2リッターターボエンジンは272hp・280lb-ftを発揮 ホンダが米国を中心に展開する高級車ブランド「アキュラ」は、「RDX」2023年モデルを現地で発表しました。どのような高級SUVなのでしょうか。 アキュラ「RDX」 アキュラ「RDX」 2023年モデルのRDXは、同ブランドのフラッグシップSUV「MDX」をイメージしたスポーティかつダイナミックなデザインを採用。新色となるボディカラーも採用されたといいます。 【画像】高級SUV「アキュラ RDX」がイカしてる! カッコいい外観を見る(31枚) 内装は、ワイヤレスApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応した10.2インチディスプレイを搭載するほか、Qi規格のワイヤレス充電にも対応します。 搭載されるエンジンは最高出力272hp・最大トルク280lb-ftを発揮する2リッターターボエンジンで、10速ATが組み合わされました。 スポーティなチューニングが施されたサスペンションを備えるほか、標準装備のホイールは19インチ、オプション設定のホイールは20インチを設定します。 予防安全装備としてブラインド スポット インフォメーションや車線維持支援システム、低速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールなどから構成される「AcuraWatchスイート」も搭載されます。 また2023年モデルは、コネクテッドサービス「アキュラリンク」を3年間無料で利用可能です。 RDX 2023年モデルの価格は4万1350ドルから(約618万円から)です。 ※ ...
マツダの米国部門の北米マツダは10月18日、コンパクトクロスオーバー車『CX-30』(Mazda CX-30)の2023年モデルを米国で発売した。現地ベース価格は2万2950ドル(約340万円)だ。 ◆自然吸気の2.5リットルを191hpにパワーアップ CX-30は、マツダのデザインテーマの「魂動デザイン」を具現化したエレガントなスタイルと、SUVらしい力強さとを融合させたコンパクトクロスオーバー車だ。米国仕様は2019年11月、ロサンゼルスモーターショー2019で発表された。 2023年モデルでは、日本向けにはない自然吸気の2.5リットル直列4気筒ガソリン「SKYACTIV-G 2.5」がパワーアップした。最大出力は186hpから191hpへ、5hp強化。最大トルクは25.7kgmに据え置かれた。 気筒休止技術の改良により、燃費性能を引き上げた。EPA(米国環境保護局)の推定燃費は、市街地で約11km/リットル、高速道路で約14km/リットル、複合モードで約12.3km/リットルに向上している。 ◆2.5リットルターボは最大出力250hp マツダ CX-30 、日本未設定の2.5リットルは自然吸気とターボ…2023年型を米国発売 また、2023年モデルでは、日本仕様にはない「SKYACYIV-G 2.5T」を「2.5ターボ」グレードに搭載する。この2.5リットルターボエンジンを搭載する2.5ターボは、CX-30の最上位グレードに位置づけられる。 2.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力250hp、最大トルク44.2kgmを獲得する。この2.5リットルターボエンジンには、エンジンハーモニクスエンハンサーを採用した。これにより、洗練されたパワフルなサウンドを発生する。 2.5ターボは、18インチのブラック仕上げのアルミホイール、大型テールパイプ、光沢ブラック仕上げのドアミラー、リアゲートの「TURBO」エンブレムなどが特長だ。インテリアは、ブラック仕上げのダッシュボード上部、各部のクロームフィニッシュなどが特長になる。 ◆マツダの北米戦略に沿って全車を4WD化 この2.5リットルターボエンジンを含めて、2023年モデル全車が最新の4WDシステムの「i-ACTIV AWD」を標準装備した。全車の4WD化は、マツダの北米戦略に沿ったものとなる。i-ACTIV AWDは、前後輪のトルク配分を自動的にコントロール。わずかなタイヤの動きや路面状況などをリアルタイムにモニターし、前後輪のエンジントルク配分を、2WD(FF)相当から直結4WD状態まで制御する。 各種センサーにより、車体の対地速度と前輪速度を高精度で検出し、前輪が空転する予兆をいち早く察知する。これにより、優れた走破性と操縦安定性を可能にし、悪路でも効率の良い走りを追求している。 ...
ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラは10月17日、小型プレミアムSUV『RDX』(Acura RDX)の2023年モデルを米国で発売した。現地ベース価格は、4万1350ドル(約615万円)だ。 ◆アキュラ・リンクとメンテナンス・パッケージを無償付帯 現行RDXは3世代目で2018年春、ニューヨークモーターショー2018でワールドプレミアされた。新開発のプラットフォームと、最新のアキュラのデザイン言語「アキュラ プレシジョン コンセプト」や、「アキュラ プレシジョン コックピット」を導入。現地では、レクサス『NX』などと競合する小型プレミアムSUVで、アキュラブランドの米国最量販車だ。 2023年モデルには、強化されたセキュリティや各種遠隔操作が特長の「アキュラ・リンク」サービスが、3年間無料で付帯する。 また、「アキュラ・メンテナンス・パッケージ」も2年間、無償で付帯。このパッケージには、オイルとフィルターの交換、タイヤのローテーション、各種点検が含まれている。 ◆静粛性を追求した「アドバンスパッケージ」 ドアやダッシュボード、センターコンソールには、ブロンズ仕上げのアルミトリムを標準装備した。サドルブラウンのインテリアも採用する。「アドバンスパッケージ」では、オープンポアのウッドトリムが添えられる。 アドバンスパッケージは、リモートエンジンスタート機能を備えている。アドバンスパッケージのカーゴエリアに12ボルトの電源コンセントを装備することで、機能性を追求している。 アドバンスパッケージは、RDX史上、最も静かなキャビンを目指した。これは、ルーフに遮音材を追加し、ボンネットの下とダッシュボードに遮音材を追加することで実現したという。後部ドアには、断熱材と吸音ガラスも装備した。荷室にも遮音材を追加し、リアハッチのインナーカバーに防音材を追加している。 ◆アマゾン「アレクサ」を車載化 また、「テクノロジーパッケージ」には、Qi互換のワイヤレススマートフォン充電とLEDアンビエント照明の「IconicDrive」が装備される。アキュラのIconicDriveシステムにより、27種類のアンビエント照明の色の組み合わせから1つを選択できる。リアカメラウオッシャーも、テクノロジーパッケージの一部に含まれる。 テクノロジーパッケージには、厚いカーペットパッドを導入した。フロントの遮音材に加えて、ロードノイズと風切り音を低減する吸音ガラスを採用した。ダッシュボードの遮音パッドはエンジンノイズを低減し、Dピラーの構造はロードノイズを低減させるという。 ワイヤレスApple「CarPlay」とグーグル「AndroidAuto」、USB-C充電ポート、アマゾン(Amazon)の音声アシスト、「アレクサ(Alexa)」などを標準装備した。車載アレクサを利用すると、ドライバーはアレクサに特定のアドレスや興味のある場所への移動、音楽の再生、電話の発信、オーディオの再生、天気の確認、スマートホームデバイスの制御、駐車場の検索などを依頼できる。さらに、7インチフルカラーメーターディスプレイには、デジタルスピードメーターが採用されている。 ◆2.0リットル「VTECターボ」とセグメント初の10速AT パワートレインは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTECターボ」エンジンを搭載する。最大出力272hp、最大トルク38.7kgmを発生する。先代RDXの3.5リットルV型6気筒ガソリン自然吸気エンジンに対して、3.8kgmトルクが向上。トランスミッションは、セグメント初の10速ATを組み合わせている。
スバルは2022年10月13日、軽自動車スーパーハイトワゴン「シフォン」の一部改良を発表した。なお「シフォン」はダイハツ タントのOEMモデルだ。 シフォン カスタム R 今回の一部改良モデルでは、Lグレードを除く全車に電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールドを標準装備化している。 また、メーカーオプションとしてApple CarPlay、Android Autoとの接続が可能な9インチのディスプレイオーディオをスバルの軽自動車として初採用している。 また全車で、リヤシートのスライド操作を荷室側からも可能とするシートバック背面レバーの追加、荷室高さの有効活用が可能となる上下2段調節式カーゴボードの採用により、機能性を向上。 インテリアは、ドアトリム、助手席トレイのキルティング形状を緻密なテクスチャ形状に変更するとともにインストルメントパネルの加飾パーツ色を従来よりも深みのあるブルーに変更した。 シフォンカスタムはフロントフェイスを中心としたデザインを刷新し、迫力と上質感の向上に加え、シート表皮のレザー面積を拡大し、ファブリック部をブルー表皮に変更している。 ボディカラーは、シフォン専用色として、サンドベージュメタリック、ホワイト/サンドベージュメタリック(2トーン)を、シフォンカスタム専用色として、クロムグレーメタリック、クールバイオレットクリスタルシャインを新たに設定した。 価格 スバル シフォン 関連記事 スバル 関連記事 スバル ...
「レトロでありながら、新鮮で未来的」な外観 中国の自動車メーカー「長城汽車」が展開するEVブランド「ORA」は、2022年10月17日から23日まで開催されるパリモーターショー2022に「ファンキー・キャット」「ファンキー・キャットGT」「ネクストORAキャット」の3台を出展したと発表しました。 ORAは、ファンキー・キャットの欧州第一号車を2022年内にドイツで納車するとしています。 ORAの小型EV「ファンキー・キャット」 ORAの小型EV「ファンキー・キャット」 【画像】レトロさも強調!? 新型車「ファンキー・キャット」の姿を見る(24枚) 今回ORAは、同じく2022年内に欧州展開を開始する長城汽車のSUVブランド「WEY」とともにパリモーターショー2022に出展しました。 ORAの欧州第一弾モデルとなるファンキー・キャットは、ボディサイズが全長4235mm×全幅1825mm×全高1603mmの小型EVです。 まずは、バッテリー容量47.78kwhで航続可能距離310kmのモデルが投入されることとなり、最大トルク250Nm、0-100km/h加速8.3秒、最高速度160km/hと公表されています。 ファンキー・キャットの外観についてORAは「レトロでありながら、新鮮で未来的」であると説明。丸目のLEDヘッドライトや曲面が多用されたボディが特徴的で、猫のようなかわいらしいデザインです 。 運転支援装備としてアダプティブ・クルーズ・コントロールや360度カメラ、バックカメラなどを搭載。 内装にはマルチメディアシステムとして10.25インチタッチスクリーンが横にふたつ配置され、Apple CarPlayやAndroid Autoによるスマホ連携にも対応します。 なお、ともにパリモーターショーに出展されたファンキー・キャットGTはファンキー・キャットをベースにエアロパーツが追加されたスポーティ仕様となります。 4ドアクーペタイプのボディを持つネクストORAキャットは、最大トルク680Nm、0-100km/h加速4.3秒を誇るハイパフォーマンスEVです。 ※ ※ ...
アルピーヌ(Alpine)は10月17日、フランスで開幕したパリモーターショー2022に、2ドア2シータークーペ『A110』をベースにしたEVプロトタイプ『A110 E-TERNITE』を出展した。 ◆A110後継EVの開発における象徴的な存在 A110 E-TERNITEは、パワートレインを電動化する次期アルピーヌA110の開発における象徴的な存在になる。すでにアルピーヌは、英国のロータスカーズとの間で、次世代EVスポーツカーの共同開発を含めた多くの分野における提携に向けて、覚書に署名した。アルピーヌとロータスカーズは、フランスと英国のそれぞれの部門が持つリソース、専門知識、施設を活用して、EVスポーツカーの共同エンジニアリング、設計、開発が実現可能かどうか、調査を行う。 さらに、アルピーヌとロータスカーズは、エンジニアリングのノウハウを組み合わせた新たなサービスを共同開発することに関しても、検討していく。F1から耐久レースまでをカバーするアルピーヌのモータースポーツプラットフォームを活用するためのコラボレーションも検討している。アルピーヌは、ロータスカーズとともに、カスタマイズされたソリューションのエンジニアリングや、次世代のEVスポーツカーの開発などを進める。アルピーヌはF1をビジネスの中心に置き、自社のノウハウにロータスカーズの技術を活用して、最先端のパフォーマンスやテクノロジー、電動化を車両に投入していく。 アルピーヌとロータスカーズの協業において、市販車の最初の成果となりそうなのが、A110の後継モデルだ。アルピーヌA110の後継モデルに関しては、ロータスカーズと共同開発を行い、100%EVになるという。 ◆内燃エンジン搭載のA110に対して遜色ない動力性能 アルピーヌ A110 にEVプロト、航続420km…パリモーターショー2022 A110 E-TERNITEのモーターは、最大出力242hp、最大トルク30.6kgmを発生する。0~100km/h加速4.5秒、最高速250km/hの性能を可能にした。内燃エンジン搭載のA110の0~100km/h加速4.2~4.4秒、最高速260~280km/hと比較しても、遜色ない動力性能といえる。 バッテリーは、『メガーヌE-TECHエレクトリック』用をベースにしており、蓄電容量は60kWh。A110への搭載にあたっては、スポーツカーの運動性能に影響を与える前後重量配分にこだわったという。12個のバッテリーモジュールを車載化するために、専用のバッテリーケースを設計した。12個のバッテリーモジュールのうち、4個をフロントに、8個をリアに搭載。前後重量配分は、42対58とした。これは、内燃エンジン搭載のA110の前後重量配分43対57とほぼ同等だ。 車両重量は1378kgと、内燃エンジン搭載車から258kgの増加に抑えた。1回の充電で、最大420km(WLTPサイクル)の航続を可能にする。 ◆ボディ剛性に影響を与えないオープンルーフを開発 トランスミッションは、内燃エンジン搭載のA110と同様、電子制御式のダブルクラッチ(DCT)とした。ただし、EVパワートレイン向けに専用設計されている。具体的には、コンパクトさや軽量さを維持したうえで、トルクの低下を回避できるシステムを開発したという。 また、A110 E-TERNITEでは、ボディ剛性を低下させることなく、新開発のオープンルーフを組み込んだ。2つのルーフシェルにリサイクルされたカーボンを注入することで、ボディ剛性に影響を与えることなく、シンプルで軽量なオープンルーフを実現したという。 室内には、パーソナルタブレットを使用したマルチメディアシステムを採用した。Appleやグーグル「Android」をベースにした直感的で自然なコネクト体験を追求した。サラウンドサウンドを可能にする8スピーカーオーディオシステムも搭載している。
これはカローラなの? 新たなスタイリッシュフェイス採用した「カローラハイブリッド」とは 2022年10月18日、トヨタの米国法人(米国トヨタ)は新型「カローラ ハイブリッド(2023年モデル)」を発表しました。 こんなスタイリッシュ顔のモデルあった? 新たに追加された「カローラハイブリッド SEグレード」がカッコ良すぎる! こんなスタイリッシュ顔のモデルあった? 新たに追加された「カローラハイブリッド SEグレード」がカッコ良すぎる! 米国では、セダンの「カローラ(ガソリン車)」「カローラ ハイブリッド」に加えて「カローラハッチバック」という3仕様をラインナップしています。 【画像】この顔はカッコ良すぎる! 「本当にカローラなの?」 スポーティ顔を見る!(14枚) そのなかで、カローラハイブリッドは2023年モデルになったことで徹底的に改良されたモデルです。 2023年モデルのカローラハイブリッドは、従来の1グレードから5グレードに拡大することで、より存在感のあるフェイスデザインを採用したスポーティなSEグレード、そしてプレミアム志向のXLEが追加されました。 新たなSEグレードのスタイリングは、光沢のあるブラックメッシュパターンのロアグリルと、より彫刻的なフロントフェイシア、リアスポーツディフューザーを採用し、スポーティな見た目になっています。 さらに、2023年モデルのSEグレードには特別仕様車「SE Infrared ...
予防安全装備「トヨタセーフティセンス」も完備 トヨタのマレーシア法人は、2022年10月18日に新型MPV(日本でいうミニバン)「ヴェロズ」を現地で発売しました。 マレーシア市場に導入されるトヨタ新型「ヴェロズ」 マレーシア市場に導入されるトヨタ新型「ヴェロズ」 3代目となる新型ヴェロズは、2021年11月10日にインドネシアで世界初公開されました。その後東南アジアの他市場でも導入が進み、今回マレーシア市場で発売されました。 【画像】迫力グリル採用! トヨタ新型ミニバン「ヴェロズ」の姿とは?(43枚) 新型ヴェロズは、ボディサイズが全長4475mm×全幅1750mm×全高1700mm。新たな前輪駆動(FF)プラットフォームやサスペンションの採用により荒れた路面でも快適なドライブを実現するといいます。 外観は大型の六角形フロントグリルを採用した迫力ある顔つきが特徴的なほか、LEDヘッドライト、ルーフレール、17インチアルミホイールなどを採用。 3列・7人乗りの座席を備えた内装は、Android AutoおよびApple CarPlay対応の9インチのディスプレイオーディオや「Qi(チー)」規格のワイヤレス充電パッドなどを装備します。 搭載されるエンジンは1.5リッターガソリンで、7速MTモード付きCVTが組み合わされます。 予防安全装備として衝突被害軽減ブレーキやレーンキープコントロールなどから構成されるトヨタセーフティセンスも採用されました。 マレーシア市場において新型ヴェロズはモノグレード設定となり、価格は9万5000マレーシアリンギット(約301万円)です。
ボルボカーズ傘下のポールスターは10月12日、5ドアハッチバックボディで、ブランド初の電動SUV『ポールスター3』(Polestar 3)を欧州で発表した。2023年の半ばから、生産を開始する予定だ。 ◆1回の充電での航続は最大610km ポールスター3は、ボルボカーズから供給される新世代のEVアーキテクチャをベースにする。発売時にまず設定されるのは、大容量バッテリーと前後にモーターを搭載する「ロングレンジ・デュアルモーター」グレードだ。 2個のモーターは最大出力489hp、最大トルク85.6kgmを発生する。0~100km/h加速は5秒、最高速は210km/hだ。オプションで「パフォーマンスパック」を設定する。2個のモーターは、最大出力が517hp、最大トルクが92.8kgmに引き上げられる。0~100km/h加速は4.7秒だ。 パフォーマンスパックは、専用チューンのエアサスペンション、専用の22インチ鍛造アルミホイール、「スウェディッシュゴールド」のアクセントが特長になる。全車に搭載される400Vのリチウムイオンバッテリーは、蓄電容量が111kWh。1回の充電での航続は、最大610km(WLTPサイクル)に到達する。 ポールスター初の電動SUV『3』、517馬力ツインモーター搭載 ◆新しい空力デザインを採用 ポールスター3には、パワフルでワイドなスタンスなど、SUVの特長を維持することに重点を置いた新しい空力デザインを採用した。ボンネットには、フロントエアロ ウィングを装備。リアスポイラーにはエアロウィングを組み込む。リアのエアロブレードも空力性能を追求した装備になる。 また、デュアルブレードヘッドライトを採用した。フロントエアロウィングの下の「SmartZone」には、複数のセンサーやレーダーモジュール、カメラが内蔵されている。ボディサイズは全長4900mm、全幅2120mm(ドアミラー含む)、全高1627mm、ホイールベース2985mmとした。 インテリアの素材には、「MicroTech」をはじめ、動物由来ではないレザー、産地に関する情報が追跡可能なウールなどが用いられた。車内の物体の細かい動きを検出できる室内レーダーセンサーを採用する。これにより、子どもやペットを、誤って車内に置き去りにすることを防止する。 ◆14.5インチディスプレイにグーグル「Android」 ポールスター3には、グーグルの「Android」を搭載した新世代のHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)を採用する。これは、ポールスターとグーグルとの緊密なコラボレーションから生まれた。 ボルボカーズはグーグルと提携し、アンドロイドを搭載したインフォテイメントシステムに、「グーグル・アシスタント(Google Assistant)」、「グーグル・マップ(Google Maps)」、「グーグル・プレイ・ストア(Google Play Store)」を組み込んでいる。ボルボカーズとグーグルは、過去数年にわたり、共同開発を進めてきた。 この新しいシステムによって、グーグルのオープンソースのアンドロイドプラットフォーム、「アンドロイド・オートモーティブOS(Android ...
環境性能にも優れた2.4リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載 トヨタのカナダ法人は、2022年10月17日に「ハイランダー」2023年モデルを発売しました。 カナダで2023年モデルが登場したトヨタ「ハイランダー」 カナダで2023年モデルが登場したトヨタ「ハイランダー」 ハイランダーは、トヨタが海外向けに展開する3列シートSUVです。プラットフォームは「RAV4」や「ハリアー」でも使われているGA-Kプラットフォームが用いられ、ガソリン仕様とハイブリッド仕様が設定されます。 【画像】ランクル級の迫力SUVが進化!? トヨタ新「ハイランダー」の姿とは?(38枚) ボディサイズは全長4951mm×全幅1931mm×全高1730mmと大柄で、日本でラインナップされる現行「ランドクルーザー」(ZXグレード)の全長4985mm×全幅1980mm×全高1925mmと比較すると、全高以外はほぼ同等の大きさです。 今回カナダ向け仕様が発売されたハイランダー 2023年モデルは、ガソリン仕様のパワーユニットが変更されました。 従来搭載されていた3.5リッターV型6気筒エンジンに代わり、2.4リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。最高出力265馬力・最大トルク309lb-ftを発揮します。 エンジン変更により最大トルクは17%向上したほか、NOx(窒素酸化物)およびNMOG(非メタン系有機ガス)の排出量が50%以上削減されています。 ハイブリッド仕様のパワーユニットは2.5リッター直列4気筒エンジン+2モーターのハイブリッドシステムです。 駆動方式は全車四輪駆動(AWD)を採用。ガソリン車ではグレードごとにドライブモードセレクトおよび、前後輪で駆動を分離できるディスコネクト機構付きダイナミックトルクベクトリングAWDシステム、もしくはダイナミックトルクAWDシステムを搭載します。ハイブリッド車は電気式4WDの組み合わせです。 利便性を高める装備として、進化したトヨタマルチメディアシステムを搭載。Apple CarPlayとAndroid Autoによるスマホ連携に対応します。 予防安全システム「Toyota Safety Sense ...
GRカローラの前後ランプを採用 安全装備もさらに充実 米国トヨタは2022年10月18日、コンパクトカーの「カローラ ハッチバック」の2023年モデルを発表しました。 GRカローラのヘッドライトを採用! 表情が精悍になった「カローラ ハッチバック」 GRカローラのヘッドライトを採用! 表情が精悍になった「カローラ ハッチバック」 カローラ ハッチバックは日本では「カローラスポーツ」として展開されているモデルです。 【画像】目ヂカラが増した!? 改良モデルのトヨタ新型「カローラスポーツ」を画像でチェック(25枚) トヨタの次世代プラットフォーム「TNGA GA-C」を採用し、低重心でスポーティなスタイリングを実現しています。 2023年モデルはデザインと安全装備、マルチメディアシステムが変更となりました。 デザインはフロントグリルとリアバンパーを一新。ランプ類もリフレッシュされ、GRカローラと同様のアグレッシブなデザインのヘッドライト、テールライトを装備。ホイールも16インチと18インチ両方で新デザインのものとなりました。 安全装備はすべてのモデルで「トヨタセーフティセンス3.0」を採用。カーブで自動的に減速したり、歩行者の飛び出しに備えるなど危険を予測するプロアクティブドライビングアシストが追加になっています。 新型の8インチマルチメディアシステムは、最大10年間コネクテッドサービスをトライアルで利用可能になったほか、音声で操作できる内容が深まり、車両に話しかけるだけでルート検索やオーディオの調整、車内の温度変更操作などをおこなうことができます。 ワイヤレス接続によるApple ...
ジープは10月17日、フランスで開幕したパリモーターショー2022において、5ドアハッチバックボディのSUVで、ブランド初のEV『アベンジャー』(Jeep Avenger)の欧州発売記念モデル、「ファーストエディション」を初公開した。 ジープ『アベンジャー・ファーストエディション』は、充実した装備が特長だ。プライバシーガラス、18インチアルミホイール、フルLEDテールライトを標準装備した。ブラインドスポットシステム、オートハイビーム、ドローンビュー付きリアカメラ付き360度パーキングセンサー、モード3の充電ケーブルも採用。レベル2の先進運転支援システム(ADAS)も装備されており、ドライバーが速度を保ち、前方車両との距離、車線を維持することを支援する。 インテリアには、マルチカラーのアンビエントライトとイエローのダッシュボードパネルが付く。黄色のアクセントが付いたブラックカラーのプレミアムヒーター付きシート、10.25インチの「Uconnect」インフォテインメント、10.25インチのフルデジタルクラスター、ワイヤレスのApple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」、ワイヤレスのスマートフォン充電パッドも装備している。
新プラットフォームを採用 2022年10月12日、トヨタのインドネシア法人は「ヴィオス」をフルモデルチェンジし、発売しました。日本では見かけないコンパクトセダンですが、どのようなモデルなのでしょうか。 インドネシアで発売されたトヨタ新型「ヴィオス」 インドネシアで発売されたトヨタ新型「ヴィオス」 インドネシア市場において、初代ヴィオスは2003年に登場。以降、累計13万台以上が販売されてきました。2007年に2代目、2013年に3代目へフルモデルチェンジされてきました。 【画像】トヨタのイカした「新顔セダン」出た!? 新型「ヴィオス」の相当カッコいい姿を画像で見る(49枚) 9年ぶりのフルモデルチェンジで4代目となる新型ヴィオスは、ボディサイズが全長4410mm×全幅1740mm×全高1480mm。 新プラットフォームを採用し、3代目ヴィオスと比較して10mm幅が広く、20mm全高が低くなっています。ホイールベースは先代比で70mm延長された2620mmです。 外観は、L字に光るLEDヘッドライトや薄いフロントグリルと台形の大型ロアグリル、タフな印象の力強いショルダーラインが特徴。 6ライトウインドウ(ボディの左右側面に合計6枚の窓があるデザイン)の採用により、伸びやかなシルエットを実現しています。 内装には、9インチのタッチスクリーンを装備。Apple CarPlayとAndroid Autoによるスマホ連携にも対応します。 搭載されるエンジンは最高出力106馬力・最大トルク138Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒で、トランスミッションはCVTもしくは5速MTの組み合わせです。 また全グレードに予防安全システム「トヨタセーフティセンス」を採用しました。 トヨタのインドネシア法人(PTトヨタアストラモーター)でマーケティングディレクターを務めるAnton Jimmi Suwandy氏は、次のようにコメントしています。 「タフで信頼できるセダンとして新型ヴィオスを開発しました。上品で価値のあるセダンに対するユーザーニーズを満たすために、時間をかけて継続的な改善を続けてきました。 ...
純ガソリン車の設定はなし 2022年10月13日、マツダのオーストラリア法人は同国に導入予定の新型SUV「CX-60」について、電動車のみ導入することを発表しました。 オーストラリア市場に導入されるマツダ新型「CX-60」 オーストラリア市場に導入されるマツダ新型「CX-60」 新型CX-60は、マツダが「新世代ラージ商品群」と呼ぶ第一弾モデルで、2列シートレイアウトのミッドサイズSUVです。 【画像】純ガソリン車の設定はなし!? 豪州投入されるマツダ新型SUV「CX-60」の姿とは?(31枚) 日本では9月15日に発売されていますが(一部グレードから先行発売)、オーストラリアでは2023年前半に発売予定とされています。 オーストラリア仕様の新型CX-60には、マツダ初のプラグインハイブリッド仕様とふたつのマイルドハイブリッド仕様、計3つのパワーユニットが設定されます。 プラグインハイブリッド仕様は100kWの駆動用モーターと17.8kWhの駆動用リチウムイオン電池を組み合わせ、システム最高出力は241kWを発揮。最大トルクは500Nmとなります。 一方、マイルドハイブリッド仕様は48Vマイルドハイブリッドシステム「Mハイブリッドブースト」に、最高出力187kW・最大トルク550Nmの3.3リッターディーゼルターボもしくは最高出力209kW・最大トルク450Nmの3.3リッターガソリンターボが組み合わされます。 各パワートレインには、リアバイアス方式の4WD(i-Activ All-WheelDrive)と多板クラッチを採用した新開発の8速ATが採用されています。 グレード展開は「エボルブ」、「GT」、そしてフラッグシップモデルの「アザミ」の3グレードを予定。 いずれのグレードもApple CarPlayおよびAndroid Autoを介したスマホ連携、スマホのワイヤレス充電、パワーテールゲートなど多くの快適装備を標準としています。 アルミホイールのサイズは18インチから20インチまで、新開発のボディカラー「ロジウムホワイトメタリック」は全車で選択可能です。 マツダのオーストラリア法人でマネージングディレクターを務めるヴィネッシュ・ビーンディ氏は、「新型CX-60は、マツダにとって全く新しい章となり、新型プラットフォーム、プラグインハイブリッド技術、リアバイアス方式の4WD、最新鋭の縦置きパワートレインなど、一連のブランド初の技術を導入しています。 すでに1万4500件以上のお問い合わせをいただいており、期待の大きさを物語っています」とコメントしています。 ...
BMWは10月12日、高性能なコンパクト2ドアクーペ『M2』の新型を欧州で発表した。新型M2は、新型『2シリーズクーぺ』をベースにした高性能モデルになる。 ◆新型M3セダンとM4クーぺ譲りの3.0リットルエンジン 新型M2には、新型『M3セダン』と新型『M4クーぺ』で定評ある直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。このエンジンは、「S58」型と呼ばれる直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボユニットだ。最新のBMW Mツインパワーターボテクノロジーを採用している。鍛造軽量クランクシャフトを装備しており、それによる回転質量の低減によって、エンジンの高回転特性も改善されているという。 このエンジンには、モノスクロール式のターボチャージャーが2基搭載されており、それぞれが1~3番シリンダーと、4~6番シリンダーに圧縮した空気を送り込む。低温回路を通じてエアが供給されるインダイレクトインタークーラーと、特殊なコンプレッサーが、ターボチャージャーの出力特性を最適化する。また、素早く閉じることができる電子制御式ウエストゲートがターボチャージャーのレスポンスを高め、その開口部の広さがエンジン近くに配置しているキャタライザーの効率性を引き上げる。さらに、流量を最適化した設計により、インテークエアガイド内の圧力損失も軽減されているという。 新型M2の最大出力は460hp/6250rpm、最大トルクは56.1kgm/2650~5870rpmを獲得する。 BMW『M2』新型、直6ツインターボは460馬力…欧州発表 ◆0~100km/h加速は4.1秒 新型M2のトランスミッションは、8速「Mステップトロニック」が標準で、6速MTはオプション。駆動方式は2WD(FR)だ。 8速Mステップトロニックは、エンジン特性に合わせたギア比の組み合わせとスポーティなギアシフトが特長だ。ギア比の幅を大きく取り、エンジン低回転域での経済的な走行に貢献すると同時に、低速域からでも素早く駆動力を高めることができる、と自負する。またトルクコンバーターを技術的に改善して回転ムラを抑制し、ダイレクトなレスポンスを可能にしているという。このトランスミッションのコンバーター・ロックアップクラッチは、発進直後から100%の締結状態になる。 アダプティブMシャシーに後輪駆動を組み合わせた。高性能なブレーキシステムは、新型M3セダンと新型M4クーペ譲りになるという。新型M2の0~100km/h加速は4.1秒(6速MTは4.3秒)、最高速は250km/h(リミッター作動)。オプションの「Mドライバーズパッケージ」では、最高速が285km/hに引き上げられる。 ◆Mモデルらしい専用仕上げのエクステリア フレームレスの大型キドニーグリルには、水平バーが備わる。フロントバンパーには、長方形の3つのエアインテークが配された。冷却空気の供給と空力バランスを狙ったデザインを採用する。 大型のサイドスカートや拡幅されたフェンダーが、ボディサイドの力強さを強調する。リアは、トランクにスポイラーを装着した。垂直に配置されたリフレクターやバンパーのディフューザーインサートも特長だ。ツインエグゾーストテールパイプが、左右にレイアウトされた。 ボディカラーは全5種類を設定する。このうち、ザントフォールトブルーソリッドとトロントレッドメタリックシェードは新型M2専用だ。オプションのカーボン製ルーフは、6kgの軽量化を可能にしている。 ◆12.3インチと14.9インチの2つのディスプレイ コックピットは、ドライバー中心のデザインで、M専用の表示やコントロール、セットアップオプション、「BMWカーブドディスプレイ」が特長だ。12.3インチのインフォメーションディスプレイには、走行に関する情報が新しいグラフィックレイアウトで表示される。車両のセットアップとタイヤの状態に関する M専用のウィジェットは、14.9インチのコントロールディスプレイで呼び出すことができる。オプションのBMWヘッドアップディスプレイには、M専用の表示が備わる。 BMWカーブドディスプレイと 「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」は、最新世代の「BMW ...
日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティは10月5日、フルサイズSUV『QX80』(Infiniti QX80)の2023年モデルを米国で発表した。 ◆アマゾンの音声アシスト「アレクサ」を車載化 QX80は、インフィニティブランドの最上位SUVだ。現行型は2世代目モデルとなる。レクサス『LX』やランドローバー『レンジローバー』などに対抗するモデルだ。現行QX80には、インフィニティの新しいデザイン言語を導入。インテリアはハンドメイドで作り込まれ、豪華なキャビンが演出されている。 2023年モデルのQX80には、アマゾン「Amazon」の音声アシスト「アレクサ(Alexa)」を車載化した。音声コマンドだけで、音楽の再生、電話の発信、スマートホームデバイスの操作などを行うことができる。ステアリングホイールには、車線逸脱警告システム用のハプティック(触覚)テクノロジーを追加している。 2023年モデルのQX80には、「インフィニティ・プレミアム・ケア」を追加した。このメンテナンスプログラムでは、最大3年間の点検、オイル交換、タイヤローテーションなどを無償で行う。 ◆12.3インチの「INFINITI In Touch」ディスプレイ インフィニティの最上位SUV『QX80』、400馬力V8搭載…2023年型を米国発表 2023年モデルのQX80では、ワイヤレスApple「CarPlay」とUSBベースのグーグル「AndroidAuto」を備えたワイドスクリーンの高解像度12.3インチ「INFINITI In Touch」ディスプレイを採用した。すべてのグレードに標準装備されているこの新しいディスプレイには、車線案内付きのナビゲーションとインフィニティの「InTouch」サービスが含まれている。 シートレイアウトは3列で、革張りのシート、ヒーター付きフロントシート、2列目のキャプテンシートが標準装備された。ドライバーをサポートするために、新開発のワイヤレススマートフォン充電器が、Bose製プレミアムサウンドシステムと「インテリジェント・クルーズ・コントロール」とともに採用されている。 ナビリンクを備えた最新の「プロパイロットアシスト」を用意した。QX80は、ナビゲーションシステムから分析されたデータによって、カーブに進入する前や高速道路の出口の手前で、自動的に減速を行う。 ◆インフィニティの「ダブルアーチグリル」採用 QX80の外装には、インフィニティのシグネチャーデザイン言語を取り入れた。力強く筋肉質なデザインに、象徴的な「ダブルアーチグリル」とシグネチャーヘッドランプを組み合わせて、存在感を追求している。ボディサイズは、全長5340mm、全幅2030mm、全高1925mm、ホイールベース3075mmとした。 トリプルライトガイドテクノロジーを採用したヘッドランプも備えており、あらゆる角度から最大の照明と視認性を実現する、と自負する。ハイビームアシスト付きの自動オン/オフLEDヘッドライトと、LEDフォグランプを標準装備した。アダプティブフロントライティングシステムも選択できる。リアのスリムでシャープなコンビネーションテールライトは、ヘッドランプの形状を反映したデザインで、LEDテクノロジーを採用している。 リアは、視覚的に重心を上げるように設計されたシャープで細いテールライトを装備した。インフィニティの特長の三日月形にカットされたDピラーは、ルーフラインと平行に配置された。パワーリフトゲートとワンタッチ開閉のパワースライディングガラスムーンルーフが、全車に標準装備されている。 ◆5.6リットルV型8気筒ガソリンエンジンに7速AT ...