64 Audio、4ドライバーのハイブリッド型ユニバーサルIEM「U4s」。独自の回路技術を採用
ミックスウェーブは、64 Audioの4ドライバー搭載ハイブリッド型ユニバーサルIEM「U4s」を6月2日より発売する。オープン価格だが、税込165,000円前後での実売が予想される。
フラグシップモデル用に開発した特許技術を搭載する4ドライバー構成のハイブリッド型ユニバーサルIEM。先日開催された「春のヘッドフォン祭 2023」でも試聴展示され、この度正式な発売日が決定した。
4ドライバー構成のハイブリッド型IEM
鼓膜にかかる空気圧を外に逃すことで耳への負担を軽減する独自技術「apex モジュール」を採用。標準的なIEMの遮音性を維持しながら、長時間のリスニングによる聴覚疲労を軽減するという。モジュールは標準のmX/m15/m20に、専用モジュール「m12」を加えた計4種を付属する。
装着イメージ
クロスオーバー回路には、従来の音響ダンパーとは異なる新回路技術「Electrical Low-Pass Filter」を採用する。ドライバーから不要な周波数が発生した後に音響ダンパーでフィルタリングする方式ではなく、Electrical Low-Pass Filterがドライバーに到達する前に不要な周波数を除去することで、より歪みを低減するとのこと。
筐体は人間工学に基づいたアルマイト加工アルミニウム仕様。シェルにはブルーダイヤルの時計から影響を受けたとするスレートブルーカラー、フェイスプレートにはムオ二ナルスタ隕石の破片からインスピレーションを受けたデザインを採用する。この組み合わせにより、光の加減で独特なトーンで輝く。
周波数特性は10Hz – 20kHz、インピーダンスは11Ω@1kHz、入力感度は107dB@1kHz。付属品として、レザーケース、ケーブル、シリコン/Spinfit/TrueFidelityの3種イヤーチップなどを同梱する。
付属品イメージ