トヨタ自動車の米国部門は12月14日、新型『プリウス』(Toyota Prius)を2023年1月、米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は、2万7450ドル(約370万円)と発表されている。 ◆モーターのトルクは従来型比で約20%増加 新型プリウスには、第5世代のハイブリッドシステムを搭載する。駆動方式FFの米国仕様車の場合、「M20A-FXS」型2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは最大出力194hp、最大トルク19.2kgmを発生する。0~96km/h加速は7.2秒と、従来型の9.8秒に対して、26%速くなった。 また、駆動方式AWDの米国仕様車の場合、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは最大出力196hp、最大トルク19.2kgmを発生する。0~96km/h加速は7.0秒だ。AWD車には、モーターで後輪を駆動する電動オンデマンドAWDシステムを採用した。発進時や雪道などの滑りやすい路面において、安定した走行性能を追求している。 ハイブリッドシステム全体のパワーは、従来型に対して約60%向上した。また、エンジンのトルクも従来型比で約16%増しており、モーターのトルクも従来型比で約20%増加し、21kgmとしている。 バッテリーは新開発のリチウムイオン。従来モデルのニッケル水素バッテリーよりも、15%出力が向上しているという。なお、日本仕様に設定される1.8リットル版は、米国では用意されない。 ◆新型はこれまでで最も燃費の良いプリウスに 新型は、これまでで最も燃費の良いプリウスになるという。米国仕様車のEPA(米国環境保護局)燃費は、FF駆動の「LE」グレードで、57マイル/ガロン(約24.2km/リットル)になる見通し。 新型プリウスは、第2世代の 「TNGA-C」プラットフォームをベースにしている。従来型と比較して、軽量化と剛性の向上により、低重心化を図っている。日本でデザインされた新型プリウスは、モダンで進歩的、かつ控えめなスタイルを内外装に表現している。 エアロダイナミクス性能を追求した新型プリウスは、前面空気抵抗を示すCd値が0.27。ルーフラインを従来型よりも約50mm低くし、よりアスレチックなフォルムを実現したという。車両のフロントは従来型よりも約25mmワイド化されており、モダンなスタイルにダイナミックさを融合した、と自負する。 ◆12.3インチの「トヨタ・オーディオ・マルチメディア・システム」 ハイブリッドのパワーは約60%向上、トヨタ プリウス 新型…2023年1月米国発売へ 米国仕様車には、テキサス州に本拠を置くトヨタのコネクテッドテクノロジー部門が設計した12.3インチの「トヨタ・オーディオ・マルチメディア・システム」がオプション設定される。また、新型プリウスの顧客には、「Over-the-Air(OTA)」アップデートなど、さまざまなコネクティビティや便利な機能にアクセスする機会が用意されている。 新しいトヨタ・オーディオ・マルチメディア・システムは、デュアル Bluetooth電話接続を可能にした。標準装備されるワイヤレスの「Apple CarPlay」 ...
2022年6月25日に発表されたフィアット初の電気自動車「500e」に試乗する機会が訪れた。瞼が半分閉じたような目つきの500eは、愛くるしいデザインのEV車として注目を集めている。 【フィアット 500e「Open」】 全長3,630mm×全幅1,685mm×全高1,530mmという日本の道路環境において扱いやすいボディサイズのAセグメントで、エントリーグレードの「Pop」と上級グレードの「Icon」、そしてIconと同等装備のカブリオレ「Open」の3グレード展開で、試乗はOpenグレードで高速道路を中心に約100kmを走行。電費は7.5km/kWhだった。 バッテリー容量は42kWhでリチウムイオンバッテリーを床下に搭載。WLTCモードで航続距離は335kmというスペック。試乗開始時SOC100%の表示で、航続可能距離は268kmと表示されている。もっとも道路状況によっては回生エネルギーを多く回収できれば航続距離は表示よりも伸びる。反面、回生ブレーキの使える場面が少ない高速走行では距離が短くなることもある。 今回の試乗では返却時SOC63%で航続距離は146kmと表示されていたので、実走行の100kmより多い120kmを走行した計算になる。やはり高速走行が多いと走行可能距離が短くなってしまうわけだ。 それと現状課題になっているのが急速充電用のアダプターがまだ国内にデリバリーされていないことがある。半導体問題もあり、納期は遅れ年明けを予定しているということだ。 正面から見ても愛らしさ抜群のルックス また、購入を検討している人が気になるのは、サブスクリプション(リース販売)のみのモデルであることだ。これを残念と思う節もあるが、EV車の下取りを考えた時、現状バッテリーのリサイクル、リユースの環境が十分でないことから、格安になってしまうケースがままある。 そうした場合、リースであれば下取りの不安はなく、リースアップ時に別のモデルへの乗り換えや気に入った場合は買取りということも可能になるので、現状リースという販売方法はユーザーフレンドリーと言える施策だ。 メーカーとすれば常に自社でバッテリーが管理でき、中古車のリースまで展開できればバッテリーのライフサイクルでの回収まで責任を持つことができるわけで、SDGsの「作る責任、使う責任」といった項目にも適合するわけだ。 さて、そうした実用面ではじっくり検討する要素が残っているものの、この500eの見た目や走行性能など所有する喜びはひとしおだ。 トランクを開けると自動でルーフが少し畳まれる 試乗したOpenはルーフが大きく開き、オープンエアのEVは希少な存在だ。もちろんフル電動で開閉し、トランクを開けるときは自動でルーフが少し畳まれるプログラムも組み込まれている。ただ、ルーフフレームやピラーなど骨格部分はそのまま残るため、屋根の天板のみが開くスタイルで、これはICE搭載のフィアット500Cと同じだ。 だから外からの見た目はオープンカーというより大きく開放的なサンフルーフにも見えるものの、室内からは完全なオープンエアに感じられる心地よさがあるのだ。 そしてなんといっても500eの特徴はスタイリングにある。可愛らしいフェイスは何者にも似ておらずフィアット500の世界観でデザインされ、瞼を半分閉じたようなヘッドライトデザインは誰をも笑顔にする魅力がある。その下にある丸い灯火はウインカーで、点灯すると頬を染めたようにも見え、どこまでも可愛らしさが追求されているのだ。 インテリアも独創的で、スタアリングはD型デザインで2本スポークだ。そのスポークに先端のACC類やオーディオ、電話などの操作系がまとめられており、クラシカルな印象もありつつ装備は最新という安心感がある。 ダッシュボードには丸みを演出するトリムで柔らかさが表現され、デジタルの冷たい印象を受けない工夫がされている。メーター表示ではいくらでも情報表示可能なデジタルではあるが、バッテリ残量は一眼でわかるイラストを使うなどの工夫が盛り込まれていて好ましい。 また置くだけで充電できるスマホ・トレイにはトリノの街並みがデザインされ、ナビは10.25インチのモニターがインストルメントパネル中央に配置されている。Apple car ...
戦車道大作戦実行委員会は、iOS/Android向けアプリ「ガールズ&パンツァー 戦車道大作戦!」において、本日12月14日より、アニメ10周年記念博覧会衣装生徒が登場する「ガールズ&パンツァー博覧会ガチャ」を開始した。 以下、発表情報をそのまま掲載しています ■アニメ10周年記念博覧会衣装のあんこうチームが生徒ガチャに登場! 「ガールズ&パンツァー 戦車道大作戦!」アニメ10周年記念博覧会衣装をまとったあんこうチームが登場! 12月14日(水)15時から、「ガールズ&パンツァー博覧会ガチャ」を開催いたします。本ガチャには、12月16日(金)から開催される「10th Anniversary ガールズ&パンツァー博覧会 ~これまでと、これから~」のキービジュアルの衣装を着たあんこうチームが登場いたします。ぜひご確認ください。 「ガールズ&パンツァー博覧会ガチャ」開催期間 12月14日(水)15:00~12月31日(土)23:59 「ガールズ&パンツァー博覧会ガチャ」新規登場生徒 ★5 西住みほ[博覧会]NEW! ★5 武部沙織[博覧会]NEW! ★5 五十鈴華[博覧会]NEW! ★5 ...
ステランティスジャパンはジープ「ラングラー」の限定モデルを発売した。ラングラーで最もハードアコアなモデル「ルビコン」のショートホイールベース・2ドアモデルで、台数は200台限定だ。 限定車専用色「レインC/C(紫色)」を含む2色のボディカラーを設定 卓越した悪路走破性を誇るラングラーの中で、ひと際高いオフロード性能を誇る「ルビコン」。シビアな状況下で圧倒的なトラクション性能を発揮するロックトラックフルタイム4×4システムや、フロントサスペンションのストローク量を任意に拡大できる電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステムを装備している。 泥濘地で高いグリップ力を発揮するマッドテレインタイヤなどを備えたハードコアモデルに今回、取り回し性能に優れた2ドアモデルが限定車として登場した。 2ドアモデルは4ドアモデルに対して全長、ホイールベースともに550mm短く、悪路での小回り性能や車体下部が路面に干渉しづらいというメリットがある。最小回転半径は5.3mと小さく、市街地での取り回しにも優れている。ボディカラーは紫色の「レインC/C」を特別に設定(限定102台)。人気の「ブラックC/C」(同98台)も選べる。 なお、パワートレインは3.6LのV型6気筒エンジン(最高出力284ps、最大トルク347Nm)に8速オートマチックトランスミッションが組み合わされ、大排気量エンジンと軽量ボディの組み合わせによる力強い走りを発揮する。 装備は4ドアモデルのルビコンに準じており、LEDヘッドライトや車両前後の状況を確認できるオフロードカメラ、フロントシートヒーター付レザーシート、Apple CarPlay/Android Autoに対応したオーディオナビゲーションシステム(Uconnect)、サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカーなどを標準装備している。 またアダプティブクルーズコントロール(STOP機能付)のほかParkSenseフロント・リアパークアシスト、ParkviewTMリアバックアップカメラなどの運転支援機能も充実している。 ラングラー・ルビコンの真骨頂である悪路走破性を際立たせるショートホイールベースボディや限定車専用のボディカラーなど、特別な存在感を放つ特別なモデルに仕上がっている。メーカー希望小売価格は799万円。
(写真=CAR and DRIVER) この記事は2022年11月29日に「CAR and DRIVER」で公開された「新型レクサスRXが市場デビュー。次世代レクサスの目指す走りやデザインを徹底追求」を一部編集し、転載したものです。 ■レクサスが第5世代となるラグジュアリーSUVの新型RXを発売。独自性を追求した次世代レクサスデザインや走りの楽しさを最大化させるコクピットの採用、新開発ハイブリットシステム「2.4L-T HEV」や「2.5L PHEV E-Four」の設定などを実施して、グローバルコアモデルとしてのさらなる進化を果たす トヨタ自動車が展開する高級車ブランドのレクサスは2022年11月18日、ラグジュアリーSUVの新型RXを発売した。 車種展開は以下の通り。 RX500h“F SPORT Performance”(AWD):900万円 RX450h+“version L”(AWD):871万円 RX350“version L”(2WD):664万円 RX350“version ...
ジープ・ラングラーに待望のショート・ボディが復活 200台限定なのでお買い忘れなく! ジープ・ラングラーにショート・ボディの2ドア・モデルが復活し、限定車として販売される。 【写真2点】ジープ・ラングラーに待望のショート・ボディが復活 200台限定なのでお買い忘れなく!の詳細画像をチェック 550mm短いボディを活かした走りが魅力 グレードはラングラーのなかでもっとも高い悪路走破性を持つ「ルビコン」。4ドアのロング・ボディを持つアンリミテッド同様、フロント・サスペンションのストローク量を拡大できる電子制御式フロント・スウェイバー・ディスコネクト・システムや泥濘地に適したマッドテレイン・タイヤなどを採用する。アンリミテッドより全長とホイールベースが550mm短いショート・ボディではさらなる悪路走破性が期待できる。 エンジンは3.6リッターV6 パワートレインは284ps/347Nmの3.6リッターV6を搭載。8段ATと2段式の副変速機と悪路で高いトラクション性能を発揮するフルタイム4WDシステムの「ロックトラック」を介して4輪を駆動する。最小回転半径はロング・ボディのアンリミテッドの6.2mに対して5.3m。アンリミテッドより全長とホイールベースが550mm短いために取り回しが優れるのはもちろんのこと、ランプブレークアングル(悪路走破性を示す指標のひとつ)が優れるため悪路で下回りが路面に干渉しづらくなるのもメリットだ。 装備はアンリミテッドのルビコンに準じたもので、LED式ヘッドライトや前席シート・ヒーター付きレザー・シート、Apple CarPlay/Android Auto対応のオーディオ・ナビゲーション・システム、サブウーハー付きアルパイン製プレミアム・スピーカーなどを標準装備する。 運転支援装置も充実 さらに、車両前後の状況を確認できるオフロード・カメラやストップ機能付きアクティブ・クルーズコントロール、前後駐車アシスト、リア・バックアップ・カメラといった運転支援システムも拡充が図られている。 200台のみの台数限定で、ボディ・カラーは紫系のレインC/Cが102台、ブラックC/Cが98台となっている。 価格は799万円。 文=関 耕一郎 (ENGINE WEBオリジナル)
2022年12月7日、ステランティス ジャパンは、ジープ ラングラーの最もハードアコアなモデル「ラングラー ルビコン」に、ショートホイールベースの2ドアモデルを導入し販売を開始した。このモデルは200台の限定で、全国のジープ正規ディーラーネットワークで販売される。 専用色「レインC/C(紫色)」を含む2色のボディカラーを設定 第二次世界大戦中にアメリカ陸軍の要請で開発された4輪駆動車を起源とするジープ。この車両を開発したウィリス社が戦後に民間向けに転用して市販を開始するとアメリカで大ヒットし、以来、その圧倒的な走破性で今なお高い人気を誇っている。その中でも、ラングラーは初代軍用車両からの歴史を色濃く受け継ぐジープブランドの象徴となるモデルだ。 限定200台で登場したジープ ラングラー ルビコン 2ドア。こちらは98台が設定されるブラックC/Cのボディカラー。 「ルビコン」は、カリフォルニア州にある過酷なオフロードコース「ルビコントレイル」からつけられた名称で、卓越した悪路走破性を誇るラングラーの中でも、ひと際高いオフロード性能を誇るモデルに与えられてきた。実際、ルビコントレイルは、過酷な開発テストが行われてきた、ジープにとっての「聖地」でもある。 今回発表された限定車「ラングラー ルビコン 2ドア」は、カタログモデルの「ラングラー アンリミテッド ルビコン」のショートホイールベースの2ドアモデル。シビアな状況下で圧倒的なトラクション性能を発揮するロックトラックフルタイム4×4システムや、フロントサスペンションのストローク量を任意に拡大できる電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステム、泥濘地で高いグリップ力を発揮するマッドテレインタイヤなどを装備する。 ボディは4ドアモデルに対して全長、ホイールベースともに550mm短く、また軽量で、4ドアモデルよりもさらに悪路での走破性が高いことが特徴となっている。 パワートレーンは3.6L V型6気筒エンジン(最高出力284ps、最大トルク347Nm)に8速ATが組み合わされ、大排気量エンジンと軽量ボディの組み合わせによる力強い走りを発揮する。 装備は4ドアモデルのルビコンに準じており、LEDヘッドライトや車両前後の状況を確認できるオフロードカメラ、フロントシートヒーター付レザーシート、Apple ...
BMWは12月8日、高性能なコンパクト2ドアクーペ『M2』の新型の生産を、メキシコのサン・ルイス・ポトシ工場で開始した、と発表した。新型M2は、同工場だけで生産される。 ◆Mモデルらしい専用デザインの外観 新型M2は、新型『2シリーズクーぺ』をベースにした高性能モデルになる。フレームレスの大型キドニーグリルには、水平バーが備わる。フロントバンパーには、長方形の3つのエアインテークが配された。冷却空気の供給と空力バランスを狙ったデザインを採用する。 大型のサイドスカートや拡幅されたフェンダーが、ボディサイドの力強さを強調する。リアは、トランクにスポイラーを装着した。垂直に配置されたリフレクターやバンパーのディフューザーインサートも特長だ。ツインエグゾーストテールパイプが、左右にレイアウトされた。 ボディカラーは全5種類を設定する。このうち、ザントフォールトブルーソリッドとトロントレッドメタリックシェードは新型M2専用だ。オプションのカーボン製ルーフは、6kgの軽量化を可能にしている。 BMW『M2』新型、460馬力ツインターボ搭載…生産開始 ◆2つの大型画面を備えた「BMWカーブドディスプレイ」 コックピットは、ドライバー中心のデザインで、M専用の表示やコントロール、セットアップオプション、「BMWカーブドディスプレイ」が特長だ。12.3インチのインフォメーションディスプレイには、走行に関する情報が新しいグラフィックレイアウトで表示される。車両のセットアップとタイヤの状態に関する M専用のウィジェットは、14.9インチのコントロールディスプレイで呼び出すことができる。オプションのBMWヘッドアップディスプレイには、M専用の表示が備わる。 BMWカーブドディスプレイと 「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」は、最新世代の「BMW iDrive」の一部だ。「BMWオペレーティングシステム8」をベースにしており、タッチコントロールと自然言語を使用して、ドライバーと車両が直感的に対話できるようにした。新しい BMW iDrive システムは、「BMW ID」と 「My BMWアプリ」によるパーソナライズを可能にし、「eSIM」 を車内で使用できる。Apple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」は標準装備。インターネット接続を最適化するための5Gアンテナも用意している。 ...
4ドアモデルより550mm短いショートホイールベース仕様 ステランティスジャパンは2022年12月7日、Jeep(ジープ)ブランドの本格オフローダー「Wrangler(ラングラー)」のなかでももっともハードコアなモデル、「Wrangler Rubicon(ラングラー・ルビコン)」に、ショートホイールベースの2ドアモデルを導入、200台限定で発売しました。 限定車ジープ「ラングラー・ルビコン(2ドア)」 【画像】どんな悪路でも走破!? ジープ「ラングラー・ルビコン」の2ドアモデルを画像で見る(12枚) 卓越した悪路走破性を誇るラングラーの中で、ひと際高いオフロード性能を誇るラングラー・ルビコンは、シビアな状況下で圧倒的なトラクション性能を発揮するロックトラックフルタイム4×4システムや、フロントサスペンションのストローク量を任意に拡大できる電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステムを装備しています。 マッドテレインタイヤなどを備えたハードコアモデルに、取り回し性能に優れた2ドアモデルが限定車として登場しました。 2ドアモデルは4ドアモデルに対して全長・ホイールベースとも550mm短い全長4320mm×全幅1895mm×全高1840mm、ホイールベース2460mmのボディサイズ。最小回転半径は5.3mと小さく、市街地での取り回しにも優れています。 284馬力・347Nmを発生する3.6リッターV型6気筒エンジンを搭載、8速ATと組み合わされます。 ボディカラーは紫色の「レインC/C」を特別に設定(限定102台)。そのほか、人気の「ブラックC/C」(同98台)も選択できます。 装備は4ドアモデルのルビコンに準じており、LEDヘッドライトや車両前後の状況を確認できるオフロードカメラ、フロントシートヒーター付レザーシート、Apple CarPlay / Android Autoに対応したオーディオナビゲーションシステム(Uconnect ®)、サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカーなどを標準装備しています。 またアダプティブクルーズコントロール(STOP機能付)のほか、ParkSenseフロント・リアパークアシスト、ParkviewTMリアバックアップカメラなどの運転支援機能も充実しています。 消費税込みの車両価格は799万円です。
ステランティスジャパンはこのほど、フィアット プロフェッショナルのベストセラー商用車「デュカト」(DUCATO)を発売した。 ベストセラー商用車「デュカト」を発売 日本市場初導入となるデュカトは、2020年に誕生40周年を迎えた長い歴史をもつ小型商用車だ。2020年と2021年にはヨーロッパにおいてベストセラーとなり、欧州商用車市場で7割のシェアを獲得している。 日本で人気のキャンピングカーのベース車両として販売 日本市場には活況を呈するキャンピングカーのベース車両として正式導入する。 フィアットのデザインチームは、他社とは一線を画す魅力的でイタリアならではのスタイリングを提供。大型のフロントグリルには、イタリアのアテッサ工場で製造されたことを示す象徴的なフィアットのエンブレムが装着されている。 MultiJet 3ディーゼルエンジンと最新9速ATの組み合わせでドライバーの快適性を向上 大型のフロントグリルには象徴的なフィアットのエンブレムを装着 LEDテクノロジーを採用したヘッドライトおよびデイタイムランニングライトを装備し、デュカトならではのライト・シグネチャーを表現。バンパー下部の左右には、コーナリング機能付きフロントフォグランプを備えている。 ボディ骨格には、日本の商用車セグメントでは他に類を見ない伝統の「オールフォワード」アーキテクチャーを採用。前輪駆動の利点をいかした広い荷室空間と多様なアレンジにより、優れた快適性と積載性を実現している。 インテリアは実用的であると同時に、安全で快適な空間であることを念頭にデザイン。電動パーキングブレーキや機能的で省スペースなドアパネルの採用により、広いキャビンスペースを実現している。操作スイッチ類を集約した革巻きのステアリングホイール、メーター類は7インチフルカラーTFTディスプレイとするなど、乗用車と遜色のない運転感覚を味わうことができる。 また、デジタル処理したリヤビュー画像を表示するデジタル・ルームミラーを採用し、後方視界を確保。センターコンソール中央には10インチ・タッチスクリーンを備えたUconnectインターフェイスを装備し、ナビゲーションシステムをはじめ、Apple CarPlay/Android Autoも使用可能だ。 さらに、スマートフォン用ワイヤレスチャージャー、3つのUSBポート(Type-A × 1, Type-C ...
ボルボカーズ傘下のポールスターは12月6日、ブランド初のEVセダン『ポールスター2』(Polestar 2)の北米の顧客を対象に、ソフトウェアアップデートを行うと発表した。 ◆モーターのパワーは68hp上乗せ ソフトウェアアップデートは、「ロングレンジ・デュアルモーター」グレードが対象だ。モーターのパワーは68hp、トルクは2kgm上乗せされる。これにより、最大出力476hp、最大トルク69.4kgmを獲得する。 強化されたモーターは、スポーティな走行性能を生み出す。0~96km/h加速は4.2秒に短縮された。追加のパワーとトルクは、70~130km/hの速度域において、「ブースト」として利用でき、ミッドレンジでさらなる加速性能を発揮するという。80~120km/hの加速は、0.5秒短縮され、2.2秒となる。 なお、これらのアップグレードは、「Over-the-Air」アップデートを介して、無線で配信され、新しいソフトウェアを車両にダウンロードできる。 ◆最新モデルは内外装をアップデート ポールスターのEVセダン、無線ソフト更新で476馬力に強化…北米仕様 また、最新モデルでは、オプションのナッパレザーが、透明性があり、信頼性の高い共有データネットワークを確立するブロックチェーン技術を通じて調達された。ブロックチェーン技術は、検知されずに原材料の産出地に関する情報を変更できないため、原材料のサプライチェーンの透明性が大幅に向上するという。 新しいボディカラーとして、従来の「ボイド」を置き換える「スペース」と、従来の「ムーン」を置き換える「ジュピター」を新設定した。また、「マグネシウム」がオプション色ではなく、無料の標準色に変わっている。標準の19インチ、オプションの20インチアルミホイールは、新デザインになった。 インテリアは、ベンチレーテッドナッパレザーに新色として、「Zinc」を設定した。新色のライトアッシュデコも選択できる。パノラマガラスルーフ装着車用に、脱着式サンシェードもオプションで用意している。また、「プラスパック」には、キャビン内の空気をクリーンに保つ高性能キャビンフィルターと、新しい車載アプリを採用している。 ◆グーグルの「Android」をインフォテインメントシステムに ポールスター2には、スマートフォンがキー代わりになる「ポールスター・デジタルキー」を導入する。複数のユーザーが利用するカーシェアリングなどで便利な技術だ。オーナーは第三者とバーチャルキーを共有したり、他の多くのオンデマンド機能にアクセスしたりできるようになる。スマートフォンを携帯したドライバーが車両に近づくと、車両のロックが自動的に解除される。 また、グーグルの「Android」をインフォテインメントシステムに組み込む。これにより、「Googleアシスタント」、EV対応の「Googleマップ」、「Google Playストア」など、グーグルのサービスが車内で利用できる。自然な音声認識技術と新開発の11インチタッチスクリーンディスプレイが、新しいインターフェイスを可能にする。 グーグルのAndroidベースのオペレーティングシステムにより、常にインターネットに接続。スマートフォンのように、無線で最新情報を受信する。また、音声アシスタントのGoogleアシスタントを採用した。エアコンの温度調整やオーディオの曲の選択などを音声認識で行うGoogleアシスタントによって、ドライバーは運転に集中できる。さらに、ナビゲーションアプリにGoogleマップを導入する。Googleマップが車載化されているため、リアルタイムで交通情報などが得られる、としている。
ジープは11月22日、コンパクトSUV『コンパス』(Jeep Compass)の2023年モデルを米国で発表した。2023年第1四半期(1~3月)、北米市場で発売される予定だ。 ◆排出ガスのクリーン化と加速性能の向上を両立 ジープ コンパス、200馬力ターボ新搭載…2023年初頭に北米発売へ 2023年モデルには、コンパスに初となる直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載した。最大出力は200hp、最大トルクは30.6kgmを引き出す。エンジン・ストップ・スタート(ESS)テクノロジーを採用した新しいパワートレインは、排出ガスのクリーン化、0~96km/h加速性能の向上、優れたドライバビリティを追求する。 この直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンには、電動ウェイストゲート付きのツインスクロール低慣性ターボチャージャーを備えている。これにより、オフロードを走行している時でも、優れたレスポンスとパフォーマンスを発揮する、と自負する。 ターボはシリンダーヘッドに直接取り付けられており、排出ガスを減らし、耐久性を向上させる。専用の冷却回路が吸気、スロットルボディ、ターボチャージャーの温度を引き下げるという。 ◆8速ATを標準装備 ターボチャージャーと組み合わせた直接燃料噴射により、より効率的な燃焼、排出量の削減、パフォーマンスの向上が可能になる。2900psi という高圧のコモンレール噴射システムが、燃料をエンジンに供給する。この高圧により、燃料の微粒化が改善され、ポート燃料噴射システムよりも正確な燃料供給が可能になるという。 鋳造アルミ製のシリンダーヘッドには、センターインジェクターと高タンブルの吸気ポートが備わる。この組み合わせにより、高いチャージモーションとバランスの取れた空気の流れを可能にし、燃料効率とパフォーマンスを向上させた。シリンダーに一体化された水冷エキゾーストマニホールドによって、エンジンの信頼性を高めながら排出ガスを削減している。 トランスミッションは、8速ATを標準装備した。8速ATは、素早い加速とスムーズなシフトチェンジによって、よりレスポンスの高い走行体験を可能にする。8速ATの搭載により、2023年モデルはエンジン出力を最適化し、高速道路でのスムーズで効率的な動力伝達を追求している。 ◆「ジープ・アクティブ・ドライブ」と呼ばれる4WDシステムを標準装備 2023年モデルには、オフロード仕様の「トレイルホーク」を設定した。「Trail Rated 4×4」のロッククロールレシオは、4.71対1のファーストギアレシオと 4.398のファイナルドライブを組み合わせることで可能になった。クラスをリードする 20対1のクロールレシオを実現する。また、2023年モデルには、「ジープ・アクティブ・ドライブ」と呼ばれる4WDシステムを、全車に標準装備している。 10.1インチのデジタルインフォテインメントタッチスクリーン、ワイヤレスのApple「CarPlay」 ...
ボディカラーは専用色含む2色 ステランティスジャパンは2022年12月7日、ジープの本格オフローダー「ラングラー・ルビコン」にショートホイールベースの2ドアモデルを導入し、同日に台数限定で発売しました。 ジープ「ラングラー・ルビコン」2ドアモデル ジープ「ラングラー・ルビコン」2ドアモデル ラングラーの中でひと際高いオフロード性能を誇るラングラー・ルビコンは、ロックトラックフルタイム4×4システムや電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステムを装備しています。 【画像】まぶしい強烈イエローボディ! ジープのオープントップSUV限定車の画像を見る(17枚) 今回登場した2ドアモデルのボディサイズは、全長4320mm×全幅1895mm×全高1840mmです。4ドアモデル(ラングラーアンリミテッド)に対して全長、ホイールベースともに550mm短く、悪路で小回り性能や車体下部が路面に干渉しづらいというメリットがあります。 また、最小回転半径は5.3mと小さく、市街地での取り回しにも優れています。 ボディカラーは、紫色の限定車専用色「レインC/C」を特別に設定(限定102台)。このほか「ブラックC/C」(同98台)も選択が可能です。 パワートレインは3.6リットルV型6気筒エンジン(最高出力284ps、最大トルク347Nm)に8速ATが組み合わされ、力強い走りを発揮。 装備は4ドアモデルのルビコンに準じており、LEDヘッドライトや車両前後の状況を確認できるオフロードカメラ、フロントシートヒーター付レザーシート、Apple CarPlay/Android Autoに対応したオーディオナビゲーションシステム(Uconnect)、サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカーなどを標準装備しています。 また、アダプティブクルーズコントロール(STOP機能付)のほか、ParkSenseフロント・リアパークアシスト、Parkviewリアバックアップカメラなどの運転支援機能も充実しています。 価格(消費税込)は799万円です。
3種類のボディラインナップ ステランティスジャパンは2022年12月1日、フィアット・プロフェッショナルのベストセラー商用車「DUVATO(デュカト)」の2022年モデル(シリーズ8)を発表、発売しました。 フィアット「デュカト」 【画像】欧州のベストセラー商用車!日本に導入されたフィアット「デュカト」を見る(24枚) 日本市場に初導入されるデュカトは、2022年に誕生40周年を迎えた長い歴史を持つ小型商用車です。2020年と2021年にはヨーロッパにおいてベストセラーモデルとなり、欧州商用車市場で7割のシェアを獲得しています。 日本市場においては、活況を呈するキャンピングカー市場を見据え、キャンピングカーのベース車両として正式導入されました。 2022年モデルとして日本に導入されるのは以下の3サイズとなります。 ・L2H2:全長5413mm×全幅2050mm×全高2524mm、ホイールベース3450mm、キャビンスペース:全長3120mm、室内高1932mm ・L3H2:全長5998mm×全幅2050mm×全高2524mm、ホイールベース4035mm、キャビンスペース:全長3705mm、室内高1932mm ・L3H3:全長5998mm×全幅2050mm×全高2764mm、ホイールベース4035mm、キャビンスペース:全長3705mm、室内高2172mm 標準タイプ、そのロングホイールベース版、ロングホイールベースに加えてさらにハイルーフ仕様となる、3つのバリエーションを設定しています。 搭載されるエンジンは最高出力180馬力・最大トルク450Nmを発生する第3世代の「Multi Jet 3(マルチジェット3」ディーゼルエンジンで、組み合わされるトランスミッションは9速ATです。 運転席および助手席にはキャプテンシートを採用。このシートは180度回転させることができ、車両後方へのアクセスを容易にしています。完全に後方を向いた状態からは、前後にスライドさせることができるため、キャンピングカーとしての使用時には、テーブルとの距離を調整することが可能です。 革巻ステアリングホイールを備えたデュカトのインストルメントはフルデジタルで、その運転感覚は乗用車に近いものとなっています。 10.1インチ・タッチスクリーンを備えた先進のUconnectインターフェイス、ナビゲーションシステム、Apple CarPlay/Android Autoなども用意しています。 消費税込みの車両価格は、「L2H2」が521万5000円、「L3H2」が530万円、「L3H3」が547万5000円です。
ステランティス・ジャパンは2022年12月7日、ジープの本格的オフロードSUV「ラングラー」シリーズの中でも最もハードコアなモデル「ラングラー ルビコン」に、ショートホイールベースの2ドアモデルを200台限定で導入し発売した。 ジープ「ラングラー ルビコン」2ドアモデルを200台限定で発売 卓越した悪路走破性を発揮する「ラングラー」の中で、ひと際高いオフロード性能を誇る「ラングラー・ルビコン」で、シビアな状況下で圧倒的なトラクション性能を発揮するロックトラック・フルタイム4×4システムや、フロント・サスペンションのストローク量を任意に拡大できる電子制御式フロント・スウェイバーディスコネクトシステムを装備している。 泥濘地で高いグリップ力を発揮するマッドテレインタイヤなどを備え、悪路走破性能では突出したハードコアモデル「ルビコン」に、取り回し性能が一段と優れた2ドアモデルが今回の希少な限定車である。 2ドアモデルは、4ドアモデルに対して全長、ホイールベースともに550mm短く、悪路で小回り性能や車体下部が路面に干渉しづらいというメリットがある。また、最小回転半径は5.3mと小さく、市街地での取り回しにも優れている。 ボディカラーは、紫色の「レインC/C」を特別に設定(限定102台)。そのほか、人気の「ブラックC/C」(同98台)も選択できる。 パワートレインは3.6L・V型6気筒エンジン(最高出力284ps、最大トルク347Nm)に8速オートマチックトランスミッションが組み合わされ、大排気量エンジンと軽量ボディの組み合わせによる力強い走りを実現している。 装備は4ドアモデルのルビコンに準じており、LEDヘッドライトや車両前後の状況を確認できるオフロードカメラ、フロントシートヒーター付レザーシート、Apple CarPlay/Android Autoに対応したオーディオナビゲーションシステム(Uconnect)、サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカーなどを標準装備している。 またアダプティブクルーズコントロール(STOP機能付)のほか、フロント/リヤ・パークアシスト、リヤバックアップカメラなどの運転支援機能も充実している。 価格 ジープ ラングラー ルビコン 2ドア:799万円(税込み) ジープ ラングラー ...
ステランティスジャパンは、ジープ『ラングラー』の高性能グレード「ルビコン」に、ショートホイールベースの2ドアモデルを導入し、12月7日より200台限定で発売する。 ルビコンは、極めて高いオフロード性能を誇るハードコアモデル。ロックトラックフルタイム4×4システムや前後輪ディファレンシャルロック、電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステムなど、数々の本格オフロード機能を備え、圧倒的な走破性を実現する。これまで、4ドア・5人乗りの「アンリミテッド ルビコン」のみをラインアップしていたが、取り回し性能に優れた2ドアモデルを限定発売する。 2ドアモデルは、4ドアモデルに対して全長、ホイールベースともに550mm短く、悪路で小回り性能や車体下部が路面に干渉しづらい。また、最小回転半径は5.3mと小さく、市街地での取り回しにも優れている。車両総重量は4ドアモデルの2305kgより165kg軽い2140kgとなっている。パワートレインは4ドアモデルの2.0リットル4気筒ターボ(最高出力272ps/最大トルク400Nm)に対し、3.6リットルV6エンジン(最高出力284ps/最大トルク347Nm)を搭載。大排気量エンジンと8速AT、軽量ボディの組み合わせにより、力強い走りを発揮する。 装備は4ドアモデルのルビコンに準じており、LEDヘッドライトや車両前後の状況を確認できるオフロードカメラ、フロントシートヒーター付レザーシート、Apple CarPlay/Android Auto対応のオーディオナビゲーションシステム「Uconnect」、サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカーなどを標準装備している。また、アダプティブクルーズコントロール(STOP機能付)のほか、ParkSenseフロント・リアパークアシスト、Parkviewリアバックアップカメラなどの運転支援機能も充実している。 ボディカラーは、紫色の「レインC/C」を特別設定(限定102台)したほか、「ブラックC/C」(同98台)も用意した。価格は799万円。
2ドアの「ジープ・ラングラー ルビコン」200台限定で発売 ステランティス ジャパンは2022年12月7日、「ジープ・ラングラー ルビコン」の2ドアモデルを200台限定で導入すると発表し、販売を開始した。 ジープ・ラングラーのなかでもひと際高いオフロード性能を持つとうたわれるルビコンは、ロックトラックフルタイム4×4システムや電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステムを搭載。マッドテレインタイヤも装備する。 今回の2ドアモデルは4ドアの「アンリミテッド」よりも全長、ホイールベースとも550mm短く、最小回転半径5.3mという小回り性能に加えて、車体下部が路面と干渉しづらいというメリットもある。 パワートレインは最高出力284PS/6400rpm、最大トルク347N・m/4100rpmの3.6リッターV6エンジンと8段のトルコン式ATの組み合わせ。 ユーティリティーはアンリミテッド ルビコンに準じており、LEDヘッドライトやオフロードカメラ、フロントシートヒーター付きレザーシート、「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応したオーディオナビゲーションシステム「UConnect」、サブウーハー付きアルパイン製プレミアムスピーカーなどを装備。ストップ機能付きアダプティブクルーズコントロールや前後のパークアシスト、リアバックアップカメラなどの運転支援機能も標準装備だ。 ボディーカラーは「特別に設定」したという紫の「レインC/C」(限定102台)と人気の「ブラックC/C」(同98台)の全2色展開で、価格は799万円。 (webCG)
11月5日、BYDオートジャパン代表取締役社長 東福寺厚樹氏が、2023年1月31日から国内販売が始まるBYD『ATTO 3(アットスリー)』の販売価格やサポート体制について発表した。まずは1モデルのみ販売で、価格は440万円(税込)。 ◆意匠や設備を統一したディーラー展開 BYDの日本市場参入について、2022年7月の発表以降、中国国内や海外での価格帯から「300万円台の可能性もある」という声もあったが、東福寺社長が事あるごとに「価格勝負の売り方はしない」と発言していたとおりの価格となった。しかし、本体価格が400万円、CEV補助金対象(現行規定では最大85万円)であること、自治体によっては別枠の補助金の対象にもなり得ることを考えると十分な競争力を持つ価格ともいえる。 【BYD ATTO 3】もっとも影響を受ける競合EVは?…日本での価格と販売体制が明らかに ディーラー網や販売体制については、まず国内22店舗を「開業準備室」として23年1月から順次オープンしていく。22店舗は発表時点で確定している拠点であり、交渉中や契約手続き中の店舗は含まれていない。リストにない地域も順次増えていくとする(東福寺社長)。開業準備室としているのは、BYD Auto JapanのディーラーショールームはロゴのほかLEDイルミネーションなど一定の基準で意匠が統一される予定だからだ。店舗によっては仮設の店舗、ショールームになる可能性があるが、商談、試乗などディーラー機能はすべて備えた形でのオープンとなる予定だ。 なお、BYDディーラーは、50kW級のDC急速充電器の設置が営業の条件に含まれている。充電器の設置はディーラーの責任(負担)で行うが、国内でも充電サービスや設置代行といったプロバイダービジネスが立ち上がりつつある。場所だけ貸せば少ない投資で急速充電器の設置が可能だ。 余談だが、90kW、150kWといった高圧充電器の場合、保安装置(キュービクル)の設置や事業契約の条件がある。高出力の充電器はまだハードルが高い状態だが、海外では150kW以上の充電器が増えており、商用利用でも経路上の高出力充電が必要とされている。 貧弱な充電インフラは、大容量バッテリーの輸入車の障壁となり国産EVには有利かもしれないが、グローバルで通用しない車両や規制の中では国際競争力が落ちるばかりだ。安全設備を省略する必要はないが、事業許可の要件緩和などは行政や電力会社に期待したい。 ◆ユーザーフレンドリーな全部入りモデル設定 ATTO 3は国によっては複数グレードが展開されているが、日本においては単一グレードでの販売開始となる。ただ、追従型オートクルーズコントロールやレーンキープアシストといったレベル2対応の各種ADAS機能、ヒートポンプ、ナビ、コネクテッド機能、OTA、アラウンドビューやドラレコ、シートヒーター(運転席・助手席)、PM2.5空気清浄システム、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)、パノラマサンルーフ、電動テールゲート、E-Call(緊急時自動通報)など、最近の乗用車の上位グレードと同等な設定といってよい。 オプション設定は、不要な装備を省いて軽量化やコストダウンが可能で、ユーザーの選択肢を増やすメリットがあるが、メーカーオプションやディーラーオプションの違い、オプションセットの組み合わせによっては購入費削減にならない、組み合わせが複雑でわかりにくいといった欠点もある。自分に合ったグレードやオプションを選ぶという楽しみはあるが、実態はほぼ作り手売り手の事情と言えなくもない。 現在は、コネクテッド機能やOTAによって、後からサービスや機能を追加することができる。最初から全部入りの共通設定で販売し、アプリやアップデートで付加価値を提供するスタイルのほうがユーザーフレンドリーかもしれない。ATTO 3の場合、OTAによるリモートアップデートの予定があるというので、今後の機能追加が期待できるかもしれない。OTAは国産車でも新車のほとんどが対応しているが、(セキュリティ対策やトラブル時対応のため)更新はディーラー持ち込みが条件となっている。 ...
BYDが電気自動車「ATTO 3」を2023年1月31日に発売 価格は440万円 BYDオートジャパンは2022年12月5日、電気自動車(EV)「ATTO 3(アットスリー)」を2023年1月31日に発売すると発表した。 ◆関連ニュース:中国BYDが日本の乗用車市場に参入 2023年に3モデルの新型EVを導入 ◆ギャラリー:BYDアットスリー/ドルフィン/シール ◆関連コラム:中国の巨人がついに日本に進出! 世界最大級のEV&PHEVメーカーBYDとは何者か? BYDの日本導入モデル第1弾 BYDはITエレクトロニクス事業や自動車事業、新エネルギー事業、都市交通事業などを手がける中国のグローバル企業であり、自動車についてはEVを得意としている。2022年7月に日本の乗用車市場参入を発表しており、同時に日本導入予定の3モデル、ATTO 3、「DOLPHIN(ドルフィン)」「SEAL(シール)」の3モデルを公開した。 今回、日本での発売が発表されたATTO 3は、2022年2月に中国で市場投入されたコンパクトSUVタイプのEVである。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4455×1875×1615mm、ホイールベースは2720mm、車両重量は1750kg。車両構造には「e-Platform3.0」と呼ばれるBYDのEV専用プラットフォームを採用しており、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー「ブレードバッテリー」と8つのモジュールを集約した「8in1 パワーシステムアッセンブリー」により、低重心かつフラットな床面で、広い車内空間とスタイリッシュなデザインを可能にしたという。 バッテリーの容量は58.56kWhで、WLTCモードで485kmの一充電走行距離を実現。駆動方式はFWDで、最高出力204PS(150kW)、最大トルク310N・mを発生する交流同期電動機によって前輪を駆動する。またこの電動パワートレインは出力85kWまでのDC急速充電(CHAdeMO規格)に対応。V2HやV2Lといった外部給電機能も備わっている。 装備に関しては、予防安全・運転支援システムとして同一車線内走行支援のナビゲーションパイロットや死角をサポートするブラインドスポットインフォメーション、自動緊急ブレーキシステムなどを標準装備。12.8インチモニターを備えたインフォテインメントシステムは、携帯端末との連携機能「Apple CarPlay」「Android Auto」にも対応しており、また通信モジュールを用いたコネクテッド機能を生かし、将来的にはBYDスマホアプリとの連携やOTAリモートアップデートにも対応する予定となっている。 このほかにも、パノラマサンルーフや運転席・助手席パワーシートおよびシートヒーター、電動テールゲート、ドライブレコーダー等を標準で備えるなど、装備は充実。事故自動緊急通報装置の「BYD E-CALL」も搭載されている。 ...
キャンピングカー人気を見据えた新型「デュカト」 輸入車ブランドの「プジョー」や「アルファロメオ」などを展開するステランティスジャパンは、イタリアの商用車ブランド「フィアット プロフェッショナル」の新型商用車「DUCATO(デュカト)」を2022年12月1日に発売しました。 キャンピングカーにもってこい! 新型「デュカト」日本導入 キャンピングカーにもってこい! 新型「デュカト」日本導入 フィアット プロフェッショナルの「デュカト」は2020年に誕生から40周年を迎えた歴史のある商用バンです。欧州の商用車市場では7割のシェアを獲得し、2020年と2021年には欧州において商用車のベストセラーモデルとなっています。 【画像】キャンプにトランポに… 使い方の妄想広がるオシャレバン 新型「デュカト」の内外装を画像で見る(25枚) 一方で、日本にはこれまで正規で導入されておらず、今回の導入が初となります。 ステランティスジャパンは今回の導入について、活況であるキャンピングカー市場を見据えて、キャンピングカーのベース車両として導入を決定したと説明します。 ボディのバリエーションは3種で全幅はすべて2050mm。ベースモデル「L2H2」は全長5410mm×全高2525mmで、さらにホイールベースが延長されたロングバージョン「L3H2」は全長5995mm。さらに、L3H2の全高を伸ばし全長5410mm×全高2765mmとなった大型モデル「L3H3」もラインナップします。 室内高は1970mmから2210mmとなっており、横開きのリアドアと開口部の広いスライドドアを装備し、最大積載量は1200kgから1300kgを確保します。 エクステリアはイタリアならではのスタイリングであるといい、これまでのデュカトを踏襲するライトデザインに、FIATの象徴的なエンブレムが大型のフロントグリルに装着されています。 ヘッドライトはLEDを採用し、バンパー下部にはコーナリングランプとして機能するフォグランプを装備。 インテリアは電動パーキングブレーキや省スペースのドアパネルを採用することにより、広いキャビンスペースを実現。メーターは7インチのデジタルディスプレイで、デジタルルームミラーの採用などにより、乗用車と遜色のない運転感覚をもたらします。 インパネ中央部には10インチのタッチスクリーンを備えたマルチメディアシステムを搭載。AndroidAutoやAppleCarPlayに対応し、ワイヤレス充電器も装備しています。 ...
新型インプレッサはどのように変わった? 2022年11月17日、LAオートショーのプレスデー「AutoMobility LA」にて発表された新型「インプレッサ(北米仕様)」。 北米で販売される6代目インプレッサにはさまざまな「変化」が見られました。なかには賛否両論の「変化」もあります。 6代目となったスバル新型「インプレッサ」の米国での反響はいかに?(撮影:加藤博人) 6代目となったスバル新型「インプレッサ」の米国での反響はいかに?(撮影:加藤博人) 新しくなったインプレッサ(北米仕様)の変化や特徴は以下の4点です。 【画像】6代目になった新型「インプレッサ」 公開されたカッコいい実車を見る!(69枚) 1.セダンボディをなくして5ドアハッチバックのみ 2.MT車の設定をなくしてCVTのみ 3.5代目同様、ハイブリッド車の設定はなし 4.11.6インチのスクリーンを採用しインフォテイメントシステムを強化 北米では、5代目インプレッサにおいて販売台数の7割以上がハッチバックであるという状況もあり、6代目からはセダンボディを廃止しました。 インプレッサの派生モデルとなる「WRX」は現行モデルではセダンのみ。インプレッサのセダンは販売比率が低いこと、そしてスポーツセダンの役目は昨年発表された3代目WRXが担うという考えで6代目からはセダンを廃止したと考えられます。 日本では5代目インプレッサからMT車の選択ができなくなりましたが、北米向けは5代目においてもMT車の設定がありました。 しかし、6代目では北米向けも「RS」というスポーツグレード含め、すべてにおいてMT車を廃止しています。 これはMT好きなスバルファンには残念な結果となった模様。ちなみに意外かもしれませんが、アメリカのほうが日本よりもMTが設定される車種数は多くMT車を好む層は一定数いると思われます。 LAオートショーといえば「EV推し」のイベントとして有名です。 ...
レクサスの米国部門は11月15日、最上位4ドアサルーンの『LS』(Lexus LS)の2023年モデルを発表した。2022年内に米国市場で発売される予定だ。 2023年モデルには、ワイヤレスのApple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」を備えた12.3 インチタッチスクリーンディスプレイ「Lexus Interface」を標準装備した。また、2023年モデルには、「ハイ、レクサス」と呼びかけることで起動する音声アシスタント、Wi-Fi コネクト、サービスネクト、セーフティコネクトが付き、直感的に操作できる新しいマルチメディアステムを搭載している。さらに、2023年モデルには、USBポートが追加された。これにより、コネクティビティ性能を引き上げている。 2023年モデルでは、ハイブリッド車の「LS 500h」が、「レクサスチームメイト」装着車のみに集約された。レクサスチームメイトでは、高速道路で部分的な自動運転を可能にする「アドバンストドライブ(Advanced Drive)」と、半自動駐車の「アドバンストパーク(Advanced Park)」の2つの先進運転支援システム(ADAS)を装備している。
ステランティス・ジャパンは2022年12月1日、商用車部門のフィアット・プロフェッショナルのヨーロッパにおけるベストセラー商用車「デュカト」の2022年モデル(Series 8)の発売を開始した。なお販売の取り扱いはフィアット・プロフェッショナル販売代理店で行なわれる。 いよいよ日本初上陸!フィアット「デュカト」販売スタート 日本市場に初導入されるデュカトは、2020年に誕生40周年を迎えた長い歴史をもつ小型商用車だ。2020年と2021年にはヨーロッパでベストセラーモデルとなり、ヨーロッパの商用車市場で7割のシェアを獲得してる。 日本市場では人気の高いキャンピングカー市場を見据え、キャンピングカーのベース車両として正式導入することになった。 フィアットのデザインチームは、デュカトでも他社とは一線を画す魅力的でイタリアならではのスタイリングを商用車で実現。大型のフロントグリルには、イタリアのアテッサ工場で製造されたことを示す象徴的なフィアットのエンブレムが装着されている。 LED採用したヘッドライト、デイタイムランニングライトを装備し、デュカトならではのライト・シグネチャーを表現。バンパー下部の左右には、コーナリング機能付きフロントフォグランプを装備している。 ボディ骨格は、日本における商用車セグメントでは他に類を見ない、伝統の「オールフォワード」アーキテクチャーを採用。FF駆動の利点を活かした広い荷室空間と多様なアレンジにより、優れた快適性と積載性を実現している。 インテリアは実用的であると同時に、安全で快適な空間を追求してデザインされている。電動パーキングブレーキや、機能的で省スペースなドアパネルの採用により、広いキャビンスペースを実現。 操作スイッチ類を集約した革巻きのステアリングホイール、メーター類は7インチフルカラーTFTディスプレイとするなど、乗用車と変わりないコクピットとなっている。また、デジタルカメラによるリヤビュー画像を表示するデジタル・ルームミラーを装備し、後方視界を確保している。 センターコンソール中央には、10インチ・タッチスクリーンを備えたUconnectインターフェイスを装備。ナビゲーション・システムをはじめ、Apple CarPlay、Android Autoも使用できる。また、スマートフォン用ワイヤレスチャージャー、3つのUSBポート(Type-A×1、Type-C×2)、さらに3つのカップホルダーを装備している。 キーレスエントリー&ゴー機能を持ち、キャビン、荷室ドアのロック/ロック解除やエンジンの始動はキーなしで行なうことができる。 運転席、助手席には、キャプテンシートを採用。一体型ヘッドレスト、幅広のバックレスト、サポートの優れたダブル・アームレストを備え、快適性を高めている。また運転席、助手席ともに180度回転させることができるため、キャンピングカーユースの際には、車両前方のスペースも効率的に利用が可能である。 日本に導入される2022年モデルのデュカトは、最高出力180ps、最大トルク450Nmを発生する第3世代の2.2L・ マルチジェット3ディーゼルエンジンを搭載。高効率かつ耐久・信頼性に優れたこのエンジンには、スムーズな作動を特長とする最新の9速ATが組み合わされるなど、こうしたパワートレインでも日本の商用車とは大きな違いがある。 新型デュカトは商用車カテゴリーでありながら、乗用車セグメントに準じたパッシブ&アクティブセーフティ機能を装備している。スピード・リミッター、障害物、車両に対するの自動ブレーキ制御(フォワードコリジョンウォーニングおよび歩行者検知機能付き衝突被害軽減ブレーキ)、ドライバーの意図しない走行レーンからの逸脱を防ぐ、レーンキーピングアシスト、トラフィックサインレコグニションなどを装備しているのだ。 もちろんエレクトロニック スタビリティ ...
ジープは12月1日、ブランド初のEVで小型SUVの『アベンジャー』(Jeep Avenger)の発売記念車「ファーストエディション」の欧州受注を開始した。現地ベース価格は3万9500ユーロ(約565万円)で、2023年第2四半期(4~6月)、納車を開始する予定だ。 ◆ヨーロッパだけでなく日本市場での販売も予定 アベンジャーは、ジープブランド初のフルエレクトリックSUVだ。ジープは欧州市場において、電動化に舵を切り始めている。すでに、フランスとドイツでのラインナップを、電動化モデルのみとした。さらに2022年の年末までに、欧州のほぼ全ての市場で、ジープのSUVに電動化モデルが用意される予定だ。 ジープは、プラグインハイブリッド車(PHEV)の「4xe(フォーバイイー)」の成功によって、勢いを加速している。アベンジャーは、ヨーロッパ市場向けに最適化されたジープのEVだ。ジープは2025年末までに、欧州で4車種のEVを発売する。これを皮切りとして、製品の刷新が進められ、2030年には欧州で販売されるジープは、全てEVになる予定だ。 アベンジャーはヨーロッパの各市場に加えて、日本や韓国での販売も予定している。『レネゲード』よりも小型のセグメントに位置づけられるアベンジャーは、ポーランド・ティヒ工場で生産される。イエローとブラックのツートン仕上げも用意された。ジープならではの7スロットグリルや、スリムなヘッドライトが装着されている。 ジープ初のEV『アベンジャー』、航続400km…受注を欧州で開始 ◆都市部での走行に限れば航続は550kmまで伸びる アベンジャーの1回の充電での航続は、最大で400kmになる見通し。都市部での走行に限れば、航続は550kmまで伸びるという。クラス最高の最低地上高とブレークオーバーアングル、アプローチアングルを追求する。また、モダンなインテリアには、最新のテクノロジーを搭載。コンパクトでありながら広々とした室内空間を実現しているという。 アベンジャーは、ジープならではの性能を兼ね備えつつ、ヨーロッパ向けに最適化されている。モダンで楽しくてエモーショナルなSUVがアベンジャー、と自負する。高性能でコンパクト、モダンでフルエレクトリックという選択肢を探し求めている顧客がターゲットになるという。 充電に関しては、発売記念車限定で、自宅充電用のWallboxまたは、400ユーロ分がチャージされた公共充電用のRFIDカードが付帯する。これにより、ユーザーは、EU内の30万か所以上の充電ポイントにおいて、車両を無料で充電できる。 ◆装備が充実した「ファーストエディション」 ジープ『アベンジャー・ファーストエディション』は、充実した装備が特長だ。プライバシーガラス、18インチアルミホイール、フルLEDテールライトを標準装備した。ユーザーは無料でボディカラーオプションを選択できる。サンの車体にボルケーノルーフ、グラナイトの車体にボルケーノルーフ、車体とルーフともにボルケーノ の3種類だ。 ブラインドスポットシステム、オートハイビーム、ドローンビュー付きリアカメラ付き360度パーキングセンサー、モード3の充電ケーブルも採用した。レベル2の先進運転支援システム(ADAS)も装備されており、ドライバーが速度を保ち、前方車両との距離や車線を維持することを支援する。 インテリアには、マルチカラーのアンビエントライトとイエローのダッシュボードパネルが付く。黄色のアクセントが付いたブラックカラーのプレミアムヒーター付きシート、10.25インチの「Uconnect」インフォテインメント、10.25インチのフルデジタルクラスター、ワイヤレスのApple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」、ワイヤレスのスマートフォン充電パッドも装備している。
ステランティスジャパンは、「フィアットプロフェッショナル」ブランドの商用車『デュカト』2022年モデル(シリーズ8)を発表、キャンピングカーのベース車両として12月1日より販売を開始した。 エクステリアでは、大型フロントグリルにフィアットのエンブレムを装着する。LEDヘッドライト/デイタイムランニングライトを装備。バンパー下部の左右には、コーナリング機能付きフロントフォグランプを備える。ボディ骨格には、伝統の「オールフォワード」アーキテクチャーを採用。前輪駆動の利点を活かした広い荷室空間と多様なアレンジにより、優れた快適性と積載性を実現している。 インテリアでは、電動パーキングブレーキや省スペースなドアパネルの採用により、広いキャビンスペースを確保している。操作スイッチ類を集約した革巻きステアリングホイール、メーター類は7インチフルカラーTFTディスプレイとするなど、乗用車と遜色のない運転感覚を実現。また、デジタルルームミラーを採用し、良好な後方視界を確保する。 センターコンソール中央には、10インチタッチスクリーンを備えたUconnectインターフェイスを装備。ナビゲーションシステムをはじめ、Apple CarPlay/Android Autoにも対応する。また、スマートフォン用ワイヤレスチャージャー、3つのUSBポートとカップホルダーを装備。キーレスエントリー&ゴー機能により、キャビンおよび荷室ドアのロック/ロック解除やエンジンの始動はキーなしで行うことができる。 運転席および助手席には、キャプテンシートを採用。一体型ヘッドレスト、幅広のバックレスト、サポートの優れたダブルアームレストを備え、快適性を高めている。また運転席、助手席ともに180度回転可能。キャンピングカーユースの際には、車両前方のスペースも効率的に利用できる。 パワートレインは最高出力180hp/最大トルク450Nmを発生する2.2リットルマルチジェット3ディーゼルエンジンと9速ATの組み合わせ。第3世代へと進化したマルチジェット3ディーゼルエンジンは、第2世代のユニットと比較して最大7%のCO2排出量を削減し、最長30万kmの走行に耐えられる高耐久性を実現。騒音レベルを低減し、快適性を向上にも寄与している。 先進安全機能は乗用車セグメントに準じるパッシブ・アクティブセーフティ機能を搭載する。スピードリミッター、フォワードコリジョンウォーニングおよび歩行者検知付き衝突被害軽減ブレーキ、クルーズコントロール、レーンデパーチャーウォーニングなどを装備。ESC(横すべり防止装置)や電子制御式ディファレンシャルロックなども備え、安心・安全な走行を支援する。 日本市場には標準モデル「L2H2」とロングホイールベースモデル「L3H2」、ロングホイールベースのハイルーフ仕様となる「L3H3」の3バリエーションを導入する。標準モデルのL2H2は全長5410mm×全幅2050mm×全高2525mm、ホイールベース3450mm、室内高は1970mm。ロングホイールベースのL3H2/L3H3は全長が5995mm、ホイールベースが4035mmとなり、ハイルーフ仕様のL3H3は室内高が2210mmとなる。最大積載重量は1200kgから1300kg。広い開口部を備えたスライディングサイドドアと横開きのリヤドアにより、荷物の積み下ろしを容易にできる。 ボディカラーは標準ソリッドカラー(デュカトホワイト)に加え、2種類のスペシャルソリッドカラー(エクスペディショングレー、ランサローテグレー)と3種類のメタリックカラー(メタリックブラック、アイアングレー、アーテンス グレー)を用意する。 日本仕様は右ハンドルのみ。価格は標準モデル L2H2が512万5000円、ロングホイールベースのL3H2が530万円、そのハイルーフ仕様L3H3が547万5000円。 デュカトはフィアット プロフェッショナル正規販売代理店であるキャンピングカービルダー5社、ホワイトハウス(名古屋市名東区)、RVランド(茨城県常総市)、岡モータース(香川県高松市)、トイファクトリー(岐阜県可児市)、ナッツ(福岡県遠賀町)にて発売する。
欧州で人気のワンボックス「フィアット・デュカト」発売 ステランティス ジャパンは2022年12月1日、商用車「フィアット・デュカト」の2022年モデルを発表。日本での販売を開始した。 ◆関連ニュース:ステランティスが欧州の人気商用バン「フィアット・デュカト」の国内販売ネットワークを発表 ◆関連ニュース:フィアット プロフェッショナルの商用バン「デュカト」が上陸 全長6mに迫るロングバージョンも用意 フィアット・デュカトはデビューから42年を数える歴史ある商用車であり、欧州では小型商用車マーケットで7割のシェアを占める人気モデルとなっている。 日本市場へは、活況を呈するキャンピングカー市場を見据え、キャンピングカーのベース車両として正式に導入。モデルバリエーションはボディーサイズの異なる以下の3種類となっている。 L2H2:全長×全幅×全高=5410×2050×2525mm、ホイールベース=3450mm L3H2:全長×全幅×全高=5995×2050×2525mm、ホイールベース=4035mm L3H3:全長×全幅×全高=5995×2050×2765mm、ホイールベース=4035mm 「L2H2」が標準モデルで、「L3H2」がそのロングホイールベース仕様、「L3H3」がロングホイールベースのハイルーフ仕様となる。室内高はL2H2とL3H2が1970mmで、L3H3が2210mm。最⼤積載重量はL2H2が1300kg、L3H2が1250kg、L3H3が1200kgとなっている。 パワーユニットは全車共通で、最高出力180PS、最大トルク450N・mを発生する2.2リッターディーゼルエンジンを搭載。トランスミッションは9段ATが組み合わされる。 商用車とは思えない充実した装備も自慢 デュカトは商用車の枠を超えた充実した装備も特徴となっている。 操作系では、電動パーキングブレーキや革巻きのステアリングホイール、7インチのフルカラーTFT液晶メーターなどを搭載。センターコンソールにはインフォテインメントシステム「Uconnect」の10インチタッチスクリーンを備えており、ナビゲーションシステムや「Apple CarPlay」「Android Auto」といった携帯端末との連携機能が利用可能だ。さらにスマートフォン用のワイヤレスチャージャーや、3つのUSBポート(TypeA×1、 Type-C×2)、3つのカップホルダーを標準装備。キーレスエントリー&ゴー機能により、キャビンや荷室ドアのロック/アンロック、エンジンの始動は、キーを取り出さずに⾏える。 ...
新型「BR-V」フィリピン市場で発売 ホンダのフィリピン法人(HCPI)は、2022年11月21日に新型「BR-V」を現地で発売しました。 フィリピン市場で発売されたホンダ 2代目「BR-V」 フィリピン市場で発売されたホンダ 2代目「BR-V」 2代目となる新型BR-Vは、インドネシアを皮切りに投入されている海外向け3列シートSUVです。フィリピンでは、2022年9月におこなわれたフィリピン国際モーターショーで先行公開された後、今回発売されました。フィリピン市場では6年ぶりのフルモデルチェンジとなります。 【画像】大型台形グリル採用の3列SUV!? ホンダ新型「BR-V」全貌は? 画像で見る(80枚) ボディサイズは全長4490mm×全幅1780mm×全高1660mm。 外観は、フロントからリアにかけてのSUVらしい力強いボディシルエットやサイドからテールライトにかけての水平基調なキャラクターラインが特徴。 存在感ある台形大型フロントグリルは、最上級グレードはグロルブラック塗装を、それ以外のグレードではマットブラック塗装が施されています。LED式のシャープなヘッドライトも特徴です。 内装は、とくに2列目・3列目の居住性を追求して快適な空間を実現。インフォテインメントシステムはBluetoothやApple CarPlay、Android Auto、USB接続などさまざまな接続方法に対応します。 エンジンは最高出力121馬力・最大トルク145Nmを発揮する1.5リッターDOHC i-VTECを搭載。トランスミッションはMTと新開発のCVTのいずれかが組み合わされます。 予防安全装備として、衝突被害軽減ブレーキやレーンキーピングアシストシステムなどから構成される「ホンダセンシング」が用意されます。 新型BR-Vは、フィリピン市場では3グレードが展開され、価格は109万フィリピン・ペソから139万フィリピン・ペソ(約267万円から約340万円)に設定されます。
日産自動車の米国部門は11月15日、エントリーレベルのコンパクト4ドアセダン『ヴァーサ』(Nissan Versa)の改良新型を12月、米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は、1万5730ドル(約217万円)だ。 ◆フロントマスクを大胆に変更 日産の小型セダンが表情一新、『ヴァーサ』に改良新型…12月米国発売 初代『ヴァーサ・セダン』は、日本では『ティーダ・ラティオ』として販売されていた。現行ヴァーサは3世代目モデルで、2019年4月に米国で発表された。米国市場では、ヒョンデの入門コンパクトセダン『アクセント』などと競合する。 現行型のデビューから3年半を経て登場した改良新型では、フロントマスクを大胆に変更した。改良新型には、主力ミドルセダンの『アルティマ』と同様、日産の最新デザイン言語を導入した。大型化されたグリルをはじめ、バンパーが新デザインとなり、表情を変えている。日産ブランドの新しいロゴの採用をはじめ、グレースカイパールのボディカラーを新設定した。スポーティグレードの「SR」 には、新形状の17インチアルミホイールを装着している。 クラス独自のワイヤレスのスマートフォン充電パッドを採用した。車載Wi-Fi ホットスポットや、8インチのタッチスクリーンをオプションで新設定する。新しい「S Plus パッケージ」には、Apple「CarPlay」と グーグル「Android Auto」、16インチアルミホイール、60対40分割可倒式リアシートをセットしている。 ◆新世代の1.6リットル直列4気筒エンジンを搭載 インテリアには、マキシマやアルティマに見られる特徴的なデザイン要素を取り入れた。インストルメントパネルは、横方向の広がりを強調する「グライディングウィング」デザインだ。インテリア空間の開放感の追求や、素材や色使いのバランスを取ることにより、キャビン全体で新鮮さや高級感を表現しているという。 改良新型には、リモートキーレスエントリーやプッシュボタンスタートなど、上位セグメント向けのアイテムを標準装備する。ヒーター付きフロントシート、オートエアコンも設定されている。 パワートレインは、新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は122hp、最大トルクは15.8kgmを引き出す。トランスミッションは、CVTの「エクストロニック」または5速MTを組み合わせている。 ◆「日産セーフティシールド360」を採用 安全面では、日産インテリジェントモビリティのテクノロジーのひとつ、「日産セーフティシールド360」を採用した。車両のフロント、サイド、リアの安全をモニターし、万一の際にはドライバーに代わり、自動ブレーキなどを作動させる。北米日産によると、米国市場の入門セダンとしては、クラス最高レベルの安全性を備えているという。 改良新型には、日産セーフティシールド360として、歩行者検知機能付き自動ブレーキ、後部自動ブレーキ、車線逸脱警告、ハイビームアシストを標準装備する。ブラインドスポット警告、リアクロストラフィック警告、インテリジェントドライバー警告、インテリジェントクルーズコントロールなども、オプションで用意されている。
日産自動車の米国部門は11月19日、フルサイズSUV『アルマーダ』(Nissan Armada)の2023年モデルを米国で発表した。現地ベース価格は、5万0400ドル(約700万円)と発表されている。 ◆アマゾン「アレクサ」を車載化するなど装備を充実 初代アルマーダは2003年に発表された。日産の北米向けフルサイズSUVで、日産の大型ピックアップトラック『タイタン』の車台をベースに開発された。2016年に発表された現行アルマーダは、2世代目モデルだ。日産が主に中東市場で販売している大型SUVの『パトロール』が、米国に2代目アルマーダとして導入された。 外観はフロントグリルをアルマーダ専用デザインに変更した。パトロールでは横基調のメッキグリルが、アルマーダではブラックアウトされた。米国市場では、トヨタ『ランドクルーザー』などと競合する。 アルマーダの2023年モデルには、アマゾン(Amazon)の音声アシスト「アレクサ(Alexa )」を車載化した。音声コマンドによって、音楽の再生、電話の発信、スマートホームデバイスのコントロールなどを行うことができる。 「SV」グレードには、リモートエンジンスタート、LEDフロントフォグランプ、ユニバーサルガレージドアオープナー付きの自動防眩バックミラーを新採用した。 「SL」グレードには、ヒーター付きステアリングホイールが追加されている。 ◆5.6リットルV8搭載で最大牽引能力はクラス最高 アルマーダの頑丈なラダーフレームには、クラス最高のパワーを発揮する5.6リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。最大出力は400hp/5200rpm、最大トルクは57.1kgm/4000rpmを引き出す。パワフルなV8エンジン搭載により、最大牽引能力はクラス最高の3.8トンとした。牽引ヒッチレシーバーとトレーラースウェイコントロールを備えたトレーラーブレーキコントローラーが採用されている。 7速ATは、アダプティブシフトコントロールとダウンシフトレブマッチング機能を備える。ワイドなギア比、ATフルードウォーマー、アイドルニュートラルコントロールの採用により、燃費性能を追求している。 駆動方式は、後輪駆動または「Auto 4WD」システムが選択できる。Auto 4WDシステムは、「Auto」、「4HI」、「4LO」の3モードが切り替えられる。電子制御のパートタイムトランスファーケース、2.70:1の4LOギア比を備える。通常の走行状態では、システムは2WD駆動モードとなる。路面や走行状況に応じて、4輪すべてにトルクを分配する。トルクの最大50%は、オンデマンドで前輪に伝達される ◆クラス最大の12.3インチディスプレイ 日産のフルサイズSUV、クラス最強の400馬力V8搭載…『アルマーダ』に米2023年型 2023年モデルのインテリアには、クラス最大の12.3インチディスプレイを装備した。高解像度のディスプレイは、鮮明な画像とグラフィックスが特長だ。カスタマイズ可能なホーム画面には、ユーザーのお気に入りへのショートカットと目的地検索が含まれている。 標準のスマートフォン接続には、ワイヤレスのApple「CarPlay」と有線のグーグル「AndroidAuto」を採用する。スマートフォンを置くだけでスマートフォンの充電が始まり、インジケーターに充電状態が表示される。Wi-Fi接続によって、地図データとソフトウェアを更新することもできる。 また、2023年モデルには、7.0インチの先進運転支援ディスプレイが導入された。このディスプレイは、視認性を向上させるために、フルカラーで高解像度とした。ステアリングホイールのスイッチにより、複数の情報画面への迅速な操作とアクセスを可能にしている。
新搭載の2リッターターボエンジンは200馬力・300Nmを発生 ステランティスのブランド、「Jeep(ジープ)」は2022年11月22日、米国にてジープ「コンパス」2023年モデルを発表しました。 ジープ「コンパス」2023年モデル 【画像】よりパワフルなエンジン搭載! ジープ「コンパス」2023モデルを見る(6枚) コンパスはジープブランドのコンパクトSUVで、初代は2006年に登場。現行型は2017年に登場した2代目モデルです。 日本仕様のボディサイズは、全長4420mm×全幅1810mm全高1640mm、ホイールベースは2635mmで、駆動方式はFFと4WDがあります。 米国で登場した2023年モデルは、新たに200馬力・221lb-ft(約300Nm)を発生する2リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを全モデルに搭載。8速ATと組み合わされます。 また4WDシステム「ジープアクティブドライブ4×4」を搭載。また「トレイルホーク」グレードに、オフロード機能を高めるジープアクティブドライブ ローを装備しました。 また4つの走行モード(自動/スノー/サンド・マッド/ロック)を選択できるジープ セレクテレイン(Selec-Terrain)システムを搭載し、オンロードでもオフロードでも、あらゆる気象条件でパフォーマンスを発揮します。 インテリアは10.25インチのフレームレスTFTデジタルクラスターを中心に10.1インチのインフォテイメントタッチスクリーンを搭載。Apple CarPlayとAndroid Autoにワイヤレス接続が可能です。 ジープ・ブランドの上級副社長兼北米責任者、ジム・モリソン氏は「今回、2023年モデルのすべてのコンパスに標準装備される2リッター・ターボチャージャーエンジンを紹介する機会が得られました。お客さまに試乗していただくのが待ちきれません。なぜなら、よりパワフルなだけでなく、運転するのも本当に楽しいからです」とコメントしています。 ※ ※ ※ 2023年モデルのジープ・コンパスは、北米で現在注文可能で、2023年第1四半期に納車が開始される予定です。なお日本での導入は未定です。
新型「パスファインダー」メキシコ市場で発売 日産のメキシコ法人は、2022年11月23日(現地時間)に5代目となる「パスファインダー」を現地で発売しました。同国向け仕様の生産が開始されたと発表しました。 メキシコ市場にも投入された日産 新型「パスファインダー」 メキシコ市場にも投入された日産 新型「パスファインダー」 日産の海外専売SUVである新型パスファインダー(5代目)は、米国市場で2021年6月に発売された後、米国以外の一部市場でも発表され、今回メキシコにも投入されることになりました。 【画像】5m級ボディの迫力スタイル! 日産が新型3列SUV「パスファインダー」連投! その姿は(37枚) ボディサイズは全長約5003mm×全幅約1978mm×全高約1778mm(米国仕様)で、3列シートを備えます。 外観は、日産車のファミリーフェイス「Vモーショングリル」を採用したほか、ブーメラン型のヘッドライトも装備され存在感あるフロントフェイスを強調します。 内装は、パノラマサンルーフや2列目・3列目シート間のウォークスルー機能、Apple CarplayおよびAndroid Autoのワイヤレス接続に対応した9インチディスプレイなどを備え、快適かつ利便性の高い空間としています。 搭載されるエンジンは最高出力270hp(約274ps)を発揮する3.5リッターV型6気筒で、トランスミッションは新開発の9速ATが組み合わされます。けん引能力は最大2700kgを確保しました。 メキシコ仕様の新型パスファインダーは「アドバンス(2WD)」「エクスクルーシブ(2WD)」「プラチナ(4WD)」の3グレードが設定され、価格は113万900メキシコペソから125万3900メキシコペソ(約811万円から約899万円)に設定されます。
これはただのタンドラではない? トヨタのピックアップトラックといえば日本では「ハイラックス」が挙げられますが、北米では「タコマ」や「タンドラ」という大型モデルも存在します。 そうしたなかで、日本では珍しい仕様のタンドラがお披露目されました。 これが世界に1台? スーパー耐久鈴鹿に展示された「タンドラFCEV」とはどんなクルマ? これが世界に1台? スーパー耐久鈴鹿に展示された「タンドラFCEV」とはどんなクルマ? タンドラは、2021年9月に3代目モデルが登場。デザインは、フロント部分に大型グリルとLEDヘッドライトを採用することで、先代よりもタフな印象を与えました。 【画像】世界に1台… 凄いタンドラの実車公開! 驚きの内外装を見る!(48枚) ボディタイプには、ダブルキャブ(6.5フィートベッドまたは8.1フィートベッド)、クルーマックス(5.5フィートベッドまたは6.5フィートベッド)の2種類を設定。 インテリアは、14インチマルチメディアシステム(Apple CarPlayとAndroid Auto対応)の搭載や、パノラミックルーフ、シートヒーター&ベンチレーション、リアサンシェード、ステアリングホイールヒーターなど、乗る人すべてに快適な空間を提供します。 北米で展開されるパワートレインには、ガソリン車とハイブリッド車をラインナップ。 ガソリン車は、最高出力389馬力を誇る新開発の3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンと新開発10速ATを組み合わせました。 ハイブリッド車には、ガソリン車のパワートレインに「i-FORCE MAX」を組み合わせて最高出力437馬力を発揮します。 ...
アルファロメオは11月17日、新型コンパクトSUV『トナーレ』(Alfa Romeo Tonale)の欧州仕様車に設定するブランド初のPHEVのモデル名を、「トナーレ・プラグインハイブリッドQ4」と発表した。PHEVパワートレインの詳細も明らかにしている。 ◆PHEVシステム全体のパワーは280hp PHEVシステムは、排気量1.3リットル直列4気筒ガソリンターボ「MultiAir」エンジン(最大出力180hp)が6速ATを介して前輪を駆動し、電気モーター(最大出力122hp、最大トルク25.5kgm)が後輪を駆動する「Q4オールホイールドライブ」を採用する。PHEVシステム全体で、最大出力280hpを引き出し、0~100km/h加速6.2秒、最高速206km/hの性能を発揮する。 バッテリーは蓄電容量15.5kWhのリチウムイオンだ。EVモードの航続は、市街地サイクルで最大80km以上を確保した。エンジン併用の航続は600km以上に到達する。 また、EVモードの最高速は135km/h。バッテリーの充電に関しては、出力7.4kWの急速充電器を利用した場合、フル充電までの時間は2時間30分としている。 ◆アルファロメオの新デザイン言語 アルファロメオ新型SUV、『トナーレ』に「Q4」…1.3リットルターボ+モーターのPHEV トナーレのデザインにあたって、「チェントロスティーレ・アルファロメオ」は、オリジナルのコンセプトを忠実に再現することを目指した。都会的でアクティブな顧客をターゲットにするトナーレは、官能的で未来指向のデザインが特徴だ。今後のアルファロメオの基準になる新デザイン言語を採用しているという。 具体的には、5ホールのアルミホイール、「テレスコピック」インストルメントパネル、3スポークのスポーツステアリングホイール、サインカーブ(正弦波)ヘッドライトなどに、新しいデザイン言語が反映された。ボディサイズは全長4530mm、全幅1840mm、全高1600mmとした。 トナーレには、アルファロメオのデザインの伝統も受け継がれている。たとえば、『ジュリアGT』のリアからヘッドライトまで走る「GTライン」を採用した。ワイドでエレガントなボリューム感とともに、『8Cコンペティツィオーネ』などのアイコンモデルを想起させることを狙った。フロントには、「Trilobo」と呼ばれるシグネチャーを採用し、中央にはアルファロメオを象徴する「Scudetto」(盾)が装着されている。 ◆2つの大型フルTFTスクリーンは合計22.5インチ インテリアは、レースの歴史にヒントを得ており、ドライバーに焦点を当てている。センターコンソールには、新しい「D.N.A.ドライビングモードセレクター」が配置された。ドライバー指向のダッシュボードは、エアコンのベントが特長だ。中央のベントはスリムな形状とする一方で、外側のベントは「タービン」形状とした。ベント、センターコンソール、ステアリングホイールなどは、ダイヤモンドテクスチャーのテーマによって装飾されている。 トナーレには、新開発のインフォテインメントシステムを標準装備した。カスタマイズ可能なグーグル「Android OS」と、「OTA(Over-the-Air)」アップデート機能を備えた4G接続により、コンテンツ、機能、サービスは最新の状態に保たれる。 このシステムは、フルデジタルの12.3インチスクリーン、メインの10.25インチのタッチスクリーン、マルチタスク対応のインターフェイスから構成された。ドライバーは、運転から注意をそらすことなく、すべての情報をひと目で確認できるという。合計22.5インチの2つの大型フルTFTスクリーンは、セグメントにおけるクラス最高のスペック、としている。
マツダの欧州部門は11月16日、ミドルクラスのSUV『CX-5』(Mazda CX-5)の2023年モデルを英国で発表した。2023年前半、現地で発売される予定だ。 ◆ボディカラーにロジウムホワイトを新設定 『CX-5』に2023年型、「マツダMハイブリッド」をガソリン全車に…欧州仕様 2023年モデルでは、すべてのガソリンエンジン搭載車に 24Vのマイルドハイブリッド「マツダMハイブリッド」を装備した。さらに、2.0リットルエンジン(最大出力165ps)のAT車には、気筒休止テクノロジーを導入する。これらの改良により、CX-5のガソリン車は、平均で9g/kmのCO2削減を果たした。 また、2023年モデルには、ワイヤレスのApple「CarPlay」 とワイヤレスのグーグル「Android Auto」を採用した。USBポートはUSB-Cに変更する。 ボディカラーには新色として、『CX-60』と同じロジウムホワイトが設定されている。ロジウムホワイトでは、「匠塗」を進化させることで、優れた表現性を持つカラーを、クリア層、反射層、カラー層(発色層)の三層のみで量産化している。 ◆「マツダ・インテリジェント・ドライブセレクト(Mi-Drive)」 CX-5の欧州仕様には、「マツダ・インテリジェント・ドライブセレクト(Mi-Drive)」を採用した。これにより、ドライビングダイナミクスの向上を図っている。マツダ・インテリジェント・ドライブセレクト(Mi-Drive)は、ドライバーがスイッチを1回押すだけで最適なドライブモードを選択できる。 4WDの「i-Activ AWD」を搭載したグレードでは、オフロードモードを選ぶと、滑りやすい路面でのコントロール性を引き上げてくれる。 センターコンソールにワイヤレスQiのスマートフォン充電トレイを設置した。荷室には、2分割できるリバーシブルのロードスペースフロアボードとテールゲートシルを装備する。「Newground」グレードには、濡れたアイテムや汚れたアイテムに対応する防水フロアボードが備わっている。 先進運転支援システム(ADAS)の「i-ACTIVSENSE」には、「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」が導入されている。CTSは、渋滞時のアクセルペダル、ブレーキペダル、ステアリングホイールの操作を支援することで、ドライバーの疲労を軽減する。「アダプティブLEDヘッドライト(ALH)」は、配光をより細かく制御する。 ◆グレードごとに個性を明確化 Newgroundグレードは、フロントとリアのバンパーとドアガーニッシュに、シルバーのアンダーガードスタイルを採用した。ブラック仕上げのドアミラーカバー、ライムグリーンのアクセント入りフロントグリル、19インチのブラックダイヤモンドカットアルミホイールを装備した。インテリアは、スエードの装飾とライムグリーンのステッチ加工が施されている。 スポーティな「Homura」グレードは、フロントグリル、シグネチャーウィング、バンパーの下部分、ホイールアーチ、ドアガーニッシュ、ドアミラーにグロスブラック仕上げを施した。19インチのアルミホイールはブラック塗装で仕上げられ、フロントグリルにはレッドのアクセントが添えられる。インテリアは、赤いステッチが、ブラックレザーシート、ステアリングホイール、シフトレバー、ドアパネルに配される。 ラグジュアリーな「Takumi」グレードは、魂動デザインのダイナミックなフォルムを際立たせるフルカラー仕上げのエクステリアを採用した。インテリアには、ブラウンのナッパレザーやウッドパネルを装備している。
価格も合わせて発表 2022年11月22日、米国ホンダは新型「パイロット」(2023年モデル)を12月12日に発売すると発表しました。 4代目となるホンダ新強「パイロット」 4代目となるホンダ新強「パイロット」 パイロットは、米国ホンダのSUVラインナップにおいてフラッグシップに位置づけられる3列シートモデルです。 【画像】5m超えの「新ホンダSUV」ついに投入!? 新型「パイロット」の全貌は?(32枚) 今回4代目となる新型パイロットは、全車が5mを超える全長となりました。内外装が一新されただけでなく、上級モデルには9インチサイズのディスプレイオーディオを装備(エントリーグレードは7インチサイズ)。 9インチのディスプレイオーディオは、スマホ連携機能としてApple CarPlayやAndroid Autoのワイヤレス接続にも対応します。 新型パイロットに搭載されるエンジンは3.5 リッターV型6気筒エンジンで、最高出力289馬力・最大トルク262lb.-ftを発揮。急な下り坂を安全に下ることができるヒルディセントコントロール機能も搭載されます。 4WD仕様車にはトルクベクタリング付きi-VTM4全輪駆動システムも搭載されます。 また、新型パイロットでは、4WD仕様のみ設定されてかつオフロードテイストを強めた新グレード「トレイルスポーツ」を新設定。 標準車から最低地上高が1インチ(25.4mm)上げられたほか、オールテレインタイヤやオフロード仕様にチューニングされたサスペンション、堅牢なスチール製スキッドプレートなどを採用し、悪路走破性を高めています。 また、複数の車外カメラを利用してドライバーがオフロードの障害物を確認するのを支援するトレイルウォッチカメラシステムもトレイルスポーツグレードに装備されます(最上級グレードのエリートにも標準装備)。 新型パイロットの価格は3万9150ドル(約554万円)から設定されます。新グレードのトレイルスポーツの価格は4万8350ドル(約684万円)です。
トヨタ自動車の米国部門は11月17日、新型『プリウス』(Toyota Prius)の米国仕様車をロサンゼルスモーターショー2022で初公開した。 ◆日本仕様の1.8リットル版は米国では未設定 新型プリウスには、第5世代のハイブリッドシステムを搭載する。駆動方式FFの米国仕様車の場合、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは最大出力194hpを発生する。0~96km/h加速は7.2秒と、従来型の9.8秒に対して、26%速くなった。 また、駆動方式AWDの米国仕様車の場合、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは最大出力196hpを発生する。0~96km/h加速は7.0秒だ。AWD車には、モーターで後輪を駆動する電動オンデマンドAWDシステムを採用した。発進時や雪道などの滑りやすい路面において、安定した走行性能を追求している。 バッテリーは新開発のリチウムイオン。従来モデルのニッケル水素バッテリーよりも、15%出力が向上しているという。なお、日本仕様に設定される1.8リットル版は、米国では用意されない。 ◆米国仕様の燃費はFFで約24.2km/リットルになる見通し 新型は、これまでで最も燃費の良いプリウスになるという。米国仕様車のEPA(米国環境保護局)燃費は、FF駆動の「LE」グレードで、57マイル/ガロン(約24.2km/リットル)になる見通し。また、新型の価格と米国での発売日に関しては、2022年内に発表される予定だ。 新型プリウスは、第2世代の 「TNGA-C」プラットフォームをベースにしている。従来型と比較して、軽量化と剛性の向上により、低重心化を図っている。日本でデザインされた新型プリウスは、モダンで進歩的、かつ控えめなスタイルを内外装に表現している。 エアロダイナミクス性能を追求した新型プリウスは、ルーフラインを従来型よりも約50mm低くし、よりアスレチックなフォルムを実現したという。車両のフロントは従来型よりも約25mmワイド化されており、モダンなスタイルにダイナミックさを融合した、と自負する。 ◆12.3インチの「トヨタ・オーディオ・マルチメディア・システム」設定 米国仕様車には、テキサス州に本拠を置くトヨタのコネクテッドテクノロジー部門が設計した12.3インチの「トヨタ・オーディオ・マルチメディア・システム」がオプション設定される。また、新型プリウスの顧客には、「Over-the-Air(OTA)」アップデートなど、さまざまなコネクティビティや便利な機能にアクセスする機会が用意されている。 トヨタ・オーディオ・マルチメディア・システムは、直感的なタッチと音声コントロールによって操作できる。オプションの「コネクテッド・サービス・ドライブ・コネクト」を利用すると、乗員は「インテリジェント・アシスタント」、クラウドナビゲーション、目的地アシストにアクセスできる。 インテリジェント・アシスタントを利用すると、「ハイ、トヨタ」と呼びかけることにより、システムが起動する。音声起動コマンドで目的地を検索したり、「POI(Points of Interest)」を見つけたり、オーディオを調整したり、車内の温度を変更したりすることができる。クラウドナビゲーションは、クラウドを利用して、最新の地図、交通情報、ルート情報をダウンロードする。ユーザーが最新の検索機能を使えるようにするために、POI検索は Google (グーグル)の POIデータを反映させる。 ...
注目のブガッティ公式スマートウオッチ、第二弾が早くも登場! 世界屈指の超高級車ブランド・ブガッティ初の公式スマートウオッチとして本年5月に発売された「セラミックエディション ワン」。充実した機能、コックピットをイメージさせる見やすく美しいUI、そしてなによりもスポーティなスタイリングの中に漂う品格がファンの心をとらえ、大きな話題を集めた。 スマートウオッチとしてはかなり高額な45万円という価格設定にもかかわらず、発売からおよそ半年ですでに150本以上を出荷したとの事実に、あらためてファンの熱量の高さがうかがえる。 【画像】堅牢かつ重厚なカーボンベゼルと利便性の高いスマートウォッチが融合(8枚) さて、そんなブガッティから早くも第二弾となる新モデル「カルボーヌ リミテッドエディション」の登場がリリースされた。世界2500台、日本国内ではわずか50台の希少な限定モデルとして、2022年11月1日より予約を受け付けている。 特筆すべきは“Carbone”の名の通り、本体を包むケースにカーボンファイバー素材を使用している点だ。 ケースは軽く強靭なカーボンファイバー製、ランダムなブルーのストライプもアクセント ブガッティ・ハイパースポーツシリーズをイメージさせる青×黒カラー 低比重で高い強度と剛性を備えたカーボンファイバーは、航空宇宙産業や航空機、船舶などに最適な素材。モータースポーツ分野においてはレーシングマシンやスーパーカーを中心に用いられ、ブガッティでも「シロン」シリーズをはじめとする車両のモノコックやボディに採用されている。 近年では高級腕時計やパソコンの筐体など身近なものの材料としても使われるようになっているが、スマートウォッチでの採用は今回の新モデルが初めてとのこと。 ケースとベゼルはカーボンファイバーのソリッドをCNC加工で削り出したフルカーボン製で、ベゼルには10~50の数字とともに“BUGATTI”の文字をさりげなく刻む。ファイバーの入った独特の質感、ブラックをベースにグレーとブルーをランダムに合わせたカラーリングも魅力的。スポーティなデザインのなかに上質さをたたえたルックスは、多くの人の心をとらえるはずだ。 ディスプレイは前回モデルと同じくAMOLED 390×390pixelで、ケースサイズは直径46.9mm、厚み15.4mmとこちらも前回モデルとほぼ同等。重さは付属のシリコン/ナイロンバンドを取り付けた状態で94g、前回モデル(シリコンバンドを取り付けた状態で85g、チタンバンドを取り付けた状態で105g)と比べてさほど変わるものではないが、一方内蔵バッテリー容量は前回モデルのおよそ1.2倍に相当する540mAhまで増量。 常時表示モードでも2、3日程度充電なしで使用可能、GPS非使用であれば最長で15日間の使用に対応できるスタミナ仕様は忙しい人にとってはうれしいポイントだ。 また前回モデルと同じく、ヘルスケアHR機能も充実。裏面に備えた高性能デュアルセンサーが心拍数をはじめとする健康に関する指標を正確に捉え、より効果的なフィットネスの成果をサポートしてくれる。 内装にビーガンレザーを使用した高級感漂うパッケージ、ブガッティのロゴを模った特別な充電用コネクターなど、付属のアクセサリーにもユーザーの所有感を満足させる仕掛けがたっぷり。価格を考えたらおいそれと手の出るものではないかもしれないが、手に巻いていれば必ずやモータースポーツファンのまなざしが注がれるのは間違いない。 ●製品仕様 ■ブガッティ ...
フォルクスワーゲンがクルマの電動化に積極的なことはご存じだと思うが、その電動化の第一弾として「ID.4」が国内デビューした。 フォルクスワーゲン ID.4「Pro Launch edition」 ID.4は2020年9月にワールドプレミアを行ない、日本国内では2022年11月に発表となった。ボディサイズは欧州のCセグメントサイズのSUVで、世界戦略車というポジションでグローバルに販売される。国内に導入されるID.4はドイツ・ツヴィカウ工場で生産されるが、この工場の電力はサスティナブルな再生エネルギーで発電された電力だ。そのため、生産から車両の走行においてCO2を排出しない環境対応したモデルなのだ。 ボディカラーはブルーダスクメタリック ID.4の狙いはこれまでガソリン車などのICE(内燃機関)に乗ってきたユーザーが、違和感なくEV車に乗り換えることができるように考えられたモデルで、ICE車の代替車両という位置付けで開発されている。 近年のEV化の流れでは、こうしたICEの代替と考える車両とは別に、従来車とは別な乗り物というコンセプトで開発されているEV車もある。後者は総じて斬新なデザインやこれまでになかった価値の提供といったことに注力されて開発されている。一方でICEの代替という位置付けで開発されたモデルは、乗り換えに対する抵抗感の払拭やガソリン給油が充電に変わっただけという限定的な違いに留まるようなコンセプトを持って開発されている。 Pro Launch editionにはルーフ全体に広がるパノラマガラスルーフが標準装備される ID.4はICEとの代替であるからVWであればゴルフやティグアン、あるいはT-RocあたりのICEからの乗り換えを想定し違和感なくEV車へシフトチェンジできることを目指している。試乗したのはLite Launch editionとPro Launch editionの2グレードのうち、Proグレードに試乗した。 スイッチレスでシステム始動 ボディサイズは全長4585mm、全幅1850mm、全高1640mmでホイールベースが2770mmあり、ティグアンより僅かに全長、全幅が大きくホイールベースも95mm長くなっている。その違いはプラットフォームによるものでティグアンなどICE用はMBQで、電動車両はMEBを採用している。MEBはプロペラシャフト、マフラー、トランスミッションなどがないEV車用なので、フラットなフロア構造で、そこにバッテリーを搭載することができる。そのため低重心になるメリットを持っている。 運転席に乗り込むとICEにはあったエンジン始動のアクションはID.4では不要だ。シートに座りブレーキペダルを踏むことでシステムが作動を始める。降りるときも「P」に入れブレーキペダルから足を離せばシステムはダウンするようになっている。 ...
レクサスの米国部門は11月15日、最上位4ドアサルーンの『LS』(Lexus LS)の2023年モデルを発表した。2022年内に米国市場で発売される予定だ。 ◆12.3 インチタッチスクリーンディスプレイ「Lexus Interface」標準装備 2023年モデルには、ワイヤレス のApple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」を備えた12.3 インチタッチスクリーンディスプレイ「Lexus Interface」を標準装備した。 また、2023年モデルには、「ハイ、レクサス」と呼びかけることで起動する音声アシスタント、Wi-Fi コネクト、サービスネクト、セーフティコネクトが付き、直感的に操作できる新しいマルチメディアステムを搭載している。 さらに、2023年モデルには、USBポートが追加された。これにより、コネクティビティ性能を引き上げている。 レクサス LS、レベル2の先進運転支援を実現…2023年型は年内米国発売へ ◆ハイブリッドの「LS 500h」のAWDに「レクサスチームメイト」設定 2023年モデルのLSでは、ハイブリッド車の「LS 500h」の全輪駆動(AWD)モデルに、最新の先進運転支援システム(ADAS)として、「レクサスチームメイト」を設定した。レクサスチームメイトはLSを皮切りに、米国のレクサスのラインナップに拡大していくという。 レクサスチームメイトは、モビリティチームメイトのコンセプトに基づいて開発された。人と車が協力して安全、便利、効率的なモビリティを実現できるという信念に基づいて開発されている。AWDを搭載したLS500hのレクサスチームメイトでは、「アドバンストドライブ(Advanced ...
SUBARU(スバル)は11月17日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー2022において、小型ハッチバック『インプレッサ』(Subaru Impreza)の新型をワールドプレミアした。 ◆新型はセダンが未設定で5ドアハッチバックのみに 新型インプレッサは6世代目モデルだ。およそ6年ぶりにモデルチェンジを受けて登場した。新型では、4ドアセダンは用意されず、5ドアハッチバックボディのみがラインナップされる。 新型は、まったく新しいデザインを採用した。行動的なライフスタイルを後押しする躍動的でスポーティなエクステリアとし、インプレッサの個性をより高めることを狙った。 さらに、新型では、引き締まったスピード感ある鋭いシェイプを追求した。大地を駆け出す力強さを感じさせる張り出したフェンダーが、よりスポーティな見た目を演出し、運転する楽しさを際立たせているという。 スバル インプレッサ 新型、スポーティハッチバックとして登場…ロサンゼルスモーターショー2022 ◆後席の子どもやペットの置き去りを防ぐシステム インテリアは、ドライビングとアクティビティの時間を自然体で過ごせる使い勝手の良いカジュアルな空間を目指した。骨盤を支えるシート構造を採用する。仙骨を押さえることで、車体の揺れが頭部へ伝わることを防ぐ。これにより、ステアリング操作に伴うロールや、路面のうねりで身体が大きく揺さぶられた時でも、快適な乗り心地を実現した、と自負する。 エアコンは、ドライバーシートのみ、フロントシートのみ、全席と各席でのコントロールが可能な集中送風モードを新たに設定した。これにより、快適性と燃費の向上に貢献しているという。 新型では、後席シートベルトリマインダーを全車に標準装備した。車両を出る前に、後席確認の案内をすることによって、後席の子どもやペットの置き去りを防止するシステムも搭載している。 ◆11.6インチマルチインフォメーションディスプレイ さまざまな機能を集約した大型のセンターインフォメーションディスプレイを、インテリアの中央に配置した。この最新のスバル共通のインターフェイスを採用して、実用性と利便性を追求している。 一部グレードには、「STARLINK」対応の11.6インチマルチインフォメーションディスプレイを装備した。Apple「CarPlay」やグーグル「Android Auto」のワイヤレス接続に対応する。 また、STARLINKの追加サービスとして、スマートフォンアプリでのリモートロックとアンロック機能、リモートクラクションやライト機能、リモート車両位置確認機能が利用できる。 ◆新世代アイサイトを全車に標準装備 新型には、新世代アイサイトを全車に標準装備した。視野角を従来モデルの約2倍に拡大する。画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようにしている。 ...
スバルofアメリカは2022年11月17日、ロサンゼルスで開幕した「2022 年ロサンゼルスオートショー」で、フルモデルチェンジし6代目となる新型「インプレッサ」(2024年型・米国仕様車)を、世界初公開した。このニューモデルは2023年春に北米で発売される予定になっている。 インプレッサ 2.5 RS 新型インプレッサは、セダンを廃止し5ドア・ハッチバックのみとし、デザインを一新したことはもちろん、性能を向上させ、安全装備を充実させ、マルチメディア技術をアップデートしている。また、従来にはなかった「RS」グレードを新設定したことも注目される。 新型インプレッサのラインアップは、、5ドア・ハッチバックのみに絞り、よりスポーツティに、より利便性を向上させている。グレード展開はベース、スポーツ、そして新たに設定されたRSの3機種となっている。 そしてアクティブなライフスタイルにふさわしいユーティリティとスポーティさをコンセプトに開発されている。 より俊敏なハンドリングと高次元のコーナリングを実現。さらに、アクティブトルクベクタリングを標準装備し、このセグメントで唯一のAWD駆動システムをさらにアップグレードさせている。 ベース・モデルとスポーツに搭載されるのは2.0L・4気筒直噴水平対向エンジンは、最高出力154ps、最大トルク197Nmを発生。RSは、2.5Lの水平対向エンジンを搭載し、最高出力185ps、最大トルク241Nmを発揮する。 RSは最上級装備モデルで、フロントドアとリヤハッチにRSバッジ、ダークグレー仕上げの18インチアルミホイール、ブラック仕上げの18インチアルミホイールなど、個性的なエクステリア・パーツを採用。 全モデルにリニアトロニックCVT(無段変速機)を標準装備。スポーツとRSには、ステアリングホイールパドルシフト付き8速マニュアルモードが搭載されている。 シャシーでは、デュアルピニオン式電子制御パワーステアリングが採用され、よりダイレクトで自然なステアリングフィールと高い応答性を実現。スポーツとRSはドライブモードを選択できるSI-Driveシステム、18インチ・アルミホイール、スポーツチューン・サスペンションが装備され、よりスポーティなドライビングを楽しむことができる。 プラットフォームは最新SGPを採用し、インナーフレーム構造を組み合わせている。さらに構造用接着剤の大幅な拡大し、軽量化とねじり剛性10%向上を実現。これらの改良により、運動性能の向上、スムーズな乗り心地、静粛性の大幅な向上を達成している。 RSのインテリア インテリアでは、よりサポート性の高い骨盤支持フロントシートを採用し、快適性と疲労軽減。センターインフォメーションディスプレイを中心とした視認性の高い操作系、広いヘッドルーム、レッグルーム、利便性の高い収納スペースなど優れたパッケージングと、モダンかつクリーンなデザインを両立。 装備では最新の「アイサイト・ドライバー・アシスト・テクノロジー」を標準装備している。インフォテイメントでは、アウトバック、クロストレックと同様に、スバルスターリンク11.6インチ・マルチメディアプラス・ディスプレイをインプレッサに初採用した。 このディスプレイ上で画面上でオーディオ、エアコン、車両機能などを操作することができる。またスマートフォン無線接続により、Android Auto、Apple CarPlayも利用することが可能になっている。 ...
北米市場では2023年春に発売 スバルの米国法人(Subaru of America)は2022年11月17日、現在開催中のロサンゼルスオートショー(LAショー)にて6代目となる新型「IMPREZA(インプレッサ)」を世界初公開しました。 スバル新型「インプレッサ」RSグレード(米国仕様) 【画像】6代目に進化! スバル新型「インプレッサ」を画像でチェック(55枚) インプレッサは30年前の1992年、同じLAショーで初代がデビュ―したCセグメントモデルで、北米や欧州などでも展開する世界戦略車です。 6代目となった新型インプレッサは、米国市場では2024年モデルとして販売されます。152馬力・145lb-ft(約196Nm)を発生する2リッター水平対向4気筒エンジンを搭載する標準モデルとスポーツモデルに加え、182馬力・178lb-ft(約241Nm)を発生する2.5リッターBOXERエンジン搭載のスポーツグレード、RSモデルが公開されました。 組み合わされるトランスミッションはリニアトロニックCVTで、スポーツ、およびRSグレードにはパドルシフトを備えた8速マニュアルモードも採用されます。 最新のスバル・グローバル・プラットフォームでボディ剛性の10%向上とともに軽量化も実現。これにより走りのパフォーマンスが向上し、同時に乗り心地がスムーズになり、さらに室内の静粛性が向上しているといいます。 インテリアには、11.6インチのタッチスクリーンを持つ「スバル・スターリンク」を初採用。Apple CarPlayとAndroid Autoのワイヤレス接続に対応しています。 スバル新型「インプレッサ」のインテリア(米国仕様) RSグレードは、かつて北米で1998年に発売され、同市場における「WRX」の先駆となった「2.5 RS」を想起させるグレードとして「RS」グレードが設定されます。 フロントドアとリアハッチの「RS」バッジやダークグレー仕上げの18インチ・アロイホイール。フロントグリル、サイドスポイラー、サイドミラー、アップグレードされたLEDヘッドライト、LEDフォグランプのブラック仕上げなど、など、独自のエクステリアを持っています。 またRSグレードのインテリアも、カーボンファイバーのトリムアクセントやブロッククロスのシートヒーター付スポーツフロントシート、本革ステアリングホイールとシフトノブ、アルミ合金製ペダルなどが標準装備されます。 ※ ※ ※ ...
スポーティさに磨きをかけた最新モデル ホンダは、2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されたバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で「フォルツァ350」の新型モデルを公開しました。 ホンダ「フォルツァ350」最新モデル ホンダ「フォルツァ350」最新モデル 欧州においては最上級モデルのフォルツア750、最小排気量のフォルツァ125とともに販売されているフォルツァ350は、スポーティさとツアラーならではの利便性を兼ね備えたプレミアムミッドサイズスクーターです。 【画像】ホンダ「フォルツァ350」最新モデルを画像で見る(32枚) 2000年に登場し、シリーズ合計16万台以上が販売されたフォルツァ・シリーズの最新モデルとなる新型フォルツァ350は、よりエレガントで洗練されたデザイのフロントフェアリングを装備し、スタイリングを一新。 Bluetoothによるスマートフォンとの連携や、iOSやAndroid端末にも対応するHSVC(Honda Smartphone Voice Control)システムを搭載したインストルメントパネルも採用されています。 また、137km/hの最高速を誇るフォルツァ350では、180mmの移動量で調整できる電動ウインドスクリーンを備えることで快適性を向上。 グローブボックスのUSB Type-Cソケット、スマートキー、フルフェイスヘルメットを2個を収納できるシート下スペースなど、プレミアムスクーターならではの充実した機能が備えられています。 なお、最新のフォルツァ350ではパールファルコングレー、マットサイノスグレーメタリック、マットパールパシフィックブルー(新色ブロンズホイール付き)に加え、パールシエナレッド、マットロバストグレーメタリックの新色が追加されています。
雷鳴轟くなか、スバル新型「インプレッサ」世界デビュー 2022年11月17日(米国太平洋時間)午前9時25分 LAオートショーの会場であるロサンゼルスコンベンションセンターのウエストホールにて6代目となるスバル新型「インプレッサ(2024年モデル)」がお披露目されました。 これはカッコいい! LAショーで世界初公開されたスバル新型「インプレッサ」(撮影:加藤博人) これはカッコいい! LAショーで世界初公開されたスバル新型「インプレッサ」(撮影:加藤博人) 実は、初代インプレッサもちょうど30年前の1992年、同じくLAオートショーでデビューを果たしており、いらい30年間、世界で約130万台のインプレッサが販売されてきました。 【画像】これが6代目新型インプレッサ! カッコいい発表会場や内外装の実車を見る(57枚) 発表会がおこなわれたスバルのブースは、2021年のソルテラ発表時と同じ、非常に凝った作りでログハウス風の建物や階段、橋などが設置され来場者は米国スバルの世界観にどっぷり浸りながら発表を待ちました。 予定時間の9時25分を過ぎたころ、突然、雷鳴がとどろき始めます。ブースの天井からはなんと土砂降りの雨も降ってきました。 豪雨と雷鳴が轟くなか、新型インプレッサがうやうやしく登場。 そのあとに続いて米国スバル社長(プレジデント&CEO)のトム・ドール氏が傘をさしながら新型インプレッサの近くまで歩いてきました。 ドール社長の第一声は「ロサンゼルスコンベンションセンターで傘を差しながら登壇したのは初めてだよ」と、会場は笑い声に包まれて一気に和やかムードに。 ちなみに、LAオートショーは2021年もそうでしたが、スバルほど凝ったブースを展開するメーカーは存在しません。 トヨタや日産、ホンダなど日本メーカーも出展していますが、広々としたスペースにクルマを並べるシンプルな展示が中心です。 スバルがいかに、米国市場に力を入れているのかがわかります。もちろん、集まるメディアの数も桁違いに多く、誰しもみなスバルブースの粋でユニークな演出に驚きながら感心しながらという感じで発表会の様子を見守りました。 では、6代目となる新型インプレッサ。どのようなクルマなのでしょうか。(データなどはすべて米国仕様です) エクステリアは、引き締まった鋭いシェイプと張り出したフェンダーが、躍動的でスポーティなインプレッサの個性をより高めています。 ボディサイズ(米国仕様)は、全長176.2インチ(約4475mm)×全幅70.1インチ(約1780mm)×全高58.3インチ(約1480mm)、ホイールベース105.1インチ(2670mm)です。 ...
マツダの欧州部門は11月16日、ミドルクラスのSUV『CX-5』(Mazda CX-5)の2023年モデルを英国で発表した。 2023年モデルでは、すべてのガソリンエンジン搭載車に 24Vのマイルドハイブリッド「マツダMハイブリッド」を装備した。さらに、2.0リットルエンジン(最大出力165ps)のAT車には、気筒休止テクノロジーを導入する。これらの改良により、CX-5のガソリン車は、平均で9g/kmのCO2削減を果たした。 また、2023年モデルには、ワイヤレスのApple「CarPlay」 とワイヤレスのグーグル「Android Auto」を採用した。USBポートはUSB-Cに変更する。ボディカラーには新色として、『CX-60』と同じロジウムホワイトが設定されている。
現地時間2022年11月17日にワールドプレミアで発表された新型インプレッサ。発表されたのは北米仕様になるが、グローバルモデルとして世界初公開となった(写真:Subaru of America) ロサンゼルスオートショー2022(LAショー)でSUBARU(スバル)新型「インプレッサ」の世界初公開が予告され、スバルオブアメリカのティザーサイトでフロントグリルなどの一部デザインが公開され、注目を集めていた。 【写真で見る】北米LAショーで新型「インプレッサ」世界初公開、目玉はRSモデル! そして、ついに現地時間2022年11月17日(日本時間:11月18日)のワールドプレミアイベントで、第6世代の新型インプレッサが世界初公開となった。 LAショーで発表された新型インプレッサの概要 北米で発表された新型インプレッサのスタイリング(写真:Subaru of America) 第6世代にあたる、まったく新しいグローバルモデルの新型インプレッサ。今回LAショーで発表されたのは、アメリカ市場で2024年モデルとして販売される。標準モデルとスポーツモデルに加え、スポーツグレードとなるRSモデルが公開されたのだ。 RSモデルのエンブレム(写真:Subaru of America) インプレッサと言えば、WRC(FIA世界ラリー選手権)で駆ける姿が脳裏に残っているスバルファンも多いだろう。コリン・マクレーが操るインプレッサWRXのクレイジーな走りに魅了された読者もいるはずだ。そんな伝説のスバルWRXの血統を感じさせるRSモデルの登場にはスバルファンの期待が集まりそうだ。 まず、標準モデルおよびスポーツモデルに搭載されている水平対向4気筒2.0L直噴エンジンは、最大出力152PS(馬力)、最大トルク145lb.-ft(約20kgf・m)を発揮。そしてRSモデルには、最大出力182PS、178lb.-ft(約24.6 kgf・m)の水平対向4気筒2.5L直噴エンジンを搭載する。 トランスミッションは、全モデルでリアルトロニックCVT(無断変速機)を標準装備。スポーツモデルおよびRSモデルには、パドルシフターを備えた8速マニュアルモード付きとなり、複数のドライブモードを備えるとアナウンスされている。 新型インプレッサRSモデルのサイドシルエット(写真:Subaru of ...
6代目インプレッサの米国仕様をお披露目 スバルは2022年11月17日(現地時間)、米国・ロサンゼルスオートショー2022において、新型「インプレッサ」(米国仕様車)を世界初公開しました。 およそ7年ぶりのフルモデルチェンジとなります。 6代目となるスバル新型「インプレッサ」(米国仕様) 6代目となるスバル新型「インプレッサ」(米国仕様) 【画像】新型インプレッサ世界初公開! 過激なスポーツ仕様「RS」登場! 内外装の写真を見る(44枚) インプレッサは、クラスを超えた高い安全性能と動的質感を兼ね備えたスバルラインナップのスタンダードモデルです。 今回初公開された6代目の新型インプレッサは、優れた運動性能や安心できる先進安全装備、とことん使えるユーティリティなど、その機能や実用性をさらに高め、乗る人すべてをアクティブな行動へと後押しするモデルへと刷新されます。 新型インプレッサの外観デザインは、引き締まったスピード感のある鋭いシェイプと、大地を駆けだす力強さを感じさせる張り出したフェンダーが躍動感とスポーティさを演出。クルマを操る愉しさを際立たせました。 内装は、ドライビングとアクティビティの時間を自然体で過ごせる使い勝手の良いカジュアルなインテリアを採用。 各種機能を集約した大型のセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央に配置した、スバル共通の最新インターフェイスを搭載し、実用性と利便性を高めています。 エアコンは、ドライバーシートのみ、フロントシートのみ、全席と各席でのコントロールが可能な集中送風モードを新設定し、快適性と燃費向上に貢献。 一部グレードでは、STARLINK対応の11.6インチマルチインフォメーションディスプレイを装備し、Apple CarPlayおよびAndroid Autoのワイヤレス接続に対応します。 また、STARLINKの追加サービスとして、スマートフォンアプリでのリモートロック/アンロック機能、リモートクラクション・ライト機能、リモート車両位置確認機能が利用可能です。 新型インプレッサの北米仕様では、1998年に発売され、同市場における「WRX」の先駆車となった「2.5 RS」を想起させるグレードとして「RS」グレードが設定されます。 ...
最新のマルチメディアシステムを搭載 レクサスの米国法人は、フラッグシップセダン「LS」の2023年モデルを2022年11月15日に発表しました。 米国仕様の「LS」2023年モデル 米国仕様の「LS」2023年モデル 現行モデルで5代目となるLSは、北米でレクサスブランドが旗揚げされた1989年に初代が登場。以降、ブランドのフラッグシップモデルとして30年以上ラインナップされてきました。 【画像】レクサス最上級セダン! 新型「LS」は高級感があふれ出る!? 内外装は(24枚) 今回、米国で発表された2023年モデルのLSでは、マルチメディアシステムを刷新。12.3インチのタッチスクリーンディスプレイを中心に構成される最新のレクサス・インターフェース・マルチメディアシステムが搭載されます。 ディスプレイは、高い解像度とアンチグレア技術の採用により使い勝手にも優れているほか、「Hey Lexus」というウェイクワードで操作可能な音声アシスタント機能も備えます。 スマホとの連携機能も強化され、Apple CarPlayおよびAndroid Autoのワイヤレス接続にも対応。またUSB充電ポートも増設されています。 米国向けのLS 2023年モデルの価格は7万7535ドル(約1086万円)から設定され、2022年の後半に発売されます。
日産のコンパクトセダン「ヴァーサ」のエクステリアを刷新 米国日産は、コンパクトセダンの新「ヴァーサ」(2023年モデル)を発表しました。 2023年モデルのヴァーサは、2022年12月から米国市場での発売を予定しています。 新「ギラグリル」採用で大迫力の日産 新「ヴァーサ(2023年モデル)」 新「ギラグリル」採用で大迫力の日産 新「ヴァーサ(2023年モデル)」 日産が海外市場で展開しているコンパクトセダンの「ヴァーサ」は、日本でかつて販売されていた「ラティオ」の後継モデルにあたります。 【画像】“ギラグリル”で迫力スゴい! 存在感ありまくりな日産の新「ヴァーサ(2023年モデル)」を画像でチェック(30枚) 2019年4月に登場した現行モデルは、エクステリアに「エモーショナルジオメトリー」を採用。日産のアイデンティティである「Vモーショングリル」やブーメラン形状の前後ランプなどを採用していました。 ボディサイズは全長4496mm×全幅1727mm×全高1455mmとコンパクトながら、ニッサン セーフティ シールド360を採用し、歩行者検知機能付き緊急ブレーキや車線逸脱警告、プラインドスポット警告などを装備し、クラストップレベルの安全性能を持つクルマです。 2023年モデルではエクステリアを刷新。2022年10月にはアメリカ・マイアミで開催された「マイアミ国際オートショー2022」で新デザインを一足先に公開していました。 新型のVモーショングリルは横桟が強調され、エッジ部はメッキとなり迫力が増して精悍さが高まった顔つきとなり、グリル中央に配置される日産ロゴも新しいものへと更新されています。 グレードは「S」「SV」「SR」の3タイプの展開。2023年モデルではSVにアームレスト付きのセンターコンソール、ワイヤレス充電、新色のインテリアカラーを追加。SRには新デザインの17インチホイールが装備され、インテリジェント クルーズコントロールやWi-Fi接続機能、コネクテッドサービスの「ニッサン コネクト」などが追加となっています。 ...
ジープは11月15日、米国で11月17日に開幕するロサンゼルスモーターショー2022に、電動SUV『グランドチェロキー4xe』(Jeep Grand Cherokee 4xe)の「30thアニバーサリーエディション」を出展すると発表した。 ◆専用仕上げのフロントマスク 同車は、『グランドチェロキー』のデビュー30周年を祝福する特別モデルだ。専用仕上げのフロントマスクをはじめ、ブルーの牽引フック、デュアルエキゾースト、デュアルサンルーフ、20インチのブラックホイールなどを装備した。リアフェイシア、ロアモールディング、シルクラッディング、ホイールフレアは、ボディ同色で仕上げられる。 インテリアには、黒のカプリレザーシート、ベンチレーテッドフロントシート、ワイヤレス充電パッド、9スピーカーオーディオ、10.1インチのタッチスクリーン、3Dナビゲーション、ワイヤレスの Apple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」付きの「 Uconnect 5」を採用した。前後のパークアシスト、インターセクション・コリジョン・アシスト、パッシブエントリー、雨滴感知フロントワイパー、デジタルバックミラー、360度サラウンドビューカメラシステムも標準装備している。 グランドチェロキー4xeの30thアニバーサリーエディションは、期間限定での販売となる。米国でのパッケージ価格は、車両本体プラス4700 ドル(約65万円)。2022年内に受注を開始し、2023年前半までに米国のディーラーに到着する予定だ。 ジープ グランドチェロキー、30周年記念車はPHEV…ロサンゼルスモーターショー2022出展へ ◆PHEVシステム全体で375hpのパワーを発揮 グランドチェロキー4xeの PHEVパワートレインは、エンジンが直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボだ。シリンダーヘッドに直接取り付けられたツインスクロールの低慣性ターボチャージャーによって、優れたレスポンスとパフォーマンス、燃費を追求している。 オルタネーターに代えて、水冷式のモータージェネレーターユニットを採用する。モーターは、8速ATと一体設計された。エンジンとモーターを合わせたPHVシステム全体で、375hpのパワーと65kgmのトルクを獲得する。 「フロントアクスル・ディスコネクト」を採用する。路面状況からAWDを必要としないと車両が判断した場合、フロントアクスルを切り離し、自動的に後輪駆動に切り替わる。これにより、パワートレインの抵抗が減少し、燃費が向上するという。車両が4WDを必要と判断すると、自動的に4WDに切り替わる。 ...
BMWグループ(BMW Group)は11月11日、新型電動SUVの『iX1』の生産をドイツ・レーゲンスブルク工場で開始した、と発表した。iX1は、新型『X1』のEV版になる。 ◆ツインモーターは最大出力313hp iX1には、第5世代の「BMW eDrive」テクノロジーを搭載する。最初に発売される「xDrive30」グレードには、前後アクスルにそれぞれ1個のモーターを搭載し、4輪を駆動する。モーターは最大出力313hp、最大トルク50.4kgmを引き出す。 アクチュエーターに近い場所には、瞬時に作動するホイールスリップ制限テクノロジーを搭載しており、あらゆる地形で確実なトラクション性能を実現するという。パワフルなモーターは、0~100km/h加速5.6秒、最高速180km/hの性能を発揮する。 バッテリーは蓄電容量64.7kWhで、車両の床下にフラットに配置された。1回の充電で、最大440kmの航続を可能にしている。『i7』にも搭載されている改良された充電ソフトウェアと効率的な充電テクノロジーにより、最大出力130kWの急速充電を利用すれば、バッテリー容量の8割を29分で充電できる。 BMW 『iX1』、X1新型のEVバージョンは航続440km…生産開始 ◆リモートソフト更新で先進運転支援システムに新機能を追加可能 最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載する。ブレーキ機能付きのクルーズコントロールとフロントコリジョン警告システムを標準装備した。これにより、交差点を曲がる際の対向車や歩行者、自転車を検出できるようになった。リバースアシストカメラとリバースアシスタントを含むパーキングアシスタントも、標準装備されている。 オプションとして、ステアリングアシスタント、レーンコントロールアシスタント、ストップ&ゴー機能付きアクティブクルーズコントロール、アクティブナビゲーション、出口警告機能、BMWヘッドアップディスプレイ、サラウンドビュー、リモート3Dビュー、BMWドライブレコーダー、リモート盗難レコーダーが用意される。リモートソフトウェアアップグレードを利用して、さまざまな機能をアップグレードできる。これにより、新車購入後に、新しい機能を追加することも可能だ。 ◆10.25インチと10.7インチの2つのディスプレイ iX1には、「BMWライブ・コックピット・プラス」を標準装備する。最新世代の「BMW iDrive」は、「BMWオペレーティングシステム8」をベースにしており、「BMWカーブドディスプレイ」と、最新の「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を採用している。フルデジタル化されたディスプレイは、10.25インチのインフォメーションディスプレイと10.7インチのコントロールディスプレイで構成されている。 操作はタッチと音声によって行う。インテリアの幅広いデジタル化により、操作に必要なボタンやコントロール、スイッチの数を大幅に減らしているという。新しい「マイモード」は、個別に選択可能な車両設定と、インテリアのマッチング機能を組み合わせたものだ。「Augmented View」機能は、クラウドベースのナビゲーションシステム「BMW Maps」のオプションとして利用できる。 車載カメラを使うと、乗員のスナップショットを撮ったり、インテリアの写真をスマートフォンに送信したりすることができる。これに加えて、5Gモバイルテクノロジー対応の「Personal eSIM」、「BMWデジタルキープラス」、「BMW ...
ボルボの新しいフラッグシップSUV 最新技術をふんだんに使用 ボルボは7人乗りのフラッグシップSUVの新型「EX90」を2022年11月9日に発表しました。 EX90は2023年から米国で製造を開始し、その後中国でも生産する予定です。 北欧らしいシックな内外装にハイパワー電動ユニットを搭載する新型「EX90」 北欧らしいシックな内外装にハイパワー電動ユニットを搭載する新型「EX90」 【画像】北欧流「オシャ内装」がめっちゃイイ! シックなのに超ハイパワーな新型ボルボ「EX90」を見る(32枚) 新型EX90は、ボルボが目指す2030年までのフルEV化の皮切りとなるフラッグシップSUVとして登場しました。 EX90はボルボのデザインコンセプトである「スカンジナビアデザイン」にもとづき、コンピュータ制御や、コネクティビティ、電化の最先端技術と組み合わせ、モダンなプロポーションを備えた多目的でスタイリッシュなファミリーカーだといいます。 ボディサイズは全長5037mm×全幅1964mm×全高1747mm。 エクステリアはボルボのフラッグシップSUVらしい量感のあるデザインで、曲線的なボディラインに直線のランプ類を配したものとなっています。フロントグリルはパネルで覆われ、その上にボルボのエンブレムである「アイアン マーク」が置かれています。 テールはコの字型のリアコンビランプに加え、従来のボルボ車に多く採用された縦配置の灯火レイアウトを思わせる6つのランプとの組み合わせが特徴です。 インテリアは明るい色使いでシンプルなスカンジナビアデザインを踏襲しつつ、持続可能性を追求。リサイクル素材とFSC森林認証制度により、管理された森林由来の木材を使用しています。 インテリアは7つのコンビネーションから選択でき、オプションでウール混紡仕上げのシートも用意されます。 パワートレインは新規開発のユニットを搭載しており、111kWhのバッテリーと2つの永久磁石モーターを組み合わせた4WDが最初に設定されます。このシステムでは航続可能距離600km(WLTPモード)を実現しながら、システム最大出力517馬力・最大トルク910Nmを発揮します。 先進装備は充実したものとなっており、ボルボは新型EX90について「車輪付きのコンピュータ」であると表現しています。 車内の中央に配置された14.5インチのディスプレイはGoogleのソフトウェアが組み込まれ、コンピュータには世界最高峰のゲームでも使用されている3D描画プラットフォームを使用。スマートフォンによるロック解除や5G接続に対応し、アップデートによる機能の追加が可能です。 マルチメディアシステムはApple CarPlayやAndroid ...
スバルは2022年11月11日、初のAセグメントの新型SUV「レックス(REX)」を発表した。なおこの新型「レックス」はダイハツ「ロッキー」のOEMモデルである。 懐かしの「スバル レックス」ロッキーのOEMモデルで登場 また「レックス」の車名は、1972年から1992年まで3世代にわたって生産、販売された軽自動車の車名を復活させ、引き継ぐことになった。 ダイハツ「ロッキー」は、FFモデルとして3気筒・1.2Lエンジン搭載のシリーズ・ハイブリッド、1.2Lエンジン車、4WD車用の3気筒・1.0Lターボという3種類をラインアップしているが、「レックス」はFFモデルの1.2L/CVTモデルのみの設定となっている。グレード展開はエントリー・グレードの「G」と上級グレードの「Z」というシンプルな構成だ。 エクステリア・デザインは全長3955mm、全幅1695mmというコンパクトなAセグメントのボディサイズでありながら、高いボンネット、大きく張り出したフェンダー、大径タイヤ、最低地上高185mmなどによって、SUVらしい力強い存在感を表現したスタイリングで、ロッキー、トヨタのOEMモデル「ライズ」ともに好評を博している。 ボディカラーは全9色を設定。Zグレードには2トーン「ライズ」カラーも2色設定している。 インテリアデザインは、アクティブな印象の空間設計とし、フロントシートを中心に赤い加飾をあしらうなどしてスポーティさを強調。 安全性能は、後方確認をサポートするブラインドスポットモニターとリヤクロストラフィックアラート(Zのみ)を採用した最新のステレオカメら式「スマートアシスト」を装備。 Aセグメントらしく小回り性は最小回転半径5.0mとし、SUVらしく着座ポイントが高めで見通しがよく、市街地でも扱いやすいクルマとなっている。 インフォテイメントでは、メーカーオプションとしてApple CarPlay、Android Autoに対応する9インチのディスプレイオーディオを設定している。 新型「レックス」は、スバルとしては軽自動車シリーズとインプレッサの大きなギャップを埋める待望のモデルとなっている。 価格 レックス G:182万円(税込み) レックス Z:217万1000円(税込み) スバル ...
Honda「CRF1100L Africa Twin」 税込価格:163万9000円 / DCT仕様車は174万9000円 画像: Honda「CRF1100L Africa Twin」 税込価格:163万9000円 / DCT仕様車は174万9000円 長距離のハードなツーリングでも快適な走りを実現する、270度クランクを採用した1083cc水冷並列ツインエンジン、あらゆる使用条件を想定した車体の構造やディメンションやポジション設定は2020年モデルチェンジした従来モデル譲り。 2022年モデルでは、シリーズ全車にスマートフォンとメーターを接続できる「Android Auto」が搭載され、LEDヘッドライトに日中の被視認性を高めるデイタイムランニングライトも追加、エンジンも最新の排ガス規制へ対応。 さらに、DCT仕様の変速タイミングも見直され、スタンダードモデルに従来は装備されていなかった、オプションのトップボックスにも対応するリアキャリアを標準装備。ストロークの長いサスを装備したも受注期間限定で発売された。 エンジン形式:水冷4ストOHC(ユニカム)4バルブ並列2気筒 総排気量:1082cc ボア×ストローク:92.0×81.4mm ...
新型「レックス」は小型SUVとして登場 スバルは新型SUV「REX(レックス)」を2022年11月11日に発表しました。 新型レックスは、街乗りからちょっとした遠出まで、シーンを選ばず安心してドライブを愉しめるスバル初のコンパクトSUVです。 スバル初のコンパクトSUV「新型レックス」 スバル初のコンパクトSUV「新型レックス」 【画像】スバルの名車がSUVで復活した! ワイルドな新型「レックス」内外装の写真を見る(12枚) レックスとは、1972年から1992年にスバルが販売していた軽自動車です。販売終了から30年が経過し、新たにコンパクトSUVとなって車名が復活しました。 外観デザインは、最小回転半径5.0mという取り回しの良い5ナンバーサイズのコンパクトなボディでありながら、大きく張り出したフェンダーや大径タイヤなどによって、SUVらしいアクティブさと頼もしさを強調し、力強い存在感を表現しました。 ボディカラーは全9色を設定。上級の「Z」グレードにはコントラストが目を引く2トーンカラーを2色設定しています。 内装はアクティブな印象のデザインとし、フロントシートを中心に赤い加飾をあしらうなどしてスポーティに仕立てました。 高いアイポイントに加え、フロントウインドウを大きくすることで死角を削減。リアも大きなリヤガラスとリヤクォーターガラスを装備し後方視界を確保しました。 室内は、後席の頭上空間や座面形状の工夫することによって広々とした空間を実現。荷室スペースは大容量空間を確保したほか、大型サブトランクや上下2段調節式カーゴボードを活用することで、シーンに合わせた使い方ができます。 また、前席/後席にUSBソケットを配置したほか、「Z」グレードには電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能を標準装備。 メーカーオプションとしてApple CarPlayおよびAndroidに対応可能な9インチのディスプレイオーディオを採用しました。 エンジンは、発進時のスムーズな加速感と低燃費を両立させた、軽量かつコンパクトな1.2リッター自然吸気ガソリンを搭載。マニュアル感覚のシフトチェンジが可能な7速シーケンシャルシフト(CVT)と組合せました。 また、軽量高剛性ボディと新開発のサスペンションにより、優れた操縦安定性やマイルドな乗り心地を実現。シーンに合わせて走行モードを切り替えられるDRIVEスイッチが採用されます。 安全性能では、最新の「スマートアシスト」を装備し、高い予防安全性能を実現。後方確認をサポートするブラインドスポットモニターとリヤクロストラフィックアラートを採用したほか、2019年度JNCAP衝突安全性能評価でファイブスターを受賞したボディを採用するなど、衝突安全性能を高めました。 ※ ※ ※ ...
ボルボカーズは11月9日、新型3列シート電動SUV『EX90』(Volvo EX90)を欧州で発表した。現行の『XC90』の後継モデルに位置付けられる。 ◆1回の充電での航続は最大600km EX90は、自社開発の全く新しいEV技術をベースにする。当初販売されるツインモーター全輪駆動モデルは、2つの永久磁石式電気モーターを搭載し、システム全体で408hpのパワーを引き出す。 バッテリーは蓄電容量が111kWhと大容量。1回の充電での航続は、408hp仕様の場合、最大で600km(WLTPサイクル)に到達する。急速充電を利用すれば、30分以内にバッテリーの8割の容量を充電できる。 また、EX90には、「パフォーマンス」仕様が設定される予定だ。ツインモーターは、最大出力が517psへ引き上げられる。最大トルクは92.8kgmを獲得している。 ◆Googleのアプリやサービスを車載化 EX90には、約15%の再生スチール、約25%の再生アルミニウム、48kgの再生プラスチックとバイオベース材料が使用されている。これは車両全体のプラスチックの約15%に相当し、これまでのボルボ車では最高レベルの比率という。 天然素材と責任ある方法で調達された素材を使い、快適でエレガントな空間を目指した。EX90のインテリアは、2040年までに完全に循環するクライメートニュートラルな企業になるというボルボカーズのサステナビリティな野心を反映したもの、と自負する。 車内では、2つのスクリーンからすべての機能にアクセスし、状況に応じた明確な情報を表示する。最新のインフォテインメントとコネクティビティが、車両と自宅のシームレスな接続を実現する。自宅にいながら車両を遠隔操作できる機能など、幅広いGoogleアプリやサービスが組み込まれている。 ◆14.5インチの縦長センタースクリーン ボルボ『EX90』、ツインモーターは517馬力…「パフォーマンス」仕様 室内では、14.5インチの縦長センタースクリーンがインフォテインメントシステムへの入り口となる。Googleが組み込まれているほか、5G接続が可能な地域では、5G接続が標準となっている。5G接続のおかげで、必要なアプリケーションをホーム画面にインストールし、直感性の高いナビゲーションを楽しむことが可能に。また、ボルボカーズ初となる「ドルビーアトモス」を搭載。ヘッドレスト一体型スピーカーを含めた25個のスピーカーで、臨場感あふれるサウンドを追求した「Bowers & Wilkins」オーディオシステムで、お気に入りの音楽をストリーミング再生できる。 5Gが利用できない地域では、ボルボが大手サービスプロバイダーと提携し、サービスを実施する。目的地の検索、お気に入りの音楽のストリーミング、お気に入りのアプリのインストールなど、直感的なセットアップが行えるようにした。 インフォテインメントシステムは、シンプルで情報過多にならないという原則に基づいて設計された。センタースタックとドライバー正面のディスプレイは、スマートな方法で情報を表示し、好みの方法でカスタマイズできる。また、ワイヤレスのApple「CarPlay」やグーグル「Android Auto」にも対応する予定だ。 ◆スマホによる「フォンキーテクノロジー」を導入 さらに、EX90には「フォンキーテクノロジー」を導入しており、スマートフォンで車のロックを解除できる。UWB業界標準に基づき開発されたこの技術は、幅広いブランドとモデルのスマートフォンに対応し、必要なときに家族や友人とキーを共有することができる。 ...
BEVとして生まれ変わった全長5037mmのフルサイズSUV スウェーデンのボルボ・カーズは2022年11月9日、新型SUV「EX90」を世界初公開しました。 ボルボ新型「EX90」 【画像】ボルボ新型「EX90」がカッコいい! 画像でチェック(26枚) 新型EX90は、ボルボのフラッグシップSUV「XC90」の後継モデルとして開発された電気自動車(BEV)です。 全長5037mm×全幅1964mm×全高1747mm、ホイールベースは2985mmというボディサイズで、室内は3列シートを備え、7人乗りを実現しています。 グレードはツインモーター・パフォーマンス(EE)、ツインモーター(EV)、ツインモーター・パフォーマンス(E2)の3種類を用意。すべて前後にひとつづつモーターを搭載しており、駆動方式は4WDとなります。 EEグレードの総合出力は517馬力・910Nm、EVグレードは408馬力・770Nm、E2グレードは503馬力・910Nmを発生、EEおよびE2の0−100km/h加速は4.9秒、EVグレードは5.9秒というパフォーマンスを発揮します。最高速度はすべて180km/hに制限されます。 搭載バッテリー容量はすべて111kWhで、航続可能距離はWLTCモードで最大600km(EEグレードは590km)となっています。 室内には14.5インチのセンタースクリーンがインフォテイメントの入り口となっています。Googleのシステムが組み込まれている他、5Gが接続可能な地域では5G接続が標準となっています。 ボタンやスイッチ類を極力廃したインテリアはクリーンで、複雑な操作をシンプルにし、情報過多にならないようにという減速に基づいて設計されています。 センタースタックとドライバーの前にあるディスプレイは、スマートな方法で情報を提供し、好みの方法でカスタマイズすることができます。また、ボルボEX90は、ワイヤレスのApple CarPlayやAndroid Autにも対応する予定だといいます。 また遠隔操作を使えば、車と家の間をシームレスに行き来することができます。Googleに依頼するだけで、自宅にいながらボルボEX90のロック、車内温度の調節をおこなうことができます。また、バッテリーの充電量も瞬時に知ることができます。 ボルボ・カーズのCEOであるジム・ローワン氏は「新型ボルボEX90は、電気自動車時代の大型ファミリーSUVにおける私たちのビジョンです。電気自動車として生まれ、ソフトウェアで定義されたこの車は、安全性、技術、持続可能性、デザイン、そしてすべてのお客様にとってよりパーソナルな体験を生み出すという点で、未来のボルボ車のあるべき姿を示しています」と、述べています。
ハッチバックとセダンのカローラが大幅改良! トヨタのオーストラリア法人は、「カローラハッチ(日本名:カローラスポーツ)」と「カローラ」(セダン)を大幅改良し、2022年11月に発売しました。 今回、第5世代のハイブリッドパワートレインが改良され、ピークパワーが13kW向上。1.8リッターガソリンエンジンに新開発の高出力モータージェネレーターやパワーコントロールユニット、ダウンサイジング ハイブリッド トランスアクスルを組み合わせ、性能が向上しています。 大幅改良したトヨタ「カローラ」(オーストラリア仕様) 大幅改良したトヨタ「カローラ」(オーストラリア仕様) 【画像】横基調のグリルで精悍顔に! 未来感たっぷりなメーター搭載の新「カローラ」写真を見る(10枚) また、フロント車軸に搭載された駆動用モーターは、ローター内の1極あたりの磁石の数を2倍に増やすなどの改良を加え、新開発のリチウムイオン電池は入出力ともにパワーアップしながら14%の軽量化を実現しています。 さらに、パワフルで高効率な2リッター直列4気筒ガソリンエンジン搭載車も設定。カローラハッチは126kW/202Nm、カローラは126kW/203Nmを発揮し、10速シーケンシャルシフト付きCVTの前輪駆動モデルも選択可能です。 遠隔操作や緊急時のサポートを提供する「トヨタコネクティッドサービス」をはじめ、さまざまな安全機能が新たに導入されました。 安全性向上のため、トヨタコネクティッドサービスでは、エアバッグが展開した緊急時や衝突を検知した場合に、自動的に緊急コールセンターに通知。 ドライバーがオペレーターと通信することでサポートを受けることができるほか、ルーフに設置されたSOSボタンから、必要に応じて消防や救急などに車両の位置を知らせるコールセンターへの電話を手動で起動することができます。 トヨタコネクティッドサービスでは、車両が盗難にあった場合に当局が車両を見つけるのを支援することも可能です。 加えて、スマートフォンアプリ「myToyota Connect」(一部車種)を併用することで、残燃料や航続距離、ドアのロック状態、窓の開閉状態など、カローラの情報をリモートで確認することができます。 また、安全装備もさらに向上。アクティブセーフティシステム「トヨタセーフティセンス」の機能が拡充され、プリクラッシュセーフティシステムに二輪車検知機能や交差点での衝突回避支援機能、右左折支援機能、緊急操舵支援機能、低速時の加速抑制機能を追加。 カメラやレーダーセンサーも改良され、障害物や車両を検知する範囲が広がったほか、カローラハッチではブラインドスポットモニターが全車に追加され、レーントレースアシストには、ドライバーの車両入力がなくなったことを検知すると車両を徐々に停止させる緊急運転停止システム機能が加わります。 さらに、トヨタの最新世代のマルチメディアシステムとして8.0インチのタッチスクリーンディスプレイを搭載。運転席側にショートカットボタンを配置した新しい画面レイアウトやApple ...
ホンダ史上もっともパワフルで大きいSUVが登場 米国ホンダは2022年11月7日、新型SUV「パイロット」を発表しました。ホンダのSUV史上でもっとも大きくパワフルであるといいます。 ついにデビュー! ホンダ史上最大&最強のSUV「パイロット」 ついにデビュー! ホンダ史上最大&最強のSUV「パイロット」 パイロットは、今回発表された新型で4代目。かつて日本でも販売されていた同社のSUVである「MDX」の兄弟車にあたるモデルで、3列シートを持つ大型SUVとなっています。 【画像】ホンダ史上最強SUV! タフグレードがメチャカッコイイ! 新型「パイロット」のスタイリングを画像で見る(32枚) 2022年9月14日にはティザー画像を公開し、10月6日からアメリカ国内で開催された女性専用のラリー競技「レベル ラリー」で一足先に競技デビューしていました。 新型パイロットの大きさは全長5085mm×全幅1994mm×全高1829mm。 エクステリアは大きく六角形型の直立したグリルがフロントフェイスを印象的なものにし、水平の力強いベルトラインがボディサイドを通り、旧モデルよりも約80mm延長したボディをさらにアグレッシブに見せています。 リア周りはボディ同色のルーフスポイラーとLEDテールライトが存在感を主張。 インテリアは従来モデルよりも2・3列目のレッグスペースが拡大され、クラス最高のパッセンジャースペースを持つといいます。 水平基調としたダッシュボードは高級感を強調しており、米国ホンダのフラッグシップSUVとしての格調をもたせた仕上がりです。 2列目シート中央部は取り外し可能となっており、リアカーゴフロアに収納できます。また、ラゲッジルームは歴代モデルで最大となり、最大で約3219リットルもの広大な荷室を展開することが可能です。 メーターはデジタルディスプレイとなり、標準が7インチ、最上級グレード「エリート」では10.2インチの大型が装着されます。 マルチメディアシステムはApple ...
マルチメディアシステムや予防安全パッケージが進化 トヨタのカナダ法人は、2022年11月2日に「ヴェンザ」2023年モデルを発売しました。 カナダで2023年モデルが発売されたトヨタ「ヴェンザ」 カナダで2023年モデルが発売されたトヨタ「ヴェンザ」 トヨタが海外で販売するSUVのヴェンザは、「ハリアー」の現地仕様に位置づけられます。 【画像】クーペSUVルックで美しすぎる! トヨタ新SUV「ヴェンザ」の姿とは?(42枚) Cピラーが寝かされたスタイリッシュなクーペSUVスタイルが特徴。一方日本で販売されるハリアーと違い、全車が2.5リッターガソリン+モーターのハイブリッド仕様です。 2023年モデルでは、最新のトヨタマルチメディアシステムを搭載し、Apple CarPlayおよびAndroid Autoの両方でワイヤレス接続に対応。 また、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense2.5」を全車に搭載します。 2023年モデルのヴェンザは、カナダ市場では「LE」「XLE」「リミテッド」の3グレードが展開されます。価格は4万50カナダドル(約435万円)からです。
2022年11月8日、ホンダはヨーロッパなどで快適かつスポーティなスクーターとして人気のフォルツァシリーズの「フォルツァ350」と「フォルツァ125」をモデルチェンジし、2023年モデルとして現地で発売することを発表した。 ホンダ新型「フォルツァ350」「フォルツァ125」の特徴 Honda FORZA350 欧州仕様・2023年モデル総排気量:329.6cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 シート高:785mm 車両重量:187kg Honda FORZA125 欧州仕様・2023年モデル総排気量:125cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 シート高:780mm 車両重量:164kg ヨーロッパの定番スポーティスクーター、2023年モデルでよりスタイリッシュに変身! この両モデル、排気量は大きく異なるものの、スタイリングやフレームといった車体の基本的な構造や、実用性、快適性をもたらす装備の多くに関しては共通の部分が多い。また、今回のモデルチェンジでは、完成度の高いエンジンや俊敏なハンドリングと高い安定性を両立する足回り、多彩な装備類といった面は従来モデルに受け継がれる。 FORZA350 両モデルの大きな違いであるエンジン、「フォルツァ350」は徹底した低フリクション化などで高効率を追求した、SOHC4バルブの330cc水冷単気筒のeSP+エンジン。力強いパワーを発揮するのに合わせ、リアタイヤのグリップを維持するためにホンダ・セレクタブルトルクコントロール(HSTC)を装備。 FORZA125 「フォルツァ125」も排気量こそ異なるものの、同様にSOHC4バルブの125cc水冷単気筒のeSP+エンジンで、アイドリングストップも備えていて良好な燃費を実現。こちらもホンダ・セレクタブルトルクコントロール ...
オールラウンドな最新アドベンチャー ホンダは、2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されているバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で新型モデルを「XL750 TRANSALP」公開しました。 ホンダ「XL750 TRANSAL」 ホンダ「XL750 TRANSAL」 「日常短距離での扱いやすさと、休日の長距離、高速走行時の快適性の両立」、「舗装路での軽快性と未舗装路の走破性の両立」、「冒険心を掻き立てる豊富で充実した装備」を高い次元でバランスさせたXL750 TRANSALPは、先駆けて公開された「CB750 HORNET」と共通の完全新設計の755cc 270°クランク直列2気筒エンジンを搭載するアドベンチャーモデルです。 【画像】ホンダ「XL750 TRANSAL」を画像で見る(30枚) 軽量コンパクトなユニカム方式の動弁系、ダウンドラフトエアインテーク、新採用の渦ダクト(Vortex Air Flow Duct)などの採用により力強いトルクフィーリングを実現したXL750 TRANSALでは、Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)、ABS、エンジンブレーキのレベルを切り替えられる5つのライディングモードを搭載。 ニュートラルなハンドリングとオフロードでの走破性を実現するため、軽量なスチール製ダイヤモンドフレームにはSHOWA (日立Astemo)43mm ...
2022年11月8日、ホンダはEICMA2022(ミラノショー)で、新型車「XL750トランザルプ」を発表しました。日本でも発売予定! ホンダ「XL750トランザルプ」の特徴 Honda XL750 TRANSALP 欧州仕様・2023年モデル総排気量:755cc エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ並列2気筒 シート高:850mm 車両重量:208kg 10年ぶりにその名が復活した快適オールラウンダー まだ「アドベンチャー」というカテゴリーが生まれる前の1986年に初代が登場、翌1987年には国内でも300台が限定発売されたトランザルプは、激戦区である欧州のミドルクラスにおいて、長年にわたって絶大な存在感と人気を誇ってきた名機。大きなフェアリングを備え、高速道路でのロングクルーズも快適な上、オフロードでの高い走破性も確保。ステージを選ばないグランドツアラーとして定評を築いてきたモデルでした。 Honda TRANSALP 600V 国内仕様・1987年 その後2度のモデルチェンジを経て、最終的には700となったトランザルプは、2012年に惜しまれつつその生産を終えましたが、なんと! 今回そんな栄光の名前が復活したわけです。その名も「XL750 TRANSALP」! 上の初代モデルと見比べれば一目瞭然。今回登場した新型トランザルプのカラーは、初代のものをオマージュしているのです。「XL」という名前も、初代トランザルプが当時デュアルパーパスシリーズの一員で、XLシリーズにラインアップされていた、という歴史に裏打ちされたもの。ホンダがこのモデルに抱いている情熱と誇りがうかがえますね。 ホンダ「XL750トランザルプ」のカラーバリエーション ...
ホンダの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、現地時間2022年11月8日(火)10:00に、イタリア・ミラノで開催されるEICMA 2022に出展するヨーロッパ向け2023年モデルの二輪車ラインアップを発表した。アドベンチャー・ラインアップには、かつて製造していた「トランザルプ」を新たなパッケージで「XL750 TRANSALP」を、電動二輪車としては初めてヨーロッパで販売する高耐久性・高効率の「Honda Mobile Power Pack e:」を搭載した「EM1 e:」を、他にもCL500、CMX1100T Rebelなどを発表する予定だ。 EICMA 2022(ミラノショー)出展概要 ~ニューモデル「XL750 TRANSALP」、「EM1 e:」、「CL500」等を出展~ Hondaの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッド(本社:バークシャー州ブラックネル 社長:奥田 克久)は、現地時間2022年11月8日(火)10:00に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。 <ご参考> Hondaは、イタリア・ミラノで開催されるEICMA 2022(ミラノショー、プレスデー:11月8~9日、一般公開:11月10~13日)に出展するヨーロッパ向け2023年モデルの二輪車ラインアップを発表しました。 ...
現在イタリアのミラノで開催されているEICMA(ミラノショー)でホンダがトランザルプ750を発表。先にインターモトで発表されていたホーネット750と同系統のエンジンを搭載する21−18インチホイールの本格オフロードアドベンチャーとなる 画像1: Honda XL750 TRANSALP 画像1: トランザルプ復活、ホンダの750ccアドベンチャーがEICMAでデビュー Honda XL750 TRANSALP ホンダのアドベンチャーバイクCRF1100Lアフリカツインに次ぐミドルクラスのアドベンチャーバイクとして発表。「日常短距離での扱いやすさと、休日の長距離、高速走行時の快適性の両立」、「舗装路での軽快性と未舗装路の走破性の両立」、「冒険心を掻き立てる豊富で充実した装備」を開発のキャッチコピーに掲げたとのこと。 画像2: Honda XL750 TRANSALP エンジンは「CB750 HORNET」と共通の完全新設計の755cc 270°クランク直列2気筒。CRF450Rなどと同様のホンダ独自のOHCヘッド“ユニカム”を搭載しており、インテークバルブ径35.5mm/リフト量9.3mm、エキゾーストバルブ径29mm/リフト量8.2mmのスペック。ダウンドラフトエアインテーク(スロットルボディ径46mm)と、車体左右に配置した新採用の渦ダクトによって低中速領域の力強さを実現しているという。欧州発表ではボア×ストローク87 x 63.5mm、圧縮比11.0:1で最高出力は67.5kW/9,500rpm、75Nm/7,250rpmと低中速レンジのトルク感を重視したもの。燃費は23.km/l ...
タフな見た目の小型SUV「アイゴ X」に「屋根開き」仕様を特別設定 トヨタの英国法人は2022年11月2日、小型SUV「アイゴ X」にキャンバストップを装備する新グレード「エア エディション」を追加したと発表しました。 アイゴ X エア エディションはオンラインでの限定販売となります。 「空がまる見え」のキャンバストップを標準装備するモデルを追加(写真はベースモデル) 「空がまる見え」のキャンバストップを標準装備するモデルを追加(写真はベースモデル) トヨタが主に欧州市場で展開している「アイゴ」は、初代モデルが2005年に登場。コンパクトカーの「ヤリス」よりも下位のモデルで、同市場ではトヨタのラインナップのなかでエントリーモデルに位置します。 【画像】「屋根開き」で開放感スゴッ! 小型コンパクトSUV「アイゴ X」を画像でチェック(23枚) 3代目となる現行モデルは2021年11月に欧州でデビュー。新たにクロスオーバータイプとなって登場しました。 プラットフォームはヤリスやコンパクトSUV「ヤリスクロス」と同じTNGA GA-Bプラットフォームを採用しています。 ボディサイズは全長3700mm×全幅1740mm×全高1510mmで、最小回転半径は4.7mを実現し、コンパクトで小回りの効くボディとなっています。 ...
しーん、と音なしのスーパーカー「アルトゥーラ」PHEVは新しいことだらけ スーパーカーのスタートボタンを押すと、普通は「ブウォー」と言うエンジン音が鳴り響く。実は、スタートボタンを押しても、何も起きないスーパーカーは初めてかもしれない。 それが、プラグイン・ハイブリッドの「マクラーレン・アルトゥーラ」の特徴なのだ。スタートボタンを押すと、デフォルトで電気モードになり、音もなくエミッションなしで、そーっと静かに発進できる。 先週、富士スピードウェイで乗った時は、ピットレーンから音なしの「Eモード」だけでサーキットに向かった。正直なところ、スーパーカーをスタートする時の激しい音と振動が今までの快感だったので、アルトゥーラのし〜んとなっているスタートには慣れが必要。でも、考えてみると、ガソリンエンジンの販売が禁止される2030年に向かって、すべてのスーパーカーはこうなっていくので、慣れなければならない。 後ろから見たアルトゥーラ しかも、このマクラーレンは新デザイン、新パワートレーン、初のV6、新開発の8段DCT、新シャシー、新インテリアなど、このクルマは新しいことだらけだ。 アルトゥーラは、マクラーレンらしいルックスにヒネリがかかったと言えるし、その中身も大きく更新されている。ボディーの中心となるカーボンモノコックタブの後方にエンジンを縦置きするというミドシップ後輪駆動レイアウトは、今までと同じだが、真上に開くドアは狭い場所での開閉にも対応すべく、ドアオープニング時の幅は480mm狭くなったという。 運転席の写真 室内も一新した。センターコンソールに8インチのタッチスクリーンを配置し、全体的に新しくなってよりクールになっている。エアコンやオーディオ、ADASなどの操作が行えるほか、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応する。英国の老舗音響ブランドBowers & Wilkinsのオーディオも標準で装備される。 左ハンドル車の運転席 レース場のマクラーレン アルトゥーラは、マクラーレン初の3リッターV6エンジンに2つのターボを搭載。リアミドシップのエンジンにモーターを組み合わせたプラグイン・ハイブリッド・パワートレインを採用している。エンジン単体で最高出力は585psで、最大トルクは585Nmを、モーターは95ps、225Nmを発生する。つまり、システム最高出力は680ps、同最大トルクは720Nmを誇るし、組み合わさった新開発の8段DCTのシフト・フィールがとても速くて気持ちがいい。 エンジンの上部には、ターボの熱を放出するための、チムニーと呼ばれるエアアウトレットが配置される。ゼロから100km/hまでの加速は、たった3秒しかかからない。やはり、PHEVとの組み合わせなので、ゼロからの発進や、高速道路での合流する時の加速も、瞬間的で非常に速い。音無しのEモードでは、走行距離の31kmだし、その速度は130km/hまでとなっている。 V6ツインターボとモーターは、スムーズにパワーを伝達し、今回の試乗では、「Electric」、「Comfort」、「Sport」、「Track」の4つのドライブモードから選べる。どのモードをセレクトしても、エンジンとモーターのコンビネーションに違和感を覚えることはなかった。モーターからエンジンへの切り替えは、エンジンの始動音によってハッキリと気づかされるが、トルクの落ち込みやショックはなかった。また、制限速度内であれば山道の上りであってもEV走行でパワー不足を感じることはない。非常に優秀で力強いパワートレインだと感じた。 メーター液晶部分 シフトボタン部分の写真 ...
ミニバンに飽きたら 日本に最適な3列7人乗りのジープ、「コマンダー」が登場 ジープが新型車の「コマンダー」を発表し、受注を開始した。グランドチェロキーとコンパスの間に位置する中型サイズの3列7人乗りのSUVで、日本市場では販売が終了したチェロキーに代わるモデルとなる。 【写真30点】ミニバンに飽きたら 日本に最適な3列7人乗りのジープ、「コマンダー」が登場 の詳細画像をチェック 初代とは全くの別モノ ジープでは2000年代後半にコマンダーという車名のフラッグシップ・モデルが登場したが、そのモデルとは3列7人乗りというシートレイアウトを持つ点こそ共通だが、その後継車種ではなく、完全な新規車種だ。 グランドチェロキー似の端正なデザイン エクステリアは現行ジープの最上位モデルである「グランドチェロキーL」と同じイメージのデザインだが、リア・ウインドウを立ち気味にし、ルーフを長く取ることで3列目シートの居住空間を確保。フロントの7スロット・グリルや台形ホイール・アーチなどジープの伝統的モチーフも盛り込まれている。ボディ・サイズは全長4770×全幅1860×全高1730mm、ホイールベースは2780mmとなっている。 インテリアは最大80度開くドアとともに2列目に操作が容易なタンブル機能を備えることで3列目への乗降性を向上。多様なシート・アレンジも可能となっている。荷室容量は5名乗車時で481リッター、7名乗車時で170リッター。装備は、ダイヤモンド・キルティングを施したレザー・シートや、Apple CarPlay、Android Auto対応の10.1インチ・タッチパネル付オーディオ・ナビ、ワイヤレス充電などを標準装備している。 ジープ初のディーゼルを搭載 エンジンはジープ・ブランドでは日本初導入となるディーゼルを採用。2.0リッター・ターボで最高出力170psを3750rpm、最大トルク350Nmを1750-2500rpmで発生する。トランスミッションは9段ATを搭載。「ジープ・コンパス」と同じ前輪駆動プラットフォームを用いているが、オンデマンド式の4WDシステムを備える。砂泥地、雪道、自動調整の3つパターンを備えた走行モード切り替え装置と、急坂を一定速で下降し安全性を保つヒルディセント・コントロールも装備する。 グレードはリミテッドの1タイプのみ。ボディ・カラーは4色で、2色の内装色がボディ・カラーによって振り分けられる。価格は597万円。 公式ウェブサイトでは、3Dコンフィギュレーターを導入。内外装のカラーやアクセサリー装着イメージを360度の3D画像で確認できる。 文=関 耕一郎 (ENGINE WEBオリジナル)
ドゥカティのニューモデルDesert Xがついに日本で発売された。そのスタイルやスペックからオフロードファンも注目するアドベンチャーモデルをAD/tacこと和泉拓がインプレッション! 画像2: 好感触の前後サスペンション 試乗したコースは群馬県アサマレースウェイ。ドゥカティが開催するライディング・レッスン・プログラム「DRE(ドゥカティ・ライディング・エクスペリエンス)」の中で試乗させてもらうことができた。 ドゥカティが本格オフロードバイクを出す意味は ドゥカティといえば美しいトレリスフレームが特徴的なネイキッドモデルのMonsterや、近年ではmotoGPでの活躍も目覚ましいことからスポーツモデルを想像する人が多いだろう。しかし実はドゥカティのラインナップの中で一番売れているのは、アドベンチャーモデルのムルティストラーダなのだ。その主戦場はヨーロッパとはいえ、現在日本国内だけでも新車で購入できるアドベンチャーモデルは50車種を超えており、メーカーにとって見逃せないムーブメントに成長していると言える。その証拠にアメリカンモデルの代名詞とも言えるハーレーダビッドソンでさえも2020年にPan Amerricaを発売し、アドベンチャー市場に参入しているのだ。 V2、V4、さらには発表されたばかりのV4 RALLYなど、着々とムルティストラーダのラインナップを充実させているドゥカティが、ムルティストラーダよりもオフロード性能に特化したアドベンチャーモデルDesert Xをリリースした。 画像1: ドゥカティが本格オフロードバイクを出す意味は DUCATI Desert X ¥1,999,000(税込) 最高出力:110PS 最大トルク:9.4kgm 乾燥重量:202kg ...
「デルタ」「ゼータ」の2グレードを設定 スズキのインド子会社「マルチ・スズキ」は、同社の「バレーノ」にCNG仕様を追加したと2022年10月31日に発表しました。 マルチ・スズキが発表した新型「バレーノ S-CNG」 マルチ・スズキが発表した新型「バレーノ S-CNG」 バレーノは、スズキがグローバルに展開するハッチバック車です。日本市場では2016年から2020年まで販売されていましたが、現在はラインナップされていません。 【画像】スズキが新型高級HB「バレーノ S-CNG」発表! シャープなイケ顔 実車を画像で見る(24枚) インドでは、マルチ・スズキが展開する高級販売網「NEXA」で取り扱われるモデルとなります。 今回追加されたCNG仕様(バレーノ S-CNG)は、燃料として圧縮天然ガスおよびガソリンのどちらも使用できる1.2リッターエンジンを搭載。 スペックは、圧縮天然ガス使用時が最高出力77.49馬力・最大トルク98.5Nm、ガソリン使用時が最高出力89.73馬力・最大トルク113Nmを発揮します。トランスミッションはMTのみの設定です。 また各種先進装備も充実しており、マルチ・スズキはクラスで唯一6エアバッグ仕様を提供するプレミアムなCNGハッチバック車であると説明。 40以上のコネクテッド機能を備えたスズキ コネクトや、Android AutoおよびApple CarPlayによるスマホ連携への対応、音声操作に対応したインフォテインメントシステムも搭載されます。 バレーノ ...
スズキの欧州部門は10月24日、ミドルクラスSUV『Sクロス』(Suzuki S-Cross)の新型に、フルハイブリッドを追加設定すると発表した。 ◆燃費は19.2km/リットル スズキのミドルSUV『Sクロス』新型、電動化を促進…フルハイブリッド設定 新型Sクロスは、従来の『SX4 Sクロス』の後継モデルだ。欧州仕様は、ハンガリーのマジャールスズキで生産されており、2021年に欧州市場で発売された。 この新型Sクロスに、欧州でフルハイブリッドが追加設定される。既存の48Vマイルドハイブリッドを補完する形となる。フルハイブリッドには、「K15C」型1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する。このエンジンに、モーターとジェネレーターを一体設計したベルト駆動式の「MGU」を組み合わせた。 バッテリーは140Vのリチウムイオンを搭載する。トランスミッションは6速「AGS(オート・ギア・シフト)」。モーターのみで走行できるEVモードの効果もあって、駆動方式が2WDの場合、複合モード燃費19.2km/リットル、CO2排出量118g/km(いずれもWLTPサイクル)の環境性能を可能にしている。 ◆4WDの「オールグリップ」は4種類の走行モード 4WDの「オールグリップ」は、ドライバーが4種類の走行モードを選択できる。システムは、スリップが発生する前に後輪にトルクを配分する「フィードフォワード」機能によって強化されている。 安全面では、「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」が、約5~100km/hの範囲で、システムが前方の障害物との衝突のリスクを判断すると、音声と視覚的な警告を発する。前方の障害物と衝突するリスクが高く、ドライバーが急ブレーキをかける場合、システムはブレーキアシストを行う。 さらに、交通標識認識、ブラインドスポットモニター、速度リミッター付きアダプティブクルーズコントロール、フロントとリアのパーキングセンサー、リアにパーキングカメラを装備している。 ◆最大9インチのタッチパネルディスプレイ 360ビューカメラは、車両の前部、後部、側面にそれぞれ1つずつ、合計4つのカメラが装備される。ダッシュボード中央のディスプレイに映像が表示され、ドライバーに明確な全方位ビューを提供する。ドライバーが降車前に周囲を確認できる3Dオープニングビューと、安全な駐車を支援する鳥瞰図が含まれる。その他の機能としては、拡大可能な高解像度ビューや、ギアの選択に応じて切り替わるオート前後ビュー表示などがある。 パノラマサンルーフは、前席と後席用の2枚のガラスパネルで構成される大型のスライドサンルーフだ。サンルーフを閉じると、ガラスパネルの長さは1000mmになる。サンルーフを開いた時の開口部の長さは560mmで、乗員に爽快なオープンルーフ体験をもたらすという。 ナビゲーションとスマートフォン接続を備えたディスプレイオーディオシステムとして、直感的な操作を可能にする7~9インチのタッチパネルディスプレイ付きスマートフォンリンケージディスプレイオーディオ(SLDA)を装備した。このシステムでは、ドライバーがMirrorLinkやグーグル「Android Auto」、Apple「CarPlay」を使用して、車載ディスプレイにスマホアプリを表示することを可能にしている。マルチインフォメーションディスプレイは、4.2インチの高精細カラーLCDディスプレイとなる。エンジン出力やトルクデータ、燃費、平均速度、加速とブレーキ操作、Gフォースなど、さまざまな情報を表示する、としている。
予防安全装備も進化 レクサスの米国法人は、2022年10月21日に「ES」2023年モデルを発表しました。 米国仕様のレクサスES(2023年モデル) 米国仕様のレクサスES(2023年モデル) 新型ESは、内装デザインが刷新されたほか、新グレード「Fスポーツ・ハンドリング」の追加、予防安全機能の拡充などがおこなわれています。 【画像】レクサス基幹モデルがもっとスポーティに! 新「ES」を画像で見る(12枚) 内装は、スマホのワイヤレス充電などが追加されたほか、最新のマルチメディアシステム「レクサス・インターフェイス」を導入。 8インチ(オプションで12.3インチも選択可)のタッチスクリーンディスプレイが装備され、Apple CarPlayおよびAndroid Autoによるスマホ連携にも対応。音声コントロール機能も搭載されます。 さらに、スポーティな走りを求めるユーザーに向けてFスポーツ・ハンドリングという新グレードを設定。 アルミペダルや専用チューンの「AVS(Adaptive Variable Suspension system)」が搭載されるほか、ドライブモードとして「Sport+」および「Custom」も搭載されます。 2023年モデルでは先進運転支援機能「レーントレーシングアシスト(LTA)」のアシスト範囲の拡大、ダイナミックレーダークルーズコントロール(DRCC)(全車速追従機能付)のカーブ速度制御機能の追加などが実施されたほか、内装デザインに「アッシュ・バンブー」が採用されるなどの変更もおこなわれました。 米国仕様のES 2023年モデルの価格は4万2490ドル(約634万円)から設定されます。
BMWは、新型電動コンパクトSUVの『iX1』を11月、欧州市場で発売すると発表した。iX1は、新型『X1』のEVバージョンになる。 ◆313hpツインモーターで0~100km/h加速5.6秒 iX1には、第5世代の「BMW eDrive」テクノロジーを搭載する。最初に発売される「xDrive30」グレードには、前後アクスルにそれぞれ1個のモーターを搭載し、4輪を駆動する。モーターは最大出力313hp、最大トルク50.4kgmを引き出す。 アクチュエーターに近い場所には、瞬時に作動するホイールスリップ制限テクノロジーを搭載しており、あらゆる地形で確実なトラクション性能を実現するという。パワフルなモーターは、0~100km/h加速5.6秒、最高速180km/hの性能を発揮する。 バッテリーは蓄電容量64.7kWhで、車両の床下にフラットに配置された。1回の充電で、最大440km(WLTPサイクル)の航続を可能にしている。『i7』にも搭載されている改良された充電ソフトウェアと効率的な充電テクノロジーにより、最大出力130kWの急速充電を利用すれば、バッテリー容量の8割を29分で充電できる。 BMWの小型電動SUV『iX1』、航続440km…11月欧州発売予定 ◆「BMWライブ・コックピット・プラス」を標準装備 iX1には、「BMWライブ・コックピット・プラス」を標準装備する。最新世代の「BMW iDrive」は、「BMWオペレーティングシステム8」をベースにしており、「BMWカーブドディスプレイ」と、最新の「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を採用している。フルデジタル化されたディスプレイは、10.25インチのインフォメーションディスプレイと10.7インチのコントロールディスプレイで構成されている。 操作はタッチと音声によって行う。インテリアの幅広いデジタル化により、操作に必要なボタンやコントロール、スイッチの数を大幅に減らしているという。新しい「マイモード」は、個別に選択可能な車両設定と、インテリアのマッチング機能を組み合わせたものだ。「Augmented View」機能は、クラウドベースのナビゲーションシステム「BMW Maps」のオプションとして利用できる。 車載カメラを使うと、乗員のスナップショットを撮ったり、インテリアの写真をスマートフォンに送信したりすることができる。これに加えて、5Gモバイルテクノロジー対応の「Personal eSIM」、「BMWデジタルキープラス」、「BMW ID」、Apple「CarPlay」とグーグル「AndroidAuto」によるスマートフォン統合も利用できる。 ◆交差点では歩行者や自転車を検出可能に 最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載する。ブレーキ機能付きのクルーズコントロールとフロントコリジョン警告システムを標準装備した。これにより、交差点を曲がる際の対向車や歩行者、自転車を検出できるようになった。リバースアシストカメラとリバースアシスタントを含むパーキングアシスタントも、標準装備されている。 オプションとして、ステアリングアシスタント、レーンコントロールアシスタント、ストップ&ゴー機能付きアクティブクルーズコントロール、アクティブナビゲーション、出口警告機能、BMWヘッドアップディスプレイ、サラウンドビュー、リモート3Dビュー、BMWドライブレコーダー、リモート盗難レコーダーが用意される。リモートソフトウェアアップグレードを利用して、さまざまな機能をアップグレードできる。これにより、新車購入後に、新しい機能を追加することも可能、としている。
ジープ「コマンダー」が復活 ステランティスジャパンは2022年10月24日、ターボディーゼルエンジンを搭載したジープの7人乗り新型SUV「Commander(コマンダー)」の受注を開始しました。 ジープ新型SUV「コマンダー」 ジープ新型SUV「コマンダー」 コマンダーの初代は2006年に登場。ジープブランドの最上級フラッグシップという位置付けで、日本でも2009年にかけて販売されていました。 【画像】タフオシャのジープ新型SUV「コマンダー」外観・内装を画像で見る(24枚) 今回登場した新型は、「グランドチェロキーL」の系統を引き継ぐ外観デザインを採用。ジープの特徴でもあるフロントの7スロットグリルはヘッドライトと一体化し、安定感のあるスタイリングを印象付けています。 ルーフ部分はブラックペイントを採用し、プレミアムな雰囲気を演出。リアコンビネーションとリアバンパーのデザインは、日本未導入のプレミアムモデル「グランドワゴニア」からインスピレーションを得たデザインです。 このほか台形のホイールアーチ、荒れた路面で車体との干渉を低減する十分な地上高など、ジープらしいデザインが随所に取り入れられています。 ボディカラーは、パールホワイトトライコート、ヴェルヴェットレッド、ブリリアントブラッククリスタル、グレーマグネシオメタリックの4色です。前者2色にはエンペラドールブラウン/ブラック内装、後者2色にはブラック内装が組み合わされます。 その内装は、運転席に10.25インチのフルデジタルクラスターを装備。インストゥルメントパネルの中央にはApple CarPlayやAndroid Autoに対応した10.1インチタッチパネルモニター付きオーディオナビゲーションが備わるほか、スマートフォン用のワイヤレス充電機能も装備しています。 各座席には十分なスペースを確保し、リクライニング機能も装備。また、最大で80度まで開く大開口ドアによる乗降性にも配慮しています。 2列目シートはワンタッチで格納できるタンブル機能を備え、様々なアレンジも簡単に可能です。 荷室容量は、5名乗車時で481リットル、7名乗車時で170リットルを確保しています。 ボディサイズは全長4770mm×全幅1860mm×全高1730mm。ホイールベースは2780mmです。 新型コマンダーは、ジープブランド初のディーゼルエンジンを搭載。2.0リッターDOHC直列4気筒ターボディーゼルエンジンは、最高出力170ps、最大トルク350Nmを発生します。 パワートレインは、このエンジンと9速AT、電子制御4×4システム「Jeepアクティブドライブ」が組み合わされており、高い走破性と低燃費を両立しているといいます。 走破性能に関しては、「SAND/MUD(砂・泥)」「SNOW(雪)」「AUTO(オート)」の3モードを設定し、パワートレインや駆動系の車両制御が最適化され最大限のオフロード性能を発揮。 ...