現代自動車のEV「アイオニック6」=現代自動車提供(c)news1
米国の有力自動車専門評価ウェブサイト「カーズドットコム」は16日(現地時間)、2024最高の価値車両を発表した。カーズドットコムは、EVをはじめ、スポーツ用多目的車、ピックアップトラックなど、7つの部門に分けて最高の価値車両を選定した。選定基準は販売価格をはじめ、燃料効率性、利便性などだ。
現代自動車のアイオニック6は、EV部門の最高価値車両に選ばれた。カーズドットコムはアイオニック6について、1回の充電で361マイル(580㎞)走行が可能で、年間燃料費550ドルと紹介した。カーズドットコム側は、アイオニック6の広範囲な走行距離と革新的な技術は、消費者に驚くべき価値を提供すると評価した。
現代自動車・起亜自動車は信頼できる評価結果を基に、米国市場での販売拡大を続ける。特にEV部門を席巻しただけに、米国のEV市場でシェアを伸ばしていくという目標だ。
米国の自動車市場調査機関「コックスオートモーティブ」によると、今年第1四半期(1~3月)の現代自動車(ジェネシスを含む)・起亜自動車のEV販売台数は2万2936台で、前年同期の1万4691台より56.1%増加した。
現代自動車米国販売法人のリッキー・ラオ製品企画ディレクターは「EVに関心がある顧客の参入障壁を下げることが最優先課題の一つだ。電動化のための目標達成に役立ち、最高の価値ある自動車に選ばれたことも、その効果の証拠」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News