(ブルームバーグ): 全米自動車労組(UAW)が3大自動車メーカー(ビッグスリー)に対するストライキに入って2日目の16日も、UAWと会社側の舌戦は続いた。
ステランティスの幹部が、同社の組合員にとって優先事項であるイリノイ州にある休止中のジープ工場についての「説得力のある解決策」を組合が拒否していたと明らかにした。
ステランティスは今春、1300人以上を雇用していたイリノイ州ベルビディアのジープ工場を、電動化シフトにコストがかかることを理由に休止させ、組合の怒りを買った。
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スチュワートCOOは「われわれは、ベルビディア地域の雇用とベルビディアの解決策について、非常に説得力のある提案をした」とした上で、同案は「契約が切れる前に解決することが条件だったので、全ての項目を再検討する必要がある」と述べた。
United Auto Workers Go On Strike After Contract Talks Break Down
これに先立ちUAWは、16日にフォードと「それなりに生産的な話し合い」を行なったと明らかにしていた。
原題:Stellantis Says UAW Rejected Offer on Jeep Plant in Illinois (2)(抜粋)
–取材協力:David Welch.
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