CX-8は後席を倒せば180cm以上の荷室で「車中泊」も可能！
マツダは2022年11月2日、プレミアムな3列シートSUVとしてロングセラーモデルとなっている「CX-8」を大幅改良しました。発売は12月下旬の予定です。
デザイン変更や走行性能の向上といった改良が施される一方、ちょっとカジュアルな特別仕様車「Grand Journey（グランドジャーニー）」も、車中泊好きのアウトドアユーザーにとって注目したいモデルとなりそうです。
プレミアムな3列シートSUVのマツダ「CX-8」へ2022年11月に追加されたちょっとカジュアルな「Grand Journey（グランドジャーニー）」はアウトドア派注目の特別仕様車だ！
2017年のデビュー以来、度重なる改良を続けるCX-8は、2022年に新型「CX-60」が登場するまでは、国内のマツダSUVにおけるフラッグシップという位置づけも担ってきた高級モデルです。
【画像】「どこが違う!?」マツダの高級SUVに現れたカジュアル仕様「グランドジャーニー」を写真で見る（54枚）
また「ビアンテ」や「プレマシー」「MPV」といった3列シートミニバンのラインナップが消滅したマツダにとっては、代替ユーザーの受け皿ともなりましたが、同時に他社のミニバンと比較検討する新規顧客も増えたといいます。
そんな主力モデルのCX-8が、またマイナーチェンジを実施しました。
最新の魂動（こどう）デザインを取り入れたデザイン面の進化に加え、CX-60など新世代商品で開発した技術の採用によるダイナミクス性能の進化、利便性と安全性の向上など、多岐に渡る改良をおこなっています。
公式サイトには「上質さとアウトドアに映える逞（たくま）しさ」と記されていて、CX-8が本来持つプレミアムなキャラクターを活かしつつも、内外装デザインをカジュアルに変化させています。
フロントグリルはガンメタリックに塗装。前後バンパーのセンターガーニッシュにはシルバー塗装を、またドアミラーにグロスブラックを、さらに切削加工の19インチアルミホイールにはブラックメタリック塗装を加えました。
内装では、明るいグレージュ色のレザレット（合成皮革）をシートのサイド部に採用。上質さとともに、手入れのしやすさや汚れの拭きやすさにも配慮し、アウトドアユーザーの用途に対応します。
そんなCX-8は、2列目席（セカンドシート）と3列目席（サードシート）を前倒しすることで、広大な荷室を確保できます。
しかもセカンドシートが一体化した7人乗り仕様なら、前後で1800mm以上のほぼフラットな床面をつくりだすことができます。
マツダでもこの空間を活かし、車中泊ユーザー向けの純正アクセサリー「BED CUSHION（ベッドクッション）」を用意しています。
難燃性素材を用いた6つ折りのマットレスで、展開すると縦186cm×横51cm。CX-8の荷室には2セットを並べることができます。
未使用時には小さく折りたたむことが可能なほか、ひとつだけ取り外し5つ折りの状態（縦の長さは約155cm）で展開することもできるので、より短い荷室の車種で活用することも可能です。
消費税込み価格は1セット（片側）で4万700円、2セット（両側）で8万1400円です。
※ ※ ※
アウトドアユーザーに向け、新たな魅力を届けるCX-8 特別仕様車のグランドジャーニーはAWD（4WD）のみの設定です。
消費税込み価格は2.5リッターガソリンエンジン搭載の「25S Grand Journey」が399万9600円、2.2リッターディーゼルターボ搭載の「XD Grand Journey」が438万2400円となります。
![今やスバルの屋台骨を支えるフォレスターとクロストレック……ご先祖は初代インプレッサ[グラベルEX]だった](https://cdn.jp.topcarnews.info/wp-content/uploads/2024/04/22223852/2dc7e393d03227ae8e3e31388ad6d8c91713811132.jpg)
![どんなセダンとも似ていない！ [トヨタ アリスト]は最強の乗り物だった！](https://cdn.jp.topcarnews.info/wp-content/uploads/2024/04/22151711/30be358e4b1ffcf1a3cb1f34f32b33be1713784630.jpg)
