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高速降りずに楽しめる「ハイウェイオアシス」知ってる? SA・PA超えの充実度!? 最近できた「関東最大級の遊び場」も

SA・PA超えの充実度!? 「ハイウェイオアシス」とは

 高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)は、トイレや休憩施設だけでなく、レストランや売店などさまざまなお店やサービスがあります。

 

 このSAやPAには「ハイウェイオアシス」を併設しているところもありますが、どのような施設なのでしょうか。

高速降りずに楽しめる「ハイウェイオアシス」知ってる? sa・pa超えの充実度!? 最近できた「関東最大級の遊び場」も

ハイウェイオアシスとはどんな施設? (画像:川口ハイウェイオアシス)

ハイウェイオアシスとはどんな施設? (画像:川口ハイウェイオアシス)

 NEXCO中日本によると、ハイウェイオアシスは「サービスエリアやパーキングエリアに接続し、高速道路を出ることなく、公園などの潤いスペースを利用できる施設」と説明。

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 一般的なSA・PAとは異なり、単なる休憩施設としての機能だけではなく、その地域の特色ある情報やサービスが提供されている施設です。

 ハイウェイオアシスの多くは高速道路のICを出ることなく、SAやPAの駐車場から徒歩で隣接する公園やレクリエーション施設を利用できるほか、高速道路を使わないクルマも一般道からアクセスすることが可能です。

 また、SAやPAの上り線と下り線のどちらからも徒歩でアクセスできる施設のほか、どちらか一方からのみ直接利用でき、上下線の反対側からは併設されたスマートICから一般道を経由する必要のある施設などがあります。

 では、ハイウェイオアシスには具体的にどういった施設があるのでしょうか。

 最近では2022年4月に首都高初の「川口ハイウェイオアシス」がオープンしています。

 この施設は川口線上りの、川口JCTから進んだ川口本線料金所の先にある川口PAに誕生し、川口市が運営する大型公園の「イイナパーク川口」と連結。一般道だけでなく首都高からもアクセスできるようになり、地元の公園利用者と首都高利用者が一緒の施設を利用できる形になっています。

 施設の大きな特徴のひとつに遊具施設「ASOBooN(アソブーン)」があります。

 玩具メーカーのボーネルンドがプロデュースし、首都高速道路サービスが運営する全天候型の屋内外遊び場です。その規模は関東最大級といいます。

 かつて川口PAにあった食堂や売店などの商業施設は公園側に移転し、店舗の面積や座席数もそれぞれ約2倍に拡充。

 食堂メニューが充実し、近隣住民の利用も意識し、コーヒー・スイーツ・ホットスナックなどのカフェメニューや軽食も拡充しています。

 ほかにも、上信越道の佐久平PAに併設されている佐久平ハイウェイオアシス「パラダ」には、初心者から上級者までに対応した7つのコースを持つ、高速道路から気軽に立ち寄れるスキー場があります。

 パラダは南パラダと北パラダの2つのエリアに分かれており、南パラダには佐久平PA上り線の専用駐車場からエスカレータを利用して直接徒歩で、北パラダには佐久平PAのスマートICから一般道を通って行くことができます。

 パラダにはスキー場のほか、アウトドア施設や日帰り温泉もあり、夏にはキャンプやバーベキューなど、季節を問わず楽しめる施設です。

 また、東海北陸道の川島PAには「河川環境楽園・オアシスパーク」が隣接しており、世界最大級の淡水魚水族館「アクア・トトぎふ」や、大観覧車などのアトラクションのほか、手ぶらでバーベキューが楽しめる「BBQキャンバス」などの施設があります。

 オアシスパークは総面積53.4haの大規模な複合型公園で、木曽川の自然や文化を再現した木曽川水園などの屋外施設だけでなく、グルメ施設や「パワーストーンの宝探し」など雨の日でも楽しめる屋内施設なども充実しています。

 このように、全国には個性的なレジャー施設やアトラクションなどを持つハイウェイオアシスが20か所以上あります。

 ハイウェイオアシスを目的地として、高速道路を使ってドライブしてみるのも良いかもしれません。

※ ※ ※

 高速道路のハイウェイオアシスでは、大型公園やレクリエーション施設を高速道路から降りることなく楽しめます。

 施設によってさまざまなレクリエーション施設があり、バーベキュー施設や日帰り温泉が利用できるほか、スキー場や水族館があるなど個性的な施設もあるため、家族や友人とのお出かけにもおすすめです。

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