ようやく届いたレクサスLX&ベンツGクラスはオーラを放っている【写真:本人提供】 レクサスLX600&メルセデスベンツG400d、さらにレクサスNXとシエンタを所有 そして3台納車待ち 「新型車大好き貧乏30代社畜」。自らをこう名乗り、“常に納車待ち”のカーライフを送っている愛好家がいる。愛用しているベンツGクラス(通称:ゲレンデ)に加えて、このほど、1年半待って、高級ブランドのレクサスLXが待望の納車。「家計が鬼ハードモード」というが、徹底した節約生活で乗り切る覚悟という。家族3人を支える一家の大黒柱・38歳男性会社員の“素顔”とは? 「ついにレクサスLX納車されましたー! 盗難防止にセキュリティも組みます」。今年3月下旬、男性オーナーは喜びのツイートを投稿した。黒光りのオーラを放つレクサスとゲレンデ。4.2万件の閲覧数を記録し、「圧倒的存在感ですね!」「社畜でこの2台体制は恐れ入ります…」「2台ともかっこいい」などの反響が寄せられた。 男性オーナーは、国内外のリゾートやゴルフ場開発の関連会社に勤務。株や投資、副業は「していません」。NISAとiDeCoはやっているという。 さて、新型ホヤホヤの愛車の情報を聞いてみると、「2023年式レクサスLX600で、オプションやカスタム込みで1550万円です。手元に来るまで1年半ほど待ちました」。ゲレンデのほうは「22年式メルセデスベンツG400dで、オプションやカスタム込みで1750万円です。手元に来るまで2年ちょっと待ちました」。驚くのは、“まだある”ということだ。「他にも2台クルマ(レクサスNX、シエンタ)を持っています。また、現在長期の納車待ちのクルマが3台あります」。待っているのはレクサスRX、アルファード、プリウスだそうで、まさに、筋金入りの“納車マニア”だ。 一般サラリーマン家庭には、これだけの自動車の購入・維持は、さぞかし大変だろう。奥様の反応はどうなのか。「妻も自分も、かばんや時計などの高級ブランド品に一切興味がなく、服はユニクロなどで購入しています。生活費と家賃さえ毎月振り込みすれば、夫のどんな高額なクルマにも文句を言わないと断言している、かなり理解のある妻です。代わりに妻の買物にも自分は口を出さないようにしています。ワガママな自分に黙々と付き合ってくれる妻には感謝しています」。並々ならぬ感謝の思いを明かす。 気になるのは、家計のやりくりだ。節約生活の工夫について教えてもらった。 「妻は育休中ですが、この4月から復職予定です。盗難対策の駐車場に加えて、盗難率が高いクルマなので高額な自動車保険、ローン、ガソリン代など、毎月かかる維持費はかなり高いです。家計簿をつけながら、ふるさと納税をフル活用して、食材費を減らしています。また、クルマを複数台所有することで、外食に行くことは減りました。たまに外食したとしてもチェーン店やフードコートがほとんどですし、ネットの割引クーポンを使ったりしています。スーパーマーケットでも同じ物なら割引シールが貼られた商品を買っています」。涙ぐましい努力がある。 大学時代からクルマにハマり、愛車歴はこれまで30台以上を数える。「いつかは高級車に乗ってやる! と目標を決め、大学生の時は週6でバイトして働いてきました。苦労して手に入れたクルマと撮った写真は思い出となり、写真を見返すたびに、その頃のツラさや楽しかったことを思い出させてくれます」。社会人になり、パパになった今は「クルマの変化とともに、子どもの成長が分かるので幸せです」といい、「理想のカーライフは趣味のクルマを仕事にできれば幸せだろうなと思いながら、全く異なる業種の会社員を続けています」と語る。 大切な家族のためにも仕事に邁進(まいしん)。納車待ちは自らの最大のモチベーションになるそうで、「年収を超える自動車を契約する際は、契約書に署名する手がいつも震えます。自分にとってクルマを買うことは、仕事を頑張るためのカンフル剤と思っています。どんなに仕事がツラくても、来月には納車が待っている! と思うと仕事を頑張らざるを得ないので」。その次の“納車候補”はどんなクルマになるのか。また聞いてみたい。ENCOUNT編集部
原付通行禁止の標識は原付二種もダメ? バイクを運転していると、二輪車の通行を禁止する標識を見かけることがあると思います。なかでも、よく目にするのが「原付」の通行を規制する標識。しかし原付には、排気量が50cc以下の原付一種と、51㏄から125cc以下の原付二種が存在します。 原付二種に乗るライダーのなかには、運転中に原付通行禁止の標識に出くわして、引き返したことがある人もいるでしょう。 【画像】道路標識に注意してバイクライフを楽しむ様子を画像で見る(10枚) 一方で、原付通行禁止の道路を原付二種バイクが走っているのを見かけたという人も居ると思います。果たして、どちらの行動が正しいのでしょうか。 道路標識の「原付」は原付一種のこと 道路標識の「原付」は原付一種のこと 原付通行禁止の標識について、警視庁交通相談コーナーの担当者は、次のように話します。 「原付通行禁止の標識に関しては、原付一種のみ走行NGで、原付二種は気にせず通行して構いません。ただ、二輪車走行そのものがNGな道路もあるため、補助標識含め、きちんと確認するようにしてください」 つまり、原付通行禁止の標識は、50㏄以下のバイクのみに適用される道路標識という事です。 具体的には、バイクのイラストに赤の斜線が引いてある「二輪の自動車・原動機付自転車通行止め」の標識。これは、バイク全般の通行を禁止する標識ですが、その下の補助標識に「原付」と書かれていれば、50㏄以下のバイクのみ通行禁止となります。 街中で見かける二輪車通行禁止の標識には、「原付」などの補助標識がついていることがほとんどで、主に規制されているのはアンダーパスや高架橋など。道路の幅が狭く高低差がある場所です。 特に原付一種はエンジンの出力が低いうえに、制限速度が30km/hであることから、交通の流れを妨げたり、事故を誘発するおそれがあります。そのため、原付一種だけ通行が禁止されている場所が多くなっているようです。 紛らわしい原付1種と2種という名前の理由 ではなぜ、51㏄から125cc以下の原付二種も「原付」という言葉が含まれているにも関わらず、原付二種は原付通行禁止の標識に該当しないのでしょうか。 原付二種の「原付」は道路車両運送法の区分によるもの 原付二種の「原付」は道路車両運送法の区分によるもの バイクに関する法律は、主に「道路交通法」と「道路車両運送法」の2つに分かれています。そして、それぞれの法律で、排気量や呼び方の区分に違いがあり、このことが道路標識をややこしくしている要因となっているのです。 そこで、道路交通法と道路車両運送法の原付に関する区分を見ていきましょう。道路交通法は、道路の交通ルールに関する法律で、教習所の学科で教わる内容は主にこちらです。 車両の区分は、排気量別で50㏄以下が原付、51ccから400cc以下が普通二輪、400cc以上が大型二輪の3区分。 ...
ちょっとした距離の移動や、自動車を停めるスペースの少ない都市部での移動に便利な自転車は、誰もが乗った経験があるほど日本では身近な乗り物です。しかし、タイヤがパンクしてしまうという欠点も持ち合わせています。そんな欠点を克服したパンクしづらい画期的な自転車タイヤを、YouTubeチャンネルのThe Qが開発しました。 60 Tennis Balls = 2 Bicycle Tyres – YouTube 部屋の中で散乱するテニスボール。 犯人はロボット掃除機でした。 The Qは部屋に散乱するテニスボールを見て、何かを思いついた様子。 異なるサイズの塩ビパイプを用意して、テニスボールが入るか入らないかをチェック。 テニスボールの直径よりもわずかに小さい塩ビパイプを選び、物差しを使って等間隔に印をつけます。 この印にそって塩ビパイプをカット。 大量のわっかができました。 これにドリルで穴を開けます。 ...
SUVルックで初の4ドア、フェラーリ「プロサングエ」は、走りも造形も桁違い(写真:Ferrari SpA) フランスとの国境にも近いイタリア北部のスキーリゾート、ピンツォーロにて、話題のフェラーリ「プロサングエ」を初めて試すことができた。とはいえ、訪れた2月末には雪もだいぶ溶けていて、ウィンタータイヤこそ履いていたものの路面はほぼドライ状況での走行となった。 【写真】これがフェラーリ初の4гѓ‰г‚ўгЃ§SUVгѓ«гѓѓг‚ЇгЃ®гЂЊгѓ—гѓг‚µгѓіг‚°г‚ЁгЂЌгЃ 改めて言うまでもなく、今どきの自動車トレンドの最先端はSUVである。ハイエンドのプレミアムカーセグメントでは、その傾向がさらに顕著。ランボルギーニやアストン・マーティンといった生粋のスポーツカーメーカーも、あるいはロールス・ロイスやベントレーのようなラグジュアリーカーブランドも、こぞってこの市場に参入していることをみれば、それは明らかだ。 これはSUV? スポーツカー? そうなればフェラーリとて、その流れを無視するわけにはいかない。ブランドとして初めてのSUVとなるプロサングエを、ついに投入してきた。 いや、こうした表現は本拠地マラネロの面々、おそらく全力で否定してくるはずだ。「プロサングエはSUVではない。あくまでスポーツカーだ」というのがフェラーリの見解である。イタリア語でサラブレッドを意味する車名にも、そんなプライドが表れている。 彼らはこの最新の跳ね馬を、むしろその長い歴史の中で、実はとても重要な役割を担ってきた2+2のシートレイアウトを持つGTモデルの系譜にあるモデルだと称する。例をあげるならば、1960年代に北米市場で高い人気を誇った「250GT 2+2」や「330GT 2+2」は有名だし、近年では「456GT」「612スカリエッティ」、そして「FF」や「GTC4ルッソ」といったモデルが思い浮かぶシリーズだ。 しかしながらプロサングエがこれらと決定的に異なるのは、まず高い地上高そして全高を有すること、そして4枚のドアを持つことである。いずれもフェラーリとしては史上初ということになる。 「それってつまりSUVということでしょ?」と言われそうだが、実車を眺めてみるとプロサングエは、まずプロポーションが世間巷のラグジュアリーSUVとは一線を画している。全長4973mm×全幅2028m×全高1589mmというサイズのボディーは、きわめて長いフロントノーズを持つのだ。 これは至宝ともいうべきV型12気筒エンジンをフロントミッドに搭載するためであり、そのためキャビンは相対的にはコンパクトにまとめられている。全高はフェラーリとしては高いが、しかしいわゆるSUVとしてはきわめて低く、さらにそのフォルムは近年のフェラーリ各モデルに共通するエアロダイナミクスを重視し、その空気の流れを可視化したかのようなアグレッシヴな造形で、なるほど世のSUVとは一線を画すものといえる。 私個人としては、もう少し落ち着いた、エレガントなスタイリングでもよかったのになという思いもある。聞けば、社内にもそういう声がなくはなかったというが、フラビオ・マンツォーニが指揮を取るようになってからのフェラーリのデザインはきわめて好評であり、首脳陣も結局は「この路線でいこう」ということに落ち着いたのだそうだ。 フル4シーターで後席も快適に過ごせる そして前述のとおりドアは4枚。リアドアはウィンドウフレームの隅に小さなノブが付いていて、これを軽く、少し長めに引くと後ろ側のヒンジを支点に79度まで大きく、電動で開く。つまり観音開きとなるのは乗降性への配慮からで、実際に後席へのアクセス性は悪くない。フロントドアについても、絶対的な前後長が2ドアモデルより短いうえに、フェラーリのほかのモデルより広い63度の開放角度を持つことから、やはり乗り降りは容易といえる。 走りにこだわりパッケージングを究めるならば、かつてマツダ「RX-8」がそうしたように、リアドアをさらに小型化し、センターピラーレス構造とする手もあったのでは。そう聞いてみたが、回答は「左右独立のバケットシートによる居住性含め、後席のゲストにも前席と同じような快適性を味わってもらうのがコンセプトであり、それは考慮しなかった」という話だった。 もちろんボディー剛性への配慮もあったに違いないが、フェラーリとしてもあくまで前席主体の2+2というよりは、フル4シーターという意識が強かったということだろう。実際に後席に収まってみると、着座位置が前席より高く、それでいて頭上にも想像した以上の余裕があり、快適に過ごすことができる空間となっている。さらに、シートヒーター、独立した空調も装備されているのだ。 ラゲッジスペースの容量は後席使用時で472Lを確保している。驚くほど広いわけではないが、フェラーリとしては過去最大級なのは間違いない。形状も、FFやGTC4ルッソのようにリアアクスルの張り出しがあったりはせず、大型スーツケースなども難なく収まる。しかも、必要に応じて後席を倒して広いスペースを得ることも可能だ。 ...
町工場の職人が金属の塊からクラブヘッドを削り出す 自動車金型の設計・製造を行っている株式会社エムエス製作所はフルミルドクラブヘッド「MUQU(ムク)」シリーズの新型アイアン「Industry Design」を4月21日に発売すると発表しました。 フルミルドクラブヘッド「Industry Design」1個11万円(税別) 「Industry Design」は、5~9番とピッチングウェッジのアイアンヘッドをラインアップ。ラグジュアリーパターで高い評価を得ているステンレス「SUS303」を使用し、ステンレス製ながら柔らかい打感を実現しています。価格は6個セット66万円、1個11万円(ともに税別)となっています。 金型技術を応用し、凹凸を排したフェース、設計通り0.01度の誤差もない寸分違わぬロフト角やライ角のアイアンヘッドを高精度な技で製造。効率的な製造法を追求し、美しさの中に遊び心も感じる意匠を施しています。 【写真】1個36万円のヘッドも! 町工場職人が手掛けたアイアン「MUQU(ムク)」シリーズの詳細 「MUQU」は、理想形を理論値のまま形に、クラブに合わせたスイングの必要性をプレーヤーに一切与えないというコンセプトで、現代の匠の技能が作り上げたもう一つの到達点としています。 【「7番ヘッド」のスペック】ロフト角:32度ライ角:62.5度バンス角:21.04度FP(フェースプログレッション):4.82ミリ 【「PW」のスペック】ロフト角:44度ライ角:64度バンス角:22.72度FP(フェースプログレッション):6.29ミリ e!Golf編集部
By @Living 2023年4月から、道路交通法の一部改正により、すべての年齢に対して自転車乗用中のヘルメット着用が努力義務化されることになりました。普段、何気なく乗っている自転車ですが、この機会にもう一度自転車の安全ルールを見直してみましょう。併せてヘルメットの最新事情も紹介。自転車ジャーナリストの遠藤まさ子さんに解説いただきました。 自転車は軽車両。クルマのルールに従うのが基本 ヘルメット着用が努力義務化でどうなる? ダサくないヘルメット5選と自転車の交通ルール 「基本的に自転車はクルマと同じように考えましょう」と、遠藤さん。道路交通法上、自転車は軽車両と位置付けられているため、基本的な交通ルールについても、自動車と自転車はほぼ同じ視点で考えるといいのだそうです。 「車が左側通行であるのと同じように、自転車も車道左側を走るのが基本です。たまに進行方向右側の車道を逆走している自転車を見かけますが、大変危険です。また、信号や一時停止、一方通行などの標識も自動車用に従います。ただし、 “自転車は除く“ や ”含む自転車“ などと例外が書かれている場合があるので、注意して見て、従うようにしましょう」(遠藤まさ子さん、以下同) 【関連記事】電動キックボードは免許・ヘルメットなしでOK?「小型電動モビリティ」の法改正によるルールと可能性 これもNG!? 勘違いしやすい自転車ルール 具体的に自転車の基礎ルールをみていきましょう。 ■ 自転車は基本的に歩道NG! 常に歩行者優先で 「歩道と車道の区別があるところでは自転車は車道を通行しなければいけません。自転車通行可という標識があったり、道路での走行が著しく危険だったり特別な理由を除いては、歩道を走ってはいけないことになっています(ただし、13歳未満と70歳以上、体の不自由な方を除く)。 ...
「DSEI japan」にてイギリス企業が展示した上陸用舟艇に注目 2023年3月15日から17日の日程で、日本国内最大級の防衛装備品展示会「DSEI Japan」が千葉県の幕張メッセで開催されました。日本国内外から数多くの防衛関連企業がブースを出展する中で、イギリスの船舶設計企業「BMT」が展示していたのが、高速揚陸艇「CAIMEN(カイマン)-90」の模型です。 【画像】「CAIMEN-90」の三面イメージ 「DSEI Japan」に出展された、「CAIMEN-90」の模型。16式機動戦闘車と軽装甲機動車を搭載している(2023年3月15日、稲葉義泰撮影)。 映画『プライベートライアン』の冒頭、アメリカ軍がノルマンディー海岸へ上陸する際に用いていた上陸用舟艇と同じような形をした「CAIMEN-90」の模型は、その上に、陸上自衛隊の16式機動戦闘車と軽装甲機動車の模型を搭載していました。 実はこの「CAIMEN-90」、この模型が示すように、これからの自衛隊を支える存在になるかもしれないのです。 「DSEI Japan」に出展された、「CAIMEN-90」の模型を後背より(2023年3月15日、稲葉義泰撮影)。 そもそも「揚陸艇」とは、車両や兵士などを海から陸地へと上陸させる際に用いられる、比較的コンパクトな船のことです。大型の輸送艦では接近が難しいような深度の浅い海域でも活動できるほか、海岸に直接、車両や兵士を上陸させることができるため、有事の際はもちろん、災害時でも海から被災地にアクセスできるというメリットがあります。 「CAIMEN」シリーズの特徴とは そうした揚陸艇に分類される「CAIMEN-90」は、BMT社が開発する高速揚陸艇「CAIMEN」シリーズのひとつです。 「CAIMEN」シリーズは、全長28mの「CAIMEN-60」、全長33mの「CAIMEN-100」、そして全長38mの「CAIMEN-150」という3つの基本タイプが存在し、顧客の要望に応じてサイズや性能をカスタマイズできるという特徴を有します。そして今回「DSEI Japan」で展示されていた「CAIMEN-90」は、全長30m、全幅7.7m、排水量203トンで、前述の3タイプと比較するとちょうど真ん中くらいのサイズ感です。 BMT社の資料より、「CAIMEN-90」のイメージ(画像:BMT)。 「CAIMEN-90」の強みは、その速度性能と搭載量です。速度性能に関しては、満載時で22ノット、さらに軽荷時であれば40ノットで航行することが可能とされています。また、搭載量に関しては重量にして90tを誇り、物資や人員だけでなく、主力戦車を含む装甲車両も搭載することが可能です。 それでは、なぜBMT社はこの「CAIMEN-90」を「DESI Japan」に出展したのでしょうか。その理由は、2022年12月に日本政府が閣議決定したいわゆる「安保関連3文書」のうち、今後日本が持つべき防衛力の水準を示した「防衛力整備計画」にあります。この中に、自衛隊の輸送力を向上させるべく、「機動舟艇」という新装備を導入することが盛り込まれています。 ...
アークズは2023年3月31日より、フラップ部分が付け替えられる「自由なランドセル」をノロッカ公式Webサイトにて販売開始した。価格は4万6,200円(税込)。フラップ単体1万5,400円(税込)。重さ約890g。カラーはブラック、オリーブ、コヨーテ、ダークネイビー。 ランドセルのフラップ(かぶせ)を「付け替えできる機能」は、開発者の父親が息子とのラン活で感じた疑問から生まれたという。開発者は、「まだ生まれて6年ほどの息子にこれから6年間使うバッグを、しかも自分でも買ったことのない高額なバッグを選ばせるのは酷だなと感じました。また当時は、息子は青が好きで、私たちはキャメル推しで押問答。結局は青を選びましたが、小学4年生の今では黒しか着ません」と語っている。 この実体験から、購入時はスタンダードなランドセルを、そして成長していく中で、その時々にワクワクするデザインを自由に選べるランドセルを、と「自由なランドセル」が開発されたという。 ノロッカはランドセルを「売って終わり」ではなく、入学してからが本番。入学した子供と一緒に伴走するように、楽しいデザインのフラップ(かぶせ)を今後提案 (第1弾を4月中旬に発売)していくことで、楽しく学校にいけるようエールを送るとしている。 ランドセルの重量は890グラムで超軽量。ボディはCORDURA生地、底面は日本製TEIJINタフガード(人工皮革)を採用し、軽さと耐久・耐水性を兼ね備えた。また、低学年でも使いやすい上開き機構で、体への負担や安全性に配慮し側面フックがないデザインとなっている。 ◆自由なランドセル(2024年4月入学用) 価格:4万6,200円(税込) ※フラップ単体1万5,400円(税込) カラー:ブラック(タフガード人工皮革)、オリーブ、コヨーテ、ダークネイビー(コーデュラナイロン) 重さ:約890g 外寸:W27.5cm×H38cm×D19cm ※A4フラットファイル&タブレットPC対応サイズ 材質: <フラップ部分>タフガード人工皮革(ブラック)、 コーデュラナイロン(その他カラー) <ボディ部分>コーデュラ ポリエステル 購入先:ノロッカ公式Webショップ ※4月初旬より楽天市場店にて販売、2023年秋頃に納品予定
原型はプロペラ駆動のDIY飛行機 世界最小のジェット機としてギネス認定されている飛行機が、ビーディー「BD-5J」です。捉え方によっては、巡航ミサイルもジェットエンジンを搭載しているため、航空機の仲間と言えなくもないですが、その巡航ミサイルよりも小さな有人航空機と言えるのが同機です。 「BD-5J」のサイズは全長4.13m、全幅5.2m、総重量435kgしかないものの、搭載する出力100kgのマイクロターボ・ジェットTRS18エンジンにより最大速度は480km/hにも達します。 見た目きわめてインパクトの強い飛行機であるため、1983年公開の映画『007オクトパシー』でロジャー・ムーア演じる「ジェームズ・ボンド」が操縦したり、東芝製ビデオデッキ「ビュースター」のTVCMにおいて編隊飛行シーンで登場したりしていたので、それらで記憶に残っている人も多いのではないかと思います。 【まるでラジコン!】プロペラ推進の原型機ビーディー「BD-5B」(写真で見る) 1983年、カリフォルニア州のミラマー海軍航空基地(当時)で撮影したビーディー「BD-5J」。ビール会社のカラーリングをまとっている(細谷泰正撮影)。 同機は、小型機デザイナーとして有名なジム・ビーディーの設計によるもので、原型「BD-5」は小型プロペラ機でした。原型機が初飛行した1971年以来すでに半世紀が経ちますが、良い面でも悪い面でも小型航空機の歴史に残る1機であることは間違いありません。 そもそも「BD-5」は、安価に入手できて気軽に飛行できる魅力的なスタイルの一人乗り小型機として1970年ごろに設計されました。ジェット戦闘機のような大型キャノピーを備えたコックピットの背後にエンジンとプロペラを配置した、いわゆる「プッシャー形式」と呼ばれる形態で、主翼はグライダーのように取り外しが可能でした。 主翼を外した状態ならトレーラーに載せることができるため、飛行場から自宅へ牽引して運ぶことも可能です。このため自宅のガレージに格納できる「マイ飛行機」として宣伝されました。プロペラ推進の「BD-5」は出力40馬力の小型エンジンを搭載して時速200マイル(320km/h)で巡航可能といわれ、斬新なスタイルなどと相まって一躍、人気を集めます。 本格販売前に約1万7000機の予約を受注 ビーディーはこの機体をキット形式のホームビルト機としてだけでなく、FAA(アメリカ連邦航空局)の型式認定を取得することで完成機としても販売する計画を立てます。こうして生まれた「BD-5マイクロ」と命名された原型機は1971年に初飛行しましたが、飛行性能は発表値に及びませんでした。 原因を探ると、機体の抵抗が計算値よりも大きかったことが判明します。原型機は明らかにパワー不足で、ビーディーは十分な出力を得られるエンジンを物色しました。いろいろなエンジンが検討された結果、選定されたのは、ともに出力70馬力のドイツ・ハース社製もしくは日本ゼノア社製のエンジンでした。 これら代替エンジンの飛行テストが行われていた最中、ビーディーはモーターグライダーのブースターに使われている小型ジェットエンジンをBD-5に搭載することを思いつきます。これがジェット機「BD-5J」として完成、1973年に初飛行に成功しました。 のちに「BD-5J」は世界最小のジェット機としてギネス認定もされ、1980年代から90年代にかけてアメリカの大手ビールメーカーのキャンペーン飛行機にも起用されると、全米各地の航空ショーでデモフライトを披露するまでに至ります。 こうして、映画やCM出演に続き航空ショーにまで出るようになった「BD-5」でしたが、そうした華やかな活躍とは裏腹に自家用小型機としては多くの問題を抱えていました。 そのひとつが最適なエンジン選定の遅れです。ただ、前出のような派手な露出、そして斬新な形状と手ごろな価格は多くの小型飛行機愛好家の興味をそそります。結果、「BD-5」は爆発的に売れ、ホームビルト機として5000機、完成機として1万2000機の注文を獲得したのです。 いまだに100機程度が登録済み 本来なら、ビーディーは顧客から集まった予約金を資材の購入や設備投資に充てるべきでしたが、資金はさらなる受注を狙っての広告費などに費やされました。その結果、ビーディー・エアクラフト社は資金不足に陥り倒産してしまいます。 すでに一部キットは発送されていたものの、部品の供給は途中で停止される事態に至りました。その影響で、一時は未完成の「BD-5」が全米各地の格納庫に放置されるほどでした。 2012年7月25日、オシュコシュ航空ショーで展示されていた個人所有のビーディー「BD-5J」。コックピットに座っているのはマネキン人形(細谷泰正撮影)。 ...
「SUBARUっぽくない赤色」がお気に入りというSUBARU BRZ【写真:ENCOUNT編集部】 94年式スカイラインGT-R BNR32と07年式フェアレディZ Z33も所有 愛車のためにそこまでする? クルマ好きの友人も「そこまで踏み込めない」と驚がく……。国産スポーツカーが大好きな28歳の男性会社員は、今年の年始に、「クルマのために、一軒家を買いました」。仰天の愛車物語に迫った。(取材・文=吉原知也) カーイベント会場に乗り付けたのは、SUBARU BRZ ZD8だ。「SUBARUっぽくない赤色。この発色のいい、鮮やかな赤が気に入ったんです。他人とかぶらない感じがいいですね」。2021年7月の発表と同時にオーダーしてゲットしたという。 BRZの前は、WRXに乗っていたそうだ。スバリストなのかと思って聞いてみたら、「いや、そうでもなく(笑)」との回答が。実は、現在3台持ちの“ツワモノ”だった。 BRZに加えて、1994年式の日産スカイラインGT-R BNR32と、07年式の日産フェアレディZ Z33を所有。「国産スポーツカー、2ドア、FR(後輪駆動)が好きなんです」と語る。 幼少期にクルマ好きの親に着いていってディーラーやモーターショーを巡り、いつしかクルマ愛好家に。18歳で免許を取り、筋金入りのカーライフを歩むように。BRZは通勤から買い物まで、普段使いで乗り、あとの2台はコレクション志向で持っている。次第に、保存設備が欲しいと考えるようになったという。 思い立って1週間。今年の年始に不動産業者に行き、ほどなく決断。一軒家を購入した。庭にこれからガレージを設置する予定だ。「ガレージに、GT-RとフェアレディZの2台を置きたくて。2台をきれいに維持して保存したいです。でも、独身なので、家はこの広さなので、2階は要らないぐらいです(笑)」。 あまりに思い切った行動。クルマ好きの友人は「前から、家買いたいと言っていたけど、本当に買うなんて。彼は欲しいと思ったから買っちゃうんです。もう、アクセルベタ踏みですよね」と驚くばかりだ。男性オーナーは「愛車のために、全振りです」と、熱い思いを口にする。 大きな夢を買う、たくましい生き方。「お金持ちじゃありません。会社員ですし、家のローンは大変です。でも、もともと趣味はクルマ以外にないですし、外食をしない自炊派。酒もタバコもやりません。運動はランニングなので、お金がかからないんです。まあ、ゴルフを始めたりしたら分かりませんが、そんなに生活を切り詰めるほどでもないですし、食事もとっているので大丈夫ですよ(笑)」と話す。 自身にとって、クルマは「なくてはならない存在」だ。3台にとどまるかと思いきや、驚きの発言が飛び出した。「いやあ、新型のフェアレディZが買いたいんですよ(笑)。オーダーが再開したら、たぶん買います」。 家を買った話ばかりになってしまったが、「そう言えば、そもそもBRZの話ですよね。サイズ感もいいし、カジュアルに気軽に乗れるから好きなんです。BRZは自分好みにいじって乗っていきたいです」。どこまでコレクションが増えるのか。次に会うときの、驚きのエピソードが楽しみだ。吉原知也
◆たった850万円で、タワマン気分。抽選でもいい! そのレクサスください トヨタと言えば世界の超優良企業。言うなれば、学校で一番勉強ができてスポーツ万能。性格も家柄も良い。非の打ちどころがないナイスガイです。そんなトヨタの“ちょいワル”がIS500。EVだ、水素だ、ハイブリッドだといろいろやっておりますが、おっさんは優等生の“ちょいワル”な一面にメロメロです! LEXUS IS500 永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信(流し撮り職人)=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu ◆5リッターV8にメロメロ! またしても、買いたくても買えないクルマの話題です。昨年、5リッターV8エンジンを搭載した「レクサスIS500」が発売になり、一部マニアが熱狂いたしました。まずは「ファーストエディション」が500台限定で販売され、6000件以上の応募が殺到。競争率12倍の抽選販売となりました。 そのときの私は、「買えないクルマには興味はないぜ!」とソッポを向いていたのですが、昨年暮れに試乗して態度を一変させました。これが850万円なんて安すぎる! 最低でも1200万円の価値がある! ライバルのBMW ...
徒歩スピードと大差無かった「戦車」 現代、「戦車」と呼ばれている実用機動兵器のルーツは第1次世界大戦時に登場した英国の「マザー」ことマークIとされている。 【画像】「マークI」を見る(4枚) マークIの性能は、約28tの車両重量に対してエンジン出力は105hp。最高速度は6km/h弱と人間の歩くスピードと大差無かった。一言で言ってしまえば鈍重、これが当時の限界だったというわけである。ここでは、車両重量に対するエンジン出力の比を記憶のなかにとどめておいてほしい。 この機動性の低さは運用現場からは問題点として指摘されたこともあり、第1次世界大戦末期には車体を大幅に小型化し重量を減らしたフランスのルノーFT-17が登場する。この戦車の車両重量は約6.5t、エンジン出力は39hp、最高速度は20km/hとマークIよりはましだった。ここでも車両重量とエンジン出力の比を記憶しておいていただきたい。 この辺りから戦車はその重量、すなわち装甲の厚さを重視するか、ある程度防御性能には目をつぶって、その代わりに機動性を重視するかというふたつの方向性が生じることとなる。 そして1931年、米国でクリスティM1931という試作戦車が登場する。車両重量は約10t。大口径転輪(下部車輪)とコイルスプリングでつられた動きの良いシンプルなトレーリングアームサスペンションというメカニズムは当時の戦車には見られなかった構造だった。驚くべきはそ、のエンジン出力で当時としては極めてパワフルだった400hpの航空機用エンジン「リバティ」が採用されていたのである。 クリスティM1931の最高速度は整備された路面では60km/h以上。不整地路面でも40km/h以上を記録したと言われた。さらにこの車両は履帯を外して車輪のみでの走行も可能という装輪装甲車としての運用も可能であり、その状態では100km/h前後という驚異的なスピードを記録した。車両重量10tに対してエンジン出力は400hp。これもまた重要な数字である。 クリスティM1931の高速性能 クリスティM1931戦車 このクリスティM1931の高速性能と高い機動性は世界中の戦車技術者と軍事関係者を驚かせた一方、実戦用兵器として高く評価する人物は多くはなかった。 というのも機動性は高い方が良かった一方で、より重要だったのは装甲の強固さというのが当時の考え方の主流だったからである。 そうしたなか、最も厚い車体前面でも13mm程度、側面は6mm程度の装甲厚しか無かったクリスティM1931は戦車としてはもろく見えたのである。さらに当時は戦車を単独もしくは複数で機動的に運用するという考え方はほぼ無く、多くの国であくまで歩兵の盾として戦場を移動することがその任務だった。 こうしてクリスティM1931は本家の米国陸軍ではT3戦車として少数が試験運用されただけだった。その一方、この戦車に注目したのが当時機甲部隊の育成に熱心だったソ連。そして巡航戦車という新たなカテゴリーで高速性能を重視した戦車を模索していた英国だった。 ちなみに1930年代初めから半ばの時点での米国は武器輸出についてはかなり規制が厳しく、ソ連も英国もそれなりに苦労の後にクリスティの技術を導入。ソ連ではまずM1931のデッドコピーだったBT-2が実用化された。BT-2のエンジンはリバティのソ連生産型であるM5だった。英国では少し後にクリスティ型のマークIII巡航戦車が完成。これもエンジンはリバティをライセンス生産したものだった。 これらソ連と英国における初期のクリスティ型戦車は機動性には優れていた一方でやはり装甲の薄さがネックとなり現場での評価は余り良いものではなかった。しかしソ連ではBTを地道に進化させた後に、さらに強力な航空機用エンジンであるイスパノスイザを原型とするV2型V型12気筒ディーゼルエンジン(500hp)を装備したT-34を実用化し第2次世界大戦で大成功を修める。 同じく英国ではマークIVからカヴェナンターを経て、クルセーダーへと進化。さらに第2次世界大戦中に完成したクロムウェル、セントー、コメットといったモデルではエンジンをロールスロイス製の名作航空機エンジンであるマーリンを陸上用に仕様を改めたV型12気筒ガソリンのミーティア(600hp)を装備した。 航空機用エンジンの流用が最適解 マークIII戦車 第2次世界大戦における戦車は、このほかにも米国のM3リーやM4シャーマンの一部などで航空機用星型エンジンを採用するなどの例を見ることができた。また戦場で対峙(たいじ)していたドイツの戦車用エンジンもその構造的なルーツはマイバッハの飛行船用エンジンにあった。 ...
Atmosphere 2023年のF1第3戦オーストラリアGPの初日フリー走行1回目では、GPSの不具合が発生し、開始から40分が経過したところで赤旗中断となった。この時の状況についてハースのケビン・マグヌッセンは、「目隠しして走っているようだった」と語った。 この問題は、使用タイヤのライブ配信システムの不具合をきっかけに顕在化。ドライバーたちは、コース上のトラフィックに関する状況を受け取ることができなくなったため、各所でニアミスが多数発生した。 アルファタウリの角田裕毅は、第2セクター走行中にフェラーリに突っ込むのをかろうじて避け、アストンマーチンのランス・ストロールも、低速で走る車列に高速走行中に遭遇することになった。さらにハースのニコ・ヒュルケンベルグも、最終セクターでクルージング中のランド・ノリス(マクラーレン)に追いついてしまい、ブレーキをロックさせて急減速……最終コーナーのひとつ手前で、ランオフエリアにはみ出してしまった。 ヒュルケンベルグのチームメイトであるマグヌッセンは、ドライバーが自分の感覚に頼って走らなければならないことを事前に把握できていれば、問題はなかっただろうと語る。しかしながら実際には、複数のドライバーが無線でトラフィックの状況が知らされるのを期待したまま走っていたため、安全上の問題があったという。 「GPSシステムが故障した時、誰もが目隠しして走っているように見えた」 そうマグヌッセンは語った。 「トラフィックがどこにあるか、それはエンジニアに頼っている。それを知っているから、そうなったんだと思う」 「GPSが機能していないことを、全員が知っていたわけではない。だから、何も無線で聞こえてこない場合には、後方からは誰もやってこないと予想しているんだろう」 「GPSシステムが機能していないと分かっていたなら、もっと注意深く、ずっとミラーを見ていただろうか? でも、誰もそうしていなかった」 ノリスに接近した時の状況について尋ねられたヒュルケンベルグは、motorsport.comに次のように語った。 「一部のドライバーは、エンジニアからの情報に依存していると思う。他のドライバーよりもね」 「今日のような状況が起きると、その違いが分かると思う。そう推測するよ」 ヒュルケンベルグは、ブラインドコーナーのあるアルバートパーク・サーキットでは、リスクを避けるために赤旗を掲出したのは正しい判断だったと語った。 「問題を解決するためにそれを行ない、そして修正したのは正しい判断だったと思う」 そうヒュルケンベルグは語った。 「ブラインドになっている場所や、他のクルマが近づいてくるのがなかなか見えない場所もある。そういう場所では、自分が見ているモノは手助けにならない。ジェッダやここといったように市街地コースに近いサーキットでは、大雑把になってしまうんだ」 Follow @MotorsportJP関連ニュース:F1オーストラリアGP、GPSトラブルでセッション中断。ドライバーたちは安全配慮した判断を支持メルセデス、”グリッド3列目”が精一杯? ドライバーふたりの意見が一致「レッドブルとは競えない」角田裕毅、F1オーストラリアGP初日は”あわや大クラッシュ”。アルファタウリ側は「予期せぬスナップ」が原因と説明岩佐歩夢、今季初のポールポジション獲得でみなぎる自信「晴れでも雨でも、良いパフォーマンスを出せる」ペナルティ消化中は”お触り厳禁”! ペナルティ撤回騒動でルール明確化「明文化されていない慣行は他にもある」
「40m」「50m」? 突如現れる謎の標識の意味は? 長距離移動をするのに便利な高速道路ですが、時々「0m確認基点」という標識に続けて「40m」「80m」などの標識が設置されているのを見たことがあるかもしれません。 これは一体何なのでしょうか。 突如現れる謎の距離看板…意味は? 突如現れる謎の距離看板…意味は? この標識の正体は「車間距離確認表示板(以下表示板)」といい、走行中に周囲のクルマとの車間距離を測定するために設置されています。 【画像】渋滞表示の「赤い三角」とは? 標示や電光掲示板は実はメッチャ便利! 画像で見る(16枚) 表示板にはいくつか種類があるようです。NEXCO東日本の担当者は以下のように話します。 「表示板に示されている距離は『40m』『80m』と40m間隔の場合もあれば、『50m』『100m』と50mおきとしていることもあります。 これは設置区間の最高速度に合わせたもので、一般的に100km/hで走行中であれば100mの停止距離、80km/hで走行中であれば80mの停止距離が必要とされています。 これに合わせて表示板で示す距離も変えています」 高速道路ではしばしば見かけますが、設置される場所や基準などはあるのでしょうか。 「原則として、各ICとの間に1か所設けるようにしています。IC間が長い区間では2か所以上設置している区間もあります」(先出の担当者) 高速道路では車速が高いぶん停止距離も延長するため、一般道のような車間距離を取ってしまうと前方で事故やトラブルなどがあった際に回避することが難しくなります。 また、走行中に危険を感じてアクセルからブレーキに踏みかえ、効き始めるまでの間もクルマは走行してしまうため、高い速度であればそれに合わせた車間距離を開けておくことが必要になります。 高速道路を長く乗っていると速度感にも慣れが生じ、車間距離も近づいてしまうことがありますが、表示板を活用することで前車との車間距離を再確認するためには有効な手段といえます。 ...
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より 今回はDAISO(ダイソー)の新業態「スタンダードプロダクツ」の2023年最新のキャンプ用品特集です。こだわった良いものが意外と安く買えるお店で、キャンプに使えそうなアイテムも揃っていました!たくさん購入してきたのでご紹介させていただきます! スタンダードプロダクツとは!? スタンダードプロダクツは100円ショップ大手のダイソーが運営する新業態店舗ですが、今急速に全国に店舗を増やしています。 普通のダイソーは便利な生活雑貨を幅広く揃えていて、多くは税込110円から330円くらいでお安く買えるというのが特徴です。 一方、スタンダードプロダクツはまず全体的におしゃれ。 そして一番多い商品の価格帯は330円で、実際に行ってみると一つ一つの商品が質にこだわっていて、デザインもベーシックで洗練されているという印象です。 このスタンダードプロダクツは去年東京から始まり、一気に全国へ新店舗を展開。2022年の12月時点では全国30店舗まで拡大しています。 それでは、スタンダードプロダクツの2023年最新キャンプギアを紹介していきます。 【1】火ばさみトング40cm&バーベキュートング30cm 木目のついた火ばさみトング40cmと同じくバーベキュートング30cmです。 バーベキュートング30cm 330円(税込) バーベキュートングは本体スがテンレス製で天然木とだけ書かれています。 レバーのみシリコンゴムです。 モノマックスの付録についていたロッジのトングとほとんど一緒じゃないかなと思いますが、ただ長さがもっとある感じですね。 デザインや仕組みは同じような感じで、真ん中がストッパーになっているので、引っ張っておけば勝手には開かない。 確かダイソーにも同じような仕組みのトングがありましたが、持つところがゴムではなく天然木になっています。 スタンダードと書かれてます。 レバーに穴が開いているので引っ掛けておくこともできますよということで普通に使いやすいバーベキュートングで見た目もちょっとオシャレというところですね。 ...
首都圏と東北を結ぶ常磐道 今やすっかり春本番。ドライブにぴったり季節がやってきた。特に高速道路のドライブは走行から景色まで思いきり楽しめるため、おすすめだ。 【画像】今さら聞けない! 「常磐道」をこっそり確認する 全国には魅力的な高速道路が多く存在するが、そのなかで今春おすすめなのが、首都圏と東北地方の太平洋沿岸南部を結ぶ常磐自動車道(常磐道)である。 常磐道の総距離は、埼玉県三郷市の三郷ジャンクション(JCT)から宮城県亘理(わたり)町の亘理インターチェンジ(IC)までで、約300kmとなっている。終点の亘理ICは仙台東部道路と接続しており、その先は三陸自動車道とも接続している。 2023年はゴールデンウィークも最大9連休(4月29日~5月7日)であるため、 ・仕事で普段遠出ができないビジネスマン ・家族で旅行を考えている人 は、これをきっかけに常磐道をぜひチェックしていてほしい。 魅力的なスポット盛りだくさん 常磐自動車道(画像:都野塚也) 筆者(都野塚也、ドライブライター)が春の常磐道をおすすめする最大の理由は、沿道に魅力的なスポットがたくさんあるからだ。それらの多くは茨城県に存在する。 常磐道は、起点の三郷JCTからすぐに千葉県へと入る。流山市や柏市などを経由して、利根川を渡ると茨城県へ。そこには、常磐道最大のサービスエリア(SA)である「守谷SA」があり、つくばエクスプレスを眺められる。 茨城県に入りしばらく進むと、研究学園都市で知られるつくば市がある。同市の北部には筑波山(標高877m)がそびえており、登山やロープウエー・ケーブルカーでの散策が楽しめる。4月上旬からは、ヤマザクラが開花のピークを迎える。さらに中旬からは新緑が見られ、4月下旬からはニリンソウが咲き始める。 さらに常磐道を進むと、茨城県の県庁所在地である水戸市に入る。水戸市には日本三名園の偕楽園(かいらくえん)、同市東に位置するひたちなか市には国営ひたち海浜公園がある。 偕楽園では、梅以外にもさまざまな花を観賞できる。国営ひたち海浜公園はネモフィラ(北アメリカ原産の一年草)が有名だ。4月中旬から鑑賞時期を迎え、一面の美しい青色の景色を楽しめる。 しかも、これから旬を迎える花も多いのだ。 山岳地帯から海岸へ 常磐自動車道(画像:写真AC) ...
レクサス初のBEV専用モデル レクサスは2023年3月30日(木)、バッテリーEV「RZ」を発売しました。 【めっちゃ開放的な車内】レクサス「RZ」(画像で見る) レクサスRZ(画像:レクサス)。 同社初となるバッテリーEV(BEV)専用モデルで「BEVを軸とするブランドへの変革の起点となるモデル」と位置付けています。 エクステリアはBEVならではの加速感やトルクの躍動感を表現したとのこと。フロントグリルもエンジンほど冷却などの必要がないことから、「スピンドルボディ」と呼ばれるボディと一体になった造形にしているといいます。冷却風を必要としない場合は、グリルのシャッターを閉じて空気抵抗を低減するそうです。 その走行性能を支えるのが、四輪駆動力システム「DIRECT4」と、高出力モーター「eAxle」です。路面や走行状態を問わずクルマの接地加重に応じて常に四輪の駆動力を制御するとのこと。また、前後駆動力の配分をコントロールするなどして消費電力を抑制する「Range」モードもレクサスで初採用しているといいます。 サイズは全長4805mm、全幅1895mm、全高1635mm。ラゲッジルームは522Lの容量を確保しています。カタログ上の航続距離は494km/hだそうです。 また、パノラマルーフの搭載も特徴ですが、床下にバッテリーを搭載し床が上がっていることから、頭上空間を確保するためサンシェードを廃止。遮熱・断熱や紫外線を99%カットする「Low-Eガラス」に調光機能を設け、必要に応じて遮光できるといいます。 税込み価格は880万円から。500台限定の“First Edition”は940万円です。ちなみに、レクサスは2035年までにラインアップを100%BEVにすることを表明しています。
BMWから、SUVラインナップの頂点に位置するモデルとして登場したBMW XM(写真:BMW) BMWがSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼ぶ、世間で言うところのSUVラインナップの頂点に位置するモデルとして登場したのが、その名もBMW XMである。すでに国内でも価格は発表済みであり、3月4日から4月4日まで原宿で開催されているポップアップ・エキシビジョンで実車の展示も行われているから、すでに存在を認知している方も少なくないだろう。 【写真】これがBMW XMだ! ただし、多少BMWに関する知識があるという人も、ただXMという車名を聞いただけではこのクルマがどんな存在なのか想像するのは難しいはずだ。BMWの車名は通常、SUVの場合「X」にシリーズ名を示す数字の組み合わせ、たとえばX3、X5などとなる。ではその数字の代わりに使われている「M」とは……? “X”と“M”が一体となった意味 「BMWの最も大きな成功を収めた2つのアイコン、すなわち“X”と“M”を1つにしたい。まずはそうしたアイデアがありました」 アメリカはフェニックス周辺で開催されたXMのジャーナリスト向け国際試乗会の場で、XMのヘッド・オブ・プロジェクトであるスヴェン・リッター氏はそう答えた。“X”とは先に記したとおりのBMWのSAVラインナップのこと。そして“M”とは、M3やM5といったカリスマ的な人気を誇るモデルが代表的な、BMW AGの100%子会社であるBMW M GmbHによって送り出されるハイパフォーマンスモデルのことを示す。 現行ラインナップにもX3 M、X6 Mといったモデルが設定されているが、それらと大きく異なるのが、このXMがMモデル専用車だということだ。“BMWのレギュラーモデルのM仕様”ではないのである。 「XMにはMハイパフォーマンスモデルだけが用意されます。よって数字は不要なんです」 スペックを見ると、XMのホイールベースは現時点でのXシリーズの最高峰モデルであるX7と共通であり、そのクーペ版と考えればレギュラー版の「X8」、そして高性能版の「X8 M」として世に出ていたとしても不思議ではなかったはずだ。しかしながらあえて今回、XMはMハイパフォーマンスモデル専用車として世に送り出された。それには確固たる理由がある。 「XMのターゲットは今、ランボルギーニ ...
Image: 日産自動車 めっちゃ静かにカッ飛ぶGT-Rたのしみ。 平成元年に生まれた名車of名車な1台といえば、スカイラインGT-Rです。形式番号からR32 GT-Rと呼ばれ、多くのファンを生み、数々の走り屋マンガでライバルとして登場したコイツがEVに生まれ変わります。 手掛けるのは日産のエンジニアたち。GT-Rにあこがれて入社した彼らが 「最高に好きなクルマに、今自分が最高と思える技術を掛け合わせたら、世の中の人がもっとワクワクするクルマを造れるのではないか」 という思いから、このプロジェクトが決まったそうです。 ということは、エンジンや給排気系をおろしてモーターとバッテリーを積むのにとどまるよくあるEVコンバージョンとは違うモノとなるのでしょう。アテーサET-Sの概念を進化させるべく4モーターとするとか、すっごいことやっちゃえ日産しちゃいそう。 プロジェクトの進行は日産のTwitterアカウントで公開されていくとのこと。どんな技術の日産を見せてくれるのか楽しみです。 Source: 日産自動車
2023年4月18日、スイスのチューリッヒで、恐竜と考古学の愛好家、あるいはオークション愛好家にとって見逃せない日がやってきます。オークションハウスKoller は、ヨーロッパで初めて、T-Rex の完全な骨格を出品します。これは、TRX-293 Trinity で、約6700万年前のティラノサウルスの完全な骨格で、現在500万~800万スイスフランとされていますが、価格は上昇する予定です。全長11.6メートル、高さ4メートル以上(台座を含む)のこの骨格は、非常に貴重なものです。Nature によると、同様の骨格はこれまでに世界で32体しか見つかっていません。保存状態が非常に良いこの化石は、2008年から2013年にかけて発見された3体の標本から、この分野の専門家によって組み立てられた極めて珍しいもので、収集家が競うことになります。 長さ11.6メートル、底面を含めた高さ4.32メートルのTRX-293 Trinity は、ヨーロッパで初めてオークションにかけられるティラノサウルスの完全な化石となります。オークションハウスKollerが取り扱い、2023年4月18日にスイスのチューリッヒで出品される予定です。 この骨格は、2008年から2013年にかけて発見された3つのT-Rex から構成されています。ほとんどの骨は2013年に発見されたGarfield County 2 のものですが、この標本の一番の特徴は、たった1つの化石(Wyoming、WestonのLance Creek で発見された)から完全な頭蓋骨が得られていることです。実は、ほとんどの恐竜は、骨が融合しておらず、簡単に折れてしまうため、頭蓋骨がない状態で発見されています。 写真:2023年3月27日、スイス・チューリッヒのコンサートホールTonhalle で開催されるオークションハウスKollerのプレビュー を前に、TRX-293 Trinity()tyrannosaurus rex の骨格を組み立てる組み立てチームのメンバーたち。 この化石は非常に保存状態がよく、オークションハウスのウェブサイトには、6700万年前の巻貝が50.17%も残っていると記されています。 また、この発見を支える作業も素晴らしいものです。骨格を構成する293本の骨は、組み立てを始める前に、慎重に発掘、準備、洗浄、修復を行う必要がありました。この作業は、古生物学者のチームが7~10年かけて完成させることもあるそうです。 ...