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バレンティーノ・ロッシ、2023年も四輪レース続行へ。BMWへスイッチのWRTでGTワールドチャレンジ継続参戦

 MotoGPで9度チャンピオンに輝いたレジェンドライダーのバレンティーノ・ロッシ。2023年シーズンも、彼はGTワールドチャレンジ・ヨーロッパへ引き続き参戦する。

 ロッシは2021年限りでMotoGPの現役を引退したが、レースへの活動は継続。2022年には四輪レースへと転向し、Team WRTに加入しGTワールドチャレンジ・ヨーロッパへフル参戦した。

 耐久とスプリント、そのどちらにもロッシは出場。ニコ・ミュラーとフレデリック・ベルビッシュと共に、ベストリザルト5位を記録している。

 2023年に向けてWRTはそれまでのアウディとの関係を終了し、新たにBMWへとスイッチすることが、今年中盤には既に明らかになっていた。ロッシの来季についてはそれから明らかになっていなかったが、12月16日にチームが来季体制を発表。2023年も引き続きWRTから46号車 BMW M4 GT3駆り、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパへ参戦すると明かされた。

 なおチームメイトには変更があり、スパ24時間、ル・マン24時間で優勝経験もあるマキシム・マルタンとアウグスト・ファルフスのふたりとチームを組むことになる。

 そしてロッシは、来年2月4~5日に行なわれるバサースト12時間レースへこの体制で初出走することも合わせて明らかにされた。

バレンティーノ・ロッシ、2023年も四輪レース続行へ。bmwへスイッチのwrtでgtワールドチャレンジ継続参戦

WRT is switching allegiance to BMW in 2023, competing with the BMW M4 GT3 across SRO’s championships.

Photo by: SRO

 チーム代表のヴァンサン・ボッセは次のようにコメントしている。

「BMWとの新しいパートナーシップの推進と、2023年シーズンに向け準備を進めているため、非常に忙しく、そしてワクワクする期間となっている」

「我々は今回明らかにしたようにビッグネームを迎え、歓迎できることを非常に嬉しく思っている」

「ドバイでの最初のレースはすぐそこに迫っており、その後すぐ、バサーストでBMW M Team WRTとしてデビューすることになる」

「この先の出来事に我々は非常にワクワクしており、コースに出るのが待ちきれない気分だ!」

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