「還暦過ぎのクルマ選び!」 モータージャーナリストがいま本当に欲しいクルマはこれ! 清水草一が選んだマイホット20 1位は国産V8自然吸気エンジンのあのモデル
【写真41点】「還暦過ぎのクルマ選び!」 モータージャーナリストがいま本当に欲しいクルマはこれ! 清水草一が選んだマイホット20 1位は国産V8自然吸気エンジンのあのモデルの詳細画像をチェック
2023年版エンジンHT100ニューカー・ランキングス! 自動車評論家41人がもう一度自分の本音と正直に向き合い、”愛”と”欲望”でいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! いまクルマ選びはいったい何が正解なのか? どんなクルマがいいのか? 満足が得られるクルマはどれか? 自動車大変革期のいま、41人の自動車のプロたちが欲しいと思ったクルマを公表します! 自動車評論家の清水草一さんが選んだマイホット20の1位は?上位に国産勢が並んだ!
還暦を過ぎ、欲望が収縮しつつあると感じています。これまで54台クルマを買いましたが、55台目が遠いようにも思えます。速すぎるクルマにも、気持ちが引くようになりました。でもそれは自然なこと。だから無理せず自然体で、心に刺さったクルマたちを選びました。上位に国産勢が多数並んだのは、日本人として嬉しかった。これぞ原点。
20位 フォルクスワーゲン・ゴルフ(GTI、R含む)
2リッター・ディーゼルの出来が最高にいい。すべてのディーゼルの中で、トップ級に素晴らしい。もちろん実用性は満点。ロングドライブに行きたい。
19位 ポルシェ・タイカン&タイカン・クロスツーリスモ(4、4S、GTS、ターボ含む)
スポーツ・モードで首都高を走った時の異次元感が忘れられない。音や光の演出のおかげで、完全にUFOに乗っているみたいでした。尊敬しています。
18位 トヨタ・プリウス(PHEV含む)
まさかこんなスーパーカー・ルックで登場するなんて!このデザインだけで価値がある。しかもPHEVモデルは、自給自足が楽しめます。
17位 スバルWRX S4
新開発のCVT「スバル・パフォーマンス・トランスミッション」がものすごくイイ。2.4リッターになったエンジンもトルキーで実用性能抜群。
16位 日産サクラ
ニッポンの地方のゲタとして、こういうEVに出てきて欲しかった。エクステリアやインテリアも上質だ。オシャレ文房具みたいで、一台欲しくなる。
15位 ヒョンデIONIQ5
EVとしての実力の高さに敬服するしかない。中でも凄いのは充電性能。本国では、最大出力350kWの超急速充電に対応しているというんだから仰天だ。
14位 トヨタ・ヤリス
ヤリス・ハイブリッドでリッター38.8km/リッターを叩き出した時の感動が忘れられない。この燃費って世界新記録では? みたいに感じるんですよ。
13位 シトロエン・ベルランゴ

12位 テスラ・モデルY
充電の利便性含め、EVの中では、テスラが抜けている。モデルYロングレンジの実航続距離(約500km)に関心。速度を上げてもあまり電費が落ちないのが凄い。
11位 フェラーリ・ローマ(スパイダー含む)
ローマは、あまりにもフォルムが美しい。クラシックフェラーリを思わせるシンプルな美しさに満ちている。スパイダーにはさらにウットリ。
10位 フィアット500e
文句なしにカワイイくて品がある!これが本物のお嬢様でしょうか。どんな苦難(?)が待っていようとも、それを乗り越えて、デザインだけで買い!
9位 ランドローバー・ディフェンダー(90、110、130含む)
真四角だけど丸みのあるフォルムは、武骨で愛嬌があって威風堂々としている。直6ディーゼルのフィーリングも最高。やっぱり内燃機関っていいな。
このデザインとV12エンジンの組み合わせを見たら、「フェラーリよ、お前もSUVなのか」とは誰も言えないだろう。フェラーリに一本取られた。
7位 ホンダ・シビック(タイプR含む)
私はシビックe:HEVの大ファンなのです。2リッター自然吸気エンジンのフィーリングが、ものすごく気持ちいいのです。タイヤを直接駆動してないのに!
6位 フェラーリ296GTB(GTS含む)
V8がV6になり、ハイブリッド化されたことに一抹の不安を抱いていたが、V6ターボがこんなにいい音するなんて!これぞフェラーリサウンド。
5位 レンジローバー(LWB含む)
あまりにも美しいけれど、乗ったらさらに凄かった。この乗り心地の良さは何なんだ。こんなサスがこの世にあったのか。2000万円は安い。安すぎる。
4位 日産フェアレディZ◆3位は、日本が誇るライト・ウエイト・スポーツ! 続きはENGINEWEBで!!
文=清水草一
(ENGINE2023年9・10月号)