同じシリーズで特性の違う3モデルを用意するケースが増えている? ドライバーの「飛ばし」は、ゴルフの醍醐味のひとつでしょう。「少しでも遠くに飛ばしたい」とは、すべてのゴルファーが抱く願望ではないでしょうか。 タイトリスト「TSR3」、PING「G430 MAX」、PRGR「RS」を打ち比べ。全てシリーズの中で真ん中の「ノーマルモデル」だが、どのような違いがあるのか 飛距離アップを実現する最も簡単な方法は、より高性能なドライバーを手に入れることです。ゴルフメーカー各社は熾烈な開発競争を行い、毎年のように魅力的な新製品を世に送り出しています。もし数年、ドライバーを買い替えていないのなら、新しいギアによるゴルフのレベルアップを考えてみても良いかもしれません。 とはいえ、新製品の数はあまりに多く、どのドライバーを選べばいいのか分からないと悩むゴルファーがほとんどでしょう。実際、同じシリーズであっても特性の違う複数のドライバーをラインナップしているゴルフメーカーは多いものです。 【画像】まずは試打結果! タイトリスト「TSR」、PING「G430」、PRGR「RS JUST」の詳細画像も この「同じシリーズで出されているドライバー」は一般的に「兄弟モデル」などと呼ばれ、3種類ある場合は「3兄弟」などと表現されます。おおむねどのブランド、シリーズでも、汎用性が高く、幅広いゴルファーにマッチする「ノーマルモデル」を中心に、スピンを抑えることで強い弾道で飛ばせる「LS(ロースピン)モデル」と、つかまりを高めた「D(ドロー)モデル」をラインナップしていることが多いです。 しかし、ゴルフメーカーやシリーズによって対象とするゴルファー層に違いがあるため、あるゴルフメーカーの「ノーマルモデル」はやさしいけど、別のゴルフメーカーではハード……といったことは少なくありません。 実際、どれほどの違いがあるのでしょうか。2022年の売れ筋モデルである、タイトリスト「TSR」、PING「G430」、PRGR「RS JUST」の3つのシリーズについて、「ノーマルモデル」、「ロースピンモデル」、「ドローモデル」と、ヘッドタイプ別に試打比較を行いました。 テスターを務めたのは、メーカー向けのPRコンサルタントを行うIRONSHELL代表の甲斐哲平氏です。シングルハンデの腕前と、大手シャフトメーカー勤務時代に培った確かなクラブ知識を基に、試打をしてヘッドごとの性能を分析してもらいました。 今回は、「ノーマルモデル」について解説していきます。 タイトリスト「TSR3」は他社なら「ロースピンモデル」 まずは、タイトリストの「TSR」シリーズです。3兄弟の中で真ん中にあたる「TSR3 ドライバー」を試打しました。 男子プロの使用者も多い「TSR3」。「ノーマルモデル」の中ではハードで、叩ける仕様 「『ノーマルモデル』というと、オートマチックに安定して真っすぐなボールを打てるものが多いのですが、『TSR3』は少し違いますね。芯の広さなど、ミスヒットへの強さはしっかりありつつ、いわゆる洋梨型の形状で、ボールを操る感覚が強いヘッドです。スイングで球筋を作っていきたい上級者に好まれるモデルで、他のメーカーであればロースピンモデルになっていてもおかしくない性能ですね」(甲斐氏) 実際に、「TSR3」はPGAツアーの男子プロに使用者の多いヘッドで、やさしい「ノーマルモデル」と呼ぶには少々ハードな仕様になっています。やさしさよりも、構えた時の顔の良さや打感、打音に価値を見出すゴルファーにおすすめのモデルといえるでしょう。 ...
ひと昔前と比べて、自動車の安全技術は飛躍的に向上しているが、交通事故が無くなる目途は立っていない。2021年の統計では、日本国内で交通事故にて無くなった方は、約2,600人を超えているという(24時間以内死亡者数)。いつどこで自身が当事者になってもおかしくはない。 昨今は、ドライブレコーダーの普及が進み、あおり運転や交通事故の証拠として、映像を利用する風潮も生まれてきている。証拠映像が撮影できていれば、自己防衛は十分だと考えるかもしれないが、中島氏によると、ドライブレコーダーがあれば、万事大丈夫(=真実を曲げられることはない)ということではないという。 たとえば、ドライブレコーダーの映像によって当事者一方の明らかな過失が確認できなかった場合などは、やはり当事者の証言が重要になってくるところだが、不幸にして当事者の一方が亡くなってしまった、あるいは重度の障害が残ってしまったなどで証言が難しい場合、証言ができる当事者の証言がそのまま鵜呑みにされてしまったり、双方証言ができる場合であっても、声の大きい(主張が強い)側の証言を重視するなど、「みなし」で判決が決まってしまう場合があるそうだ。 交通事故によって遺族となってしまった方々は、たとえ自分の家族のほうに非があるとしても、真実を知りたいとおっしゃる方が多くいるという。中島氏は、「交通事故鑑定人」の存在意義を、客観的事実を示すことで、こうした方々を救済するためにあるのだ、という。 ■「日本の交通事故裁判の甘さに気が付いたこと」が、鑑定人のきっかけに 交通事故が発生したメカニズムを科学的に紐解くには、自動車や二輪車、自転車、歩行者が直前にどれくらいのスピードで進んでいたのか、衝突後にどういった軌跡を描いたのか、衝突エネルギーの大きさからボディの潰れ量は妥当か、など、物理学や機械力学、材料力学、化学といった科学的知識が必要となる。 中島氏はもともと、理工系の大学院で信号処理や言語処理といった情報工学系の分野を専攻しており、基本的な理工学の知識は有していたが、交通事故鑑定人を目指していた、ということはなかったそう。転機となったのは、1997年1月に家族が巻き込まれた、自動車-歩行者の交通事故だった。 雪道をオーバースピードで走ってきたワゴン車が、コーナーを曲がり切れず、被害者(中島氏の家族)に衝突、その衝撃で被害者は雪壁へ強く押し付けられ、身体に強いダメージを負ったそうだ。当時、大学院生だった中島氏は、裁判の中で示された相手側の主張「ブレーキを踏んだが利かなかった」に対し、腑に落ちない部分があったという。裁判の際には、物理学の知識を使って相手のクルマ速度を割り出し、相手の矛盾を突く証拠として、証拠となるデータ作成を行い、弁護士へ提出するなどしていたが、7年かかった裁判の最終判決は、相手の主張が全面的に受け入れられた結果となったという。 「科学的事実ではなく、言い分を聞いての大岡裁きとなる事例が多く、日本の交通事故裁判の甘さに気が付いた。そうした判決が許せなかった。」という中島氏。いったんは、ソフトウェアの実証実験などを専門とする企業へと就職した中島氏だったが、一念発起し、客観的事実を解明し事実を鑑定する「交通事故鑑定人」の道へと入り、2007年に「交通事故鑑定ラプター」を設立したという。 証言の矛盾を突く証拠を提出しても、裁判の結果はその証言を全面的に受け入れる結果に。中島氏はそうした日本の交通事故裁判の甘さが許せなかったという 以降これまでに、交通事故の鑑定書作成は100件以上、刑事裁判では無罪判決を得た例や、民事事件では相手側主張を論破し勝訴に貢献すること多数。物理法則に則り、持ち前の工学的知見と映像処理技術によって客観的に事実を証明する力に優れていると、事故鑑定を依頼する弁護士界隈から、絶大な信頼を得ている。 中島氏は、顧客からの依頼(弁護士経由でやってくる)がくると、まず初めに、「分析の結果は、必ずしも有利となる証拠が出るとは限らない」と説明するそうだ。鑑定結果を聞いて「こんなはずではない!」と怒る依頼者もいるとのことで、それでも中島氏は、「我々は、都合で事実を曲げません」と、するという。 我々は、いつ何時、交通事故の当事者となるか分からない。「都合の良い事実」がつくり出され、独り歩きしてしまう前に、専門家へと助けを求めてほしい。 ■まとめ インタビューに答えてくれた中島氏は、優しそうな見た目と、物腰の柔らい語り口調が印象的であったが、主張するべきところでは、理系特有(筆者も理系)の鋭い目つきと、内に秘めた熱意が溢れ出していた。まるで、テレビドラマ「ガリレオ」に出てくる湯川教授のようだ。 ...
恐怖とパニック 各々の運転手は、曲がりくねった挑戦的な道に出くわしたことがあるでしょう。おそらく落とし穴でいっぱいの地形のために、あるいは単に道路自体のストレッチのコンフォメーションのために。しかし、世界には極めて危険な道路があります。それらを旅行する人々にとって今や危険に慣れている道路。見ているだけでパニックになる道。 カラコルムハイウェイ パキスタンと中国の国境には Karakoram高速道路があります。標高の高い地域は、地滑り、洪水、降雪、雪崩などの自然災害の影響を受けやすい地域です。この高速道路の建設では、約1,000人の労働者が死亡しました。 Zoji La インド 車が押しつぶされ、バスが横転する、インドのZoji Laの3,528メートル上で頻繁に発生するシナリオです。狭い道路と悪天候のため、冬の間は雪や氷のために峠が閉鎖されることがよくあります。 Zoji La の高いリスク率は、保護バリアがないことにも起因しています。 North Yungas Road (ボリビア) 統計によると、North Yungas Roadでは年間200〜300人が死亡しています。このルートは「Death ...
はじめての自動車保険:どんなことに気をつければいいの? 面白いTシャツを Amazon で探す. 運転免許試験も合格し、1号車はもう玄関に置いてあります。問題】新人ドライバーでも保険料が手頃な自動車保険はどれ?初めて自分の車に保険をかけようとする若いドライバーや初心者が、節約するために使える裏ワザについて説明します。 新米ドライバーと運転免許初心者は保険料が最も高い 証明されています。自動車保険の保険料は、初心者や運転に不慣れな人が最も高くなります。これは、保険料の額が個々の損害リスクによって異なるためで、特に初心者や若いドライバーの場合は高くなります。これは、まだ経験が浅く、交通の状況を見誤ることが多いためです。しかし、特に研修生や 学生 は通常、現金が不足している。 ノークレーム・クラスは保険料にどのような影響を与えるのですか? 保険料を計算する際、自動車保険会社は運転経験や事故の確率を考慮します。この分類は、以下のような形で行われます。 ノークレーム・クラス(略してSFクラス).原理はとてもシンプルで、初心者はSFクラス0からスタートし、無事故で1年経過するごとに1レベルずつ上がっていくというものです。レベル35で終了です。 クラス0は95%、ノークレーム・クラス1は60%の保険料が適用されます。したがって、新しいドライバーはクラス0を避けるようにすべきです。これは、例えば、親を通してセカンドカーに保険をかけることができます。しかし、それ以外にもいくつかのヒントがあります。 自動車保険を安くする方法. コツ1:両親のセカンドカーとして保険をかける 最もシンプルで安価な方法は、親を通してセカンドカーとして登録し、自分は運転者として登録することです。あるいは、祖父母やその他の親族を経由することも可能で、その場合、両親を経由する保険が通常最も安くなります。 ヒント2:ファミリータリフを利用する 保険会社によっては、初心者ドライバーがすぐに½クラスから始められる特別な家族保険を提供しています。しかし、このバリエーションは通常、セカンドカー保険よりも割高になります。 ヒント3:親や親戚のSFクラスを採用する 運転免許を長く保持している人や、親を経由して数年間セカンドカーとして車を所有している人なら、誰でもSFクラスを受け継ぐことができます。セカンドカー規制を利用する場合、契約時に明記されていれば、取得したパーセンテージはご自身の保険に引き継がれます。には特に価値があります。 ...
ブラッド・ビンダーはKTMが一貫性の面で苦戦していることにフラストレーションを抱えているが、それらの問題が解決されるのは「時間の問題」だと考えている。 KTMは2022年シーズンにミゲル・オリベイラの手で2勝を挙げる結果を残している。ただどちらもウエットコンディションでの勝利で、ドライではビンダーの表彰台が3回という結果だった。 シーズンを通して一貫性を欠いていたKTMは、最終的なコンストラクターズランキングではアプリリアにも敗れてしまい、ランキング4位に。ドゥカティのように表彰台常連とはなれていない状況には、ビンダーもフラストレーションを感じているという。 ビンダーはKTM『RC16』の抱えている主な問題は、リヤの接地感と加速時のグリップだと指摘している。ただ、KTMがこの壁を破る時は近いと考えているとも語った。 「時間の問題だと思いたいね」 KTMが他のヨーロッパ勢同様MotoGPをリードするために足りていないものは何かと聞かれると、彼はそう口を開いた。 「正直に言って、KTMにはそれだけのリソースがあるし、必要なものはすべて揃っている。彼らも僕らと同じように、日曜日に結果を出せていないことにフラストレーションを感じているんだ」 「来シーズンに向けて僕らが改善が必要なモノは明らかだよ」 「チームは何を改善する必要があるのか、どの方向に取り組まなければならないのかを、ピンポイントで指摘している。以前はバイクにパーツをどんどん投入して、上手くいくことを願っていたけどね」 「今では、試そうとしているモノはよりピンポイントになり、問題に対して機能しているかどうかをよく確認している」 「今シーズン取り組んできたやり方は、『OK、改善を始めるために必要なことだ』と言える方向性に舵を切ったものだったと思う」 Brad Binder, Red Bull KTM Factory Racing Photo by: ...
江ノ電初の「鉄道コレクション」は800形、珍しい車種を模型化した理由とは 江ノ島電鉄グループの江ノ電エリアサービスは11月、同社初の「鉄道コレクション」として、事業者限定品「鉄道コレクション 江ノ島電鉄800形」を発売することを、「江ノ電グッズ」公式Twitterアカウントにて公表しました。「鉄道コレクション」は、トミーテックが2005年から展開しているNゲージサイズの鉄道モデルですが、意外なことに、同シリーズで江ノ島電鉄の車両が製品化されることは今までにありませんでした。 MODEMO(ハセガワ)が展開しているNゲージ鉄道模型や、過去にバンダイが展開していた「Bトレインショーティー」では江ノ電車両も製品化されたことがありますが、「鉄道コレクション」には、シリーズ開始18年目にして初の参入に。そこで、自社初の鉄道コレクションにかける狙いを、同社に取材しました。(取材・文:若林健矢) これまでに発売された江ノ電のNゲージ これまでNゲージサイズで発売された江ノ電の車両には、バンダイが展開していた「Bトレインショーティー」シリーズがあります。「Bトレインショーティー」は、通常のNゲージ鉄道模型の半分の長さにデフォルメされた組み立てキット。基本的に難しい工作は必要なく、ニッパーで切り出したパーツ同士をパチッと組み合わせて行くだけで、簡単かつお手軽にNゲージサイズの車両を作れます。 KATOから発売されている小形車両用台車および動力ユニットを組み込めば、「Bトレインショーティー」もNゲージ鉄道模型として運転することができ、現在は新商品の発売がない状況が続いていますが、今でも根強いファンが見られます。 江ノ電は「Bトレインショーティー」の最初のラインナップだった 「Bトレインショーティー」の発売開始は2002年。江ノ電はなんと、その最初の製品として発売されました。当初は300形・500形が登場し、のちに1000形・1500形なども発売しましたが、当時は江ノ電特有の連接構造はダミー表現でした。しかし、「Bトレインショーティー」が10周年を迎えた際、305形の現行仕様と1000形がリニューアルモデルとして発売され、この時に連接構造も再現されました。 「Bトレインショーティー」10周年記念により、新設計で305形と1000形が登場 奥が2002年当時の305形、手前が2012年発売時の305形 純粋なNゲージ鉄道模型としては、主にMODEMO(ハセガワ)が製品化していました。現行の車両はもちろん、「タンコロ」の愛称で知られる100形や、和菓子屋にその前面が保存されている600形など、800形を除く江ノ電のNゲージは、ほぼ全てMODEMOから発売されました。通常カラーだけでなく、ラッピング電車も数多く模型化されています。 江ノ電のNゲージ鉄道模型は、大半がMODEMO(ハセガワ)から登場。画像は「タンコロ」108号 なお、「Bトレインショーティー」およびMODEMOが発売した江ノ電の製品に関しては、すでにメーカーとして販売を終了しているものがほとんどなので、お探しの場合は中古模型ショップも訪ねてみると良いでしょう。 江ノ島電鉄800形とは 江ノ島電鉄800形は、1971(昭和46)年から1986(昭和61)年まで活躍した車両です。江ノ電に渡ってくる前は、山梨交通、上田丸子電鉄(現:上田電鉄)で活躍した、江ノ電にしては珍しい山岳地域出身の車両でした。連接構造の車両に比べて車体が大きく(それでも一般的な車両に比べれば短い)、ボギー台車の車両を2両連結して編成を組んでいた、いわゆる「連結車」です。 江ノ島電鉄800形 800形は山育ちゆえ、早くからヒーターを装備しており、江ノ電初の暖房車として乗務員からありがたがられました。入線後しばらくしてドアの増設も行われましたが、連結車であるがゆえに4両編成(連接車2編成の連結)に対応できず、1986年に引退しました。引退前の800形は、クリーム色と茶色のツートンカラーの「チョコ電」として運行していたため、そちらのカラーリングの方を覚えている人も多いのではないでしょうか。 ちなみに、800形の引退と時を同じくして、江ノ電初の平行カルダン駆動を搭載した1500形が登場しています。当初は「サンライン号」という愛称と専用のカラーリングをしていました。また、引退後の800形のうち、801号は、生まれ故郷である山梨県南巨摩郡富士川町の公園にて静態保存されています。 江ノ電初の鉄道コレクション発売の狙いとは ...
ギョーカイ“猛者”大田原 透が、走って、試して、書き尽くす! ランニグシューズ戦線異状なし 2022-23「ミズノ」冬の陣②「ウエーブライダー26」の巻 ランニングシューズブランド自慢の逸品を、走って、試して、書き尽くす本企画。今回は、日本で開発され、世界中で支持される、ミズノランニングの基幹シューズ。26代目となる「WAVE RIDER(ウエーブライダー)」である。 ミズノ「ウエーブライダー26」はランシュー界の高級SUV では、前回に引き続き、ウエーブライダー26(以下、ライダー26)の企画担当の吉村憲彦さんにお話を伺った上で、実走レビューを行おう! ↑3回にわたってお話を伺ったのは、「ウエーブライダー26」企画担当、ミズノのグローバルフットウエアプロダクト本部、企画・開発・デザイン部パフォーマンスランニングの吉村憲彦さん。東京・神田小川町「MIZUNO TOKYO」3階にある、ランニングシューズ売り場にて撮影 【関連記事】 ミズノには、ライダーがある。ライダーには、ウエーブがある。/「大田原 透のランニングシューズ戦線異状なし」 “ウエーブライダー史上最高のクッション性”とは? 今回注目するのは、最新ウエーブライダー26である。最新ライダーは、昨今のトレンドである、高いクッション性を得られるモデルだ。2020年からミズノが肝入りで展開する衝撃緩衝性と反発性に優れたフォーム材=「ミズノエナジー」の厚みは、前作よりも2㎜アップ(サイズ27cm)。キャッチコピーは、“ウエーブライダー史上最高のクッション性”である。 長年ライダーを履き続けてきた筆者にとって、26作目のミッドソール厚の変更は大変興味がある。たかが2mmながら、されど2mmである。なぜなら、ライダーの最大の魅力は、ミッドソールに配された、適度な硬さのプレート材「ミズノウエーブ」による安定性だから。つまり、フォームが厚くなれば、かえってウエーブによる安定性を損なう可能性が高まる。 この2つの両立を、届けるべきターゲットに向け、バランスよく仕上げる。書くのは容易だが、実現は簡単ではない。シューズの開発コンセプトと設計、機能性の高い部材の組み合わせという、正解のないジグソーパズルの答えは、無数にあるからだ。 「ライダーの良さは、中足部のプレートである『ミズノウエーブ』による安定感と、その反発性です。そこは、今後も変えずにいきたいと思っています」(吉村さん) “ライダーの良さ”は、ウエーブに宿る 担当者・吉村さんの言葉は、“ライダーイズムの継承”の決意と言える。時代のニーズに合わせてクッション性を担保しつつ、それでも変わらぬ“ライダーらしさの答え”もまた、ウエーブによって導き出したという。 ...
ポンペイ島→日本→英国、そしてまた日本へ 2022年12月12日、NPO法人「防衛技術博物館を創る会」(代表理事:小林雅彦氏)によって以前から日本への帰国と保存・展示を目指していた九五式軽戦車(4335号車)が、無事に日本へ回送され、念願の“帰国”を果たしました。 この車両は、太平洋戦争中にミクロネシア連邦ポンペイ島に派遣されるも一度も戦うことなくおわります。そして終戦後に一度は日本へ帰国しましたが、さまざまな理由から所有者が代わり、2004年にイギリス人コレクターが購入したことで日本を離れて遠くヨーロッパへと旅立ってしまいました。 【写真】再び日本の地を走った九五式軽戦車の姿 日本の埠頭に陸揚げされた九五式軽戦車(NPO法人 防衛技術博物館を創る会/布留川 司撮影)。 NPO法人「防衛技術博物館を創る会」では、この九五式軽戦車の帰国と日本での動態保存・展示を目的に活動を長年続け、2019年には自己資金とクラウドファンディングで資金を調達してイギリス人コレクターから買い戻すことに成功。その後、新型コロナウイルスの流行や、ロシアのウクライナ侵攻による物流の混乱と円安進行によって、作業の遅延や資金不足に陥ったものの、帰国のために再度クラウドファンディングを実施することで、ようやく今回の帰国を実現させたのです。 日本への移送は海上コンテナ船による船便で行われ、九五式軽戦車は20フィートコンテナの中に積み込まれて、神奈川県内の埠頭まで運ばれました。筆者(布留川 司:ルポライター・カメラマン)も当日、立ち会わせてもらいましたが、扉が開いたコンテナの中を覗くと、九五式軽戦車が余裕なく入っていたのを確認しています。軽戦車とはいえ、コンテナ内部は手狭で、左右の空間の余裕は10cm程度しかなく、上部のハッチは蓋が引っかかるために開閉不可でした。 ドライバーを務めるNPO法人代表の小林氏は、購入した九五式軽戦車を調査するため、今年の夏にイギリスを訪問しており、そこで管理者のイギリス人から操縦方法のレクチャーを受け、現地での操縦練習も体験済み。今回の九五式軽戦車の帰国は18年振りの国内再上陸ということだけでなく、戦後の国内において日本人の手で再び操縦されるという、2つの面で意義のある事象だったといえるでしょう。 日本に再び来た九五式軽戦車 しかし、そうはいっても現場では、九五式軽戦車をコンテナから出すだけでも難儀していました。理由は操縦手の視界が極端に狭いことにあります。操縦席から見えるのは正面だけで、左右後方の様子はまったくわかりません。 今回は自走でコンテナから出して、運搬用のカーキャリアー(トラック)に積み込むだけですが、それでもドライバーだけで走らせるのは不可能です。そこで、スタッフ1名が前方に立って戦車を誘導していました。この誘導員は両手をバンザイするように高く上げて、手の平の動きで運転手に指示を出します。 ドライバーの目の代わりとなる重要な役目ですが、傍目で見ていると、誘導員は慣れた手つきでスムーズに戦車に乗るドライバーに指示を出していきます。後で聞いたところ、この方はNPO法人の会員で、以前は陸上自衛隊で本物の戦車に乗っていた元自衛官とのこと。戦前の戦車を、戦後の戦車乗りが誘導するという不思議な縁を感じました。 その後、九五式軽戦車は大型の車両運搬車に積載され、埠頭から静岡県の御殿場市まで陸送され、無事NPO法人が管理する保管施設にたどり着いています。そこは原則非公開の場所であり、来春に予定されているクラウドファンディング支援者を対象とした招待お披露目会までしばしの眠りにつくとのことでした。 筆者はNPO法人の公式記録カメラマンとして小林氏のイギリス訪問と、今回の日本帰国作業に同行しましたが、正直に言えば最初は九五式軽戦車に対して人並み程度の知識しか持ち合わせていませんでした。しかし、イギリスで初めて動くこの戦車を見て以来、愛着は増すばかり。その一番の理由は、見た目やこの戦車の性能ではなく、初めて触った時の感触でした。 「ホンモノ」を触れることの重要さ 筆者が初めて九五式軽戦車に触れたときの第一声は「熱っ!」という悲鳴のような言葉でした。当時のイギリスは9月で気温も高く、雲ひとつない晴天。九五式軽戦車は強烈な日差しと、走行後のエンジンの余熱で車体の一部は高温になっていたのです。筆者は運悪くその部分にファーストタッチをしてしまったようでした。ちなみに今回の12月の帰国で触った時の第一声は「冷たっ!」です。 ただ、こうした経験から筆者は九五式軽戦車が鋼鉄の塊であり、間違いなく戦闘車両として作られたものであることを実感しました。これは、この戦車に関する書物をいくら読んでも感じられないことであり、筆者にとっては何にも勝る体験だったと考えます。 ...
日産自動車は2022年12月15日、12月17日〜1月9日までの期間、日産グローバル本社ギャラリーで冬休みイベント「NISSAN SAFETY PARK」を開催すると発表した。 交通安全について楽しく学ぼう!冬休みイベント「NISSAN SAFETY PARK」 冬休みは残念ながら交通事故も増えてしまう時期という背景から、事故から少しでも身を守ることができるように、冬休み期間中、日産の運転支援技術とともに、子供たちに交通安全について楽しく学べるのが「NISSAN SAFETY PARK」だ。 ギャラリー内にある5つの交通安全ポイントを巡り、保護者と一緒に子供自身が体験やクイズを通じて、危険な個所や注意が必要なポイントを楽しみながら学ぶことができる。交通安全のポイントとともに、クルマがどのように安全をサポートしているのか、日産の運転支援技術と一緒に体験できる内容となっている。 また、巡回するポイントの中には、昨今問題になっている子供のクルマへの閉じ込めに対し、実車を使ってお子さまクラクションを鳴らす練習することのできるコーナーも用意されている。このイベントのために用意している特別仕様のため、実際のハンドル、クラクションの仕様とは一部異なるものの、実車を使って練習できるので、万が一の際への対処方法を体感することができる。 週末には、日産PRスペシャリストと一緒にチェックポイントを巡るワークショップも開催される。解説を聞きながらより深く学びたい人はこのワークショップに参加することができる。 なお実施時間、募集人数については日産グローバル本社ギャラリーホームページで確認。参加希望者は、開始前にインフォメーションカウンターにて申し込み。集人数に達し次第、締め切りとなる。 ■日産グローバルギャラリー 住所:神奈川県横浜市西区高島1-1-1 TEL :045-523-5555 営業時間:10時〜20時 公式サイト:https://www.nissan.co.jp/GALLERY/HQ/ ■開催概要 ...
980円の軽自動車に「アメリカのAmazonで人気のステッカー」と「海外通販サイトで爆売れしている音楽リズムシート」を貼ったらこうなった ロケットニュース24のマスコットカー・ミニカちゃんをカスタムして高級感を演出したい! ってことで、少し前にアメリカのAmazonで購入した “金正恩氏の笑顔のステッカー” を貼ってみたのだが、想像以上に迫力があり過ぎて恐怖しか感じない車になってしまった。 そこで今回は、アメリカのAmazonと海外通販サイトAliexpressで大人気のカスタムアイテムを購入。おそらく今度こそ、高級車に乗っているという感覚を全身で味わえるような1台に仕上がるはずだ。車のドレスアップに興味のある方は要チェックであるっ! ・ミニカちゃんをカッコ良くしたい ミニカちゃんに会うためにやって来たのは、埼玉奥地の山の中にある「ロケット荘」だ。自然に恵まれた環境で豊かな感性を発揮したい。ここなら誰にも邪魔されずに作業に集中できるだろう。 さて、まずはアメリカのAmazonで購入した商品を紹介したい。300件以上のレビューが集まっていて評価は脅威の4.8。なんと88%のユーザーが「星5つ」と評価している大人気アイテムである。どんな商品なのかというと…… ………… イエス様のステッカーだ。 価格は6.99ドル(約950円)で6枚入り。さすがにアメリカのギャングもイエス様を相手に煽り運転はしないだろう。イエス様に見つめられているデザインがたまらない。 前回紹介した「ダンシング・ジーザス」と同様、貼るだけでイエス様に守られているという安心感が得られそうだ。 さっそくリアガラスに貼ってみる。 うむ、さりげないサイズ感がオシャレだ。 シールが余ったのでドアと…… ロケット荘の玄関にも貼っておいた。 これで妙な勧誘も来なくなるだろう。 ・次の商品 しかし高級感があるとはとても言えない。金正恩氏の笑顔ステッカーと比べても、威厳というか迫力が足りない気がする……ということで、次の商品を紹介したい。 よりファッション性を高めるために海外通販サイトAliexpressで購入したのが「雰囲気音楽リズムシート」。価格は3739円だ。 ...
1957年式フォルクスワーゲン・タイプ1コンバーチブル【写真:ENCOUNT編集部】 65年前の希少な車をコレクターから入手 11月に横浜赤レンガ倉庫で行われた「横浜ヒストリックカーデイ」では、歴史ある外国のクラシックカーも数多く展示された。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)・タイプ1、同コンバーチブルの2台で参加したオーナーの板倉さん(男性)は、20代半ばから、VWに乗り続けて20年という愛好家だ。一方で、「今現在のVWに全く興味がない」と言い切る。なぜなのか? VWのタイプ1コンバーチブルは1957年式で、5年ほど前に購入した。 「もうずっとVWに乗っていて、他にも持っているんですけど、手放すという話があったのがきっかけですね。カブリオレは乗ったことがなくて、古いワーゲンはあるんですけど、屋根を開けて乗りたいなと思って」 今から65年前の希少な車だ。 「50年代はなかなか少ないですね。60年代はたまに出るけど、50年代はほとんど出なくて、結局コレクターの人から譲ってもらったんですけど、そういうところでしかなかなか(手に入らない)。探してもなかなか見つかるもんじゃない」と、縁あって迎え入れた。 他にVW・カルマンギアを合わせて3台所有している。免許を取得した後、国産車を挟んでからは、VW一筋20年という。 「国産車をしばらく乗って20代の半ばぐらいから、今は乗ってないんですけどビートルを乗って、それを乗り継いだり、(車種が)増えたりで今に至ります」 何がそこまでひきつけるのか。 「デザイン性とかシンプルさとか、そういうところかな。もちろん他の古い車も興味はありますけど、VWにはまっちゃったっていう感じです。入り口はデザインですよね。曲線美。曲線がすごくきれいだなと思ったのが一番最初のきっかけですね。最近の車ってあまりかっこいいなって思うのがないので。見た目、デザイン性ですかね」と説明した。 また、「あとやっぱり仲間というか、ネットワークというのもすごく影響があるかもしれないですね。いいお店、車屋さん、修理屋さんがないと乗り続けられないし、そういうところもあります」とも。メンテナンスが必要なときに、信頼できる整備士がいるかどうか。長年VWに愛情を注いでこられたのは、頼もしい裏方の存在もあった。 3台のマニュアル車は休日に気分によって乗り分けている。実際の乗り心地は? 「悪くはないですけど、今の車みたいに快適じゃないかもしれないけど、なんだろう、ちょっとおうかがい立てながら乗るとか、音を聞きながら調子を見るとか、そういうところは面白いですね」 少々危なっかしいところも含め、古い車ならではの味わいをかみしめる。 「クーラー? ないです。シートベルトもないし、ガソリンメーターもないし、ハザードもないし、そういうところがまた面白い。今の車は何でもついてるから。真逆な感じが面白い。乗っている、運転しているっていう感じがすごくします。他の人もそうだと思いますけどね。乗っていることが楽しいですね」と、笑顔を見せた。 もともと台数が少ない上に、旧車ブームの影響もあり、値段は高騰している。購入時の金額は伏せたが、「今もどんどん値段が上がっちゃっているので、相場は分からないですね」と、ますます入手しづらくなっている。古き良きドイツのクラフトマンシップを残す貴重な1台だ。 普段は「ワイワイドライブするのが楽しいので、後ろに犬を乗せてみんなで走っています」。後部に置いている飾りのスーツケースが、おしゃれな車の雰囲気とマッチし、愛車をさらに引き立てる。見ているだけでも旅の気分を高揚させてくれる。 同じVWでも、関心は旧車のみだ。「今現在のVWに全く興味がない。古いVWが好きであって、今のは全然魅力を感じない」と言い切った。 ...
ついに“ゲーミングカー”誕生!テスラ車一部モデルがSteamに対応―未来のハードコアゲーマーはこれに乗れ テスラは、同社の電気自動車Model SとModel Xへの12月14日のアップデートで、兼ねてより予告していたSteamへの対応を行ったと発表しました。 【吉田輝和のVR絵日記】VR謎解きアクション『MOSS』魅惑のネズミーランドへようこそ テスラ社CEOでTwitterのトップとしても世間を賑わせるイーロン・マスク氏も、自身のTwitterアカウントで「『サイバーパンク』『ELDEN RING』を含む何千ものゲームが“車”で素晴らしい音響システムとともに楽しめます」と反応しました。 更に「テスラでどれほど『ELDEN RING』をプレイしましたか」との質問に対して「『ELDEN RING』はまだですが、『サイバーパンク』の動作は素晴らしかったです。Steamアカウントで同期しているから家で中断したところから再開できます」と丁寧に回答しています。 自動運転機能を始めとする様々な先進的技術が詰め込まれたテスラの電気自動車は、マスク氏もプレイする『サイバーパンク』の世界へとますます近づいていくように思えます。今回のアップデートは未来のハードコアゲーマーが乗る車の標準装備を、一足早く体感するチャンスなのかもしれません。
フランスでの奇妙な自動車事故 画像はフランスから届いた、岩に衝突した Ferrari SF90 です。 岩の上のFerrari SF90 この奇妙な事故の原因は不明ですが、速度が主な要因であると思われます。 Ferrari SF90の事故、エアバッグの作動 衝撃は非常に激しく、いくつかのエアバッグが作動しました。そのおかげで、この衝撃にもかかわらず、運転手や乗客に損傷はありませんでした。 フェラーリへの甚大な被害 美しい Ferrari SF90 は甚大な被害を受けました。このモデルの費用が427千ユーロであることを考えると、修理費用は非常に高くなります。 フェラーリ初のハイブリッド SF90 Stradaleはpowertrainの要素で絶対的に最初のものになります。実際、フェラーリシリーズで初めて、吸熱エンジンが3つの電気モーターと統合されたPHEV(Plug-in Hybrid Electric ...
真岡鐵道の「SLもおか」 真岡鐵道の「SLもおか」は、秩父鉄道の「パレオエクスプレス」と並び、東京から気軽に乗りに行けるSL列車。けん引するのはC12形という小型の機関車ですが、D51形のような大型機関車にも劣らない迫力が魅力的です。 そんな「SLもおか」の客車は、旧国鉄が導入した50系客車。実は、SLだけでなく、こちらの客車も貴重な車両なのです。 50系客車は、当時の国鉄が1977年に導入した車両。客車列車の近代化を目的として、5年間で1000両弱が製造されました。しかし、当時は客車列車の電車化・気動車化も進行。その結果、製造から廃車まで約10年という、鉄道車両としては短命に終わった個体も数多く存在しました。 50系は、地方都市圏での通勤通学輸送に対応して設計された車両です。そのため、扉付近はデッキで仕切られているものの、客室内はデッキ付近の座席をロングシートとしたセミクロスシート配置。ロングシート部分には吊革も設けられました。 近年のSL列車は観光列車と同義で、「SLばんえつ物語」や「SLやまぐち号」のように、客車の内装をグレードアップしたものもあります。これに対する「SLもおか」の客車は、室内はほぼ原形のまま。ロングシートや吊革のあるSL列車に乗るという、今では珍しい体験ができます。
まさかの自家用車を「消防車に!?」 街中でクルマを運転していると、消防車を見かけたことがあるという人もいるでしょう。 そんななか、SNSでは自家用車を消防車にしているというユーザーが存在するといい、たびたび話題となっています。 まさかの消防車を自家用車に!? 画像提供:自家用消防車(@jikayoshobosha)さん まさかの消防車を自家用車に!? 画像提供:自家用消防車(@jikayoshobosha)さん 【画像】赤色灯に見せかけて意外なものが備わる…? カッコ良すぎな「自家用消防車」の全貌を画像で見る(10枚) 消防車というと火災や災害などでの消火活動のほか救助活動のために用いられているクルマと認識している人も多いでしょう。 そんななか、SNSに自家用車に消防車を選んだというユーザーが存在。 消防車を購入した理由について、「深夜に入札したら落札できてしまった」と語るのは、オーナーの自家用消防車(@jikayoshobosha)さん。 たびたびオークションサイトなどでは、救急車両である消防車のほか救急車なども出品されており、自家用消防車さんも同様のサイトで落札し、自家用車として利用しているといいます。 では消防車を普段使いとして利用している自家用消防車さんはその使い勝手についてどのように感じているのでしょうか。これについて、以下のように話します。 「普通に乗りやすいし、燃費が良く、実は6人乗りで800kgの積載も可能です。 行く先々で興味を持って話しかけてくれるし、決まった仕様がないのでプラモデル感覚でいじって楽しめます」 パワートレインは2リッターレギュラーガソリンエンジンで、5速MTが組み合わされており、燃費は街中では8km/L、高速では11km/Lだといいます。 消防車を自家用車にしているのが珍しいことから驚く人も多く、SNSではたびたび話題にあがっています。 過去には「身を乗り出して振り返られたけど、安心してください。自家用車です」とSNSに投稿しており、これについて、「良いなあ乗り心地良さそう」「自家用にできるんだ!すごい」「おもしろい」など、多くのユーザーから反応が寄せられています。 では実際に利用してみて周囲からどういった反応があるのでしょうか。これについて、以下のように話します。 「反応は相手によるのですが、友人は『大人になってからパトカーと救急車はあっても、消防車は乗る機会無いからぜひ乗せてよ!』と言われました。 また、小学校低学年までの年齢の子も必ず指をさして反応してくれます。 ...
テスラのEVトラック「Semi」、ついに納車が始まったらしい セダンやSUVなどの電気自動車(EV)を展開しているイメージが強い「テスラ」。しかし、EVトラックも登場しているのをご存知だろうか——? これ、「Semi」という電気トラック。1回の充電で、500マイル(約800km)の走行が可能らしい。 急速充電にも対応していて、専用の充電器を使えば30分ほどでバッテリーが70%まで回復するんだそう。 また、同社のTwitterには、実際に貨物を積んで500マイルをテスト走行した様子がアップロードされている。 © Tesla/Twitter ちなみに、「Semi」の最初の納車先は飲料メーカーの「PepsiCo」とのこと。ほかにも、ビールメーカーの「Anheuser-Busch」やスーパーマーケットチェーンの「Walmart」などが予約をしているんだとか。 EVトラックは、日本では「三菱ふそう」や「日野自動車」、海外に目を向けると「ダイムラー」などが進出を始めている。今回の「テスラ」の参入でEVトラック界がどう変わるか、注目だ——。 「Semi」の詳細はこちらから。 Reference: Musk delivers first Tesla truck, but no update on ...
セガ大型ライドに出演のマイケル・ジャクソン映像、マスターテープが発掘 Image:SEGA/ted909 1990年代にセガの8人乗り大型ライド筐体「AS-1」向けに作られた、業務用ゲーム「マイケル・ジャクソン・イン・スクランブルトレーニング」。国際的スーパースターのマイケル・ジャクソン本人が司令官を務めるゲームだが、その映像のマスターテープが発掘され、YouTubeやInternet Archive上で公開されている。 セガの大ファンだったマイケルが同社のゲームと何度もコラボしたことは、広く知られている。主演映画『ムーンウォーカー』を元にしたゲームも作られたほか(家庭用と業務用の2種類)、音ゲー「スペースチャンネル」シリーズにも登場。パート2では主役の上司である「スペースマイケル」として “出演” しているほどだ。 今回のAS-1用アーケード(業務用)ゲームもその1つ。ストーリーとしては、2015年(過去になってしまったが)に宇宙パイロット訓練校が設立され、マイケルが司令官として登場。大気圏外で訓練を受ける8人のクルーを指導するも、敵国の奇襲を受けて急きょ実戦に……という流れだ。ゲーム全編がCGで描かれているなか、ガイド役のマイケルだけは実写で撮影されている。 要はディズニーの「スター・ツアーズ」と同様のシミュレーションライドだが、実写マイケルと4軸油圧による揺れがゲームプレイを大いに盛り上げる。もちろんサービスはとっくに終了しており、わずかに手ぶれの激しい映像で記録が残っているだけだった。 このゲームのために収録された映像のマスターテープと思しきものが、今年初めに英国のフリーマーケットで発見された。亡くなった親戚の持ち物が売りに出されていたのだが、その親戚はセガ・アミューズメンツ・ヨーロッパの元社員だったのだ。「SEGA AS-1(Michael Jackson Vers)」とだけ書かれたD-2テープを、熱心なコレクターが中身も分からずに手に取ったのである。 このテープを買った人物は、Facebookのセガファングループで正体を突き止めるように呼びかけた。その結果、デジタルアーカイブサービスOxford Duplication Centreの協力が得られて、テープから映像が抽出された次第だ。 その映像はYouTube上で公開されているほか、Internet Archiveでは英語版と日本語の吹き替え版をともに観ることができる。埋もれたまま失われたかもしれない貴重な資料が無事に救出された幸運や、公開に尽力した人々に感謝しつつ、マイケルの演技を堪能したいところだ。
Image: adidas ギンギラギンにさりげない! これまでいろんなコラボをしてきたスポーツ用品ブランド、adidas(アディダス)ですが、バイクに触発されたスニーカーを作った…と言われてもピンと来ないかもしれません。モータースポーツのイメージ、ないですもんね。 「ZX22 KAWASAKI SHOES」は、日本のバイクメーカーカワサキが作る「ZX」シリーズのコンセプトモデルをスニーカーに落とし込んだ1足。実は1984年に出たadidas「ZXシリーズ」はカワサキの「ニンジャZX」が由来だったりして、2社の間には長い歴史があるんです。 バイクらしいスニーカーとは? ギラりと輝く銀色に目がいく「ZX22」は、マフラーなどバイクの金属パーツを想起させます。また黒は塗装されたフレームのようですし、ライムグリーンといえば昔からカワサキの色と決まっています。デザインも直線的な泥除け、3本線が反射板になっているのがバイク的。スニーカー的には、BOOSTクッションが快適な履き心地と衝撃吸収に役立ちます。 端材を使って環境に優しい 裁断時に出て廃棄される余分な生地や、家庭から出る廃棄物を再利用することで、新品を作る際に発生する環境負荷を減らす試みも行なわれています。アッパー部分に使われる素材の25%が、50%以上の再利用品を使っていてエコなのです。 バイクに乗らない時に履こう タンには「Kawasaki」のロゴ、サイドには「Ninja」のロゴがあって、バイクらしいスニーカーではありますが、このスニーカーでバイクに乗るのはあまり推奨できないかもしれません。踵はステップに引っ掛かりませんし、左足のシフトレバーで甲がすり減ってきちゃいますからね。 希望小売価格は2万900円、北米でもほぼ同額の150ドルとのこと。ニンジャ乗りでも、ニンジャ乗りでなくとも持っていたいスニーカーです。 Source: adidas via HYPEBEAST, Kawasaki PLAZA
恐怖とパニック すべての運転手は、曲がりくねった挑戦的な道に出くわしたことがあるでしょう。おそらく落とし穴でいっぱいの地形のために、あるいは単に道路自体のストレッチのコンフォメーションのために。しかし、世界には極めて危険な道路があります。それらを旅行する人々にとって今や危険に慣れている道路。見ているだけでパニックになる道。 カラコルムハイウェイ パキスタンと中国の国境にはカラコルム高速道路があります。標高の高い地域は、地滑り、洪水、降雪、雪崩などの自然災害の影響を受けやすい地域です。この高速道路の建設では、約1,000人の労働者が死亡しました。 Zoji La インド 車が押しつぶされ、バスが横転し、インドの3,528メートルのゾジラで頻繁に発生するシナリオです。狭い道路と悪天候のため、冬の間は雪や氷のために峠が閉鎖されることがよくあります。Zoji Laの高い危険率は、保護バリアがないことにも起因しています。 North Yungas Road (ボリビア) 統計によると、 North Yungas Roaddえは年間200〜300人が死亡しています。このルートは「Death Road」または「Camino de la ...
完全輸入ののちライセンス生産も実施予定 ポーランド国防省は2022年12月6日、韓国から出荷された最初のK2戦車とK9 155mm自走榴弾砲が、北部グディニャ港に到着、荷卸しが完了したと発表しました。 【写真】ズラリ並んだK2戦車&K9自走砲 ポーランド北部のグディニャ港に陸揚げされたK2戦車(向かって左)とK9 155mm自走榴弾砲(画像:ポーランド国防省)。 この兵器引き渡しは、今年7月下旬に両国のあいだで締結された売買契約に基づくものです。契約では、K2戦車は当初180両を輸入し、残りの800両以上は2026年頃からポーランド国内でライセンス生産する契約です。なおライセンス生産車はK2PL(PLとはポーランドの意)と呼ばれアップグレード型となり、最初に導入した完全輸入のK2戦車も随時、K2PL規格に改修していくそうです。 一方、K9 155mm自走榴弾砲は当初48両を輸入し、その後600両強をポーランド国内でライセンス生産するとしており、こちらもK9PLというタイプ名が付与されるとしています。 今回、ポーランドに引き渡されたのは、K2戦車10両、K9自走榴弾砲24両です。 これに関連して、グディニア港では、ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領や マリウシュ・ブワシュチャク副首相兼国防大臣らが参列して歓迎式典が執り行われました。 なお、ポーランドは前出の2種類の戦闘車両以外にもFA-50軽戦闘機や多連装ロケットシステム(MLRS)「天舞」を韓国から購入する計画です。