日産自動車、フォーミュラEの2024年東京大会におけるオフィシャル レースパートナーシップを締結
東京E-Prixは、東京ビッグサイト周辺の市街地コースで行われる。全長2.58km、18コーナーからなるこのコースは、3つの長い直線と、技術的なタイトなターン、高速のコンビネーションが特徴だ。これにより、東京の市街地を背景に、前例のない体験をファンに提供すると期待される。
この歴史的なレースとのパートナーシップは、日産のイノベーションと持続可能性への取り組みを戦略的に拡張するものであり、先進的な素材の使用、リサイクル技術、社会的イニシアチブにおける同社の進歩を強調する。これは、電気自動車の普及と開発を進めるフォーミュラEのミッションと一致する。
また、日産は自社チームのほか、カスタマーチームであるNEOMマクラーレンフォーミュラEチームにもパワートレインを供給し、最先端のソフトウェアとエンジニアリングのさらなる開発とテストを可能にしている。
日産フォーミュラEチームのマネージングディレクター兼チームプリンシパルであるトマソ・ヴォルペは、「日産は、歴史的な初の東京E-PrixでフォーミュラEとのパートナーシップに興奮している。このコラボレーションは単なるレース以上のものであり、私たちのビジョンであるよりクリーンでエキサイティングな未来に共鳴するイノベーションと持続可能性の祝典だ。東京にこの体験をもたらし、電動モータースポーツの世界に日産の先駆的な精神を貢献することを誇りに思う」と述べた。
イベントでは、フォーミュラEゾーン、シミュレーターを備えたゲーミングアリーナ、子供向けのE-カート、EV技術に関する教育展示を行うエレクトリックガーデンなど、ファンに焦点を当てた様々なイベントも特徴だ。