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トヨタの名機「1JZ-GTE」エンジンの2次電流を1.6倍にパワーアップ! HKS「スーパーファイヤーレーシングコイルpro」登場

純正比1.6倍の2次電圧を発生させ、高回転域での失火を防止

 自動車用アフターパーツメーカーのHKSは、トヨタのマーク2(JZX100/JZX110)などに搭載されたエンジン「1JZ-GTE(VVT-i)」用のイグニッションコイルである「スーパーファイヤーレーシングコイルpro」を2023年5月31日に発売すると発表しました。

トヨタの名機「1jz-gte」エンジンの2次電流を1.6倍にパワーアップ! hks「スーパーファイヤーレーシングコイルpro」登場

HKS「スーパーファイヤーレーシングコイルpro」を装着した「1JZ-GTE(VVT-i)」

HKS「スーパーファイヤーレーシングコイルpro」を装着した「1JZ-GTE(VVT-i)」

「1JZ-GTE(VVT-i)」エンジンは、純正だと同時点火方式ですが、独立点火方式にアップグレードすることにより、効率の良い着実な点火をサポートするとしています。

【画像】1.6倍にパワーアップした2次電圧のグラフと「1JZ-GTE(VVT-i)」を搭載したトヨタ チェイサーの写真を見る(6枚)

 また、イグナイターを内蔵式にしたことにより、経年劣化による故障リスクのある純正のイグナイターが不要になったとのことです。

 さらに、「1JZ-GTE(VVT-i)」の純正ハーネスをリフレッシュすることが可能で、専用設計のブラケットおよびハーネスにより、簡単な取り付けを実現したといいます。

 また、イグニッションコイル搭載位置をブラケット上部にすることにより熱源から遠ざけ、イグニッションコイルの寿命を向上させたとのことです。

 ブラケットには、アルマイト処理を施し美観と耐久性を確保したほか、国内製のイグニッションコイルを採用することにより、高耐久、高性能を実現したといいます。

 なお、「スーパーファイヤーレーシングコイルpro」の制御には、ドエルタイムの調整が可能なECUが必要なほか、純正のプラグカバーは取り付け不可とのことなので注意が必要です。

 価格は19万5800円(税込み)となっています。

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