ポケットなども昨年モデルから大幅進化!
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。ここ1年ほどで、ゴルフウエア界に革命を起こしているワークマンですが、どんどん新製品が発表になっています。
前回はゴルフシューズをインプレッションしましたが、とにかくコスパのよさがワークマンの特徴ですね。で、今回は2023年春夏モデルとして発表されたゴルフ用のパンツを2種類試してみました。
昨年モデルのゴルフパンツは以前に試しましたが、ニューモデルはさらに進化しているのでしょうか。
【画像72枚】ゴルフウエアが超充実! ワークマンゴルフ春夏コレクション
「動きFIT綿ツイルゴルフパンツ」(写真左、2500円、税込み)と「動きFIT高通気ゴルフパンツ」(写真右、1900円、税込み)
去年買ったゴルフ用パンツのサイズはLだったのですが、こちらはLLにしました。以前のものはウエスト部分が伸びる仕様だったのですが、これは伸びないのでパツパツだったんです。ちなみに僕は173センチの77キロ、少し太ったというのもあるのですが……。
履いてみると生地は厚すぎず薄すぎずで、履き心地はいいですね。冬に履くには薄いですが、春・秋には最適だと思います。素材は綿73%、ポリエステル25%、ポリウレタン2%ということです。
シルエットは太くも細くもなく、普通のストレートという感じ。ストレッチの効いた素材なので、しゃがんでも突っ張らないし、スイング中にも全くストレスがありません。このあたりはさすがにワークマンだな、という感じ。
「動きFIT綿ツイルゴルフパンツ」(写真左、2500円、税込み)のポケットは昨年モデルから大幅進化。でも、少し位置が下なのが気になった
このパンツの特徴はポケットですね。右のおしりにグローブを入れるポケットがあります。パットのときにグローブを外す人には便利ですね。僕はグローブを外す派ので、これはなかなか気に入りました。
このグローブ用ポケットは通常の後ろポケットの位置にあり、その下にもう一つポケットがあります。この通常ポケットの位置が少し下すぎると感じました。慣れれば気にならないのですが、最初はスコアカードとかスマホを入れるときに戸惑いました。
両サイドの通常ポケットはもう少し上の方がよかったかな、と思いました。でも去年のパンツは後ろポケットが片側にしかなかったので、その点ではかなり進化していますね。
1ラウンド履いてみましたが、後ろポケット問題も数ホールで慣れたし、履き心地もいいので気に入りました。ゴルフ用パンツとしてはなかなかの完成度だと思います。シルエットさえ気に入れば”買い”でしょう。お値段は2500円(税込み)です。
1900円の高通気パンツはこれからの季節で大活躍しそう
そして2本目は「動きFIT高通気ゴルフパンツ」です。このパンツは4月発売とのことですが、僕はひと足早くネイビーを履いてラウンドしてきました。ネイビーといっても、けっこう青に近い感じの色ですね。これもLLを履きました。
シルエットはスリムというほどではないですが、少し細身でしょうか。ストレッチがかなり効いているので、全くストレスなく色々な動きに対応してくれます。ただ、少し丈が短いかな、と感じました。上で紹介したパンツと同じLLサイズなのですが、こちらのほうが丈は短いです(表示は股下70センチ)。
もう少し長いか、逆にもう少し短くてアンクルパンツ的に履くのか、ちょっと中途半端な長さのような気がしました。
「動きFIT高通気ゴルフパンツ」(1900円、税込み)。ストレッチがかなり効いているので、全くストレスなく色々な動きに対応
後ろポケットはちゃんと左右にありましたが、これにはグロープ用ポケットはありません。
このパンツの特徴は、やはり軽やかな履き心地と通気性のよさですね。気温が高くても蒸れることがなく、気持ちよくプレーできそうです。ストレッチ性も抜群なので、本当に履いていて気持ちよかったです。1900円(税込み)なので、これは本当にコスパ最高のゴルフパンツだと思います。
今回紹介した2本のパンツは「動きFIT by.3D」というシリーズで、3D CADシステムにより「動きの中でウエアへの負荷のかかりかたを検証・改善し、よりよいパフォーマンスへと導く」というパンツなんです。
そこまでやるとは、ワークマンのゴルフウエアに対する本気度がよくわかります。これから出るウエアも楽しみですね。
野村 タケオ