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消費は正義! 東京オートサロン 2024のイベント限定販売ミニカー爆買いレポート

消費は正義! 東京オートサロン 2024のイベント限定販売ミニカー爆買いレポート

 2024年最初の大規模カーイベント、カスタムカーの祭典「東京オートサロン2024」。これが始まらないと新年が始まった気になれない! というクルマ好きも多いでしょう。

 千葉県の幕張メッセをフルに使って、様々なチューニングカーやカスタムカー、そしてそんなクルマたちに負けないような魅力的なキャンギャルなど見どころ盛りだくさんのイベントです。

 クルマ目当て、女子目当て、イベント目当てなどの目的を持って訪れる人もいますが、ほかの楽しみもあるのはご存じでしょうか?

 それは「お買い物」です。一部のブースで様々なグッズ、特にオートサロン限定販売・先行販売のグッズを取り揃えて来場者を待ち構えています。そして、来場者の皆様は年に一度しかないイベントということもあって、お財布のヒモはユルユル状態。筆者もその一人です! 今年も財布のヒモが完全に抜け落ちてしまいました。

 今回は、筆者の趣味でコレクションしている「オートサロン限定販売」の魅力的なミニカーをドーン! と買ってきましたので紹介したいと思います。ぜひ来年のオートサロンでは限定モデルをゲットしてください。

◆TOYOTA GAZOO Racingブースにこじんまりと物販エリア

 イベント最大級のブースエリアを有し、毎回モリゾウ氏のサプライズ発表、「これ自動車メーカーでやっちゃうの!?」みたいなカスタムカーを数多く展示しているTOYOTA GAZOO Racingブース(トヨタブース)。その広々したスペースの中、魅力的な出展車両の数々につい見逃してしまいそうな隅っこに、ショップが設置されていました。

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 今年の注目グッズであるミニカーは、2023年WRC(世界ラリー選手権)チャンピオンでTGR-WRT(ワールド・ラリー・チーム)のエースドライバーであるカッレ・ロバンペラ選手が、WRCシーズンの合間を縫ってスポット参戦した「2023 FORMULA DRIFT JAPAN RD.6 岡山」で乗った「KR69 CUSCO Racing / Red Bull GR COROLLA」のモデルカーです。

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 スケールサイズは定番の1/43で、レジンモデルです。モデル製作は、インターアライドというメーカーで、ちょい古~ネオクラシックな日本車モデルカーを数多く販売している「Hi-Story(ハイ・ストーリー)」ブランドを展開してます。

 東京オートサロン直前のTGR公式X(旧:Twitter)にて販売の告知が出ると、すぐに大きな注目を集めていました。

 会場に到着していそいそとTGRブースに向かうと、プレスカンファレンス後のオープンということだったのでプレスカンファレンスを聞きながら先頭で気長に待ち続け、お昼前のオープンと同時に購入できました。オープン最初の1分足らずで棚に並んでいたGRカローラのミニカーがすべてソールドアウトしてしまったので、ブーススタッフの方々がびっくりしていました。

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そもそもGRカローラのモデルカーそのものが珍しい

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実は岡山戦で試作サンプル品が展示されていて「いつ販売するんですか?」と期待されていた

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しっかりENDLESSのブレーキキャリパーからADVAN GTホイールなどが緻密に再現されている

 なんせお値段が1万6500円と決してお安くはないですから……。お値段は張りますが、なかなかのでき栄えでした。

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CUSCOブースには本物の車両が展示されていた

◆ミニカーの王様、トミカブース

 みんな大好き、日本のミニカーの代表格であるトミカ。ジャパンモビリティショーでも開催記念ミニカーを販売していますが、東京オートサロンでも毎回開催記念ミニカーを販売しています。

 今回は「日産 フェアレディZ」「マツダ RX-7 FD3S」「トヨタ ハイラックス」「トヨタ ハイエース カスタマイズデザイン」の4種類でした。まさにオートサロンを象徴するような組み合わせになっています(それぞれ825円)。

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トヨタ ハイラックス。ボンネットに東京オートサロンのロゴが描かれている

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マツダ RX-7 FD3S。ボンネットがカーボン風に黒くカラーリングされていて、その上にロゴが描かれてかなりスポーティー

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日産 フェアレディZ。ツヤテカなブラックボディーにロゴが描かれている

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こちらはオリジナルトミカということで、トヨタ ハイエース カスタムデザインというモデル。ルーフにキャリアが設置されていて、アウトドアをイメージした作りになっている

 また、幕張メッセ各ホールの連絡通路上にあるトミカブースでは、発売予定の新シリーズ「トミカプレミアム・レーシング」の第1弾となる「RAYBRIG NSX-GT」と「#99 NSX-GT(テストカー)」の試作モデル、パッケージと本物のRAYBRIG NSX-GTが展示されていました。

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トミカブームに展示されていたSUPER GT GT500クラス100号車 RAYBRIG NSX-GT

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発売予定のトミカプレミアム・レーシング「RAYBRIG NSX-GT」と「#99 NSX-GT」の試作サンプル。箱もカッコよく、予約開始が今から待ち遠しい

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巨大パッケージを持ったトミカガールをパチリ

 近年は、1/64スケールのミニカーの人気上昇にあわせてトミカも「大人向け」シリーズ「プレミアム」「プレミアムアンリミテッド」を展開していますので、今後も目が離せません!

◆マカオ発のミニカーメーカー・INNO64(INNO MODELS)

 このブランドは、2016年にマカオで誕生したミニカーメーカーです。近年1/43スケールのミニカーが軒並み高騰し、1/64スケールに注目が集まり始めた中で誕生し、1/64スケールモデルの定番人気メーカーとなりました。ノーマルカーよりも、チューニングカーやJDM(日本国内市場)系統を得意としています。

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 今回は、ミニカーショップガリバーがINNO MODELSブースショップを展開していました。その中で東京オートサロン限定モデルを3種類販売していました。

◆NISSAN GT-R (R35) “TOP SECRET” TOKYO AUTO SALON 2022

 国内外で有名なGT-Rチューニングショップ「トップシークレット」が、2022年の東京オートサロンにて出展したR35 GT-Rをモデル。イメージカラーであるゴールドのパッケージがカッコいい!

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◆NISSAN SKYLINE GT-R (R34) #3 “ENDLESS ADVAN” TOKYO AUTO SALON 2023

 昨年の東京オートサロンにてブレーキパーツメーカー・ENDLESSブースにて恒例となっている「旧車レストア」にて復活させた、2002~03年のスーパー耐久を制した「エンドレスアドバンR34 GT-R」がモデルです。

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◆NISSAN SKYLINE GT-R (R34) Z-TUNE EndGame Collection Australia Special Edition

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 オーストラリアのカーケア・ディティーリングショップ「エンドゲーム・コレクション」とのコラボでオーストラリア限定販売モデル。とてもJDM感のあるオシャレな化粧箱の中にミニカーが同梱されています。

 モデルとなった日産スカイライン GT-R R34 Z-tuneは、日産直系のモータースポーツ、スポーツパーツ開発部門が、グループAやSUPER GTなどで得たノウハウを駆使し開発されたメーカーコンプリートカーとして2005年に19台販売されました。

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 それぞれ4200円と、1/64というサイズとしてはちょっと値が張りますが、とてもコンパクトなスケールにも関わらず、緻密に再現されています。またパッケージもとても格好良く、満足度は高いです。

◆香港生まれでSUPER GTのミニカーも販売のMINI GT

 香港・TSM-Modelファミリーの1/64に特化したブランドです。ここ最近は、SUPER GTの1/64スケールのミニカーを相次いで(このオートサロンでも日産ブース限定モデルが販売されていたらしいが即完売)販売されて、注目を集めているブランドです。このMINI GTは、先に紹介したINNO64に負けず劣らずのクオリティーながら、2~3000円前後と比較的買いやすいお値段で展開しています。こちらもチューニングカー、最近ではSUPER GTなどのGTレーシングカーモデルを多く販売しています。

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SUPER GTのオフィシャルミニカーが、昨年から今までのEBBROから、SparkとMINI GTに移った。Sparkは1/43スケールを、MINI GTは1/64スケールを担当する形となっている

 MINI GTブースショップでは、オートサロン限定モデルとして、チューニングショップ・トップシークレットのコンプリートカー「NISSAN Skyline GT-R Top Secret」のゴールドクローム+カーボンフード仕様が販売されていました(3000円)。ピカピカの金メッキモデルでいかにも限定! という特別感がありました。

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発売開始直後のSNSでは長蛇の列ができている様子が見られたが、かなり在庫に余裕を持っていたので、夕方近くに並ばずに購入することができた

◆スーパーカーのカスタムで有名なLIBERTY WALK

 最後はオートサロンで人気トップクラスのブース「LIBERTY WALK」(以下LB)にて販売されていた限定ミニカーを紹介します。LBは、2008年にLB代表の加藤 渉氏が、日本古来のカスタムカーカルチャーのひとつである派手なオーバーフェンダー、他車種ヘッドライト移植、バンパー外しといった街道レーサーを、ランボルギーニなどのスーパーカーやスポーツカーでやってしまおうということで誕生したカスタムメーカーです。

 文字どおり「これが派手でカッコいいんだ」を具現化したカスタムカーを毎年出展して、日本のみならず世界中の注目を集めています。

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LBブースに展示されていた現代版スーパーシルエット「LB-ER34 Super Silhouette SKYLINE」フロントフェンダーに「MINI GT」ロゴ。このカスタムカーもMINI GTでモデル化されている

 そういった中で、LBは様々なミニカーメーカーと積極的にコラボレーションをしてLBミニカーを数多く販売しており、幅広い世代にLBファンが増えています。今回LBブースにて限定販売されていたのは、「MINI GT NISSAN Skyline Kenmeri Liberty Walk – Baby Blue」(3300円)。

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実は開催初日(12日)は、この限定モデルが発売されていることを知るのが後になって購入できなかったので13日の朝一に並んで購入することができた

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 イベント一般公開早々から長い行列ができて、やっとの思いで購入できました。ボックスとミニカーが分離しているパッケージングになっているので、コレクションとして飾りやすくなっています。「LB★WORKS」カスタムされたケンメリスカイラインにLB代表加藤氏のフィギュアが同梱されており、LBファンにはたまらない一品になっています。

 今回購入した台数は、10台。お値段にすると……3万8400円! お財布のヒモを緩めすぎたかな? と思いつつも大変満足なミニカー爆買いでした。みなさんも東京オートサロン2025に向けて貯金しておきましょう!

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