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国内初となる電動キックボード専用ナビゲーションシステムの実証実験を6月1日より開始

電動キックボードの利用をより安全に

「BIRD」を日本で展開するBRJ株式会社は、MS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下:あいおいニッセイ同和損保)と株式会社ナビタイムジャパン(以下:「ナビタイムジャパン)と3社共同で、2023年6月1日より国内初となる電動キックボード専用ナビゲーションシステムの実証実験を開始しました。

国内初となる電動キックボード専用ナビゲーションシステムの実証実験を6月1日より開始

BRJ株式会社・あいおいニッセイ同和損保・ナビタイムが行う電動キックボード専用ナビゲーションシステムの実証実験

BRJ株式会社・あいおいニッセイ同和損保・ナビタイムが行う電動キックボード専用ナビゲーションシステムの実証実験

 昨今では新たな交通手段として普及が進む電動キックボードは、2023年7月1日には道路交通法が改正される等、法律面や交通ルールの環境整備も進んでいることから、今後はより一層の利用拡大が見込まれています。

【画像】手軽で便利! 「BIRD」が展開する電動キックボードのシェアリングサービスを画像で見る(9枚)

 しかし、電動キックボードの利用拡大や交通ルールの複雑化に伴い、道路交通法違反や交通事故の増加も懸念されており、本格的な普及に向けては、安全啓発の対策や交通ルールを守る仕組みづくりが不可欠だという意見も多く見られます。

 今回行われる実証実験では、未知のリスクや社会・地域課題と向き合い、それらを解決する保険商品や新たなサービスを生み出すあいおいニッセイ同和損保と、経路探索エンジンの技術で、誰でも、いつでも安全・安心・快適に移動できる社会の実現を目指すナビタイムジャパンの両社の知見と技術を掛け合わせ開発された電動キックボード専用ナビゲーションシステムを、BRJが運営する「BIRD」を利用するユーザー向けに、Webアプリケーションとして提供するもので、電動キックボード専用ナビゲーションシステムの有効性や利用者の利便性を検証。

 実証実験の結果を活用し、より安全・安心に電動キックボードを利用できる環境を構築するとともに、地域の交通利便性向上を目指すといいます。

国内初となる電動キックボード専用ナビゲーションシステムの実証実験を6月1日より開始

電動キックボード専用ナビゲーションシステムの実証実験アプリのイメージ

電動キックボード専用ナビゲーションシステムの実証実験アプリのイメージ

■実証期間

2023年6月1日~(終了時期は未定)

■実証実験のシステム内容

 専用のWebアプリケーションで到着ポートを指定することにより、独自のアルゴリズムで交通ルール、交通量、道の幅、等を考慮した電動キックボード向けの最適ルートを案内します。専用Webアプリケーションには、BIRDのポート情報やジオフェンシングによって制御されているゾーンがマップ上に組み込まれています。

■電動キックボード専用ナビゲーションWebアプリケーションの利用方法

 今回の実証実験では、BIRDアプリケーション内でポップアップ通知を行い、ユーザーは同サービスのWebアプリケーションへワンタップで遷移できます。

 Webアプリケーション上で行先を指定し、「ここへいく」から経路確認ができます。

■対象エリア

東京都立川市、昭島市、武蔵村山市、東大和市、国立市、国分寺市、小平市

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