гѓ–гѓ¬гѓјгѓ‰г‚€г‚Љг‚ЏгЃљгЃ‹гЃ«е№…гЃЊеєѓгЃ„гЂЊпј‹(гѓ—гѓ©г‚№)гЂЌгЃЊж–°гЃџгЃ«гѓ©г‚¤гѓіг‚ўгѓѓгѓ—гЃ«иїЅеЉ アクシネットジャパン(本社・東京都港区)は、同社が展開するタイトリストブランドのパターシリーズ「スコッティキャメロン」から、「SUPER SELECT(スーパーセレクト)パター」を、3月24日に6モデル、5月末に4モデル、計10モデルを発売すると発表した。 「SUPER SELECT」は、巨匠スコッティ・キャメロンが手掛けるブレードとミッドマレットをメインとしたラインアップシリーズで、前作「SPECIAL SELECT(スペシャルセレクト)」シリーズから約3年の時を経て、新たにグレードアップした最新モデルとなる。 特徴は、打音と打感を新たなレベルに引き上げる「デュアルミルド フェーステクノロジー」と呼ばれる技術を新採用した点。フェース面に深いミーリングを施したあと、2回目のミーリングで凹凸の先端をならし、あえてフラットにすることで、ボールとの接地面を安定したものに作り出す。深い加工が施された「ディープミルド パター」のソフトな打感に、やや深めの「ミッドミルド パター」の鋭い感触と安定性、ボールの転がりを組み合わせた技術となる。 またネックには、新たに作られた凹み「I-BEAM(アイビーム)」を設け、造形の美しさを演出。余剰重量を生み出すことで、理想的な重量配分も実現したデザインに仕上がっているという。 ラインアップは、3月24日発売の「ニューポート」「ニューポート プラス」「ニューポート 2」「ニューポート 2 プラス」「ニューポート 2.5 プラス」「スクエアバック 2」、5月末発売の「デルマー」「ファストバック 1.5」「GOLO ...
ピンシーカープロX3ジョルト ツアーでも使用できたりと身近なギアになったレーザー計測器。その中でもブッシュネルゴルフのフラッグシップモデル「ピンシーカープロX3ジョルト(以下、X3)」は昨年10月に発売されて以来、多くのゴルファーから支持を集めている。 X3の測定可能距離は前作の450ヤードから600ヤードに広がり、ディスプレーは数値を大きくして視認度を上げ、赤色コントラストもよりクリアに。また、ターゲットにより当てやすく、より早く測定可能になったほか、ダブルジョルト機能により本体が振動するため測定完了を瞬時に視覚と体感で把握できる。 気温と高度(気圧)を加味した「打つべき推奨距離」を表示するエレメント機能により、標高、時間帯、季節など様々な状況に適応した精確な距離を表示。加えて、標高を入力するホームエレベーション機能により、よくプレーするコースに応じてこちらも「打つべき推奨距離」に反映。これで残り距離に迷うことはなくなり、あとは目の前の一打に集中するだけ。 実際にコースで使用して分かったことは、重量が約340g(電池入り)、サイズ(W43×H120×D83mm)は手の平いっぱいと少し大きめだが、握りやすい設計と滑りにくい素材のおかげで安定感があり、もちろん片手で使える。 前作の見え方は赤色のコントラストが少し低く、よく晴れた日に使用すると見えくいという印象だったが、X3についてはそのようなことはなく晴天時でも鮮明に見えるように(赤色の明るさは4段階調整が可能)。また、赤色に慣れないや天候によって見にくいという場合は黒色に切り替えることで改善される。 肝心の正確性とスピードは抜群という印象。直線距離だけの正確性なら他メーカーと変わらないと思うが、高低差や天候に応じて残り距離を導き出してくれるのでより正確な距離を知ることができる。また、ターゲットに当たってから残り距離が表示されるまでのスピードはほんの数秒。ノーストレスで番手を選び、ショットに臨めた。 約8万円のフラッグシップモデルなため、全機能が最高でなければゴルファーは満足しないが、ピンシーカープロX3ジョルトはその価値があると感じた。しかし、初めてのモデルとしては高価なため、ピンシーカーツアーV5スリムジョルトやGPSナビ(イオンエリート、ファントム2 スロープ)を使用するという選択肢もある。 イオンエリートは軽量(38g)の腕時計タイプ。約3時間でフル充電され、ナビモードは約12時間、時計モードなら約2週間もつ。 スロープ機能により「打つべき推奨距離」が表示され、水平距離表示にすれば競技でも使用可。タッチスクリーンは直射日光下でも見やすい半透過型のフルカラー。レイアップポイントの確認ができるほか、そのポイントからグリーン中央やピンまでの距離を同時表示する。 また、スクリーンに大きくグリーンが表示されるのでピンまでの正確な距離が分かり、アプリと接続すると最新のコースデータに更新できるため便利。対応コースは全世界で約38,000コースと余程でない限り、困ることはないだろう。 ファントム2 スロープは手のひら半分以下におさまるサイズでありながら、大型ディスプレイで認識度抜群。持ち運びに便利なカラビナもついており、本体背面の強力な磁石によりカートフレームや鉄素材にくっつけられる。 また、イオンエリートと同様にスロープ機能により「打つべき推奨距離」が表示され、ピンポジションもしっかりと確認可能。小さいが対応コースも変わらず約38,000コースあり、もちろん更新もできる。 これからとことんゴルフをしたい方や競技志向の方などはピンシーカープロX3ジョルト、初心者の方や携帯性を重視する方はイオンエリートやファントム2 スロープがおすすめ。 ブッシュネルゴルフは10日から始まるジャパンゴルフフェアに出展する。そこでスタッフと話しながら色々と試してみるのも良いだろう。
ウッド類を「ステルス2」シリーズでそろえた永峰咲希のセッティング 米国男子ツアーのスコッティ・シェフラーやコリン・モリカワが投入しているテーラーメイド「ステルス2」シリーズ。同社と用品使用契約を結ぶ永峰咲希も、沖縄で開催される国内女子ツアー開幕戦に向けてテストを重ねている。 2023年シーズンの戦いに備えるセッティングは最新ギアが多くを占める構成で、ウッド類は「ステルス2」シリーズでそろえている。1Wは新作3タイプ全てを試打した上で、「ステルス」から「ステルス2」にスイッチ。同社担当者は「簡単につかまることが一番の決め手でした。スピン量も適切だったので、入れ替えを決意したのだと思います」と話しており、新モデルの性能に納得しているようだ。シャフトは昨年8月に投入した藤倉コンポジットの「SPEEDER NX GREEN」を継続使用する。 ウッド類はすべて「ステルス2」シリーズのスタンダードモデルを選択 フェアウェイウッドはこれまで「ステルス プラス」の3番(15度)のみを使用していたが、新作のスタンダードモデル「ステルス2」に変更し、番手も3番HL(16.5度)と7番(21度)を入れている。3本入れていたユーティリティは「ステルス2 レスキュー」の5番(25度)と6番(28度)の2本となった。ヘッドタイプや番手の見直しについて担当者は次のように述べた。 「『ステルス2 プラス フェアウェイウッド』は少し難しく感じたようで、まずはボールを拾いやすく簡単なモデルでスタートしようという意向で、スタンダードに決まりました。3番HLは4番ウッド相当と捉えていて、ユーティリティとの間を埋めるために7番ウッドを入れたという経緯です。これまで入っていたレスキューの3番よりも球が上がりやすく、扱いやすい7番ウッドを選んでいました」 用具使用契約を結ぶテーラーメイドのギアでそろえたセッティング 大きな変化はアイアンにも。2020年モデルの「P7MC」(6番~PW)から2023年モデルの「P7MC」(7番~PW)にチェンジ。6番アイアンは、飛距離性能に優れた「P770」を選択した。ウェッジ、パター、ボールは昨シーズン後半を戦ったモデルから変えていない。 全体的な特徴について担当者は「永峰プロは女子選手の中ではパワーがある方なので、男子選手が使うような難しめのモデルを好みます。ただ、(7番ウッドや6番アイアンのように)簡単なものをきちんと取り入れるところがよく考えられているなと思います」と語った。最新ギアを多く含んだバランスの良いセッティングで、2年半ぶりとなるツアー3勝目を目指す。 <永峰咲希セッティング> ドライバー:テーラーメイド ステルス2(ロフト9度) シャフト:藤倉コンポジット SPEEDER ...
名作スパイクの魅力を踏襲しれ進化した歴代最高モデル 世界中のツアープロからも信頼を集めるゴルフアイテムのブランド・フットジョイから、ゴルフスパイクのニューモデル「DRYJOYS PRO(ドライジョイズ プロ)」が登場しました。 日本人ゴルファーのフィット感を高めるべく、ラスト、インソール、アウトソール、アッパーをブラッシュアップしたフットジョイ「DRYJOYS PRO」 【画像】多彩な機能で日本人の足にフィットする“歴代最高のゴルフスパイク”を画像で見る(13枚) フットジョイが歴代最高モデルと位置づける新作スパイクについて、広報の玉置さんは次のように話します。 「『DRYJOYS PRO』は、2014年に登場し、一世を風靡した大ヒットシューズ『D.N.A.(DryJoys Next Advancement=ドライジョイズ ネクスト アドバンスメント)』の後継モデルとして開発された、トータルパフォーマンスゴルフシューズです。 『D.N.A.』は軽量性、安定性、屈曲性に優れ、その洗練されたデザインと心地いいフィット感によりいまだ多くのゴルファーから支持を得ています。 ニューモデルの『DRYJOYS PRO』は、日本人ゴルファーのパフォーマンスを向上させることを主眼に、前モデルの性能をゼロベースで再検証。日本人ゴルファーの足に対するフィット感をより向上させる機能を搭載し、リデザインしました」 ●日本人ゴルファーのフィッティングを追求 日本人ゴルファーの足にフィットさせるべく、主にラスト(木型)、インソール、アウトソール、アッパーを見直したという「DRYJOYS PRO」は、さまざまな機能を有しています。 ...
アメリカでは昨年の秋に発売された「VENTUS(ベンタス) TR RED」と「VENTUS TR BLACK」が、いよいよ日本市場にも登場! どんな性能のシャフトなのかゴルフステージ成城のクラブナビゲーター・吉田朋広が検証した。今回は「VENTUS TR RED」! 【シャフト選びの超知識】話題の赤いシャフト、フジクラ「VENTUS TR RED」をクラブナビゲーターが検証した! 昨年USPGAツアー17勝をあげて圧倒的に支持されているプロ・アスリート向けシャフト「VENTUS」シリーズ。その「VENTUS」シリーズをさらにフジクラ独自の3次元モーションキャプチャーシステム(ENSO)による分析結果と多くのツアー選手の要望からバージョンアップさせて誕生したのが「VENTUS TR」シリーズです。アメリカで発売された2022年秋以降は日本のトーナメントでも使用プロが活躍したのが目立ったことでギアトレンドに敏感なゴルファーの間で話題になっているシャフトです。今回は注目の新製品「VENTUS TR RED」を検証したいと思います。 「VENTUS TR RED」はシリーズの中で最もボールのつかまりを求めた設計のシャフトです。「VENTUS」シリーズには日本には正規で販売されてなかった先調子系の「VENTUS RED」が存在していました。並行輸入で日本にも入ってきていましたので知っている方もいると思います。 その「VENTUS RED」をベースに改良された先中調子のシャフトが「VENTUS ...
2023年2月発売の新作ドライバー(提供/ GolfWRX, PGATOUR.com) コブラによる2023年モデルのエアロジェット ドライバーは、同社史上最高の飛距離と最も進んだエアロダイナミクスを実現したクラブと存在をアピールする。最大の目玉であるPWR-ブリッジ重量機構とH.O.Tフェースを伴ったPWRSHELL、そして最高の選手たち、世界最速のゴルフスイングの持ち主たちからのフィードバックをもとに設計。最新の空力設計が施されている。 コブラゴルフの技術革新部門で副責任者を務めるマイク・ヤグレイ氏によると、エアロジェットLS、エアロジェット、そしてエアロジェット マックスは、コブラの過去のモデルであるLTDxで収めた成功の賜物であるとのこと。「新しいエアロジェットシリーズのドライバーに盛り込まれたエアロダイナミクスのパッケージは、我々の最新技術です。我々は引き続き、プレーヤーに最高のヘッドスピードとボールの打ち出し特性を提供することで、飛距離アップを実現させ、最適な質量を伴う攻撃的な合理化と弾力特性の平衡を保つようにしています」 進化した空力形状により、ロボットによる試打では、LTDxシリーズに比べ、ヘッドスピードが時速1.5マイル増加した。エアロジェットドライバーには、最大のヘッドスピードと精密な質量構成を実現するため、プログレッシブ空力形状と独特の重量配分構造が用いられている。 左から「エアロジェットLS」、「エアロジェット」、「エアロジェット マックス」(提供/ GolfWRX, PGATOUR.com) クラブのソールには13グラムのPWR-ブリッジが搭載されており、重心位置を低く前方寄りにすることで低スピン量を実現しているほか、柔軟性あるしなやかさがエネルギー伝達を強化し、ボール初速アップにつなげている。これに加え、コブラのPWRSHELLフェースインサートが、ドライバーのスイートスポットを拡大し、フェース全域でのボール初速アップを実現している。 また、A.I.設計による厚みが均一でないH.O.Tフェース(Highly Optimized Topology = 高度最適化トポロジー)が搭載されている。より効率的なスピン量の実現と、フェース面全体でのボール初速アップを支えている。 クラウンとソールは未加工仕上げのシンプリーカーボンファイバーで、従来のカーボンファイバーと比較すると30パーセント薄くなっている。これにより、エンジニアは最適な打ち出し角とスピン量を導き出すため、重心位置を下げ、クラブヘッドの周囲へより多くの重量を配分できるようになった。 名称のパターンはLTDxシリーズを引き継ぐ形となっており、コブラの新しいエアロジェットドライバーのシリーズには、エアロジェットLS、エアロジェット、そしてエアロジェット ...
新しくなったタイトリスト「プロV1」と「プロV1X」をみんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファーの中村修がコースとインドアで試打計測した。 2023モデル登場、「プロV1」と「プロV1X」。どちらを使えばいいのか、改めてプロが考えてみた 2年ごとにモデルチェンジを繰り返すタイトリストの「プロV1」、「プロV1X」。新しくなって進化したポイントは距離や左右のバラつきを少なくして、より安定した弾道になった、というアナウンス。早速、インドアの試打計測とコースでのラウンドでその感触を確かめてみた。 その前に「『プロV1』より『プロV1X』のほうが飛ぶんでしょ?」とはよく聞かれるが、答えはインパクト条件によって違うということ。インパクト条件とは、入射角、打点、軌道、フェース向きやインパクト時のロフト角などプレーヤーが持つ傾向のこと。極端ではあるが、ドライバーの入射角がダウンブローでスピン量が多いタイプならスピン量の少ない「プロV1」の方が飛ばせるだろうし、インパクトロフトが立ち気味で高さが出せないプレーヤーなら高さの出る「プロV1X」の方が飛ばせるといった具合だ。 「プロV1」と「プロV1X」を比較して再確認しておくと スピン量 プロV1<プロV1X 弾道の高さ プロV1<プロV1X 打感の柔らかさ プロV1>プロV1X 勘違いしがちなのは「プロV1」のほうが打感が柔らかいがスピン量は少ないということ。ただそれもロングゲームにおいてであり、グリーン周りなどのヘッドスピードの遅い場面ではその差はほとんどない。勘違いの原因は「プロV1X」が発売された当初は、確かに「プロV1」のほうがスピン量が多く「プロV1X」のほうが飛ぶ、といった傾向があったこと。しかし、2017年モデルからそれぞれのキャラクターが明確になり現在も踏襲している。 飛距離に関してはインパクト条件、つまり人によって違うということであるし、どちらが自分のプレースタイルにマッチするのか、スコアに貢献するのか、という観点から選ぶことが大切であることは言うまでもない。 実際にカメラ式の計測器であるGC4を使って5球打った平均値で比べてみると画像Aのようになった。打ち出し角や最高到達点は「プロV1X」の方が高くスピン量も多いが、飛距離の差はほとんど感じられなかった。球が上がりにくいプレーヤーやスピン量の少ないプレーヤーには「プロV1X」が向いていると言えるだろう。 画像A 7番アイアンで比較すると「プロV1X」は「プロV1」よりも弾道が高く、スピン量は多い 新しくなった「V1」「V1X」の進化したポイントは、距離や左右のバラつきが少なくなったとはタイトリストからのアナウンス。ただしマシーンではないので、筆者にそこまでの差は感じられなかった。 画像B 中弾道で打感の柔らかい「プロV1」 しかし、21年までは「プロV1X」、21年以降は「プロV1」を使用してきた筆者が、「プロV1」でグリーンエッジまで155ヤード、ピンまで164ヤードを7番で打つと、右からの軽いアゲインストを感じてギリギリバンカーを越えるか入るかという当たりであっても、しっかりグリーンに着弾し、ピン手前につけられた。「V1X」に比べると少ないスピン量、弾道の低さが風に対する強さを感じさせてくれたし、前後左右のバラつきが少なくなったという進化した点も感じられた気がした。 画像C 新しくなったタイトリスト「プロV1」、「プロV1X」を打ち比べたプロゴルファー・中村修 同じ場所から「プロV1X」で打ってみると「プロV1」より一段高い弾道で、落ち際に少し風の影響を受けながら静かにグリーンに着地。その飛び様は、「やっぱりV1X」もいいな、と改めて思わせてくれた。ドライバーでは最近の低スピンヘッド性能の助けもあって、高弾道のいわゆるビッグボールで飛ばせるし、距離も稼げていた。フィニッシュのドヤ顔に同伴プレーヤーから突っ込まれてしまったほどだ。 ...
ブリヂストンから新作の「SUPER STRAIGHT」(上)「EXTRA SOFT」(下)が登場 ブリヂストンスポーツ株式会社(本社・東京都中央区)は14日、飛距離アップを求めるゴルファーに向けたディスタンス系ボール「SUPER STRAIGHT(スーパーストレート)」と「EXTRA SOFT(エクストラソフト)」の最新モデルを3月10日に発売すると発表した。 ともに2017年に初登場して以来、中・低価格帯のモデルとして人気を集めており、同名の前作から2年ぶりのリニューアルとなる。新モデルでは、これまで横1本線のシンプルなデザインだったアライメントサイドマークを刷新し、十字型に変更。パッティングする際に、フェースを打ち出し方向に合わせやすくなったという。 「SUPER STRAIGHT」は、“まっすぐ飛ばす”ことを重視した3ピース構造。中間層には進化した高反発のアイオノマー(合成樹脂)素材を使用。サイドスピン量を低減するとともに、ミスヒット時の曲がり幅を抑える。また、同社が「デルタウィング・ディンプル326」と呼ぶ326個のディンプルと組み合わさることで、スピン過多による吹け上がりを抑制し、直進性が向上したという。 「EXTRA SOFT」はソフトな打感と、大きな飛びを追求した2ピース構造。中心部には非常にやわらかい打感を生む「エクストラソフト・グラデーショナルコア」を採用。進化した高反発コアと空力性能にこだわった「シームレス330ディンプル」により、初速性能と飛距離性能がアップしたという。どの番手でも同じフィーリングを得ることができる。 カラーバリエーションは「SUPER STRAIGHT」がホワイト、パールホワイト、イエローの3色。「EXTRA SOFT」はホワイト、イエロー、オレンジ、ピンクの4色。価格はオープン。問い合わせは、ブリヂストンお客様コールセンター(0120-116613)まで。
フットジョイ DRYJOYS PRO(ドライジョイズ プロ) アクシネットジャパンインク(本社・東京都港区)は展開するフットジョイの最新作「DRYJOYS PRO(ドライジョイズ プロ)」の先行販売を、13日から公式オンラインストアで開始した。取扱店での販売は2月17日にスタートする。 同モデルは2014年に発売し人気を博した同社のゴルフスパイクシューズ「D.N.A.(ドライジョイズ ネクスト アドバンスメント)」の後継で、メンズとレディスモデルを用意した。 アッパーは「D.N.A.」や前作「DRYJOYS SP(ドライジョイズ エスピー)」同様に、優れた防水性を兼ね備えた軟らかい人工皮革を採用。長時間のラウンドでも快適な履き心地を提供する。高い屈曲性と軽量性を兼ね備えた新型のアウトソールでピッタリ足にフィット。スパイク鋲の位置が広く設計され、スイング時に高い安定性とグリップ性を実現する。 ミリ単位の高精密調整が可能なダイアル(Li2 BOA)を採用しフィット性能が向上。状況に応じた締め付け具合の調整がより簡単かつ繊細になった。また「性能を発揮できる足にあったシューズ」を提供する為、同じ足長に対し、3種類のウィズ(ミディアム、ワイド、エクストラワイド)を設けた。※メンズのホワイト/ネイビーのみ対応 価格はオープン。重量は390g(26cm/片足/編集部調べ)。サイズはメンズが24.5~27.5cm(0.5cm刻み、一部カラーのみ28、29、30㎝)。レディスは22.5cm~25.0cm(0.5cm刻み)。カラーはメンズがホワイト/ネイビー、ホワイト/シルバー、ブラック/シルバー。レディスがホワイト/シルバー、ホワイト/ピンク、ネイビー/ホワイト。問い合わせはアクシネット ジャパン インク(0120-935-325)まで。
近年はヘッド体積460CCの大型ヘッドが一般的だが、カスタムクラブメーカーのクラブを見ると、460CC以下の小ぶりヘッドも増加傾向。小ぶりヘッドのメリットは? アマチュアゴルファーにも使いこなせるのか……⁉︎ ゴルフ記者・S子が調査! 体積300ccと超小ぶりヘッドの「ローズゴルフクラブ MOE86 300」 450ccにも満たない小さめヘッドが増えている!? こんにちは、ゴルフ記者・S子です。いきなりですが、みなさんは「カスタムクラブ」を手に取ったことはありますか? S子は仕事柄目にする機会が多くあるのですが、最近カスタムクラブを見ていて気になることがあります。それはヘッド体積。 写真左が体積410ccの「ワクチンコンポWACWAC−7」、右が435ccの「ミステリーCF435ツアー」 ドライバーのヘッド体積は460ccが一般的ですよね。でも、カスタムクラブメーカーのドライバーは460CC以下のものが少なくないんです。たとえば、「ワクチンコンポ WACWAC7」は“410cc”。「ミステリー CF435ツアー」は名前の通り“435cc”。「アクシスゴルフ Z360」は“360cc“とかなり小ぶりヘッドです。 さらに「ローズゴルフクラブ MOE86 300」という“300cc”の超小ぶりな最新ドライバーもあるんです。いったい、なぜカスタムクラブメーカーでは小さいヘッドが増えてきているのでしょうか? その理由をゴルフコーチ・森山錬さんに教えてもらいました! 「いくつか理由がありますが、まず他のクラブと比べて『ドライバーだけが大き過ぎちゃう』と感じているゴルファーが一定数いるのが理由のひとつ。300ccのドライバーはよりフェアウェイウッドやアイアンに近い大きさのため、他のクラブとのつながりがよくなるメリットがあると思います」(森山、以下同) S子は普段460ccのドライバーを使っていますが、言われてみるとティショットでは「ドライバー専用スウィング」をしている気がします……。それが原因なのか、ドライバーの調子がいいときはアイアンが当たらない。アイアンが調子いいときはドライバーが当たらない、なんてことになりやすいんです。 小ぶりヘッドのドライバーは違和感なく他の13本と同じスウィングできるのが最大のメリット 「そうですよね。そういった悩みは多くのアマチュアゴルファーの方がお持ちだと思います。ゴルフは14本のクラブでゲームを組み立てますから、ドライバーを打った直後にアイアンを使うというシチュエーションはたくさんあります。そのときに違和感なく『同じスウィング』をしやすいのは小ぶりヘッドならではのメリットだと思います」 ...
「ステルス2」シリーズをクラブナビゲーターが新旧比較! 進化したポイントはどこ? 前回、テーラーメイドのニュードライバー「ステルス2」と「ステルス2 HD」を比較したゴルフステージ成城のクラブナビゲーター・吉田朋広。今回はこの2モデルで新旧比較してみた。 「ステルス2」を「ステルス」と比較 最初に目がいくのはやはりカラーリングですね。「ステルス2」が艶ありのブラックに対して「ステルス」はマットブラックです。構えた感じは「ステルス2」がストレートなフェースアングル、「ステルス」がややトウ側が逃げていてオープンフェースに見えます。そのせいか「ステルス2」よりも、「ステルス」はロフトが寝ているように見えます。 ライ角はスタンダードポジションで同じ56度ですがクラウン部分の頂点がややヒールよりになった影響で「ステルス2」の方が若干フラットに感じます。ソールの形状は結構違いがあります。「ステルス2」は「SIM2 MAX」に似たデザインでバックフェース回り込むように配置されたレッドカラーのカーボンコンポジットリングと25グラムのタングステンバックウェイトが印象的です。打ち比べてみました。 打球感はどちらもカーボンフェースを感じさせない弾き感がありますが、ほんの少しだけ「ステルス2」の方が弾く感じがあります。ですが微妙な違いですので、使用ボールや装着シャフトによって変化するでしょう。ヘッドの挙動は「ステルス」は操作性の良さを感じますし「ステルス2」には安定感がプラスされたイメージがあります。「ステルス2」はヘッドの慣性モーメントが大きくなっているのを確実に感じとることができます。 安定性を求めるなら「ステルス2」を、操作性を求めるなら「ステルス」を選ぶのが良いでしょう。 弾道の高さは「ステルス2」の方が高く出ますね。ソール後方に配置されたタングステンウェイトの効果で重心深度が若干深くなっているのでしょう。バックスピン量はどちらも少なめですが、やや「ステルス2」が多いように思います。基本の球筋はどちらもストレートからややフェードですが、フェードでの曲がり幅は「ステルス2」よりも「ステルス」の方が大きいです。 ミスヒット時の寛容性は「ステルス2」が上という印象です。特にトウ寄りでヒットした際のボールスピードもセンターヒット時とあまり変わらず、センターよりも若干ヒールにヒットした際も飛距離は落ちるものの、大きなミスに見えにくい感じですね。 「ステルス2」も「ステルス」もボールスピードも飛距離性能も、センターヒット時は大きく変わることはないと思いますが、「ステルス」でボールの上がりにくさとつかまりにくさを感じていた方はボールのつかまり感がある「ステルス2」の方がサイドスピン量が減少することで飛距離が出るという方がいると思います。 「ステルス2」は「ステルス」の尖った部分を修正してより扱いやすく進化させたヘッドに仕上がっていると思います。 「ステルス2 HD」を「ステルス HD」と比較 「ステルス2 HD」と「ステルスHD」はハイドローからネーミングされたドローバイアスモデルです。ヘッドカラーの違いは「ステルス2」と「ステルス」同様ですが、構えた時にすぐ感じるのはフェースアングルの違いですね。 ストレートフェースの「ステルスHD」に比べて「ステルス2HD」はややフックフェースです。 ライ角も違いますね。「ステルス2 ...
テーラーメイドの2023年モデルのドライバーはどんな性能で、試打してチェックするポイントはどこなのか? ゴルフステージ成城のクラブナビゲーター・吉田朋広がユーザー目線で試打、検証してみた! テーラーメイドの新ドライバーはどう選べばいいの?「ステルス2」と「ステルス2 HD」をクラブナビゲーターがチェックして解説! 2月はゴルフ業界では毎年恒例になっている感じさえある、テーラーメイドの新モデルの発売時期です。「今年のテーラーのドライバーはどうなの?」と気になっている方も多くいるかと思います。 昨年カーボンフェースを採用して話題になった「ステルス」シリーズの後継モデルが、2月17日に発売される「ステルス2」シリーズ。 「ステルス2」を初めて発表会で見た時はスポットライトに照らされた艶やかなブラックとレッドのコントラストが印象的で、ゴルフクラブながら高級感をも感じさせてくれました。その際は「ステルス2」のネーミング通り、「ステルス」をブラッシュアップしたモデルだとは思いましたが、実際の完成度はどうか気になるところです。 「ステルス2」シリーズには3モデルが存在しますが、今回はセレクトフィットストア限定の「ステルス2プラス」を除き、多くの販売店で購入できる「ステルス2」と「ステルス2 HD」の2モデルを検証していきます。 基準モデルの「ステルス2」はやさしくなった 3種類ある「ステルス2」シリーズの標準モデルです。艶のあるブラックとイメージカラーのレッドが印象的で高級感がありますね。ソールのデザインは「SIM2 MAX」に似た印象を受けます。空力設計をいかしたソール形状です。ヒール側にウェイトも配置されています。 ソール後方には25グラムのタングステンバックウェイトが配置されていて「ステルス」にはなかったバックフェース側に大きく回り込むようにリング状の物が配置されています。調べると「特殊強化カーボンコンポジットリング」との名称がついています。「SIM2 MAX」にも同様の物がついていましたが、フォージドアルミリングでした。高慣性モーメントを実現するための物でしたので「ステルス2」も同じ効果を狙っているのでしょう。 赤い60層の「カーボンツイストフェース」は色味が少し変わって、ラインのデザインが若干変わりました。見た目で大きな変化はありませんが、フェースセンター部分を厚くする積層方法の新構造によって2グラムほど軽量化されているとのことです。 構えてみるとヘッドのすわりが良いですね。フェースが右に逃げるような感じがないストレートなフェースアングルです。今回はゴルフ練習場と店内の試打室で打ってみました。 気になる打球感はカーボンフェースを感じさせない弾き感のある心地よい感じです。練習場のレンジボールでも特に違和感はありません。 ヘッドの挙動はテーラーメイドらしいスピード感のある振り心地で、ヘッドの慣性モーメントがアップしているといっても、歴代モデルと同様にインパクトエリア付近でヘッドが減速することなく爽快に振り抜けるイメージです。 ヘッド後方のタングステンウェイトの効果は効果がありそうで、重心はやや深くなっているのでしょう、ボールの上がりにくさは感じません。スイートエリアが拡大されたとのことですが、体感的にはフェース上下のミスヒットに強い印象でした。 特にフェース下部でヒットしたボールは当然、飛距離が落ちますが、自分の感触よりはミスヒットに見えにくい弾道で飛んでいく感じです。「ステルス2」の基本弾道はボールの落ち際がやや右へ流れていくストレート系のフェードボールです。ヘッドを左に振り抜けばドローボールも打てます。 しかし、私のヘッドスピード(42~43m/s)だと、ロフト9度でドローボールを打つと弾道が低くなり、バックスピンも減ってしまいドロップ気味のボールが出てしまうことがありました。フェード系のボールをイメージするならロフト9度でもボールの上がりにくさは感じないので「ステルス2」のロフトは自分の求める弾道に合わせて選ぶのが良いでしょう。 ...
左を気にせず叩きたい人はフジクラ「VENTUS BLACK 60S」 スムーズな切り返しを生む、三菱ケミカル「TENSEI PRO Orange 1k 60S」 スピンが減って強い球、EDGE WORKS「 EG630 MK」 人気のピン「G430」シリーズのカスタム特集第2弾! 今回は「G430」シリーズの中でもっともロースピン設計のアスリートモデル「G430LST」のシャフトマッチングをゴルフステージ成城のクラブナビゲーター・吉田朋広が考えてみた。 「G430」シリーズの純正シャフトは充実のラインナップで多くのプレーヤーをカバーしていることはすでに検証させて頂きました。とくに「TOUR 2.0 CHROME」と「TOUR 2.0 BLACK」の2モデルはプロ・アスリートゴルファーまで対応できるシャフトとして評価も高いですが、さらにプラスαのパフォーマンスを求めるアスリートゴルファーに向けてカスタムシャフトを選んでみました。 前回同様、シャフトを選ぶ前にヘッドの性能を十分に理解する必要があります。「G430 LST」はヘッド体積440ccと「G430」シリーズでもっともコンパクトなヘッドです。クラウン部分にカーボン素材を採用して重心を低くしバックスピン量を低減できる設計を採用しています。 ...
先立って販売されている「BLUE」を含む全3機種展開に 藤倉コンポジット(本社・東京都江東区)は、PGAツアーで高い使用率を誇る「VENTUS TR(ベンタス ティーアール)」シリーズの追加モデルとして、「VENTUS TR RED(レッド)」と「VENTUS TR BLACK(ブラック)」を3月16日より販売する。 「VENTUS TR」は、同社が海外先行で展開する「VENTUS」ブランドの最新シリーズで、TRは“Tour Rated”(ツアーにおける評価)を意味。ツアー現場の声を反映し、PGAプレーヤーのさらなる信頼を勝ち得たシャフトとして、国内販売を求める声が高まっていた。 2022年3月に発売の「VENTUS TR BLUE(ブルー)」は、同年「全英オープン」を制したキャメロン・スミス(オーストラリア)が使用。注目度がさらに高まるなか、より高い弾道を目指すプレーヤー向けの先中調子「RED」と、低弾道で安定性を追求した元調子「BLACK」が加わった。 2モデルとも「BLUE」と同様、超高弾性70tカーボンと高弾性カーボンを積層することで、オフセンターヒット時のヘッドのねじれを抑える独自の「VeloCore Technology(ベロコア テクノロジー)」を搭載。優れたボールコントロール性能とともに、シャフト先端の高い曲げ剛性によりボール初速の最大化を実現するという。 「RED」「BLACK」ともに、50g台は硬さRとS。60g台はSとX、70g台はSとXのラインアップ。「BLACK」のみ80g台Xを用意。税込価格は5万5000円。問い合わせは藤倉コンポジット(03-3527-8433)まで。
ヘッドは「ステルス2」(左)「ステルス2 HD」(中央)「ステルス2 プラス」(右)の3機種展開 テーラーメイドゴルフ(本社・東京都江東区)は11日、2023年の最新モデル「STEALTH 2」(ステルス2)シリーズのドライバーを2月17日に発売すると発表した。22年に発売した「ステルス」シリーズの後継となり、同シリーズのフェアウェイウッド、ハイブリッド、ユーティリティも同日発売する。 「ステルス2」最大の特徴は、同社のウッド史上初めてカーボン素材の容量が他素材を超えた点だ。21年モデル「SIM2」のソール後方部に搭載されていたアルミニウム製のリングは、カーボン製の「特殊強化カーボンコンポジットリング」に進化。ソールとクラウンを含めて、カーボンの割合を高めたヘッドが誕生した。 前作「ステルス」で初採用された60層のカーボンツイストフェースは、新たにフェースセンター部分を厚くする積層方法を採用し、高初速エリアの拡大に成功。フェース重量は前作と比べて約2g軽くなり、ボール初速アップを実現したという。 クラウンは光沢仕上げ。左から「ステルス2」「ステルス2 HD」「ステルス2 プラス」 ヘッドタイプは、直進性が進化したスタンダードの「ステルス2 ドライバー」、高弾道でつかまる「ステルス2 HD ドライバー」、15gのスライド式ウエイトを搭載する低スピン仕様の「ステルス2 プラス ドライバー」の3種類。すべて前作に比べて慣性モーメント値を上げることで、寛容性を備えたモデルに仕上げた。 ヘッド体積はすべて460cc、ロフト角は9度と10.5度。長さは「ステルス2」と「ステルス2 プラス」が45.75インチ、「ステルス2 HD」は45.5インチ。標準シャフトは三菱ケミカルとの共同開発シャフトを採用し、「ステルス2」と「ステルス2 HD」は「TENSEI ...
左が「G430 HL MAX ドライバー」右が「G430 HL SFT ドライバー」 ピンゴルフジャパン(本社・埼玉県戸田市)は、2022年11月に発売された「G430」シリーズの追加モデルとして、「G430 HL」を3月2日に発売すると発表した。 「HL」は、「High Launch(ハイローンチ)」の略で、理想的な高弾道で最大キャリーを生み出すことを目的としたシリーズ。ヘッドだけではなく、シャフト、グリップを含む全パーツを軽量化させ、ヘッドスピードの最大化を促すことで、ボール初速と弾道の高さが出やすい性能に仕上がっているという。 ドライバーのラインアップは、「G430 HL MAX ドライバー」「G430 HL SFT ドライバー」の2機種で、ヘッドは「G430」シリーズの構造をそのまま採用し、後方の可変式ウエイト部に専用の軽量ウエイトを装着。慣性モーメント8700g・cm2を超える安定感(上下左右の合計)を誇りながら、総重量は「MAX」が約274g、「SFT」が約265g(※「G430 MAX」約302g、「G430 SFT」約293g)と、大幅に軽い仕様となっている。 ...
USGAの適合リストに掲載されたテーラーメイド最新ドライバーとみられる画像(USGA) ゴルフルールを統括するR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)は適合ドライバーヘッドリストを更新した。テーラーメイドの最新モデルとみられる3タイプのヘッド画像が公開された。 3タイプともソールのトゥ側に「STEALTH2」と刻印されている。ヒール側には「HD」「PLUS+」などとタイプ名が記載されており、2022年に発売された「ステルス」シリーズの後継モデルとみられる。適合リストのプロダクトネームにはそれぞれ「Stealth2」「Stealth2 HD」「Stealth2 Plus」と表記されている。 いずれも「SIM2」で採用された、空気抵抗を減らしてヘッドスピードを上げる突起状の「イナーシャジェネレーター」に似たフォルムとソール後方部のウェイトのようなものを確認できる。また、ソールのフェース寄りには溝状の「スピードポケット」、ネック部には脱着式の可変スリーブが見受けられる。 画像から判別できる3タイプの違いとしては、「Stealth2 Plus」のソール部にのみスライド式のウェイトが確認できる。「ステルス プラス ドライバー」に搭載されている弾道調整用のウェイトと同様のテクノロジーが踏襲されているようだ。 また、「Stealth2」と「Stealth2 HD」では、ヒール側に埋め込まれた円ウェイトの位置が異なる。「SIM2」シリーズのドライバー各モデルでも、同様に円ウェイトの配置を変えることで最適な重心設計を実現していた。 適合リストにはフェース素材に関する記載があり、3タイプともに「60X CARBON」「TWIST FACE」という表記が確認できた。「ステルス」シリーズに引き続き、カーボンフェースと推測される。
ピンゴルフ「G430」シリーズのドライバー3モデルをプロゴルファー・堀口宜篤が試打! どのような性能になっているのか改めて確かめた。 【注目ドライバー、ホントの性能】ピンの「G430」ドライバーはどんな性格? 「MAX」「LST」「SFT」3モデルを一挙試打! まず打ったのはスタンダードモデルという位置づけの「G430MAX」。460ccのやさしい大型ヘッドなのは前作同様で「やはり構えたときの安心感がありますね」と堀口。 「最後方にボリュームのある三角形のような形状で、ヘッド体積が大きく見えます。一般ユーザーを対象として商品を開発しているというのもあって、非常にMOIが大きくて安心感がありますし、シャローでボールも上げやすそうです。ソールを見ると、可変ウェートの動かせる幅が前作より狭まっています」(堀口、以下同) ではさっそく試打を行ってもらおう。ヘッドはロフト10.5度、ウェート位置はスタンダード、シャフトは「ALTA J CB BLACK」のSフレックスと組み合わせたモデルで試打を行った。試打のデータの平均値と、インプレッションは以下の通りとなった。 【堀口のG430MAXの試打結果】 HS44.9m/s キャリー236.3Y トータル257.6Y 打ち出し角13.6度 ボール初速63m/s スピン量2485.7rpm 「弾道は本当にまっすぐって感じですね。ほどよくつかまえてくれて、寛容性も高いのでヒールヒットでも全然飛ぶし、右に行きません。打感も柔らかく、そして何より良かったのが打音です。打ってボールが出ていくまでの飛び出しと音がすごく合っています。クラウンからソールまでの形状を改良し、サウンドリブも新たに搭載したことによる効果がしっかり出ていますね。ピンの開発担当の方にお話を伺ったことがあるのですが、音に関しては日本からの意見が結構採り入れられているらしく、室内で打っても外で打ってもいい音が鳴るっていうのを目指したそうで、実際前作より打っていて本当に心地いいです」 シャフトについても「ゆったり振っても相性がいいし、速く振っても耐えてくれる感じがあります」とのことで「ヘッドも含め本当に幅広いゴルファーに合いそうです」と堀口。 「ヘッドの安心感と飛距離性能があり、極端でなくほどよくつかまり、ウェートを変えればしっかり効果も出ます。上級者から初級者まで十分使えるスタンダードな性能を持っていますね」 ...
シャフトのキックポイントは大きく分けて先調子、中調子、元調子の3種類が存在する。今回はシャフトの手元付近にキックポイントが設定されている元調子系シャフトをゴルフステージ成城のクラブナビゲーター・吉田朋広が検証してみた。 【シャフト選びの超知識】パワーヒッターじゃなくても使える!? 2022年発売の元調子系シャフトをクラブナビゲーターが検証! 自分のスウィングにあったシャフトを選ぶ際の目安にもなり、シャフトの性能を決める要素のひとつに挙げることができるキックポイント。元調子系のシャフトはシャフトの中間部よりも手元寄りにキックポイントが設定されているもののことをいいます。 一般の方が思っているよりも中間部からやや上部にキックポイントがあるものが多く、最近は元調子系シャフトはツアープロや上級者用のイメージで敬遠されやすいことから中元調子表記のシャフトが増えています。 今回はカタログにはっきりと元調子と表記しているシャフト2つ、そして中元調子&中先調子のダブルキックポイントのシャフト1つを検証したいと思います。 三菱ケミカル「TENSEI Pro White 1k」シリーズ 2021年3月発売の元調子シャフトで海外ツアーで高い評価を得ているのが「テンセイ」シリーズです。その中で三菱ケミカルの「ホワイト系」のイメージを色濃く残しているシャフトが「TENSEI Pro White 1k」です。50~80グラムまでがラインナップされていて、フレックスはS、X 、TX、50グラムと60グラム台にはRフレックスも設定されています。今回は「50S」を検証しました テストシャフトの振動数は261cpmですが、数値のわりにダウンスイング時に手元の軟らかさを感じられます。ネーミングにもある「1kクロス材」と呼ばれる新素材カーボンを採用している影響もあるでしょう。手元にしなやかさフィーリング的には「パリッとした感じ」ではなく、「しっとりした感じ」で切り返しで自然と間が取れる感覚でダウンスウィングのスタートがしやすくスムーズに振ることができます。 プロ・アスリートゴルファー向けの元調子シャフトの手強いイメージはまったくなく動きが素直で自然に振ることができるシャフトですね。元調子らしく自然に切り返しの間が取れ、シャフトコントロールがしやすいです。 上級者は自分のタイミングで振りやすく、本来走り系のシャフトでないにも関わらず、ヘッドスピードを上げやすく感じ、振った分だけ飛距離が伸びるイメージです。 先端部分の剛性はもちろん高いのですが、適度に扱いやすく自分の意思でドローボールやフェードボールを打ち分けられコントロールしやすく感じるはずです。 いっぽうで「White ...
2022年、人気となったゴルフギアをまとめた「2022年ヒット商品」。全国の「ゴルフ5」「有賀園ゴルフ」「二木ゴルフ」「ヴィクトリアゴルフ」の売り上げデータから、今年売れた商品をランキング形式でご紹介のドライバー編。まずは上位にランクされたモデルを見ていこう! 【2022年これが売れた! ドライバー編】最も売れたドライバーは赤いカーボンフェースの「ステルス」。ゴルフ界のヒット商品ランキング テーラーメイド ステルスシリーズ スタートダッシュに成功し、そのままダントツでぶっちぎり! 2月4日の発売前から予約が殺到。発売初週から記録的な売り上げを記録した“カーボンウッド”。低スピンのため「球が上がりにくい」「難しい」という声もあり、下半期の売り上げは若干伸び悩んだが、序盤の貯金で逃げ切り。10月7日にはヘッドスピード40m/s 前後の人向けに「ステルス グローレ」も発売され、有賀園では初登場1位を獲得し、年間売上でも9位にランクイン キャロウェイ ローグSTシリーズ ボールスピードを追求した2代目「ローグ」 写真左上から時計回りに「ローグST MAX」「ローグST MAX D」「ローグST MAX LS」「ローグST MAX FAST」 当初3月中旬の発売とされていたが、「ローグST MAX」と「ローグST MAX ...