まるで「F1マシン」!? レーシングカーのようなスーパーカーを自作
ユーチューバーの「King OF Crafts」は、クルマや銃などを段ボールで再現したり、FRPを用いてスーパーカーを再現するDIY系ユーチューバー。そんなKing OF Crafts氏が、2022年11月に「DIY F1」とも呼ぶべき自家製スーパーカーを完成させ、動画を投稿しました。
レーシングカーのようなフォルムをしたこのクルマは3Dプリンターで形成されたといいますが、どのようなクルマなのでしょうか
King OF Craftsが作成したレーシングカーのようなフォルムの「DIY F1」
【画像】まるでレーシングカー! 自家製スーパーカー「DIY F1」の作成工程を画像で見る(75枚)
King OF Craftsはこれまでに、メルセデス・ベンツ「Gクラス」やロールスロイス「ボートテール」などを段ボールで再現したり、ポルシェ「918スパイダー」やランボルギーニ「ウラカン」をFRPや金属製のパイプを用いて再現してきました。
King OF Craftsは、まず金属製のパイプを溶接し、シャシーを作成。これに、同じように金属製のパイプを加工したパーツでサスペンション機構を再現したモジュールやモーターを取り付けていきます。
次に、ボディカウルを3Dプリンターで出力したパーツを組み合わせて作り上げ、それを補強することで作成します。これをシャシーと組み合わせ塗装するとおおよそ完成です。
さらにホイールキャップや灯火類、ミラー、ウィンドウ、シート、こぶりな四角形のハンドルなどを取り付け、ディテールを整えています。
実際に公道を走行している様子も動画にされており、速度はかなり控えめのようですが、少なくとも走行できる強度はあるようです。
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明示されていませんが、完成したクルマは、ベトナムのプロダクトデザイン会社「bandit9」が開発する電気自動車の「MONACO」を模したもののようで、ロゴなどが配されています。
MONACOは、現在まだ発売されていませんが、予約を受け付けている状態で2023年第3四半期より配送が行われるようです。
世界にまだ存在していないスーパーカーを自らから再現してしまうKing OF Craftsの気概に脱帽です。