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阪神18年ぶり優勝! まさかの“ド迫力”「タイガースファン専用車」!? 鮮烈イエロー輝く「激レア三菱車」とは

「アレ」記念!? まさかの「タイガースファン」専用車あった!

 2023年9月14日、プロ野球、セ・リーグの阪神タイガースが2005年以来、18年ぶりに優勝を勝ち取りました。

 

 そんな阪神タイガースですが、実は2003年に三菱が“タイガースファン”に向けた特別仕様車を販売していたことはあまり知られていません。

阪神18年ぶり優勝! まさかの“ド迫力”「タイガースファン専用車」!? 鮮烈イエロー輝く「激レア三菱車」とは

18年ぶり「アレ」おめでとう!

18年ぶり「アレ」おめでとう!

 三菱「阪神タイガース エディション」は軽ハイトワゴン「eKスポーツ」「eKクラッシィ」、軽商用車「ミニキャブバン」に用意された地域限定の特別仕様車です。

【画像】「えっ…!」 これが「阪神ファン専用車」です!(33枚)

 第一弾として登場したのが、ベーシック軽ハイトワゴンシリーズ「eK」シリーズの第3弾モデルとして同年5月に発売されたeKクラッシィがベースの「eKクラッシィ 阪神タイガース エディション」で、まだ阪神タイガースが優勝していない8月20日に登場。

 エクステリアでは、阪神タイガースのイメージカラーを彷彿(ほうふつ)とさせたイエローソリッドを専用色として採用。また同系統のペールベージュソリッドも用意しています。

 フロントには、当時の阪神タイガースの活躍にふさわしいということでメッキグリルを装備したほか、「HANSHIN Tigers」と「2003」のロゴをあしらったピンストライプをボディ側面上部に貼付。

 ボディ側面下部には「HANSHIN Tigers」のロゴと円形の球団マークをあしらったロゴストライプを装備し、テールゲートにも球団マークを装着しています。

 極めつけはドアを開けた際に、応援歌「六甲おろし」のメロディが流れるオルゴールを装備するほか、キーレスは専用イエローとなり、キー本体には阪神タイガースの「H」と「T」を組み合わせたマークと、メモリアルイヤーを象徴する「2003」のロゴをあしらっています。

 さらに、成約者には「阪神タイガース優勝祈願だるま」(高さ約17cm、イエローにブラックの虎模様)をプレゼントとして用意するなど、“フル阪神タイガース”仕様となっていたことが特徴です。

 近畿2府4県(大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、兵庫県)と、北陸2県(福井県、石川県)、四国3県(香川県、徳島県、高知県)、中国5県(岡山県、広島県、島根県、山口県、鳥取県)、三重県、埼玉県、福島県の一部で、限定203台が用意されました。

 9月15日の優勝から4日後、9月19日には主に自営業を営む阪神タイガースファンのユーザーを対象とした「ミニキャブバン 阪神タイガース エディション」を発売。

 クオーター部に球団マークをデザインした大型ステッカー(HANSHIN Tigers のロゴ入り)を貼付。eKクラッシィよりは控えめな特別装備ですが、タイガースファンであることをアピールします。

 販売エリアは近畿2府4県に北海道、山形県、栃木県、千葉県、香川県、高知県と限られ、台数も50台に絞られています。

 そして3週間後に日本シリーズを控える9月26日には、eKシリーズでもスポーティモデルであるeKスポーツにも、「eKスポーツ 阪神タイガース エディション」が設定されました。

 エクステリアは阪神タイガースの縦じまユニフォームカラーの白と黒を彷彿とさせるホワイトソリッド、ブラックマイカの計2色が設定されたほか、eKクラッシィ同様のピンストライプを装着。

 さらに、インテリアには虎柄のリングで囲まれたタコメーターや、阪神マーク入り縦じまCD・MDプレーヤーを装備。前席にはセ・リーグ制覇記念タグがあしらわれ、ステアリングの前に「HANSHIN Tigers」を刻み込んだ夜間に光るネームプレートを採用するなど、阪神タイガース エディションシリーズでも最も気合の入った仕様でした。

 販売地域はさらに縮小され、近畿2府4県に限定されましたが、成約者プレゼントを引き続き設定。番号ステッカー(0から9)がプレゼントされ、お気に入りの選手の番号を貼ることができました。

 なお、大手中古車サイトでは9月14日現在、eKクラッシィ1台のみが掲載されており、それぞれ登場から20年が経過していることから、もし熱心なタイガースファンであるならば、早めに手を出したほうがよさそうです。

※ ※ ※

 2003年の阪神タイガース優勝時は、時計やゲーム機などさまざまな記念グッズが発売されましたが、記念仕様のクルマが用意されたのは三菱だけでした。

 18年ぶりの優勝となる今年、どのような記念グッズが登場するのか、はたまた記念車が登場するのか、待ち遠しいところです。

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