トヨタ自動車(以下:トヨタ)とKINTOは12月8日、新しいクルマのサブスクサービスとして、「KINTO Unlimited」を発表、今冬発売する新型プリウスの一部グレードより提供を開始する。
KINTO Unlimitedでは、KINTOが提供するサブスクサービスをベースに、新たにクルマを届けた後の「進化」と「見守り」を通じてクルマの価値を維持し、その分を、サブスクの月額利用料の引き下げにあらかじめ充てることで、ユーザーが本サービスをリーズナブルに利用できるようにしていくという。
サービスの内容としては契約したクルマに対し、ソフトウェアとハードウェアのアップグレードを提供することで、クルマを届けた後の「進化」を実現する。
アップグレードレディ設計を施した新型プリウスへの施工作業(イメージ図)
コネクティッドドライブトレーナーによるアドバイス(イメージ図)
さらにコネクティッドサービス「T-Connect」を通じて、細部にわたるユーザーの運転データを収集・分析することで、ユーザーごとに異なる安全な運転や燃費の向上につながるポイントを、専用のアプリを通じてアドバイスするサービスを提供(当面、実証実験と位置づけるため、費用負担なし。将来的に、サブスクの月額利用料に含めて提供)。
なお、両社は「アップグレード」と「コネクティッド」の提供開始に向けて、2023年2月を目途に、KINTO Unlimited専用のアプリを公開する予定。
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