なんと10車種超え!ホンダの現行原付二種モデルをまとめてみた
現在、国内メーカーの多くが原付二種の生産に力を入れており、中でもホンダがラインナップするモデルの数は、国内メーカーきっての多さです。
では2023年5月現在、ホンダはどのような原付二種モデルをラインナップしているのでしょうか。
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■スーパーカブ110
ホンダの王道原付二種モデル「スーパーカブ110」
ホンダの王道原付二種モデル「スーパーカブ110」
「スーパーカブ110」はホンダバイクの代表格ともいえるモデルで、現行原付二種の中でも高い人気を誇ります。そのため、納車まで半年以上かかったり、入荷の目処が立っていなかったりする場合も多いようです。
全体的に丸みを帯びたかわいらしいデザインと落ち着いた色合い、豊富なアクセサリーが揃っていることなどから女性人気もかなり高く、SNSではカブを映り込ませた風景写真やツーショットを投稿している女性も数多く見受けられます。
また、宅配用途に特化したビジネス用モデル「スーパーカブ110プロ」もラインナップしています。
「スーパーカブ110」の価格(税込)は、30万2500円です。
■PCX125
原付二種スクーター「PCX125」
原付二種スクーター「PCX125」
「PCX125」は、すぐれた出力特性と環境性能を両立した「eSP+」エンジンを搭載したバイクで、のびやかで静かな走りが特徴のバイクです。
また、販売から現在に至るまでファンからも圧倒的な人気を誇っており、一時期は日本でもっとも売れたバイクと言われたこともあったようです。
「PCX125」の価格(税込)は、36万3000円です。
■リード125

原付二種スクーター「リード125」
原付二種スクーター「リード125」
2022年3月にフルモデルチェンジされた「リード125」は、優れた実用性とスタイリッシュなデザインを兼ね備えた原付二種モデルです。37Lの大容量ラゲッジボックスや大型フックなど従来の利便性の高さはそのままに、ホンダの最新技術が多数搭載されています。
ラゲッジボックスにはヘルメットはもちろんB4サイズのビジネスバッグも収納可能なので、通勤時にも活躍できそうです。
「リード125」の価格(税込)は、32万4500円です。
■ディオ110
原付二種スクーター「ディオ110」
原付二種スクーター「ディオ110」
「ディオ110」はセンター・サイドスタンドの両方や、カバンやレジ袋をかけることができるフックを搭載しているなど、ベーシックなデザインかつ利便性の高いモデルといえます。
また、ディオ110よりも価格が低く設定されている「ディオ110ベーシック」もラインナップしています。両者の大きな違いはスマートキーシステムの採用有無のみなので、少しでも初期購入費用を抑えたい人にはおすすめといえるかもしれません。
「ディオ110」の価格(税込)は、21万7800円です。
■スーパーカブC125
原付二種パーソナルコミューター「スーパーカブC125」
原付二種パーソナルコミューター「スーパーカブC125」
前述のスーパーカブ110同様、モダンでかわいらしいデザインが特徴的な「スーパーカブC125」も高い人気と注目を集めており、中古でも新車価格と同じ、もしくは少し高めに値段が設定されているほどです。
車輪ロックを回避するABSがフロントに標準装備されているため制動力に優れており、しっかり止まれるという安心感を与えてくれます。
「スーパーカブC125」の価格(税込)は、44万円です。
原付二種レジャーバイク「CT125・ハンターカブ」
原付二種レジャーバイク「CT125・ハンターカブ」
「CT125ハンターカブ」は車両重量118kgと比較的軽いだけでなく、燃費の良さやカスタムパーツの豊富さなどから根強い人気があるモデルです。
街乗りというよりも、林道走行などのアウトドアツーリングで真価を発揮します。最近は「一人キャンプ」を代表にキャンプツーリングが注目を集めているので、CT125ハンターカブで出かけてみるのも良いでしょう。
「CT125・ハンターカブ」の価格(税込)は、44万円です。
■クロスカブ110
原付二種レジャーバイク「クロスカブ110」
原付二種レジャーバイク「クロスカブ110」
前述のCT125ハンターカブ同様に、「クロスカブ110」もアウトドアツーリングで活躍するモデルのひとつです。
クロスカブ専用のヘッドライトガードで囲われたヘッドライトの印象そのままにタフなバイクで、マッドガードによって泥はねや飛び石からの影響も抑えてくれます。
「クロスカブ110」の価格(税込)は、36万3000円です。
■ダックス125
原付二種レジャーバイク「ダックス125」
原付二種レジャーバイク「ダックス125」
「ダックス125」は、過去に販売されていた「ダックスホンダ」のスタイリングを踏襲し、2022年7月に発売されたレジャーバイクです。
前後に長く広々としたシートを備えており、タンデム走行時も安定感のある走りを楽しめます。ただ、発売から現在まで非常に高い人気を集めていることから、半年〜長くて年単位など、納車にはかなりの時間がかかることが予想されます。
■モンキー125
原付二種レジャーバイク「モンキー125」
原付二種レジャーバイク「モンキー125」
「モンキー125」は全長1710mmと、ホンダの現行原付二種モデルの中ではもっともコンパクトです。しかし、新設計の123cc空冷4ストロークOHC単気筒によりパワフルな走りを楽しめるといいます。
なお、前述のダックス125同様にこちらも発売当初から注文が殺到しているため、納車に時間がかかる場合が多いかもしれません。
「モンキー125」の価格(税込)は、44万円です。
■GROM
原付二種スポーツモデル「GROM(グロム)」
原付二種スポーツモデル「GROM(グロム)」
「グロム」はホンダの現行原付二種モデルの中で唯一のスポーツバイクです。もちろんタンデム走行も可能なので、恋人や友人を乗せながら爽快感あふれるスポーツ走行を楽しめる点が魅力といえます。
また、さらに本格的なスポーツ走行を楽しみたい人に向けてレースベース車もラインナップしています。
「GROM(グロム)」の価格(税込)は、39万500円です。
■CB125R
原付二種スポーツモデル「CB125R」
原付二種スポーツモデル「CB125R」
軽快で伸びやかな走りが特徴的な「CB125R」は全体的にスタイリッシュなデザインですが、大きな丸型ヘッドライトがどこかモダンでかわいらしい雰囲気を醸し出しています。
また、車両価格は47万3000円と、ホンダの現行原付二種モデルの中ではもっとも高く設定されてはいるものの、根強い人気を誇ります。ただ、シート高が815mmとやや高めに設定されているので、背の低い人が扱うには多少慣れが必要かもしれません。
「CB125R」の価格(税込)は、47万3000円です。
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10車種を超える圧倒的なラインナップ数を誇るホンダの原付二種は、それぞれ個性が光るモデルばかりです。どれも人気なため納車まで時間がかかりそうですが、用途によって選ぶ楽しさもあるので、バイクの購入を検討している人は参考にしてみるのも良いかもしれません。