SOUNDPEATSは、独自開発のクロスオーバー技術を採用した、同軸デュアルダイナミックドライバー搭載の完全ワイヤレスイヤホン「Engine 4」を6月27日に発売した。価格は8,480円。カラーはブラックスティール。
ドライバーは、PUにチタンメッキを施した3層構造の10mm径PET複合振動板と、同じくチタンメッキを施した6mm径ののPET振動板を同軸上に配置したデュアル構成。これにより、力強く迫力ある低音と、クリアで明るい中高域を実現したという。
独自のデュアルクロスオーバー技術は、物理的なクロスオーバーと、電子回路によるクロスオーバーを組み合わせたもの。
物理的なクロスオーバーでは、低域と高域それぞれに独立した音導管を割り当てることで、分割されている周波数帯域間の違和感低減とスムーズな音調を図った。電子回路のクロスオーバーでは、演算により高・中・低の各音域をバランスよく分離するという。
通信はBluetoothで、コーデックはLDACのほかAAC、SBCをサポート。LDAC対応の再生機と組み合わせると最大96kHz/24bitの信号処理が可能で、ハイレゾ相当の高音質で楽曲を再生できる。日本オーディオ協会が定める「ハイレゾオーディオワイヤレス」認証も取得した。
このほか機能面では、マルチポイント接続やENCノイズキャンセリングに対応。マイクは片側1基の合計2基を内蔵する。防水性能はIPX4に準拠。
最大再生時間はイヤホンのみで約12.5時間、充電ケース併用で約43時間。ケースの充電端子はUSB Type-C。重さはイヤホン1個が約6.5g、イヤホン2個と充電ケース合計で約43g。