世界初! 3Dプリンター製の「スーパーヨット」構想 イタリアのデザインスタジオ「jozeph forakis … design」が、世界で初めてとなる3Dプリンター製のスーパーヨット「pegasus 88m」の構想を明らかにした。これは「Invisibility(不可視)」をコンセプトに設計されているようだ。 外観は周囲の自然に溶け込むように、ガラスが採用されるとのこと。電力をまかなうために透明のソーラーパネルを埋め込んだ仕様となる予定。 また、「pegasus 88m」には海水から水素を取り出せる電解槽が備えつけられるのだとか。これらの仕組みによって、環境に負荷をかけない方法でありながら、航続距離を事実上無制限にできるそう。 内装には木材が多く使われる予定で、水耕栽培施設の併設も計画している。「pegasus 88m」の所有者もしくは乗客は、スーパーヨット内から食料も調達できるようになるというんだから驚き。 もし、この構想が現実となったら、乗ってみたいと思う人も多いのでは? Reference: pegasus 88m / jozeph forakis … ...
阪神高速は3月拡大、NEXCO西は4月スタート 2023年春、西日本の高速道路で「ETC専用化」が大きく拡大します。 【ナビに惑わされるな!】新たにETC専用となるIC・出入口(地図で見る) ETC専用になるICの案内標識イメージ(画像:NEXCO西日本)。 まず3月1日(水)、阪神高速で新たに8か所の入口料金所がETC専用となります。 ・3号神戸線:海老江 ・4号湾岸線:浜寺、泉大津(北行)、岸和田南(北行)、泉佐野北 ・5号湾岸線:深江浜(西行)、深江浜(東行)、南芦屋浜入口 阪神高速は昨年5月に5か所の料金所をETC専用としており、今回で計13か所になります。特に4号・5号湾岸線はETC専用入口が集中しているので注意が必要です。 4月3日(火)からは、NEXCO西日本管内で初めて、11か所のIC(入口料金所)がETC専用となります。 ・新名神高速:茨木千提寺 ・第二京阪道路:城南宮南、伏見、交野北 ・浜田道:瑞穂 ・高松道:津田東 ・徳島道:美馬 ・高知道:伊野 ・今治小松道:東予丹原 ・東九州道:都農 ・長崎道:多久 ETC専用のICや出入口は、ETC車載器を搭載していない車両のご利用はできません。これらでは、「一般」「ETC/一般」レーンが、誤進入時の対応を行う「サポート」「ETC/サポート」に変わります。誤進入時はサポートレーンに入り、一旦停止してインターホン等による係員の指示に従ってほしいそうです。なお、設備点検などによるETCレーン閉鎖時は、ETC車もサポートレーンを使えます。 ...
老若男女に愛される国民車!カスタム・ジムニーへの沼落ちが楽しすぎる 埼玉県にある超情熱的なアルファロメオ専門店「PAZZO」、実は「スズキ ジムニーの専門店」という顔も持っています。しかも、ただジムニーを販売するのではなく「ジムニーをバリバリにカスタマイズする」ということの専門店なのです。 V6エンジンを搭載した往年のアルファロメオと、オフロード向けの軽自動車であるスズキ ジムニー……両者の間には何の関係も関連もないような気がしていましたし、私自身、フルノーマルのスズキジムニーはカッコいいので大好きなのですが、「派手に改造されたジムニー」には興味ゼロでした。 そのため、アルファロメオのほうの取材が終わった瞬間に「じゃ、帰ろうかな」と思ったのですが、我慢して(?)カスタム系ジムニーについての話も聞いてみたところ……すっかりハマりました! 今やもう「カスタムジムニー、最高だよね!」と、誰彼かまわずハグしながら語りかけたい気持ちでいっぱいです。 詳しくはぜひ本編(YouTube動画)をご覧いただきたいところですが、ジムニーのカスタマイズって「1分の1のプラモ」を作るかのような面白さがあるんですよね。しかも、アフターパーツの種類がめちゃめちゃ多いので、その気になれば「完全に自分好みの一台」に仕上げることもできるし、なおかつ軽自動車ですから、Gクラスとかのカスタムと違ってパーツ代もめっちゃ安いし。ベンツとかはバンパーだけで軽くウン十万円はしますから、普通に大変ですよ。 ということで、なぜかアルファロメオの専門店さんで「ターボチャージャーを後付けしたジムニーシエラ」に試乗したりもする今回の動画、ぜひご覧ください! パッゾオートモビルス 埼玉県桶川市東1-10-11 Text:Gunsou DATE Video:Yoshihide Shoshima Video Edit::Airi Harumi Direction:Takashi ...
製品発表会に出席した井浦新【写真:ENCOUNT編集部】 「新型 BMW X1」製品発表会に出席 俳優の井浦新が17日、都内で行われた「新型 BMW X1」製品発表会に滝沢眞規子、島袋聖南、石倉ノアとともに出席した。 「新型 BMW X1」のほかBMW初の完全電動コンパクトSUV「新型 BMW iX1」がお披露目され、一足早く試乗した井浦は「至るところに“X”が潜んでいるのが好き。プロダクトデザインとして、すばらしいです。走行中も、走っている実感があって伸びがいい」と絶賛していた。 車へのこだわりを聞かれると、「普段の生活から車をよく使う。操作性はもちろん、都市生活と自然を行ったり来たりするときの走破性をすごく大事にしている。僕はアウトドア、登山が好きなので。走破性が高い車がとても好き」と語った。 最近は鹿児島をドライブしたことを明かし、「鹿児島は地理的に特徴的で、(道路の)両サイドに半島があって見える。薩摩半島と大隅半島が。大隅半島の最南端まで行って、また戻って薩摩半島に行った。行ったり来たりする中で途中、フェリーで移動したんです。2つの半島を車で移動して、端っこまで行った。すごい楽しかった」とうれしそうに報告した。ENCOUNT編集部
MT車の坂道発進に苦手意識を持つ人も(写真はイメージ)【写真:写真AC】 オートマ車(AT)と比べて運転が難しいといわれるマニュアル車(MT)。とくに、坂道発進の運転は免許取得時の鬼門ともされています。正しい操作を理解していないと、車がエンストしてしまったり、車体が後退して接触事故を起こしてしまったりすることも。車の知識や、安全運転の啓発を目的とした実演動画が人気の烏山自動車学校が、公式ツイッター(@KarasuyamaDS)でMT車の坂道発進に苦戦する様子を動画で公開し話題になっています。 ◇ ◇ ◇ 操作が難しいMT車 坂道発進には苦手意識も 坂道発進とは、上り勾配で停止した車を発進させること。重力に引っ張られ、勾配で車体が後退してしまうのを防ぐためにも、坂道発進の技術取得は必須です。 平坦な道と同様に、ギアをD(ドライブ)レンジに入れてアクセルを踏めば進むAT車。それに比べ、MT車は速度や状況に合わせたギアチェンジの必要があり、操作工程が増える坂道発進に対して苦手意識がある人も少なくないようです。 正しい操作を理解していないと大事故につながる坂道発進。烏山自動車学校の公式ツイッターは、「坂道発進あるある」とメッセージを添えて動画を投稿しました。そこには、教官が運転する1台のMT車が。坂道に突入するも、車体はなぜか上下にバウンドしています。それはまるでヒップホップに合わせて動いているようにも……。数回バウンドした後、車は再び発進していきました。 坂道の上で激しく上下する車はたちまち注目を集め、1.4万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には、「すごいパリピ感」「FF車(前輪駆動)ならではの挙動ですね……」「懐かしいマニュアル車教習……」「“あるある”がうますぎます」などの声が寄せられています。 坂道発進をスムーズに行う方法とは? なぜ坂道発進でエンストが起こるのかというと、アクセルとクラッチ操作が正しく行われていないことが原因のようです。では、どのように操作すればスムーズに坂道発進ができるのでしょうか? そのコツを、同校は公式YouTubeで次のように説明しています。 「発進のとき(ハンドブレーキを戻すとき)にエンストしやすい場合は、ハンドブレーキをできるだけゆっくり戻す」ことがポイント。こうすることで、“半クラッチ”から足を上げていく動作もゆっくりできるようになるそうです。 また、「ハンドブレーキをかけたときに、解除ボタンを押したままハンドブレーキを保持しておく」といったコツも。「“半クラッチ”に合わせてすぐにハンドブレーキを戻せるので、停止後に素早く発進」することができるそうです。 雪が残っていたり、路面が凍結したりしている坂道での運転はとくに注意が必要。安心して運転できるように、操作方法をしっかり理解したいですね。
年間ランキング1位のコムドットを大特集!「モデルプレスカウントダウンマガジン vol.5」本日発売 「モデルプレスカウントダウンマガジン vol.5」が、本日2月16日に発売。表紙&巻頭にはコムドットが再登場した。 昨年末に「モデルプレス」で発表された「YouTube影響力トレンドランキング」では年間1位に輝き、2022年もYouTube界、ひいてはエンタメ界を語るに欠かせない活躍を見せた5人。YouTubeチャンネル登録者数400万人という「目標」を、逆境の声をはねのけて達成したことは、彼らの底知れない強さを感じさせた。本誌では、そのすごさを探るべくインタビューを敢行。個人の視点から捉えた昨年のコムドットについて掘り下げるほか、互いのキャッチコピーの考案も。巻頭18ページの特集を、ぜひ誌面でチェックしていただきたい。 さらに、話題のインフルエンサーをランキング形式で発表するABEMA SPECIALで配信中のランキングニュース番組「モデルプレスカウントダウン」と連動し、22年~23年の年間「YouTube・TikToクリエイター影響力トレンドランキング」完全版を掲載。景井ひな、カジサック、くれいじーまぐねっと、ジェラードン、中町兄妹、葉一、壱百満天原サロメ(50音順)らトップクリエーターの独占取材記事も必見だ。 巻末では、アーティストや俳優としても活躍の幅を広げている兄弟インフルエンサー・もーりーしゅーとのプレミアムなグラビアを届ける。 また、「KAI Channel」とのコラボで実現した、総合格闘家、YouTubeクリエーター、プロデューサーなど各方面で才能を発揮する朝倉海と、彼が才能を見いだしたモデル・しゅうのグラビア&インタビューも展開。そのほか、「BreakingDown」では、スター選手・飯田将成を特集するなど、今回もYouTubeやTikTokを中心とした動画クリエーターが盛りだくさんの1冊となっている。
車中泊・バンライフ人口は85万人以上 近年、「バンライフ」が話題を呼んでいる。バンライフとは、自動車の「バン」と「ライフ」を掛け合わせた造語で、場所を複数移動しつつ、車を拠点として過ごす、車を住みかとするライフスタイルを指す。単に車中で寝ることを意味する「車中泊」の進化系だ。 【画像】2022年車中泊スポットの「人気ランキング」を見る(8枚) キャンピングカーなどのレンタル・カーシェアを行うカーステイ(神奈川県横浜市)の調査(2022年10月)によると、日本の車中泊・バンライフ人口は 「推定85万人以上」 に上るという。 さらにバンライフと同様、自動車などを利用してさまざまな場所を移動しながら生活する「アドレスホッパー」と呼ばれる人たちも増加傾向で、そのなかには生活の様子をSNSやYouTubeなどで発信している人もいる。 そういった人たちは厳しい冬場を乗り切るため、どのような対策を行っているのだろうか。 バンライフを送る人が増えたワケ フォスター・ハンティントン氏の写真集『自宅は駐車場所 幸運のキャンピングカー』(画像:Bruckmann Verlag GmbH) 本題へ入る前に、バンライフを送る人やアドレスホッパーと呼ばれる人が増えた理由を考えてみよう。 それは、元ラルフローレンのデザイナーであるフォスター・ハンティントン氏が、SNSでバンライフの様子を投稿し始めたことに関係している。さらに同氏が2014年に自費出版で写真集『Home Is Where You Park It(自宅は駐車場所)』を発売したことにより、 ...
いずれも2023年8月発売 模型メーカーのトミーテックは2023年8月より、鉄道模型ブランド「TOMIX(トミックス)」から新製品を発売します。 【画像】販売される模型ラインナップをチェック 国鉄485系特急電車(ひたち) ボンネット型の特急485系電車(画像:トミーテック)。 JR常磐線の特急「ひたち」として使われた、ボンネット型の特急形485系電車です。この電車は、編成を構成する車両が各地から集められ、中には九州から転属した車両もありました。 模型では、クハ481形の「ひげ無し・赤+クリーム帯のスカート」を再現。これは交流60Hz専用編成を表し、現にこの車両は九州地区に所属していました。常磐線(交流50Hz)用となってもしばらくそのままだったといいます。 基本セットのモハ484形は、屋根上のガイシが7本の姿を新規に再現。なお増結セットは従来製品と同じく5本です。基本セットでは大型の計器用変圧器を装着し、増結セットは小型です。またサロ481形は1500番台を再現しています。 基本セット(6両)の予価は税込み2万8380円、増結セット(5両)の予価は税込み1万8700円です。 E217系(8次車・更新車) E217系電車(画像:トミーテック)。 JR横須賀線・総武線快速で使われる近郊形E217系電車です。113系の置き換え用として1994(平成6)年に登場しました。 模型では、1999(平成11)年に増備された8次車を再現。ロングシート車の側面窓が209系500番台と同様になっています。先頭車のスカートは強化型に、雨どい覆いは大型です。 なお基本セットAのサロE217形・サロE216形の台車は、ヨーダンパが撤去された姿を再現しています。 基本セットA(7両)の予価は税込み2万7060円、B(4両)の予価は税込み1万8700円、増結セット(4両)の予価は税込み1万1000円です。
長野県立科町の女神湖で電動車両を中心に最新の日産車の走りを確かめた(筆者撮影) 氷上で、電動4駆「e-4ORCE」を搭載する「アリア」「エクストレイル」、そして「サクラ」に乗れる――。 女神湖の氷上で最新の日産車10モデルを試乗した 毎年、恒例となった長野県立科町(たてしなまち)の女神湖で開催される「日産氷上走行体験」のラインナップを見て、開催前から試乗をとても楽しみにしていた。 軽自動車BEVの世界に新たなる道筋を描いたサクラは、降雪地帯の生活車として実際にどれだけ“使えるクルマ”なのか。 また、電動4輪駆動システムe-4ORCE(イーフォース)は、これまでBEVのアリアとシリーズハイブリッド「e-POWER」搭載のエクストレイルを舗装路面で体験しているものの、4輪駆動車の真価が問われる氷上でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。 そんな興味を持って、氷上試乗会に参加した。 ノートからフェアレディZまで全10モデル 1月後半に行われた当日は、朝8時の時点で気温マイナス3度。午後からは日本海側を中心に大雪の予報だが、女神湖にまだ雪は降っていなかった。 試乗コースは例年通り、直線路で細かく操舵する「パイロンスラローム」、1つのパイロンを中心にクルクル回る「定常円旋回」と「8の字旋回」、そして1周1km強の外周路からなる。 試乗会事務局関係者は「昨日より氷が引き締まっていて、氷上トライアルにはとても良いコンディションだ」と話し、試乗の舞台は整った。 筆者が試乗したタイミングでは好天に恵まれた(筆者撮影) 今回、筆者が注目していた3台のほかに、e-POWERでは「ノート4WD」「ノートオーラ4WD」「ノートオーラNISMO(FF)」「ノートAUTECH CROSSOVER 4WD」「キックス 4WD」、さらにスポーツカーの「フェアレディZ(FR)」と「GT-R(4WD)」の合計10台を乗り比べた。タイヤは、全車がブリヂストンのスタッドレスタイヤ「BRIZZAK VRX3」を装着している。 BRIZZAK VRX3については、2022年12月に北海道・旭川での公道試乗会を体験し、同社エンジニアとも技術面で意見交換をした。 氷上という“ものすごく滑る”路面では、どうしてもスタッドレスタイヤの性能を“探りにいく”ような走りになってしまい、クルマそのものの評価に辿り着くまで時間がかかってしまいがちだ。だが、今回は事前にBRIZZAK ...
大衆車だからこそ急がれるEV化 アメリカ時間の2023年2月12日に行われたNFLの優勝決定戦「スーパーボウル」のテレビCMで、ラムトラックスはEV仕様のピックアップトラックである「ラム1500 REV」を初公開しました。アメリカで不動の人気を誇るダッジ・ラムのEV版です。ボディーの大部分は既存のラム1500と同じですが、EV化によりエンジンの空いたスペースが収納になっていることが特徴のようです。 【ボンネットを開けると…】収納スペースになってる~(写真) 今回公開されたラム1500 REV(画像:ラムトラックス)。 いま、アメリカではピックアップトラックにEV化の波がきています。2022年の4月にはフォードがピックアップトラックF150のEV仕様「F-150ライトニング」を発売、GMもハマーブランドで、EVピックアップトラックである「ハマーEVエディション1」の 2023年中の発売を予定しており、トヨタもピックアップトラック「ハイラックス」のEV化モデルを2023年中に発売するとしています。巨大サイズ揃いのピックアップトラック市場で、なぜEV化が先行しているのでしょうか。 背景には、アメリカのEVシフトの遅れがあると言われています。2021年8月、バイデン大統領は2030年に新車販売全体に占めるEV割合を50%にしようと目指す大統領令に署名しましたが、現状では、カリフォルニア州など、突出してEV率の高い州はあるものの、国内全体と考えると2021年の普及率は約4%程度です。2022年には6%まで伸びたといわれていますが、まだ目標には遠いということで、人気の車種であるピックアップトラックから、まず力を入れるというアメリカの自動車メーカーの狙いがあるようです。 ただテスラのように市街地の富裕層に人気の車種とは違い、大衆車である、ピックアップトラックのEV化にはまだ問題が多いようです。 それはアメリカの国土が広大であることに関係しています。2021年にNHKが報じた現地の反応によると、広大な農地や荒野が広がる州に関しては、充電インフラの不足が指摘されているようです。仕事で使う場合、バッテリー切れになると仕事に大きな支障をきたすため、関心があっても買わない人もいるとのこと。 なお、「ラム1500 REV」発表後のアメリカ国内でのSNSの反応を見ると、バッテリーの消耗なども懸念する声や、一体だれが買うのかターゲットが分からないと指摘する投稿もありました。
ワークマンライダーのお気に入りを紹介!「買ってよかったアイテムランキング」TOP3! デザイン性の高いアイテムも豊富にそろう「ワークマン」 みんなの「買って良かった!」をシェアするレコメンドサイト「イチオシ」。今回注目したのは、機能性・デザイン・コスパと3拍子揃った評価の高さで人気のブランド「ワークマン」。今回はワークマンに詳しいイチオシストのTETSU BLOGOODさんが紹介してくれた買ってよかったアイテムランキング」TOP3をご紹介します。 1.【ワークマン】通勤用に愛用中!「サノシューALL Boa Boots」 画像出典:YouTube/TETSU BLOGOODさん(https://www.youtube.com/watch?v=fKCrreZR-iY) 第3位のアイテムは「サノシューALL Boa Boots」です。ワークマンで購入できるブーツの中でも比較的安価ながらとてもあたたかいアイテムなんだとか。イチオシしてくれたのは、ワークマンの商品に詳しい「TETSU BLOGOOD」さんです。 ・価格:2500円(税込) ・イチオシポイント:ワークマンで取り扱いのあるボアブーツの中でも税込2500円とお買い得ながら性能は高く、内側にはふわふわのボア素材が全面に敷き詰められ、とてもあたたかい。しかも接地面から4㎝の防水機能もあり、お値段以上すぎる一足! 2.【ワークマン】長めでしっかりあたたかい!「メリノウール100% ロングネックウォーマー」 第2位のアイテムは「メリノウール100% ロングネックウォーマー」です。長めの作りでしっかりあたたかさを実感できたんだとか。イチオシしてくれたのは、ワークマンの商品に詳しい「TETSU BLOGOOD」さんです。 ...
MicrosoftTeams-image (6) フェラーリF1は2月14日に新車SF-23の発表会を実施したが、その際に新車を実際に走行させるサプライズを行なった。このチームの決断を、カルロス・サインツJr.は勇敢なモノだと語った。 発表会はフェラーリ本社の近くにあるフィオラノ・サーキットで開催され、新代表のフレデリック・バスールやドライバーのサインツJr.とシャルル・ルクレールが登場。そして順当に新車が発表されたかと思うと、フェラーリは新マシンをいきなり走らせるというサプライズを実施した。ルクレールがコースを2周すると、ファンは大興奮。熱気に包まれた。 なおイベントでは先にルクレールが走り、サインツJr.はその後コースを3周している。 今回フェラーリは、年2回、1回あたり100kmまでに制限されているフィルミングデーではなく、「デモンストレーション・イベント」と呼ばれる規定のもとで新車を走行させた。 いずれにせよ、これまで行なわれてきた2023年の新車発表とは、一線を画したものとなったのは間違いない。今年の発表会ではレッドブルのようにマシンを展示したものの2023年仕様ではないと思われるものや、新カラーリングの発表だけにとどまるなど、ファンからすれば“がっかり”するものも多かった。 そうした中、新車で走行する姿を大々的に見せたフェラーリの姿勢は、ドライバーからしても称賛すべきモノだったようだ。サインツJr.はSF-23の初体験を終えて、次のように語った。 「正直に言って凄かったと思う」 「フェラーリ自身についても称賛したい。今日、チームが計画し行なった事こそ、今日のフェラーリの影響力の一因になっていると思う」 「F1には今日のようなイベントが必要だと僕は思う。メディアやファン、パートナー、プロジェクトに関わるエンジニア、この数ヵ月マシンにつきっきりだったメカニック達……彼らをこの場につれてきて一緒にマシンを走らせ、ちゃんとしたプレゼンを行なうんだ」 「そこで、実際のF1マシンが秘密主義になりすぎることなく走る姿を見ることができる。皆がF1を自然に楽しんでいるんだ」 「それから、こうした催しを行なうのはチームとしては勇敢な選択だったと思う。正真正銘最初のインスタレーションラップを行なったわけだけど、悪いことになる可能性だってあった」 「でも僕らはちょっと違ったことをするためにリスクを冒したんだ。皆がこのイベントを楽しんでくれていればいいなと思う。僕は間違いなく楽しめたと思うし、チームにとって、フェラーリとF1にとって非常に良い1日だったと思うんだ」 フェラーリは昨年、序盤に競争力を示しながらも最後までタイトルを争う事ができずにシーズンを終えた。2023年に向け、このオフシーズンがポジティブなものになったかと聞かれたサインツJr.は、今回のデモンストレーションラン自体がポジティブなものだと答えた。 「ああ、まず最初に僕がポジティブに感じているのは、今日のイベントだ。何も間違ったことはなかったし、全てがパーフェクトだった」 「以前話したように、たくさんの人の前で新車をコースで走らせることは比較的リスクがあることだ。通常、こうした初走行では色々と問題が発生したりするものだけど、今日の走行はスムーズなものだった」 「ちょっとだけプッシュすることができたし、マシンの最初のフィーリングも感じられた。エンジニアには、明日以降の取り組みに向けてフィードバックも返すことができた」 「明日、僕らは(フィルミングデーで)有名な100kmの走行がある。そこでバーレーンテストに向けた取り組みを続けることになる」 「言うまでもないけど、バーレーンまではマシンのパフォーマンスがどうだとか、ハンドリングがどうだとかは分からないだろう。でも少なくとも、正しい方向へ良いステップを踏めているよ」 ...
なぜこんなところにN-BOXが? 日本独自規格の軽自動車ですが、意外にも海外の道を走っているケースが存在します。 そんななかSNSに投稿された内容が話題となっていますが、どのような内容なのでしょうか。 なぜタイの現地ナンバープレートを装着したホンダの現行「N-BOX」が存在するのか?(画像提供:かいっつさん) なぜタイの現地ナンバープレートを装着したホンダの現行「N-BOX」が存在するのか?(画像提供:かいっつさん) 軽自動車は、日本の道路事情などを考慮した日本独自の規格のもと開発されたモデルとなるため、基本的に海外の地域で軽自動車の新車は販売されていません。 【画像】トヨタが突如「新型モデル」をタイで世界初公開! 斬新デザインがスゴい! 日本に来る? 実車を見る!(35枚) そうしたなか、SNS上で「タイで『N-BOX』が走行している」という内容が投稿され、話題となっています。 投稿主となるかいっつさん(@carkai121)によって投稿された内容は、タイの街並みで走行しているホンダ「N-BOX」の写真とともに、以下のような文章が記載されています。 「こちらはN-BOXカスタムです。 こんなのも入ってきたんだという印象を受けました。 タイでは日本の軽自動車をちらほら見ましたが、ここまで新しい物は個体のみでした。 タイの中古車輸入基準が非常に気になるところ」 今回投稿された写真には、2017年に発売された2代目N-BOX Customがタイのナンバープレートを装着して走っている光景が見られました。 日本のクルマは壊れにくく信頼できると高評価を受けており、海外でも人気となっていますが、軽自動車はあまり見かけることはありません。 ...
渋谷区「ハチ公バス」増備車両にEVバスが採用 渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス」に、EV(電気自動車)バスが初導入されます。2023年3月1日の運行開始にさきがけて2月13日(月)、そのEVバス車両が報道陣に公開されました。 【写真】国産EVバスお披露目! 外装と車内を見る 渋谷区で3月から走り始めるEVモーターズ・ジャパン製EVバス(乗りものニュース編集部撮影)。 「ハチ公バス」は2003(平成15)年に運行開始。「夕やけ小やけルート」「春の小川ルート」「丘を越えてルート」「神宮の杜ルート」の4路線が運行されています。今回は「神宮の杜ルート」にEVバスが導入されます。既存の日野製「ポンチョHX」に加えて増備となる形で、運行間隔は23分から15分へ高頻度化します。 車両は北九州市に拠点を置くEVモータース・ジャパン製のコミュニティバス用ミニタイプ「F8 series4-Mini Bus」。定員29名、サイズは既存の日野ポンチョとほぼ同等です。航続距離は120kmにもおよび、1回の充電で1日の営業分を賄ってしまうとのこと。担当は淡島営業所で、夜中に充電を行い、朝から夕方まで帰還せずに運用される予定です。 EVモーターズ・ジャパンによると、長い航続距離を達成できた理由の大きなひとつに、軽量化を挙げています。シャーシやフレームはステンレス製ですが、その他の外装パーツは繊維強化プラスチック製。また燃焼系を持たないという特性からハイブリッド車両よりもさらに軽量という利点があります。 中国販路で”修行” 手ごたえつかむ EVモーターズ・ジャパンの佐藤裕之 代表取締役社長は「今年は(日本の)EVバス導入元年とも言える年。まずは地域交通がEV化へ本格的に動こうとしています」と話しました。特に住宅密集地をくまなく進むコミュニティバスで、EV化による騒音や排気ガス低減が地域住民へメリットとして期待されます。 同社は2019年に設立。佐藤社長はもともと前身会社で他社向けにインバータなどの開発・納入をおこなっていましたが、東日本大震災などをうけ移動電源車としてのEVバスの可能性に気づいたといいます。しかし当時はそもそもEVバスの市場が成立していなかったため、自社でEVバスのパッケージ化を行うべく、準備を進めることにしました。 EVモーターズ・ジャパンの佐藤裕之 代表取締役社長(右)と長谷部健 渋谷区長(中)と古川卓 東急バス代表取締役社長(乗りものニュース編集部撮影)。 ...
McLaren MCL60 マクラーレンは、2023年用F1マシン『MCL60』を2月13日にイギリス・ウォーキングのファクトリーで発表した。チームとしてはこのMCL60の最初のスペックに「完全に満足」しているわけではないものの、シーズン序盤にアップデートを施すことで、存在する欠点に対処できることを期待している。 マクラーレンのニューマシンMCL60は、基本的には昨年型のマシン『MCL36』の正常進化バージョンではあるものの、サイドポンツーンのアンダーカットが大胆になるなど、いくつかの攻撃的な空力ソリューションを特徴としている。 このMCL60によりマクラーレンは、2023年シーズンにトップ3チームとの差を縮めたいと考えているが、今季から新たにチーム代表に就任したアンドレアス・ステラは、シーズン序盤のレースで期待しすぎるわけにはいかないと考えている。 ステラ曰く、発表会で披露したマシンのスペックは、彼らが到達できると考えるレベルにはまだ達していないと考えているという。そしてシーズン序盤のアップデートで、パフォーマンスを引き上げることができることを期待しているようだ。 MCL60で達成した進歩について尋ねられたステラ代表は、次のように語る。 「昨年のパフォーマンスを評価し、それらを比較してみると、チャンスと考えられるエリアを複数特定することができた。良いニュースは、それらのほとんど全てに対処できたということだ。あまり具体的には言いたくないが、主に空力に関係したモノだ」 そうステラ代表は語る。 「空力は、F1において最も重要な部分だ。それは秘密でもなんでもない。でも、例えばタイヤとの相互作用に関しては、いくつかの作業を行なう必要がある。それは、冬の間に行なわれた」 「シーズンの早い段階で、開発によって改善される領域がいくつかある。だから、発表したマシンのスペックに完全に満足しているわけではないが、すぐに一歩を踏み出すことができるはずだと、楽観視している」 ステラ代表は、現時点ではライバルチームがどのようなマシンを作り上げてきたのか不明であるため、マクラーレンのシーズン序盤の立ち位置がどこなのかを言及するのは不可能だと語った。 「冬の間の前進の観点から、序列がどんな風になっているのかを判断するのは、いつでも難しいことだ」 そうステラ代表は言う。 「しかし我々は、それを自分自身のことと比較しようとしている」 「先ほど言った通り、ほとんどの部分でマシンの開発には満足している。しかし、開発が少し遅れた部分や、もっと優れた方向性に気付いた部分もあると思う。だから必ずしも我々は、この短期間でこの方向性を活用することができたわけではない」 「だからこそ、シーズンが開幕した後の展開についても話をしたい。その意味で私は、現実的であるだけだ」 「ある意味、自分自身のことしか比較することができない。しかしF1は非常に競争の激しいゲームだ。もし彼らがすぐそこにいるとしたなら、それは驚きだ。通常ならば、目標を達成するためには、完全に満足し、そしてできることを全て最高レベルで成し遂げなければならない」 なおステラ代表は、アゼルバイジャンGPの頃までにはアップデートの準備が整うはずだと予想しているが、具体的な日程はまだ確定していないと明かす。 「開発のタイミングに関しては、できればシーズン開幕後数ヵ月……願わくばそれ以下にしたいと思う」 ...
【「日産」渾身のEVオープンカー】「Max-Out」! 今月2日(木)、「日産自動車」がコンセプトカー「Max-Out(マックスアウト)」の実車を初公開した。 同コンセプトカーは、持続可能で革新的なモビリティを普及させていく日産の決意を具現化したEVオープンカー。 2シーターの「Max-Out」は、クルマとの一体感を基本コンセプトにした開放感とダイナミックなドライビング体験を予感させるデザインが特長。 先進性にあふれた印象的なデザインの多様なクルマを開発し続ける「日産」の革新性を象徴している。 「Max-Out」は、日産グローバル本社ギャラリーにて開催中の持続可能なモビリティと革新的なデザインの未来を体感できるイベント「Nissan FUTURES」にて3月1日(水)まで展示中。 各種参加型のイベントや専門家を招いたパネルディスカッションなど予定する「Nissan FUTURES」はオンラインでも無料で参加可能。 展示や内容に関する情報は、「日産」の公式WEBサイトで公開されるほか、YouTubeやLinkedInでも発信予定だ。 © 日産自動車株式会社 / YouTubeTop image: © Nissan
KH400にまたがるほのか 中型免許を取得 モデルのほのか(26)が購入した絶版車・KH400の納車当日に転倒し、整備したてのバイクを破損してしまった様子をYouTubeで12日に明かした。 ほのかは『CanCam』(小学館)の専属モデルを務めており、バラエティーでも活躍。ボディコンテストへの出場や本格的なボクシングトレーニングをしており、昨年はSASUKEにも出場するなどアクティブに活動している。 中型免許を取得し、旧車・絶版車を扱っている「UEMATSU」にてKH400を購入。約1か月かけて「UEMATSU」の整備士により整備されたKH400とついに対面した。 「UEMATSU」の峯尾氏からエンジンのかけ方や仕組みを伝授されると、早速公道での走行へ。はじめて公道を走るほのかに不安だという峯尾氏。それに対してあまり緊張をしていない様子のほのかだったが、順調に走り出した矢先に転倒してしまった。 峯尾氏が駆けつけると、フロントウインカーがポロっととれたKH400が。エンストを起こし、エンジンを再びかけようとしたところ、キックが上手く入らず体勢を崩して転倒してしまったという。 納車当日にバイクを破損してしまい「また借金じゃん!」と絶望するほのかだったが、「これはすぐに直せます」という峯尾氏の言葉に安どし再びバイクを走らせた。 YouTube撮影終了後、「UEMATSU」の整備士たちがすぐに修理し、その日のうちに無事に納車が完了したという。ENCOUNT編集部
ユージ【写真:ENCOUNT編集部】 「僕が欲しかったのはこの子のフレームとマッチしたエンジン」と明かす タレントのユージが新たにバイクを購入したことを明かした。13日、インスタグラムに投稿した。 ユージは「バイク買いました 一瞬なんのバイクですかって感じの見た目ですが、Kawasaki KZ1000Mk.IIというやつです。名車です!かなりボロボロですが。w」と投稿し、実際のバイクとの2ショットなどを掲載している。 さらに「僕の産まれ故郷アメリカからやってきました シートも大分アメリカンな感じに仕上がってるマーク2君。ただこれはベース車であって! 僕が欲しかったのはこの子のフレームとマッチしたエンジン。そして年式も80年に意味があるのです もう少し時間はかかるけど、BULL DOCKさんと一緒にピッカピカの世界一のMk.IIを作りますのでお楽しみに ま、俺が1番楽しみなんだけどw」と続けている。 フォロワーからは「一緒にリメイクして、最高の車両にしていきましょう!」「このバイクちょーーかっこいいです」「どんな仕上げになるのか楽しみです」「夢があるなぁ~」などと反響が集まっている。 ユージは車好きでも知られ、複数の愛車を乗り継いでいることでも知られている。ENCOUNT編集部
20歳の半数「クルマに憧れ」 自動車業界は電気自動車(EV)化やカーシェアに新たな希望を見いだして久しい。しかし、それでも「車離れ」という泥沼から抜け出す道筋はまだ見えていない。 【画像】「えっ…!」 これが自動車メーカーの「年収」です(8枚) そんな中、ソニー損害保険は1月5日、20歳の若者を対象に実施した「2023年 20歳のカーライフ意識調査」というアンケートの結果を発表した。その結果によると、運転免許保有率は61.2%で、2022年発表の調査から4.0ポイント上昇した。また、「車を所有している大人(自分より上の世代の人)は格好いいと思う」という質問には、約半分にあたる全体の53.4%がイエスと回答した。つまり、20歳の2人に1人は、車に憧れを抱いているのだ。 もちろん、一世代前の調査であれば車に対する憧れはもっと高かったと思われるが、いまだに20歳の2人に1人は車に憧れを持っている上、運転免許も6割がしっかりと取得しているという事実には驚かされる。 ちなみに同調査では、都市部と地方での比較も実施している。免許保有率は都市部49.1%に対し、地方は64.5%である。都市部と地方でこれだけの差がある理由は、単純に交通手段の問題だと思われる。都市部と地方では公共交通機関の発達に言わずもがな差があるため、先のインターネットを利用したアンケートでの運転免許保有率も、地方が底上げをしているという事実はあるだろう。それでも、都市部で約半数の若者(しかも20歳)がいまだに運転免許を取得するというのも、驚くべき数字だと筆者(永田諭生、ウェブライター)は考える。 「経済的余裕なし」過半数 電気自動車の充電(画像:写真AC) ここまでの話を聞けば、「車離れは、メディアがつくり上げた幻想では?」という考えさえ頭に浮かぶ人もいるだろう。だが、今まで挙げた数字とは裏腹に、「車離れ」は日本の経済状況の悪化とともに、実際訪れているのだと思わせる数字も、同調査には出てくる。実は筆者は、「車離れ」は、「車を欲しくなくなった」のではなく、日本人が「車を買えなくなった」だけだと考えている。 今回のアンケートでも、現在車を持っているかという問いに対しては「購入する予定はないが、いずれは欲しい」が44.8%を占めた。また、車に対する意識への質問では「車を所有する経済的な余裕がない」と答えた人が57.9%を占めた。つまり、購入したい意思はあるものの、経済的な問題からなかなか行動に移せないという人が多いのだ。 その中で、今はやりの「EVへのシフトチェンジ」は、車は欲しいけど手を出せない、という“車離れせざるを得ない人”を増やす結果になり、結果的に業界を衰退させてしまうのではないかと考えている。 ガソリン車より高価なEV 電気自動車用の充電ステーション(画像:写真AC) 政府は、2035年に全ての新車販売において電動車(バッテリー式電気自動車のほか、ハイブリッド車なども含む)の比率100%を目標にしている。そのため、自動車メーカー各社はEV化を進めている。EV化によってユーザーにはどのような変化が訪れるのだろうか。 EVの本体価格は現在300万~400万円、ガソリン車は新車で120万~300万円と本体価格では差が開いている。もちろんEVの供給が増えていけば価格は抑えられていくだろうが、今のガソリン車よりも安くなっていくかと言われれば、そのような予想はあまり出てきていない。この時点で、経済的にも今後厳しい環境が待っているとされる日本では、車の購入はますます敬遠されることになるだろう。 それに加えて、EVは充電環境が必要だ。ガソリン車の給油とEVの充電コストでは、同じ距離を走るのに2.25倍EVの方が安くなるという試算が出ている。しかし、これは家で充電した場合の試算だ。先にも述べた通り、そもそも経済的に苦しくなっていっているがゆえに「車離れ」をしているという筆者の主張なので、「所有している家」で充電することは車を所有するよりも難しくなっているはずである。 賃貸の家で充電ができるのかと言えば、もちろんそれも難しいだろう。車の所有が難しいほど経済的に困窮している中で、充電設備が整っている家を借りるのもまた難しくなると簡単に予想できるからである。 自宅以外での充電については、車の使用頻度や利用する充電ステーションによって決まるため、一概にガソリン車とEVでどちらが安くなるかを述べることは困難だが、結局はどちらも、そこまで変わらないという結果に落ち着くと筆者は見ている。そのため、EV化をしてもやはり「車離れ」は変わらない。 カーシェアリングが最後の手段 ...
2月10日、アルファロメオは2023年用のニューマシンC43をカタルニア・サーキットでシェイクダウンした。これにより、2023年用のマシンを走らせた最初のチームということになった。 しかしバルテリ・ボッタスのドライブにより初めて走り始めた際、その数日前に公開されたレンダリング画像とは全く異なるフロアを搭載していた。 アルファロメオが公開したレンダリングでは、端がギザギザのノコギリ状になったフロアが取り付けられていた。その姿はある意味異様であり、注目を集めた。しかし実際に走ったフロアの端は、従来でも見られたようなモノと言って差し支えない、ある意味伝統的なデザインであった。 アルファロメオがこの急進的なデザインのフロアを実際に使用しなかったのは、数日間ライバルたちの目を欺くための囮だったのか、あるいはデザインの初期段階で検討されたものの、その後放棄された”案”のひとつにすぎないのか……議論が巻き起こった。 真相は、バーレーンでの合同テストで、アルファロメオの技術責任者に問うしかないだろう。しかしレンダリングで見られたギザギザのフロア端は、F1マシンの基準からは外れているようにも見えるものの、実際にはレギュレーションに対処するためのアプローチになっている。 そう考えれば、このギザギザのデザインは、チームが2023年レギュレーションに沿ってマシンのデザインを進める上で検討した案のひとつである可能性がある。ただ実際のパーツ作成は別の方向に進んだが、発表会で公開するレンダリングまで変更する必要はないと判断した……そう想像することができる。 このギザギザフロアは、フロアの本体の上に垂直に立てられたフェンスの外側に、9枚のウイングレットが取り付けられたモノだ。これが、マシンの左右に一組ずつ取り付けられている。ただこのデザインは、レギュレーションで定められたフロア端とエッジウイングに関するレギュレーションに準拠しているように見える。 垂直のフェンスにウイングレットが取り付けられている以外にも、興味深いことがふたつある。 ひとつ目は、サイドポンツーンの下を流れる気流が、しっかりと確保されているということだ。C43のサイドポンツーンの下は、鋭く抉られている。ここに気流の通り道が確保され、リヤタイヤの内側を通ってディフューザーの上まで気流を導くようになっている。その際、ギザギザのフロア端を構成する垂直のフェンスが、ガイドとして機能している。 ギザギザを構成するウイングレットが、フロア本体よりも高い位置に取り付けられているという点も興味深い。これにより、気流がフラップの外側を流れるようになるはずで、これによりフロア下の気流をサポートしたり、あるいは前述のサイドポンツーン下を流れる気流を守る、そんな役目が持たされているようにも想像できる。 シェイクダウンでは、このフロアはマシンに実際に搭載されることはなく、変わりに2022年に使われたモノと共通点が多いように見える、ある意味コンサバなフロアが使われた。 このエリアはマシンのパフォーマンスに実に敏感に影響を与える。そのため昨シーズンから、様々なソリューションが登場してきた。そして2023年には、フロア端の高さが15mm引き上げられるなど、レギュレーションが変更……デザインに関するアイデアがかなりたくさんあるのは確実だと言える。そういう意味では、アルファロメオが見せたレンダリング時とシェイクダウン時のデザインの違いは、我々に多くのことを考えさせる一端になっていると言えよう。 Follow @MotorsportJP関連ニュース:F1新車”雑感”解説2023「アルファロメオC43」基本的にはC42の正常進化版。しかし車体後部は確かに大きく変更……空力パーツはどうなる??アルファロメオ、ニューマシン『C43』のシェイクダウン完了に満足げ「素晴らしい瞬間になった」とF1チーム代表ポーパシングにさようなら? アルファタウリ、規則変更とマシンの進化で「再発のリスクはかなり減ったはず」F1新車”雑感”解説2023「ハースVF-23」レンダリングを踏襲した部分とさらなる変更が加えられた部分が混在。まだまだ隠された部分が多い?レッドブル、RB19をシェイクダウン。フェルスタッペン大満足も、新車の姿は謎のまま