キャロウェイがオデッセイの新作をアナウンス。先週の女子ツアー開幕戦で本格供給されていた▲ネックとAiフェースの合体作、『Ai-ONE TRI-BEAM』(税込49,500円/8形状)と『Ai-ONE MILLED TRI-BEAM』(税込71,500円/5形状)を4月下旬に発売する。 これが最近のツアートレンド「やや長め・全体重め」を捉えた新しい『Ai-ONE CRUISER』シリーズ【画像】 「オフセンターでも芯のようにしてしまう【AIインサート】と、フェース面がブレにくい【ラケットホーゼル】を同時搭載した『Ai-ONE TRI-BEAM』『Ai-ONE MILLED TRI-BEAM』の誕生です。ミスヒットへの強さは、もはや言うまでもありません。思い通りのボールスピードと方向性を安定して実現することにより、カップインや3パットを打たない確率は、これまで以上に高まるはずです」(同社広報) 競合する3月8日発売の▲ネック✕高MOIの“合体作”、テーラーメイド『Spide TOUR TRUSS』の価格(税込50,500円)を上回るか注目だったたが、オデッセイ『Ai-ONE TRI-BEAM』は、わずかに安い49,500円と下回っていた。 また、AIフェースを派生させ、最近のツアーで流行中の「少し長めでパター全体が重く安定する」特徴の『Ai-ONE CRUISER』シリーズ(税込52,800円/5形状)も3月15日に発売する。こちらは昨年話題になった『JAILBIRD』もラインナップするためか『Ai-ONE TRI-BEAM』より強気の価格設定だ。 ...
アストンマーティンF1は開幕戦バーレーンGPでは昨年ほどの好結果を残すことはなかったが、今後の開発プランによって成長していける自信があるという。 先日行なわれた2024年シーズンの開幕戦で、アストンマーティンはフェルナンド・アロンソが予選6番手と健闘したが、レースではポジションを下げ9位でのフィニッシュ。ランス・ストロールも10位と、ダブル入賞ではあるが昨年ほどの好結果とはいかなかった。 今週末には第2戦サウジアラビアGPが行なわれる。そしてアストンマーティンは早ければここで最初の新しいパーツが搭載される予定であり、今後も開発プランに自信を持っているとマイク・クラック代表が語った。 「我々は開発の進みを確認しているんだ」とクラック代表は言う。 「というのもあるレースが行なわれる時、開発はそのレースを走るマシンのレベルよりもさらに先を進んでいるからだ。そして、開発では有望なモノが見られている。だから自信が持てるんだ」 「(サウジアラビアGPに向けて)我々はマシンを改善するためにいくつか小さな発展があるだろう。接近できることを期待しているよ。そしてフェルナンドが昨日(2日目の予選)と同じように1周のタイムを出せるかどうかを確認しなくてはならない。我々が前進するために、更に役立つんだ」 バーレーンGPではレッドブルのマックス・フェルスタッペンが圧倒的な強さでレースを制した。追いかけるライバルチームが、今シーズン中にその差を縮めることは期待できるのだろうか? その点を訊かれたクラック代表は、次のように答えた。 「そこについては何も予測はできない。しかし我々には24戦があり、昨年は成長することができたし、復活することができた。この段階で終戦だとは言えないだろう」 「誰もが全力でプッシュしてくると思う。まわりには素晴らしいチームが参加しているし、どこかのチームが追いついたり、優れた開発をしてきても驚きはない」 「我々は今のところレッドブルとは争っておらず、我々の前のマシン、つまりマクラーレンとメルセデスと戦おうとしている。それが我々の縮める必要のある最初の一歩だ」 Lance Stroll, Aston Martin AMR24 and Valtteri Bottas, Stake F1 ...
2024年シーズンのF1が開幕し、バーレーンGPの予選が終了。各チームの序列が見えてきた。その中でマクラーレンのアンドレア・ステラ代表は、チームが「アストンマーティンやメルセデスに肩を並べる」までパフォーマンスを引き上げることができたと語った。 3月1日(金)に行なわれた予選では、ディフェンディングチャンピオンであるレッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得。上位にレッドブル、フェラーリ、メルセデス、アストンマーティン、マクラーレンの5チームがひしめき合った。 ステラ代表は、その中でもレッドブルとフェラーリの2チームは頭ひとつ抜け出していると考えている。というのもフェラーリのシャルル・ルクレールは0.228秒差で予選2番手となったものの、Q2トップ通過の際にはフェルスタッペンのポールタイムよりも速い1分29秒165をマークしているのだ。 そしてステラ代表は、マクラーレンはその2チームに及ばないものの、昨シーズンからコース上では1.8秒に相当するパフォーマンス向上を果たすことができたとして、アストンマーティンやメルセデスと拮抗していると推測した。 「改善点について話す時は一般的なところから始めたい」 予選を終えてステラ代表はそう語った。 「オフシーズン中の改善が我々の予想通り現実のモノとなったという事実を測ることができるから、今回のパフォーマンスは重要だと思う」 「昨年と比較すると1.8秒ほど向上している。この改善はオーストリアとシンガポール(のアップデート)やニューマシンであることを考慮していて、数字的な見地から言えるモノだ。アストンマーティンやメルセデスと肩を並べるに十分なパフォーマンスを持っているように見えるのはポジティブなことだ」 「レッドブルとフェラーリはまだ少しリードしていて、1分29秒1台で戦えるのはこの2チームだけだと思う。我々としては手が届かない領域だ。ランド(ノリス)がクリーンラップを刻んでいれば2〜3番手だっただろうが、レッドブルとフェラーリは他チームをわずかに上回るパフォーマンスを見せたと思う」 「我々は全体的なパフォーマンスを向上できたが、マシンのドライバビリティという点ではまだ望むところにはない。マシンを限界まで走らせると、バランスの面でいくつかの限界が露呈することになる。例えばコーナリング時の回頭性では、ドライバーがまだ少し苦労している」 「昨年のように寒いコンディションが助けになるのは間違いない。いくつかの機能を改善しようと我々は取り組んでいるところだ」 「我々が取り組んでいるいくつかのプロジェクトは改善に繋がると思うが、それを見ることができるのは数レースだけになる」 Sparks fly from Max Verstappen, Red Bull Racing ...
マインツvsボルシアMG 試合記録 【ブンデスリーガ第24節】(OPELアレーナ) マインツ 1-1(前半1-0)ボルシアMG [マ]ヨナタン・ブルカルト(12分) [ホ]N. Ngoumou(55分) [マ]ドミニク・コール(84分) [マ]レアンドロ・バレイロ・マルティンス(50分)、ドミニク・コール2(58分、84分)、フィリップ・エムウェネ(81分)、ナディエム・アミリ(90分+3)、B. Henriksen(56分) [ホ]N. Ngoumou(43分) 観衆:33,305人 [マインツ] 先発 GK 27 ロビン・ツェントナー DF ...
2024年2月29日の世界耐久選手権(WEC)シリーズ開幕に向けて、TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ)は、あらためてチーム体制、マシン、カラーリングを紹介するともに、レース直前情報を公開した。 2024年仕様のトヨタGR010 ハイブリッド 2台体制でワークス参戦 WECの2023年シーズンは、激戦が予想される中、王者トヨタが6勝(7号車が4勝、8号車が2勝)をあげ、5シーズン連続となるダブルタイトルを獲得した。ル・マン24時間ではフェラーリに優勝をさらわれたが、結果的に、ポルシェ、フェラーリ、プジョー、キャデラックらの挑戦を退けた。 2024年型トヨタGR010 ハイブリッド。フロントヘッドライトのデザインが大きく変わった。 しかし今シーズンは、新たにアルピーヌ、BMW、ランボルギーニ、イソッタ・フラスキーニが参入、ポルシェ、フェラーリ、プジョー、キャデラックも雪辱を期してマシン開発を進めており、今年は簡単ではないシーズンとなりそうだ、 そんなトヨタは、今シーズンも経験豊富で実績のあるドライバーを揃えた2台体制で参戦。7号車GR010 ハイブリッドは、チーム代表の小林可夢偉とチーム10年目のマイク・コンウェイ、新加入のニック・デ・フリース(2021-22フォーミュラEチャンピオン)がドライブ。8号車GR010 ハイブリッドは、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮というチャンピオントリオで、3年連続のドライバータイトル獲得に挑む。 【7号車トヨタGR010 ハイブリッド】 ■小林可夢偉 「今シーズンのハイパーカークラスの競争は、これまで以上に厳しくなると思っています。好成績を残していくのはより難しくなると思いますが、その分、特別なものになりますし、チームの皆が本当にやる気に満ちています。昨年、我々は世界耐久選手権でチャンピオンを獲得しましたが、ル・マンでは優勝を逃したので、その奪還が今年の最大の目標です。耐久レースでは、成功するには車のパフォーマンスだけでなく、メカニック、エンジニア、ドライバー全員が完璧に機能するチームワークが必要です。激しい競争の中で、我々はさらにハードにプッシュする必要があり、チーム全員による最高のチーム力が必要だと思っています」 ■マイク・コンウェイ 「10年というと長いようですが、過ぎてしまえばあっという間でした。様々なレースカーと、様々なチームメイトと共に多くの楽しい時間を過ごし、思い出深いです。毎年楽しかったですが、今年も同じように楽しめるでしょう。我々7号車は昨年4勝を挙げており、今年もそのままの勢いで戦えることを期待しています。ライバルがさらに増え、戦いはさらに厳しくなりますが、我々には勢いがありますし、それを活かしていかなくてはなりません。カタールは誰にとっても初めてのコースなので、力強いパフォーマンスで良いスタートを切りたいと思います ■ニック・デ・フリース ...
トヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームは2024年1月4日付けで、国際自動車連盟(FIA)により「GRヤリス ラリー2」の公認を得たと発表した。 トヨタGAZOOレーシングWRT GRヤリス ラリー2がFIAの公認車両に 「ラリー2」規則のラリーカーは、従来は「R5」と呼ばれていたラリーカーで、ワークスチームではないカスタマー・ラリーチームのために提供される。量産車をベースに、FIAが定める「ラリー2」の車両規則に従って改造が加えられており、世界ラリー選手権(WRC)に出場可能。ワークスチームが戦うトップ・カテゴリーの「WRラリーカー(ラリー1 ハイブリッド)」の下に位置するクラスとなる。 なお、ラリー2の公認を得るためには、ベース車両はシリーズ全体で2万5000台以上、直接ベースモデル(GRヤリス)は連続する12ヶ月間で2500台が生産された実績を持つ4座席の量産車であることが求められる。 GRヤリス ラリー2の車両は2022年のラリージャパンで初披露されており、その後は全日本ラリー選手権への実践投入も行なうかたわら公認取得のための熟成を進め、1月4日にFIA国際自動車連盟の公認に至った。 2022年ラリージャパンでベールを脱いだGRヤリス ラリー2 このFIAの公認を取得したことで、GRヤリス ラリー2は世界のラリー・ユーザーに販売を開始する。そして初戦は、1月25日~28日に開催されるモンテカルロ・ラリーには、1号車を納車された豊田章男会長が率いるルーキー・レーシングを始め、合計4チームがWRC2クラスに参戦することになっている。 GRヤリス ラリー2の車両は、1620cc(ボア・ストローク:87.5mm×89.7mm)の3気筒ターボ・エンジンを搭載し、規則により直径32mmのエアリストリクター(吸気量制限リング)を装着。最高出力は280ps程度が想定されている。 トランスミッションは5速シーケンシャル式を搭載。4WDシステム、前後のデフには競技用LSDを組み合わせている。 ラリー2規定の車両は、パワーウェイトレシオは4.2kg/psに抑えられ、販売価格もFIAの規則により上限が決められ、現在の為替レートで3140万円以下となっている。 トヨタ GAZOOレーシング 関連記事 ...
アストンマーティンからF1に参戦するフェルナンド・アロンソは、あるスペシャルなマシンを手に入れた。 2度のF1世界チャンピオンであるアロンソが購入したのは、2019年のドイツ・ツーリングカー・選手権(DTM)に投入されたクラス1規定のアストンマーティン・ヴァンテージだ。 このヴァンテージは、アストンマーティンからライセンスを受けたRモータースポーツがDTM参戦用に製造した5台のうちの1台。アロンソはエンジンビルダーであるHWAから非公開の金額で購入した。 クラス1規定は、かつてDTMで使用された日本のスーパーGT・GT500との共通レギュレーション。2シリーズで車両規格の統一が行なわれたものの、DTMでは参戦メーカーの相次ぐ撤退により2020年シーズン限りで廃止となった。Rモータースポーツは2019年単年のみの参戦に留まった。 そんな背景を持つクラス1規定のヴァンテージだが、アロンソはこのマシンを購入する際に助手席を取り付けた。これはレーシングカーによくある改造で、HWAは納車を前に、ふたり乗りを可能にするため燃料タンクのサイズを縮小して追加のシートを入れた。 「フェルナンドはマシンが売りに出されていることを知っていて、我々に連絡してきた」 HWAのマネージングディレクターであるマーティン・マルクスはmotorsport.comの姉妹誌であるMotorsport-Total.comに語った。 このヴァンテージは、2023年9月にマドリード近郊のハラマ・サーキットで行なわれたアロンソの個人スポンサー主催のファンイベントで正式に引き渡された。 このイベントには2000人以上が参加し、Rモータースポーツから2019年のDTMに参戦したダニエル・ジュンカデラもこの場に出席し、アロンソにマシンのノウハウを授けた。 Fernando Alonso testing the Aston Martin Vantage AMR Class One Photo ...
2023年11月5日、モビリティリゾートもてぎで「2023 AUTOBACS SUPER GT Round8 MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL」の決勝が行われ、36号車au TOM’S GR Supraが第7戦に続き連勝で今季3勝目を達成。2023年シーズンのシリーズチャンピオンに輝いた。2位に23号車MOTUL AUTECH Z 、3位には17号車Astemo NSX-GTが入った。(文:河村大志/写真:GTA) 三つ巴の最終決戦 青空の中に雨雲が点在する読めないコンディションの中、最終戦のスタートが切って落とされた。 ...
2023年10月15日、オートポリスで「2023 AUTOBACS SUPER GT Round7 AUTOPOLIS GT 450km RACE」の決勝が行われ、GT300クラスでは52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GTが予選4番手から優勝し今季2勝目、前戦SUGOに続き連勝となった。2位に2号車muta Racing GR86 GT、3位には31号車apr LC500h GTが入った。(文:河村大志/写真:GTA) 序盤からトップにたった52号車がポジションを守り切り優勝 2号車がポールポジションからスタートするも、52号車が序盤からリードする形となった。 最終戦前の天王山である第7戦オートポリスだが、今年は同サーキットでは初の450kmでのレースとなった。タイヤに厳しくオーバーテイクが難しいオートポリスなだけに各チームどのような作戦を立ててきたのかにも注目が集まった。 例年に比べ肌寒い天候となった今年のオートポリスでの第7戦は2号車muta ...
2023 年のスーパーGTシリーズも残すところ2戦。10月14日(土)、15日(日)に大分県日田市にあるオートポリスで第7戦が行なわれた。レース距離は450kmに伸延され2回のピットインが義務付けられているレースだった。 SUBARU BRZ GT300はシリーズランキング7位。トップとは19点差で、僅かながらチャンピオンの可能性を残していた。が、#52の埼玉トヨペットGB GR Supra GTが今季2勝目を挙げ、BRZ GT300の逆転チャンピオンの可能性を打ち砕いた。 キーはタイヤ選択 今季のBRZ GT300は優勝が一度もなく、また2回のポールポジションを獲得しながらも優勝には届かないレースになっていた。ドライバーをはじめチームの誰もが喉から手が出るほど欲している優勝を目指し、オートポリスに出陣をした。 土曜日の午前、公式練習でいつものようにマシンのセットアップをしていく。2021年シーズンから新型となったBRZ GT300は、これまで数多くの走行データを蓄積し、より精緻なセットアップが可能になっている。 前レースで課せられた特別BoP(性能調整)の+15kgは、今回はなく、これまで通りのBoP+65kgと獲得ポイントによるサクセスウエイトも半減され47kgをプラスし、合計1312kgの重量で参戦した。前年2022年のオートポリスは1276kgだったので、今季のほうが重い。 そして気になるポイントとしてタイヤを挙げていた。小澤正弘総監督は「ここは火山灰の影響でタイヤへの攻撃性が高く、スリッピーな路面でタイヤ選択が難しい」と話す。決勝でもベストマッチしたタイヤ選択がキーになるとも言う。 マシン重量を跳ね返すタイムアタック 予選はA組、B組に分かれ、BRZ GT300はB組で井口卓人が走る。午前中の公式練習でも二人揃って全体2位、3位付近のタイムを計測しており、順調にセットアップが決まったことがわかる。井口は計測3周目にアタックをし、1分42秒693でB組トップタイムをマークしQ1予選を通過した。コースレコードは1分42秒039なので、車両重量を考慮すれば上出来なタイムだ。 Q1予選に挑む井口卓人とガッチリ握手を交わし山内英輝が送り出す ...
■GT300クラスは埼玉トヨペットGB GR Supraが2連勝でランキングトップを維持 ■SUPER GT第7戦SUGO、GT500クラス決勝結果(トップ10) ■SUPER GT第7戦SUGO、GT300クラス決勝結果(トップ10) 大分県・オートポリスで15日、SUPER GT第7戦 オートポリスGT450kmレースの決勝レースが行われ、12番グリッドからスタートした#36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が凄まじい追い上げをみせ優勝。ランキングトップに立った。 今シーズンも残すところ2戦となり、タイトル争いも終盤を迎えた。約450km、97周で争われる今大会は2度の給油義務が課せられ、1人のドライバーの最大乗車周回数はレース全体の3分の2までと決められている。この規則を守りながらどんなピットストップ作戦を使うかが、勝敗を大きく分ける要因となる。 前日に行われた予選では14ポイント差でランキング4位につける#16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)がポールポジションを獲得。#19 WedsSport ...
予選12位から優勝した36号車 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋) SUPER GT第7戦オートポリスが10月14日~15日の2日間にわたってオートポリスインターナショナルレーシングコースにおいて開催された。10月15日の午後には決勝レースが行なわれ、GT500は予選12位からスタートした36号車 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が大逆転で優勝した。36号車はこの結果によりポイントリーダーに浮上して、最終戦(第8戦)のモビリティリゾートもてぎへ向かうことになる。 GT300は52号車 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰/野中誠太)が第6戦スポーツランドSUGOに次いで2連勝を実現し、2位に20点という大差をつけて最終戦に向かうことになる。 GT300クラスを優勝した52号車 埼玉トヨペットGB GR Supra ...
GT500のポールポジションを獲得した16号車 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹、BS) SUPER GT第7戦オートポリスが10月14日~15日の2日間にわたってオートポリスインターナショナルレーシングコースにおいて開催されている。14日には予選が行なわれ、日曜日の決勝レースに向けたグリッド順が決定した。 GT500のポールポジションを獲得したのは、第5戦鈴鹿で優勝した16号車 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹、BS)で、コースレコードをマーク。GT300は2号車 muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響/加藤寛規、BS)で、こちらもコースレコードをマークした。 2号車 muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響/加藤寛規、BS) GT500クラス ...
David Alonso, GasGas Aspar Team MotoGP第12戦サンマリノGPのMoto3クラス決勝が行なわれた。優勝はダビデ・アロンソ(Gaviota GASGAS Aspar Team)だった。 サンマリノGPのMoto3クラスの予選では日本人ライダーが好調な走りを見せ、佐々木歩夢(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)と鳥羽海渡(SIC58 Squadra Corse)がそれぞれ2番手と3番手を獲得。フロントロウから決勝レースに臨むことになった。 決勝(全20周)はポールシッターのジャウマ・マシア(Leopard Racing)がしっかりと先頭をキープしてスタート。マシアは今回逃げを打つつもりのようで、オープニングラップから2番手以下を大きく突き放すハイペースを発揮。3周目には1秒差に広がっていた。 2番手争いでは佐々木やディオゴ・モレイラ(MT Helmets ...
ポルシェの世界耐久選手権(WEC)カスタマーチームであるプロトン・コンペティションは、第6戦富士6時間耐久レースで9位フィニッシュとなったものの、“異常な”問題がなければ4〜5位のフェラーリ勢を上回れたかもしれないとドライバーのニール・ジャニは考えている。 プロトンは第5戦モンツァ6時間耐久レースから、カスタマー用ポルシェ963をWECハイパーカークラスに投入。富士が2戦目となったが、ジャニとハリー・ティンクネル、ジャンマリア・ブルーニがシェアする99号車ポルシェは、2時間経過時点で50号車フェラーリ499Pを交わしてトップ5に入るなど、競争力があることを示した。 しかしティンクネルがレーススタートからのダブルスティントを終えて、ブルーニにドライバー交代を行なう際、99号車ポルシェのシートベルトにトラブルが発生。プロトンはガレージ内で5分以上のストップを強いられた。 結果的にプロトンは、優勝した7号車トヨタGR010ハイブリッドから8周遅れの9位に終わった。 レース後、ジャニはフェラーリ勢を打ち負かして4位を掴むチャンスを失ったと嘆いた。 「色んな可能性があった」とジャニはmotorsport.comに語った。 「僕がマシンに乗り込んだ時、(6号車)ポルシェと2台のトヨタのすぐ後ろだった。スティント全体を通して僕は彼らの後ろを走ることができた」 「ベルトがバックルから外れてしまったんだ。ベルトを締めるために引っ張る部分がバックルを突き破って外れてしまった。それでもうベルトを締めることができなかったから、ベルト全体を交換しなきゃならなかった。まさに異常事態だった。あんなの見たことないよ」 「4位でフィニッシュできたはずだったから、残念だよ。僕らはフェラーリよりも速かったんだ。ペースで彼らを上回っていた。今週末のマシンが新車だったことを考えると、事前テストをしていない時はこういうことが起こり得るということだね」 「ドライバーラインナップも良いし、ペースもある。あとは少しマイレージを稼いで、論理的に未解決な細かいところを整理するだけだ」 ジャニが言うように、プロトンが富士で走らせたポルシェ963は、7月のモンツァで走ったシャシーとは異なる2台目。1台目と同様に、2台目もポルシェのヴァイザッハ本社で10周のシェイクダウンを行なっただけだった。 ティンクネルは次のようにレースを振り返った。 「上手くいっていただけに残念だね。ピットストップの前はカラド(ジェームス・カラド/51号車フェラーリ499P)のすぐ後ろにいた。僕のスティント後半は本当に良かったし、フェラーリ勢と一緒に走れた」 「テストをしてないことを考えれば、マシンのペースは素晴らしいモノだった。FP3での5番手は本物だと思う」 「プロトンは既存のプロトタイプチームじゃないし、自分たちがプログラムのどこにいるかを考えると、僕らは自分たちの体重以上のパンチを繰り出していると思う」 プロトンと同じポルシェのカスタマーチームであるJOTAもまた、富士で苦しんだフェラーリを打ち負かすチャンスを逃したことを嘆いた。 ここには、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタが5番手を走行中、ターン10で他車と接触を起こしてドライブスルーペナルティを科されたことが大きく関係している。皮肉にも、ダ・コスタが接触した相手はLMP2クラスに参戦しているJOTAの28号車だった。 このペナルティにより、ダ・コスタ、ウィル・スティーブンズ、イェ・イーフェイがシェアする38号車ポルシェは51号車フェラーリ勢から22秒遅れの6位でチェッカーを受けた。 ...
◇オートバイロードレース世界選手権シリーズMotoGP第12戦サンマリノGP決勝(10日、ミサノワールドサーキット・マルコ・シモンチェリ) 例年「日本グランプリの2レース前」というイメージがあるサンマリノGP。今年も同様、日本GPまであと2戦となりました。4月のスペインGPから続いてきた”ヨーロッパラウンド”の締めくくり。Moto3では2戦連続して日本勢5人がポイント圏内でフィニッシュしました。 ■Moto3クラスは大混戦 Moto3で年間タイトル争い2位につける佐々木歩夢選手(日本/ハスクバーナ)は2番グリッド、フロントローからスタートも7位で9ポイント獲得。チャンピオンシップリーダーのダニエル・オルガド選手(スペイン/KTM)が16位で2戦連続ノーポイントだったため、2人の差は4Pまで縮まりました。 次のインドGPで佐々木選手が優勝すれば自力でポイントリーダーになれます(獲得ポイント=優勝:25P/2位:20P/3位:16P/4位:13P/5位:15P、以下15位のライダーの1Pまでポイント獲得)。 しかし、ランク3位~5位までのライダーたちも一気に差を詰めオルガド選手から21ポイント以内にひしめく『大混戦』となっています。 Moto3の日本勢は2戦連続今季3度目の全ライダーポイント圏内でのフィニッシュとなっています。鳥羽海渡選手が6位、古里太陽選手は11位、山中琉聖選手が14位、鈴木竜生選手が15位でした。 【Moto3クラス ランキング *⑫サンマリノGP終了時点】 1.オルガド(スペイン/KTM) 161P 2.佐々木(日本/ハスクバーナ) 157P 3.マシア(スペイン/ホンダ) 149P 4.オンジュ(トルコ/KTM) 144P 5.アロンソ(コロンビア/ガスガス) 140P Moto3に参戦するライダー 鈴木竜生選手(左上)、山中琉聖選手(右上)、鳥羽海渡選手(左下)、古里太陽選手(右下)【画像:motogp.com】 日テレNEWS ■Moto2クラス 小椋藍が粘りの走り ...
「狭いホールでも操作性がいいので、しっかり振り切れた」 国内女子ツアー公式戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で、20歳のルーキー神谷そらが初出場初優勝を遂げました。神谷が使っていたドライバーとアイアンは、最終日翌日の9月11日にヤマハから発表された2024年モデル。アイアンは4月のフジサンケイクラシックで優勝したときから使っていましたが、ドライバーは8月中旬の試合から使い始めたばかりです。 重心調整ウエートを一番前にして球の高さを抑えている神谷そら 写真:Getty Images 新ドライバーについて神谷そらは次のように話しています。 「感触はすごくいいです。安定感が増して操作性が良くなりました。狭いホールでも操作性がいいので、しっかり振り切れたと思います」 【写真】ヤマハの新作「RMX VD」シリーズドライバー3機種をよく見る 最新モデルの「RMX VD」には3モデルのヘッドがありますが、その中から「RMX VD/M」を選んだ理由についてはこう語ります。 「テスト段階から3モデルの中で一番構えやすいと思いました。打った感触も一番良くて、今までのドライバーで一番操作性があると思いました。私はドローヒッターなのですが、このドライバーは狙った通りのドローボールが出てくれました。ティーショットのイメージが湧きやすくなった印象です」 神谷そらが使っている「RMX VD/M」は、ソール部分にフェース・バック方向のスライドウエートが搭載されています。神谷そらは最もフェース側(LOW)に設定しています。今シーズンの神谷そらの平均飛距離259.69ヤードはツアーNo.1。ヘッドスピードも女子ツアーでトップクラスなので、打球の上がりすぎを抑えて飛距離を稼いでいるのでしょう。 一方、新アイアンについては次のような話をしていました。 「前のアイアンを5年くらい使っていて、なかなか新しいアイアンに替えられなかったのですが、このアイアンはテストしてすぐに替えられました。顔が小さめでラフからの抜けが良いところが気に入っています」 もう一つ、神谷が初優勝時から替えていたのがパター。実はそのとき使っていたのはエースパターではなかったようです。 「常にパターは2本持っていて、(初優勝した)フジサンケイはコーライグリーンなので、普段使っていないほうのパターを使いました。その後も2本を使いわけていたのですが、今週はエースパターのフェースだけ変えてもらいました。火曜日に届いたばかりなのですが、もともとの形がすごい好きで打感が柔らかくなったので、距離感が合うようになりました」 新ドライバーを使って平均飛距離はトップ、改良したエースパターでパッティングの調子も上向き。神谷そらの大活躍はまだまだ続きそうです。 ...
2023年9月9日 開催 メディア4耐は、夜まで走る耐久レース 「第33回 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」(通称:メディア4耐)が9月9日に開催され、2023年は4年ぶりに9月開催&4時間フルのレースが戻ってきた。Car Watchチームは19位完走。成績は上位ではないものの盛りだくさんの出来事と奇跡の1日だった。 ワンメイク耐久レースが完全復活 使用するクルマはレース名のとおりマツダの「ロードスター」で、一切の改造を許されない各車同一仕様のワンメイクレース。しかも、エンジンを整備することもタイヤ交換もなく、マツダが油脂類まですべてイコールコンディションで用意したND型のロードスターに乗り、純粋にドライバーの腕と戦略のみで戦う。 われらが64号車 CarWatch ロードスター レースに使うロードスターの仕様は1.5リッターの6速MT仕様。エンジン、トランスミッション、排気系はノーマルで無改造。コンディションに差が出ないよう、マツダによって毎年メンテナンスがなされている。 専用装備としては、マツダ製専用ロールバー、ビルシュタイン製車高調整機構付きダンパー、ブリヂストン「POTENZA Adrenalin RE004」(195/50R16)、エンドレス製ブレーキパッド「MFE1」、ブリッド製専用フルバケットシート(助手席レス)、CUSCOレーシングハーネス 6Points FHR(HANS専用)。油脂類はエンジンオイルにGulf ARROW GT30、ギヤオイルにGulf PRO ...
【注目2歳馬】ラスト11.6-11.1の加速ラップで3馬身半差V エピファネイア産駒フォルラニーニ ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸) 4角でやや外へ膨れるも 秋競馬の開幕日となった9月9日(土)の中山5R・芝2000m戦を制したのはエピファネイア産駒のフォルラニーニ(美浦・手塚貴久厩舎)。伯父にサトノダイヤモンドがいる良血が鮮やかな走りを見せた。 台風の影響により前日には106.0mmの雨量を計測し、一時は不良まで馬場は悪化していた。しかし、レース当日の朝5時30分の測定では重、その後1R終了後に雨粒が落ちてきたが一時的なもので、最終的に稍重で新馬戦の時間を迎えた。 フォルラニーニは10頭立てでまずまずのスタートを切ると、道中は2番手を追走。レースラップは12.7-11.3-12.6-12.7-13.3、中盤にかけてペースが落ち着き1000m通過は1:02.6だった。 残り600m標識を過ぎたあたりで外からじわっと先頭へと並びかけていくも、4角から直線に向くところでやや外へと膨れる場面も見られた。それでも鞍上のC.ルメール騎手の肩ムチですぐに立て直され、最小限のロスにとどめると直線は逃げたエクセルゴールドとの一騎打ちとなった。 残り200mを切ったところで振り切ると、後は突き放す一方で最終的には3馬身半差を付けた。稍重で2:02.7という勝ちタイムもまずまずの評価ができるとともに、ラスト11.6-11.1と最後まで加速したラップは能力の高さを示す数字だと言えるだろう。中距離重賞戦線での活躍を期待したい。 2歳戦好調の木村哲也厩舎 秋競馬2週目は3日間開催となる。6月に2歳戦が始まって以降、【5-1-2-4】勝率41.7%、連対率50.0%、複勝率66.7%と好調の美浦・木村哲也厩舎からデビュー予定の3頭をピックアップする。 16日(土)の阪神芝1600m戦にはモーリス産駒のシャトーディフがルメール騎手騎乗でデビュー予定。母はデイリー杯2歳Sなど重賞2勝をあげたジューヌエコールという良血。栗東で調整されており、1週前にはCWコースで6F81.9-67.5-53.0-38.1-24.4-12.4というタイムが出ている。 同日の中山芝1800戦にJ.モレイラ騎手騎乗でデビュー予定なのが、エピファネイア産駒のマーシャルポイント。1週前の6日(水)には美浦Wコースで併せて遅れをとったが6F83.3-68.6-53.7-39.0-25.0-11.9。10日(日)にも6F85.9-67.6-52.3-37.8-24.0-11.5と乗り込まれている。 18日(月・祝)の中山芝1600m戦でデビューを予定しているエピファネイア産駒のアルセナールは、半姉にナミュール、ラヴェルがいる良血。こちらも6日(水)に美浦Wコースで6F83.6-69.3-55.0-40.3-25.9-12.3、10日(日)に6F86.7-68.4-53.2-38.7-24.2-11.5をマークしている。姉たち同様に早い時期から活躍できるのか、デビュー戦の走りが楽しみだ。 ライタープロフィール 三木俊幸 編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。 ・
フィット感と安定性を大幅に向上させた軽量モデル 多くのツアープロから支持されているフットジョイのゴルフシューズのラインナップに、ブランド史上最軽量クラスとなるスパイクレスシューズ「FJ SUPERLITES XP Spikeless BOA(FJ スーパーライト エックスピー スパイクレス BOA)」が加わりました。 ブランド史上最軽量クラスで、フィット感と安定性も大幅に高めたフットジョイのスパイクレスゴルフシューズ「FJ SUPERLITES XP Spikeless BOA」 【画像】軽い上にフィット感も抜群! フットジョイの新作ゴルフシューズを写真で見る(12枚) 本作は、2021年に誕生した前モデルの軽量性を維持しながら、フィット感と安定性を大幅に向上させたモデル。さらなるパフォーマンス(XP=EXTRA PERFORMANCE)を発揮する構造になっています。 ミッドソールとアウトソールには、前作と同様、FTF ...