2022年12月4日の日曜日、静岡県の富士スピードウェイで3年ぶりにニスモフェスティバルが開催された。3年振りの開催となる今回は、レジェンドレーサー・高橋国光氏の追悼イベントと新型Zによる各種イベント、そして往年の日産レーシングカーの展示や競演によるデモレースなど、熱い日産のファンのための催し物が各種行われた。 往年のニッサン・レーシングマシンによるデモレースも行われた。 今年で23回目、つまり日産の節目のフェスティバル ニスモフェスティバルは毎年シーズンオフとなる11月末から12月初頭に、日産ファン、モータースポーツファンへの感謝イベントとして開催されてきた。 その起源は1997年にまでさかのぼる。第1回ニスモフェスティバルが開催された当時、モータースポーツのファン感謝イベントは存在しておらず、ニスモフェスティバルはその先駆けともいえるイベントとして大成功、以来、毎年大きな注目を集めてきた。 このイベントはニスモの社員による手作りイベントであり、そのコンセプトは現在も継承されている。イベント内容とは別に、こうした社員による手作りのイベントとしても大きな注目を集めてきたのだ。 2022年は3年振りの開催。前回の第22回は2019年の開催であった。ご存知のように2020年は新型コロナウイルスの影響で開催を自粛。翌2021年も同じ理由で開催されなかった。3年振りの開催ということで、この日を待ち焦がれたファンも多かった。 しかも、今回は23回目ということで「ニッ(2)サン(3)」に引っかけたイベントとして、2022年8月上旬からその開催を大々的に告知してきた。その結果、公式発表では3万人の来場者数を記録。前回2019年の第22回は2万8000人の来場者数だったことからも、久しぶりの開催で大いに盛り上がったイベントとなった。 高橋国光メモリアルランで走るケンメリGT-Rレーシングコンセプト(長谷見昌弘)とSTPタイサンGT-R(土屋圭市)。土屋氏は高橋氏のヘルメットを着用しての走行。 国さんの追悼セレモニーでドリキン土屋がタイサンGT-Rをドライブ 毎回ニスモフェスティバルではテーマが存在する。2022年の第23回では、同年3月16日に82歳で旅立たれた高橋国光氏に感謝を込めた追悼コンテンツが準備されていた。 ピットに用意された「高橋国光メモリアルガレージ」には、同氏にゆかりのレーシングカーのほか、獲得したトロフィーや年表、そして貴重なオフショットなどが展示され、終日、多くのファンで賑わっていた。 高橋国光メモリアルガレージに掲載された同氏の年表。珍しいオフショットなど、ファンにとってはたまらないものだった。 またコースイベントでも高橋国光メモリアルランが行なわれた。幻のレーシングカーとなったケンメリGT-Rのレーシングコンセプトを長谷見昌弘氏がドライブ。並走したのはグループA仕様のSTPタイサンGT-R。こちらをドライブしたのは現役時代に高橋国光氏とコンビを組んだ土屋圭市氏だ。新旧ドリフトコンビとして当時も高い人気を誇った。 高橋国光メモリアルガレージでは、STPタイサンGT-Rの他、同氏がカタログモデルを務めたケンメリGT-Rレーシングコンセプト、そしてR383が展示された。 国さんのヘルメットを被った土屋氏と談笑するのは、こちらもレジェンドレーサーの長谷見昌彦さん。ハコスカ時代から国さんとともにGT-Rで戦ってきたベテランである。 レースデビュー前から国光氏の大ファンだったという土屋氏は、高橋国光氏のジェット型ヘルメットを着用し、かつてのマシンをドライブ。その姿はさながら高橋国光氏がドライブしているように見え、感動もひとしおだった。普段は陽気な土屋氏だが、この時ばかりは神妙な面持ちでマシンを降り、ファンに手を振っていた。 デビューイヤーをスーパーGT500タイトル奪取で飾った新型Zのイベントも! もうひとつのメインイベントは、2022年のデビューイヤーにスーパーGT選手権でチャンピオンを獲得するという、最高の形で終えたスーパーGT500仕様の新型フェアレディZ。「NISSAN MOTORSPORTS ...
Ukyo Sasahara, Kuo VANTELIN TEAM TOM’S スーパーGTの2023年シーズンに向けて、2022年11月の段階で既にその参戦体制を明らかにしているトヨタ陣営。12月20日からは、ブリヂストン(BS)ユーザーの5チーム(TGR TEAM ENEOS ROOKIE、TGR TEAM au TOM’S、TGR TEAM Deloitte TOM’S、TGR TEAM ZENT CERUMO、TGR TEAM ...
フルラインアップされたメンズ(左)とレディス(右) マジェスティゴルフ株式会社(本社・東京都千代田区)は、匠の技術を結集させたとうたう高性能&高級ブランド「マジェスティ ロイヤル(MAJESTY Royale)」シリーズの最新モデルを、2023年1月27日から販売する。 コロナ禍3年目に突入した市場に対し、新たな「マジェスティ ロイヤル」は従来の男性ゴルファーだけではなく、女性へのアプローチを強化。品質、種類ともに手薄となっていたレディスモデルを見直し、メンズとともにフルラインアップで登場させる。 「マジェスティ ロイヤル レディス ドライバー」はロフト角を11.5度と12.5度の2種類、シャフトフレックス(硬さ)をR、A、Lの3種類から選べるバリエーションの豊富さが魅力。また、テディベアのぬいぐるみを販売する「Steiff(シュタイフ)」とのコラボレーションを実現させ、数量限定で専用ヘッドカバーが付属する。 性能面ではメンズモデル「マジェスティ ロイヤル ドライバー」と同じテクノロジーが搭載され、「クラッチウエイト」と呼ばれるアルミとステンレスで構成した新搭載の最後部ウエイトにより、余剰重量を左右に配分。慣性モーメントを高めることで、安定感とボールのつかまり具合を高めた。 またフェースには、高強度Ti-613というチタン素材を採用。カーボン素材と同等の重心設計となる極薄のチタンクラウンを採用した「チタン・モノコックボディ」と合わせることで、インパクトの力をロスさせることなくボール初速に変換するという。 メンズドライバーのロフト角は9.5、10.5、11.5度。純正シャフト「マジェスティ LV550」は硬さS、SR、R、R2で、税込価格は13万8600円。レディスドライバーも同額となる。問い合わせはマジェスティゴルフ お客様相談室(0120-622-621)まで。 専用ヘッドカバーは単体でも購入可(税込2万7500円)、本体サイズ:W330×D170×400mm ※数量限定販売
Joan Mir, Repsol Honda Team 2022シーズンはMotoGPコンストラクターズ部門で最下位に終わるなど、苦しい1年となったホンダ。2023年に向けては撤退したスズキからジョアン・ミルとアレックス・リンスという2名の有力ライダーを獲得するなど体制強化を図っているが、同時に技術スタッフの再編成も進めている。 motorsport.comの調べによると、LCRホンダで中上貴晶のクルーチーフを務めていたジャコモ・グイドッティがファクトリーチームに移籍し、2023年からミルを担当する事が分かった。 新たに中上の担当となるのは、近年ホンダMotoGPのテストチームで働いていたクラウス・ノーレス。そしてホンダテストチームのテクニカルディレクターには、かつてダニ・ペドロサ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、ホルヘ・ロレンソ、ポル・エスパルガロらと苦楽を共にしたラモン・オーリンが就任する。 オーリンは当初、ミルのトラックエンジニアに配属される予定であった。しかしテスト日程の減少やテストチームの重要性が見直されたことから、ホンダは彼を開発グループに異動させることを決断したようだ。 その他の主要な技術職では、サンティ・エルナンデスがマルク・マルケスのクルーチーフを継続。その一方でLCRに新加入するリンスは、過去2年間アレックス・マルケスのクルーチーフを務めたクリストフ・ブルギニョンと組むことになる。 またHRC(ホンダ・レーシング)の体制に関しては、ここ数年MotoGPのプロジェクトからは遠ざかっていた国分信一が技術部門を率いる予定で、若林慎也は2輪部門の部長、桒田哲宏はレース運営室室長を継続の模様。テクニカルディレクターの横山健男はホンダの東京本社の方で新たな役職に就く見込みで、2023年のMotoGPには帯同しないと思われる。 2023年シーズンのMotoGPは2月にセパンでシェイクダウンテスト、そして公式テストが行なわれ、3月にはポルティマオでシーズン前最後のプレシーズンテストが実施される。開幕戦はそのポルティマオで3月26日に予定されている。 Follow @MotorsportJP関連ニュース:マルク・マルケス、最貧国ハイチの眼科医療プロジェクトに1400万円を寄付。自身も眼の怪我でキャリアの危機を経験MotoGPクアルタラロ、ワールドカップ得点王エムバペらとサッカーを楽しんだ日。今年5月にパリ・サンジェルマンを表敬訪問一体何回の転倒が発生したと思っている! 聞きたいかね?……MotoGP2022年シーズンは『1106回』だドゥカティ、MotoGPとWSBKダブル王座を記念し限定仕様車を発売。バニャイヤとバウティスタのレプリカモデル!エスパルガロ兄、MotoGP絶好調で自転車に乗る機会も減少「自分の仕事から逃げる必要がなくなった!」
12月20日、日産グローバル本社ギャラリーにて、日産が支援するスーパーGTチーム、Jリーグチームのチャンピオン獲得を祝うイベント『日産presents チャンピオン記念トークショー 〜TEAM IMPUL/KONDO RACING/横浜F・マリノス〜』が開催された。 今季は日産にとって、“トリプルチャンピオン”の年になった。スーパーGTでは、GT500クラスで12号車カルソニック IMPUL Zの平峰一貴、ベルトラン・バゲット組が、GT300クラスで56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rの藤波清斗、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組がシリーズタイトルを獲得。そしてサッカーのJリーグでは、日産のトップパートナーである横浜F・マリノスがJ1リーグを制した。今回のイベントでは12号車の平峰、56号車の藤波に加えて、横浜F・マリノスから永戸勝也、喜田拓也、岩田智輝、松原健の4選手が参加した。 イベントでは花束、トロフィー贈呈の後、競技の垣根を超えたトークショーを実施。タイトル獲得に際し、応援してくれたファンへの感謝の気持ちを述べた後、話題はそれぞれのルーティンやオフシーズンの過ごし方などに及び、大いに盛り上がった。 Photo by: Motorsport.com / Japan そしてトークショー後にはサプライズが。今季Jリーグの最優秀選手に輝いた岩田に、日産セレナが贈呈されることが明らかにされたのだ。MVP受賞の際に岩田が「ここまで一緒に支えてくれた妻へ、あなたもMVPです」とコメントしたことを受けて、家族でのレジャーにぴったりなセレナが選ばれた形だ。このことを事前に知らされていなかった岩田も「え、いいんですか!?」と驚いた様子だった。ちなみにこのセレナは、最新鋭の運転支援機能『プロパイロット』が搭載された最高峰グレード『ルキシオン』であり、状況に応じてステアリングから手を離すハンズオフも可能となっており、サッカーのように“手を使わずに”ドライブができる。 来季に向け各選手がファンの前で連覇を誓い、終了となった本イベント。このトークショーの様子は、日産自動車の公式YouTubeにて視聴することができる。 Follow ...
Pol Espargaro, Repsol Honda Team, Michele Pirro, Ducati Team, Johann Zarco, Pramac Racing crash MotoGPの2022年シーズンは新型コロナウイルスの影響も少なくなり、アジア・オセアニアラウンドも復活。全20戦と過去最多のレース数で争われるシーズンとなった。 先日、MotoGP公式サイトではこの2022年シーズンの転倒レポートを公開。MotoGP、Moto2、Moto3の各クラスでの転倒回数が明らかになった。 レポートによると、2022年シーズンの全転倒回数は実に1106回(1戦あたり55.3回)にも及んでいる。なお全18戦だった2021年は950回であり、過去5年の平均では、2018年の56.7回/1戦に次ぐ数値となっている。 最高峰のMotoGPクラスは、全部で346回の転倒を記録。なお3クラスのうち最も転倒が多かったのは、Moto2クラスの428回だ。Moto3クラスは343回となっている。 MotoGP.comではグリッドポジションの重要性が高まっていることから、予選組分けに関わるFP2とFP3での転倒が際立っているとして分析されている。 ■最も転倒したライダーは? ...
多くのクラブを手掛けてきた設計家・松尾好員氏は「クラブ選びは重心選び」と表現する。最新のギアを計測・分析するなかで、注目データをピックアップし、読み解く。今回はダンロップ「スリクソンZX5 MkⅡ LS」ドライバー。クラブ選びの参考にどうぞ! 【ヘッドデータは嘘つかない!】松山英樹が使うドライバー「スリクソンZX5 MkⅡ LS」。フルチタン構造で軽やかな打音と低スピンで飛ぶ! 早速、クラブとヘッドを計測していく。試打・計測用クラブ、および計測用ヘッドはロフト角10.5度、シャフトはメーカー純正の『Diamana ZX‐Ⅱ50(フレックスS)』で、数値はすべて実測値になる。クラブ重量は301.7gと標準的だが、クラブの長さが45.5インチとやや長く、スウィングウェイトもD2.5とやや大きいので、クラブの振りやすさの目安となるクラブ全体の慣性モーメントが292万g・㎠と大きくなっている。この数値だとドライバーのヘッドスピードが46m/sくらいのゴルファーにとってタイミング良く振れる設計と言えるだろう。 ヘッドは横幅が広めの全体にオーソドックスな丸型形状で、輪郭や後方が高いハイバック形状は標準モデル『ZX5 MkⅡ』と同じ。違う点は、より強いオープンフェース(フェースアングルはオープン1.5度)で、リアルロフト角もより小さく(9.8度)、厳しくなっていることだ。 実際に試打したところ、まずアドレスで標準モデルよりも強いオープンフェース設定、そしてライ角度も58.5度とアップライト過ぎず、また、トウ先に丸みのあるフェース面で逃げ感も出ている。その結果、アドレスでは『ZX5 MkⅡ』よりもさらに球をつかまえ過ぎないイメージが出ている。試打した純正シャフトは軟らかめの設定ながら、インパクトの再現性も良く、ヘッドスピードが40m/sくらいのゴルファーでも十分扱えそうだ。 『ZX5 MkⅡ』ではヘッド後方にあった8gのウェイトビスが、『ZX5 MkⅡLS』ではフェース寄りに配置されている。その結果、ヘッドの重心深度が36.4ミリと『ZX5 MkⅡ』と比べ、約7ミリ浅くなっている。浅くなった重心深度分、フェース面のスイートスポット高さが36.2ミリと約2ミリ低くなり、標準モデルと比べてバックスピン量が少なくなるのが特徴だ。一方、ヘッドの重心深度が浅くなったため、左右方向とヘッド慣性モーメントは4360g・㎠と小さくなり、ミスショットに対する寛容性は下がっている。インパクト音は『ZX5MkⅡ』と比べて、高く、軽やかな感じがする。 普段から低スピン過ぎて球がドロップしやすいゴルファーにとっては、スピンが適度に入ってキャリーを伸ばしやすい『ZX5 MkⅡ』を、また、標準モデルよりも低めのフェード系弾道を打ちたいならば『ZX5 MkⅡ LS』を選択するといいだろう。しかし、前モデルの『ZXシリーズ』と違い、それぞれに特徴のあるヘッドなので、『ZX7 MkⅡ』を含めた3種類のクラブをすべて試打してから、自分に合うもの、飛ぶものを選ぶことをオススメする。 重心深度が36.4ミリと浅い。またリアルロフトが9.8度と小さいので、打ち出し角が抑えられ、低スピンで強弾道になりやすい ...
現在ヤマハでテストライダーを務めているカル・クラッチローだが、彼はこの役割の難しさは予想以上だったと語っている。 MotoGPで3勝を記録しているクラッチローは2020年シーズン限りで現役を引退。キャリア後半はホンダとの関係が深かったが、2021年からはヤマハに移り、テストライダーの役割を担うことになった。 クラッチローは2011~2013年にかけてテック3でヤマハのマシンを走らせた経験があるため、古巣のマシンに戻ってきたとも言える。 彼はヨーロッパと日本を行き来してプライベートテストに参加。さらにこの2年間はリザーブライダーとして代役参戦にも明け暮れることになり、忙しく過ごしてきた。 最近、英Autosport/Motorsport.comの独占インタビューに応えたクラッチローは「テストでは27人ものスタッフが付いているし、全力だ」とヤマハの開発への力の入れ具合を語っており、ガレージはモノでいっぱいだと話した。 「重要な役割だよね。なかなかに難しいよ」 クラッチローはテストライダーという自身の役割について、そう語った。 「僕はまだバイクに乗れて、速く、仕事も上手くできる。その観点からすると、これほど難しい仕事だとは思っていなかった」 「評価という面でも素早くできるし、その力があったんだ。1日中たくさんの指示を受けていたよ。僕は短時間で彼らに同じだけの内容を伝えることができたからね。だからヤマハも僕をテストライダーにしたんだと思うよ」 「問題はMotoGPで常に先頭集団に出られるほど速くはなかったことだった。でも、これが上手くやる方法だった」 「先頭を走っている奴らは、だいたいの場合可能な限り速く走りたいということだけを考えている」 「そして僕は同僚のためにもマシンを良くしたいと思っているから、彼らと競うのは難しいんだ。でも去年の、ファビオ(クアルタラロ/ヤマハ)がベストなバイクではないにもかかわらずタイトルを勝ち取ったときみたいなことがあると、満足感を得ることができるんだ」 Cal Crutchlow, RNF MotoGP Racing Photo by: Gold ...
ポルシェは、2023年からFIA世界耐久選手権(WEC)とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権(IMSA)にポルシェ・ペンスキー・モータースポーツとして新開発のLMDh車両『963』を投入する。 これまでポルシェはマシンを走らせるドライバーこそ発表していたものの、彼らの配属は明かされてこなかった。 しかし、今回ふたつのシリーズに2台ずつで参加する10名のドライバーを、どのように振り分けるかを発表した。 WECの5号車にはデイン・キャメロン、ミカエル・クリステンセン、フレデリック・マコヴィッキィ。6号車にはアンドレ・ロッテラー、ケビン・エストレ、ローレンス・バンスールが乗り込むこととなる。 一方IMSAの6号車には、ニック・タンディとマシュー・ジャミネ。7号車にはフェリペ・ナスルとマット・キャンベルが乗ることとなった。 また、963の初陣となる2023年1月のIMSA開幕戦ロレックス・デイトナ24時間レースでは、6号車にキャメロン、7号車にクリステンセンがサードドライバーとして参加することとなった。ただ、デイトナ以降のセブリング戦やワトキンスグレン戦、プチ・ル・マン戦といった耐久ラウンドにキャメロンとクリステンセンが参加するかどうかについては明らかになっていない。 なお来季から、JOTAがWEC、JDC-ミラー・モータースポーツがIMSAにポルシェのカスタマーチームとして参戦。プロトン・コンペティションもカスタマープログラムに加わることが決まり、WECとIMSAそれぞれで1台ずつを走らせることとなった。 ただ、サプライチェーンの問題によりカスタマー供給に遅れが発生しており、カスタマーマシン投入は最速で、WECのスパ戦、IMSAではラグナセカ戦となるようだ。 #7 Porsche Penske Motorsport, Porsche 963, GTP: Mathieu Jaminet, Michael Christensen, Nick ...
元MotoGPライダーは、常にチームWRTでレースをすることになる(Photo Credits: Brecht Decancq)。 2023年のGTワールドチャレンジ・ヨーロッパに2年連続で参戦するバレンティーノ・ロッシ(Photo Credits: Brecht Decancq) バレンティーノ・ロッシはもうアウディではなく、先日発表されたBMW M4 GT3をドライブする(Photo Credits: Brecht Decancq) 新しいカーナンバー46は、ブラック、バイアンス、ブルーのカラーリングで、ドクターのカラーシンボルであるイエローフルーオが挿入されている(Photo Credits: Brecht Decancq) 「テストはうまくいったし、このマシンでレースをするのが待ちきれないよ!」とバレンティーノ・ロッシは語った。(Photo Credits: ...
MotoGPで9度チャンピオンに輝いたレジェンドライダーのバレンティーノ・ロッシ。2023年シーズンも、彼はGTワールドチャレンジ・ヨーロッパへ引き続き参戦する。 ロッシは2021年限りでMotoGPの現役を引退したが、レースへの活動は継続。2022年には四輪レースへと転向し、Team WRTに加入しGTワールドチャレンジ・ヨーロッパへフル参戦した。 耐久とスプリント、そのどちらにもロッシは出場。ニコ・ミュラーとフレデリック・ベルビッシュと共に、ベストリザルト5位を記録している。 2023年に向けてWRTはそれまでのアウディとの関係を終了し、新たにBMWへとスイッチすることが、今年中盤には既に明らかになっていた。ロッシの来季についてはそれから明らかになっていなかったが、12月16日にチームが来季体制を発表。2023年も引き続きWRTから46号車 BMW M4 GT3駆り、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパへ参戦すると明かされた。 なおチームメイトには変更があり、スパ24時間、ル・マン24時間で優勝経験もあるマキシム・マルタンとアウグスト・ファルフスのふたりとチームを組むことになる。 そしてロッシは、来年2月4~5日に行なわれるバサースト12時間レースへこの体制で初出走することも合わせて明らかにされた。 WRT is switching allegiance to BMW in 2023, competing with ...
#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT battling with #8 ARTA NSX-GT 先日、2023年シーズンのモータースポーツ活動計画を発表したホンダ/HRC(ホンダ・レーシング)。その中でも最も大きな反響を呼んだのが、スーパーGTに参戦するARTAがGT500クラスで2台体制を敷くということだ。 ARTAは、今季16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTを走らせた株式会社M-TEC(無限)とジョイント。来季からは『8号車ARTA 無限 NSX-GT』、『16号車ARTA 無限 ...
Max Verstappen, Red Bull Racing RB18 2023年のF1エントリーリストが発表され、2022年はレッドブル・パワートレインズ(RBPT)とされていたレッドブルとアルファタウリのパワーユニットの正式名称が「ホンダRBPT」に変更されたことが明らかになった。 ホンダは2021年シーズン限りでF1活動を終了。2022年も引き続きF1用パワーユニット(PU)の開発・製造を行なったが、これはホンダ・レーシング(HRC)を介してレッドブル・パワートレインズをサポートするという立場をとっており、そのPUはRBPTと呼称されていた。 しかし12月15日に発表された2023年のエントリーリストには、レッドブルとアルファタウリの”エンジンメーカー”の名称が「ホンダRBPT」と記載されている。 HRCが2022年同様の形でレッドブル・パワートレインズのPUを開発・製造する契約は、2025年まで結ばれている。その後2026年からは新たなPUレギュレーションが導入されるため、RBPTはこれに向けて自社でPUを開発・製造する予定で準備を進めている。 ただ先日HRCは、2026年からの新レギュレーション下でのF1パワーユニット製造者登録を済ませたことを明らかにした。HRCはこの登録はあくまで研究のためであり、即座にホンダのF1復帰に繋がるものではないと主張しているが、今後の動きに注目が集まる。 なおホンダは、2022年シーズンの後半はレッドブルとアルファタウリのマシンにホンダのロゴを復活させたが、これが2023年にも延長されることも発表されている。 また来季デビューするドライバーも含め、全てのカーナンバーも決まった。角田裕毅のチームメイトとしてアルファタウリからフル参戦デビューするニック・デ・フリーズは、自身のカーナンバーに21を選んだ。 デ・フリーズは2022年のイタリアGPで、アレクサンダー・アルボンの代役として急遽F1デビュー。この時はチームのリザーブドライバー番号である45をつけて走った。 その他のデビュー組は、すでに明らかになっていたようにオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が81、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)が2を選択している。 【2023年F1エントリーリスト】 ■レッドブル/PU: ホンダRBPT 1. マックス・フェルスタッペン ...
フェラーリは12月13日(火)、辞任を表明したマッティア・ビノットの後任として、アルファロメオ/ザウバーでチーム代表とCEOを務めたフレデリック・バスールを起用。1月からバスールがフェラーリのチーム代表兼ゼネラルマネージャーに就任することとなった。 新チーム代表に関して、ドライバーのカルロス・サインツJr.は期待を向けている。 バスールは2017年からザウバーに加入し、過去4年はアルファロメオブランドとして参戦するチームを率いてきた。FIA F2やFIA F3などに参戦しているARTグランプリの共同創設者である彼は、短期間ながらも2016年にはルノーで過ごしたこともあった。 関連ニュース:フェラーリ、新チーム代表に元アルファロメオ/ザウバーのフレデリック・バスールを起用 12月14日(水)にスペインで行なわれたエストレージャ・ガリシアのイベントに参加したサインツJr.は、バスールの加入が「前向きな変化」になることを望んでいると語り、そこからもたらされるモチベーションの高まりに期待している。 「新しく来る人はみんな、自分自身とチームのために良い結果を出したいとモチベーションは高いんだ」 そうサインツJr.は語る。 「チームがどのように動いているのかを見るための時間を与えてあげる必要がある。フェラーリはとても大きなチームだし、時間がかかるのは分かっている。何事も、1日にしてならずだよ」 Frédéric Vasseur, Ferrari Photo by: Ferrari またサインツJr.はバスールの就任が決まってからすぐに話をしたと語り、バスールがルノーに在籍していた際にサインツJr.と契約しようと連絡を取り合っていたと明かした。 サインツJr.は2017年の途中からルノーへ移籍。その後マクラーレンを挟んだ後、2021年からフェラーリへ移籍した。 「彼に関してはとても良い話を聞いている」とサインツJr.は言う。 「彼のことは個人的に知っている。彼は過去に僕と契約してルノーに引き入れることを望んでいたんだ」 ...
先日、鈴鹿サーキットで開催されたスーパーフォーミュラの合同/ルーキーテスト。毎年恒例の冬のテストでは、各チームがシーズンのおさらいや来季に向けた取り組みを進めていくが、今回のテストは少し事情が違っていた。 というのも、スーパーフォーミュラでは来季から新スペックのタイヤや空力パッケージが導入されるため、現行パッケージのSF19で走るのは実質これが最後の機会。そのため、今回のテストでは来季に向けたマシン熟成においてあまり有用なことができないのでは……そんな声も各所から聞こえてきていた。そのため、ふたりのドライバーの乗車マシンや担当エンジニアを入れ替えたり、新人エンジニアを起用したりと、思い切ったトライをするチームが多く見られた。 そういった意味でもある種ゆったりとした時間が流れていた感のある今回のテストだが、その中で「時間がない」と語っていたエンジニアがいる。それがTCS NAKAJIMA RACINGの加藤祐樹エンジニアだ。 2019年にはアレックス・パロウを擁してタイトル争いにも絡んだNAKAJIMA RACING。2020年は大湯都史樹が1勝、2022年は山本尚貴が1勝を記録するも、毎戦安定して上位争いに絡むことはできていないという状況だ。 そんな中今回のテストでNAKAJIMA RACINGは、山本と佐藤蓮を起用。テスト2日目には2台の車両を入れ替えるなど様々なトライをしつつ、最終的には佐藤が総合トップタイム、山本も3番手につけるなど好タイムをマークした。 今季山本担当だった加藤エンジニアは今回佐藤を担当した。NAKAJIMA RACINGのマシンに初めて乗った佐藤は「今まで乗っていた車両とは違う部分もあり、高速コーナーで速い印象」と語っていたが、そのことを加藤エンジニアに伝えると、彼はこう話した。 「そう聞くと改めて、そういうところに“合ってしまっている”のかなと思います」 Photo by: Masahide Kamio 「合ってしまっている」という言葉の真意を加藤エンジニアに聞くと、彼曰くNAKAJIMA RACINGのマシンは低速コーナーを苦手にしており、その結果特に決勝でドライバーに苦しい戦いを強いてしまったという。 低速コーナーのパフォーマンス改善で重要なのは、空力によるダウンフォースではなく、サスペンションなど足回りから得られるメカニカルグリップ。来季は空力パッケージが刷新予定とはいえ、そことは別の部分でNAKAJIMA ...
#963 Penske Porsche 963 ポルシェはFIA世界耐久選手権(WEC)とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にLMDh車両の『963』をデビューさせる。開幕戦からワークスチームが参戦するのと並行し、カスタマーチームにもマシンを供給する予定であるものの、サプライチェーンの問題により開幕戦にはカスタマーカーの準備が間に合わないとポルシェは認めた。 ニューマシンの投入初年度からカスタマーチームにマシンを供給する予定だとしていたポルシェ。まずはイギリスのJOTAが最初のカスタマーチームとしてWEC参戦を表明、さらにJDC-ミラー・モータースポーツがIMSAにポルシェ963を出走させる計画を明らかにした。 関連ニュース:LMP2クラスの”雄”JOTA、来季WECはポルシェの新LMDh『963』で参戦。同シリーズではカスタマー第1号にポルシェ、LMDh車両デビューの2023年から「最大4台をカスタマーチームに供給可能」と明かす ポルシェは最終的に4台のマシンをプライベーターに供給し、2台ずつWECとIMSAに割り当てるつもりだが、以前からカスタマーカーがIMSA開幕戦デイトナ24時間レースに参戦する可能性はないとしていたため、計画の遅れは明らかだった。 「サプライチェーンに問題がある」とポルシェ・モータースポーツのLMDhディレクターであるウルス・クラトレは言う。 「納車が来年の4月になることは、契約時にカスタマーも分かっていたはずだ。デイトナ、セブリング、ロングビーチ、ポルティマオのIMSAカレンダーでは、カスタマーカーを用意することは不可能なんだ」 「我々もカスタマーも、主催者側もこの事実を好ましく思っていないが、それが現実だ。我々はかなり早い時期にそのことを伝えており、基本的には今もそれは変わらない」 「(カスタマーの)クルマは、4月末に準備される。今、我々はカスタマーとコミュニケーションをとっている。というのも、できるだけ早くクルマを彼らに渡したいからだ」 JOTAとJDC-ミラーだけでなく、プロトン・コンペティションもポルシェのカスタマーチームに加わり、最終的にWECとIMSAでポルシェ963を走らせる予定となっている。 クラトレの発言によれば、カスタマーカーのデビューは4月末のWECスパ6時間レースでのJOTAが最速のタイミングとなるはずだが、クラトレはスパへの参戦は明言しなかった。 IMSAでJDC-ミラーがポルシェ963を走らせるのは、5月中旬のラグナセカからになりそうだ。 「各車両の日程はまだ決まっていないが、4月になるだろう」と、クラトレは付け加えた。 「そしてそれはこれまで変更されていない」 Follow @MotorsportJP関連ニュース:マコヴィッキィとタンディ、ポルシェLMDhプログラムへ加入。WECとIMSA戦う強力ラインナップ完成ポルシェ、F1参戦計画はまだ死なず? FIA「彼らは現在もF1チームとの協議を続けている」『ペスカローロ』の名前がル・マンに復活する? ハイパーカーのカスタマープロジェクト進行中
DUNLOP&FALKEN 2022年度モータースポーツ活動報告を発表 住友ゴム工業株式会社は、2022年度DUNLOP・FALKENのモータースポーツ活動報告を発表した。同社は、最新の車両が投入されるレースで開発を行い、走行データを分析しながら路面や天候に合わせたタイヤを国内外のモータースポーツに供給し、チームや選手をサポートしてきた。その結果、国内最高峰のレース『SUPER GT』のGT500クラスでは、「TEAM Red Bull MUGEN」が13位、「Modulo Nakajima Racing」が15位、GT300クラスでは、第2戦で表彰台を独占し、第4戦でワンツーフィニッシュを果たす好成績を収めた。シリーズランキングでは、2位に「GAINER(10号車)」、3位に「R&D SPORT」、5位に「GAINER(11号車)」がランクイン。また、今年リニューアルした『TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup』では、記念すべき初代シリーズチャンピオンに輝き、『全日本ラリー選手権』では全6クラス中5クラスでシリーズチャンピオンを獲得し、『全日本ダートトライアル選手権』でも全10クラス中9クラスがシリーズチャンピオンとなった。 2022年度DUNLOP・FALKENモータースポーツ活動報告 住友ゴム工業(株)は、2022年度のモータースポーツ活動において、国内外のモータースポーツにタイヤを供給し、チームや選手をサポートしてきました。最新の車両が投入される最先端のレースでタイヤ開発を行い、走行データを分析しながら最適なタイミングで路面や天候に合わせたタイヤを投入してきました。 今年もトップクラスから入門レースまで幅広いカテゴリーで多くの選手がDUNLOP(ダンロップ)およびFALKEN(ファルケン)のタイヤと共にレースを戦い抜き、多くのファンに感動を届けていただきました。また、会場やオンライン観戦でファンの皆さまからはたくさんの応援をいただきありがとうございました。 『ニュルブルクリンク24時間レース』 『AMAスーパークロス』 国内最高峰のレース『SUPER GT』のGT500クラスでは、「TEAM ...
【ターコイズS2022】最新の予想オッズ! 人気の傾向や伏兵は? 2022年12月17日、中山競馬場でターコイズステークス(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。ママコチャ、ミスニューヨーク、エリカヴィータ、ウインシャーロット、アナザーリリックらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか? ▶全問正解できたら本物のファン。サッカーにまつわるクイズに挑戦しよう 各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。 ■ターコイズSの日程、競馬場・コース 2022年12月17日(土曜)5回中山5日 第8回ターコイズステークスGⅢ 3歳以上 オープン(国際)牝(特指)ハンデ コース:1,600メートル(芝・右外) ■最新予想オッズ・想定人気 1番人気 ママコチャ 3.3倍 2番人気 ミスニューヨーク 4.2倍 3番人気 エリカヴィータ 5.2倍 ...
2022年9月にフルモデルチェンジしたホンダ新型シビック タイプRは、2022年スーパー耐久シリーズ最終戦鈴鹿で早くもレースデビューを果たし、クラス2位となった。そして12月12日、今度は北米ホンダから、プライベーター待望のTCRモデルの姿が世界初公開。2023年のIMSAミシュランパイロットチャレンジに参戦することが明らかにされた。同じ12月12日にホンダは東京・青山の本社で、2023年のモータースポーツ活動計画を発表している。 北米のホンダのレース活動を担うホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント (HPD) とホンダのカスタマーレーシングカー製作を手がけるイタリアのJASモータースポーツ (JAS)が、新型ホンダ シビック タイプR TCRを発表、2023年のIMSAミシュランパイロットチャレンジに参戦することを明らかにした。また 新しいシャシを採用し戦闘力がアップしたシビック タイプR TCR 北米のホンダのレース活動を担うホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント (HPD) とホンダのカスタマーレーシングカー製作を手がけるイタリアのJASモータースポーツ (JAS) は、2023年のモータースポーツシーンに新しいシビック タイプR TCRを導入することを発表した。 北米で発表された新型ホンダ ...
KTMは下位カテゴリーからの育成システムを組み上げており、MotoGPクラスにもライダーを送り込んでいる。しかし、昇格が滞った場合には、将来有望なライダーを逃してしまう可能性もある。 2023年シーズンに向け、KTM陣営は大きくライダーラインアップを変更。ファクトリーチームのブラッド・ビンダーのみが継続機用となり、ジャック・ミラー、アウグスト・フェルナンデス、ポル・エスパルガロの3人が加入することになる。 近年はイケル・レクオナ、レミー・ガードナーやラウル・フェルナンデスといった旗下のライダーの放出、移籍が続いていることで物議も醸しているKTM。彼らは最近になり、若手の昇格が急すぎたことなどを認める発言をしていた。 モータースポーツディレクターのピット・ベイラーは、Motorsport.comに次のように語っている。 「MotoGPクラスに昇格すると、プレッシャーが掛かるものだ」 「そして個人的には、我々は素晴らしいMoto2ライダーを、あまりにも早くにMotoGPへ送り込み過ぎたと思う」 「つまり、Moto2で2度目の素晴らしいシーズンを送っても、それはライダー達を傷つけるようなものではないということだ。あのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)ですら、2年やっている」 「レッドブル・ルーキーズカップ、Moto3、Moto2と、下位カテゴリーを少し早く通過させすぎていたと思う。若く才能のあるライダー達はロケットのように通過してきているが、MotoGPクラスはまた別世界なんだ」 「だから、我々も1年後にアウグストを交代しようと言うつもりはない」 「ペドロ(アコスタ)を落ち着かせ、将来に向けてその才能を育て続けることに、むしろやる気が向いている」 「彼がこのパドックにおける、将来の”ダイヤモンド”であることは明らかだ。しかし、彼をMotoGPに昇格させることを急ぐべきではないと私は思っている」 Pedro Acosta, Red Bull KTM Ajo, recuperará en 2023 ...