ガーミンジャパンは12月16日、タフネスアウトドアGPSウォッチ「Instinct(インスティンクト)」シリーズより、ウォッチフェイスにアナログ時計を組み込んだハイブリットモデル「Instinct Crossover(インスティンクト クロスオーバー)」シリーズを発売する。 Instinctシリーズは、アメリカ国防総省が定める標準規格であるMIL-STD-810をクリアした頑丈さを誇りながら、本格スマートウォッチとしての機能も充実させることで、デイリーユースから過酷な自然環境まで使用できるアウトドアGPSウォッチとなる。 Instinct Crossover Dual Power Instinct Crossoverは、二重ベゼルを採用した大胆で頑丈な時計の本体に、発光アナログ時計針が収められたハイブリットモデル。外衝撃による時計の針のズレを検出し、GPSで自動補正する独自テクノロジーによるRevoDriveを搭載している。 ディスプレーは高解像度(176×176)で、発光アナログ針の背後にあっても、時計・デジタル画面双方が見やすいデザイン性を実現しているほか、計測データの表示時は、表示の邪魔にならない位置に時計針が自動的に動く仕様になっている。 また耐久性が要求されるアクティブシーンだけでなく、毎日の健康維持をサポートするヘルスモニタリング機能や30種類以上を搭載したスポーツアクティビティー機能も充実。 Instinct Crossover Dual Power Tactical Edition Instinct Crossover(オンライン限定) ...
ELSA GALUDA G4-AD S550E エルザ ジャパンはこのほど、キャプチャーカードを標準搭載したストリーマー向けデスクトップPC「ELSA GALUDA G4-AD S550E」のラインアップにRTX 4080/4090を搭載した新構成モデルを追加、同社直販「ELSA ONLINE SHOP」で予約販売を開始した(出荷開始は2023年1月下旬以降の予定)。標準価格はRTX 4080搭載モデルが49万7800円、RTX 4090搭載モデルが57万7800円(ともに税込み)。 ミドルタワー型筐体を採用するRyzen 7 5800X搭載デスクトップPCで、AVerMedia製PCIeキャプチャーカード「Live Gamer HD2-C988」を標準で備えてるのが特徴だ。メモリは32GB/64GBを、ストレージは1TB NVMe ...
ホンダの研究子会社である本田技術研究所が独自AIの研究を進めている。「人と分かりあう」ことができる協調人工知能「Honda CI」(CIはCooperative Intelligenceの頭文字)という技術で、これを搭載する小型の乗り物(マイクロモビリティ)を2030年の実用化を目指して開発中だ。どんな技術なのかデモを見てきた。 ホンダのサイコマ ホンダがAI搭載車両を研究中! ホンダのCI搭載車がタクシー代わりに? Honda CIを活用したマイクロモビリティの主な技術は2つある。「意図理解・コミュニケーション技術」と「地図レス協調運転技術」だ。これらの技術を使うとどんな乗り物ができるのか。ホンダが搭乗型マイクロモビリティ「サイコマ」(CiKoMa)という乗り物で説明した。 サイコマは1人~複数人の乗車を想定した電動マイクロモビリティ。必要なときに呼び出し、目的地に到着したら乗り捨てるような使い方を想定しており、街中や観光地での「ちょい乗り」で役立つ手軽な移動手段を目指している。ホンダでは機能に応じて作り分けた3種類のサイコマを公開。これらのデモを見たり、実際に乗ったりすることができたので、内容をレポートしたい。 最初に体験したのはタクシー代わりに使えそうなサイコマだ。この車両、高精度地図に頼らずカメラで周辺環境を認識しながら走行し、基本的には自動で目的地に運んでくれるのだが、車内のジョイスティックを操作すれば乗員が思った方向に道路を右左折してくれる。 前と左右の計3台のカメラで周辺を認識しつつ自動走行するサイコマ。基本はナビで設定した目的地に自動運転で向かうが、道の途中で寄りたいスポットを発見したらジョイスティックで右左折を指示できる。散歩するように目的地を決めずに走らせ、寄り道しながらぶらぶらするような乗り方も考えられる こういう乗り物であれば免許のない人、例えば子供が1人で乗って移動するような使い方も考えられるかもしれない。右端がジョイスティックの写真 次に見たのはマイクロバス型(4人乗り)のサイコマ。こちらの車両は茨城県常総市の「水海道あすなろの里」と「アグリサイエンスバレー」で実証実験を行う予定だ。 この車両で体験できたのは、ドライバーの意識や状態を読み取り、気が付いていないリスクについて注意を促す技術。ドライバーモニターカメラで運転手の視線を認識し、近づいてくる自転車や前を横切ろうとする歩行者などに本人が気づいていないと判断した場合は音や画面表示で知らせる。 目の前の画面で視線と顔の向きがモニタリングされていた 3つ目のサイコマは1人乗りを想定。大勢の人が行き交う広場などで、ほんのちょっとした移動をサポートしてくれそうな乗り物だ。 1人乗りを想定した「サイコマ」 この車両は人の意図を読み取る技術を搭載。人間と音声で対話しながら、「どこどこの店の前に来て」「(指をさしつつ)そこに止まって」「やっぱり赤い自動販売機の前に来て」といった指示に従って自動走行し、望みの場所まで迎えにいく。指示された場所に到着した際、そこに複数の人がいて誰に呼ばれたのか分からない場合は、サイコマの方から「赤い服を着ていますか?」「スマホを操作していますか?」などの質問を発し、本人を特定する。 敷地の広いショッピングモールやアウトレットなどで役に立ちそうな乗り物だ気になるのは、これらの技術や乗り物を使ってホンダがどんなビジネスを構築していくのかだが、デモを前に挨拶した本田技術研究所 ...