honda HRC」のチェイス・セクストン選手が当該クラスで自身初のシリーズチャンピオンを獲得。
250SX EASTクラスでは7度の優勝を果たした「Team Honda HRC」のハンター・ローレンス選手が初のシリーズチャンピオンを獲得しました。
そして250SX WESTクラスでは、ハンター・ローレンス選手の弟である「Team Honda HRC」のジェット・ローレンス選手が6度の優勝に加え、全戦で表彰台に登壇するなど、他を寄せ付けない圧倒的な走りでチャンピオンに輝く結果となっています。
2023 AMAスーパークロス 250SX EASTでシリーズチャンピオンを獲得したハンター・ローレンス選手
2023 AMAスーパークロス 250SX EASTでシリーズチャンピオンを獲得したハンター・ローレンス選手
AMAスーパークロスは全米選手権のひとつで、野球場などのスタジアムに土砂を搬入し造成したテクニカルなコースで争う、世界中にファンを持つオフロードレースです。
ジャンプ、フープス、鋭いコーナーが連続するタイトなコースでの戦いにおいて、タイヤにはトラクションや制動力、コーナリング力などの高い性能が求められます。
そんな同カテゴリで14年連続全階級制覇に加え、ダンロップライダーがシーズンを通して全階級で表彰台を独占したことで、ダンロップタイヤの高い総合性能が証明される結果となりました。
同社は今後も高性能タイヤを世界中のライダーに提案し、さまざまなライディングシーンを足元から支えていく方針です。