電動セダン「ID.7」をベースにしたスポーツモデル
独フォルクスワーゲン（VW）は2023年9月8日、高性能EV（電気自動車）セダンのコンセプトモデル「ID.X Performance（ID.Xパフォーマンス）」を欧州にて世界初公開しました。
【画像】558馬力の高性能セダン VW「ID.Xパフォーマンス」を写真で見る（10枚）
新型ID.Xパフォーマンスは、VWの新世代EV「ID.ファミリー」初のセダンモデル「ID.7」をベースとした高性能セダンです。
エクステリアにはカーボン製のフロントスプリッターやリアディフューザーを装備するなど、スポーティな独自の外観となっています。さらに巨大なリアウイングもカーボン製で、ダウンフォースを確保します。
またスポーツサスペンションを装備することで、標準よりも60mm低い全高を実現しています。これはパフォーマンスに大きく貢献し、ハンドリングをさらに機敏にするといいます。
トルクはビークルダイナミクスマネージャーによって制御され、リアアクスル・ディファレンシャルロックの動作も管理されます。この機能は、センターコンソールにある対角17センチの画面を備えたセンターディスプレイで制御可能です。
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今回登場したコンセプトモデル、ID.Xパフォーマンスの市場投入予定は未定ですが、2023年5月に写真のみ公開されたID.7のパフォーマンスモデル「ID.7 GTX」との関係性が気になるところです。
