モーターサイクルショー2023で、アライヘルメットは完全新作となる「ツアークロスV」を発表した。どんな特徴があるのか紹介しよう。
文・写真:オートバイ編集部
アライヘルメット「ツアークロスV」の特徴
11年ぶりの刷新でオン・オフのスタイルチェンジも可能に
各会場とも大盛況だったモーターサイクルショー2023。その最初の開催会場である「第39回 大阪モーターサイクルショー2023」でアライヘルメットから発表されたのは完全新作の「ツアークロスV」だ。
ツアークロスVは現行モデルのツアークロス3から全面的に進化させたニューモデルで、最新の安全性能・快適機能を備えたアドベンチャー・ツアラーに適したヘルメットだ。
結果として、基本的なスタイルはアドベンチャーだが、バイザーを外すことでオンロードヘルメットのような外観となり、バイザーは残したままシールドを外してゴーグルを着用すれば本格的なオフロードスタイルにもできる。用途によってオン・オフのスタイル切り替えに長けたモデルとなっているのだ。
画像: アライヘルメット「ツアークロスV」の特徴
アライヘルメットなので、安全性へのこだわりは言わずもがなだが、通常のグラスファイバーよりも繊維密度を高めたグラスファイバーを、さらに改良を重ねたアライ独自の最新素材で作られた「PBーcLc2帽体」を採用。JISだけでなくスネル規格もクリアしている。
発売は2023年夏を予定。会場では参考出品カラーも多く展示されていた。全色が市場投入されるかは不明だが、発売が待ち遠しいのは間違いない。
モーターサイクルショーでの展示ということもあり、参考出品カラーが豊富だったツアークロスV。間違いなく力の入った新商品であるということでもある。
昨今のツーリングライダーのインカム装着率の高さを考えて、インカムの密着性を高めるフォルムを考案。細かな部分にまで進化をしているので、現行モデルのユーザーは買い替えの検討もしやすいかもしれない。
アライヘルメット「ツアークロスV」の公式動画
ツアークロスVのプロモーションムービーがアライヘルメットのYouTubeチャンネル公開された。空撮を交えたかっこいい走行シーンにも要注目。
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