純ガソリン車の設定はなし
2022年10月13日、マツダのオーストラリア法人は同国に導入予定の新型SUV「CX-60」について、電動車のみ導入することを発表しました。
オーストラリア市場に導入されるマツダ新型「CX-60」
新型CX-60は、マツダが「新世代ラージ商品群」と呼ぶ第一弾モデルで、2列シートレイアウトのミッドサイズSUVです。
【画像】純ガソリン車の設定はなし!? 豪州投入されるマツダ新型SUV「CX-60」の姿とは?(31枚)
日本では9月15日に発売されていますが(一部グレードから先行発売)、オーストラリアでは2023年前半に発売予定とされています。
プラグインハイブリッド仕様は100kWの駆動用モーターと17.8kWhの駆動用リチウムイオン電池を組み合わせ、システム最高出力は241kWを発揮。最大トルクは500Nmとなります。
一方、マイルドハイブリッド仕様は48Vマイルドハイブリッドシステム「Mハイブリッドブースト」に、最高出力187kW・最大トルク550Nmの3.3リッターディーゼルターボもしくは最高出力209kW・最大トルク450Nmの3.3リッターガソリンターボが組み合わされます。
各パワートレインには、リアバイアス方式の4WD(i-Activ All-WheelDrive)と多板クラッチを採用した新開発の8速ATが採用されています。
いずれのグレードもApple CarPlayおよびAndroid Autoを介したスマホ連携、スマホのワイヤレス充電、パワーテールゲートなど多くの快適装備を標準としています。
アルミホイールのサイズは18インチから20インチまで、新開発のボディカラー「ロジウムホワイトメタリック」は全車で選択可能です。
マツダのオーストラリア法人でマネージングディレクターを務めるヴィネッシュ・ビーンディ氏は、「新型CX-60は、マツダにとって全く新しい章となり、新型プラットフォーム、プラグインハイブリッド技術、リアバイアス方式の4WD、最新鋭の縦置きパワートレインなど、一連のブランド初の技術を導入しています。
すでに1万4500件以上のお問い合わせをいただいており、期待の大きさを物語っています」とコメントしています。
オーストラリアにおける新型CX-60の詳細な仕様および価格については、2022年第4四半期に決定する予定です。