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かつて日本でも人気を誇ったアメリカンSUV フォード新型「エクスプローラー」2025年モデルが米国登場! どんなクルマに進化した?

3列シートのインテリアはまるで高級サルーン

 米国フォードは2024年2月1日、新型「Explorer(エクスプローラー)」を米国市場にて発表しました。

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米国で登場したフォード新型「エクスプローラー」2025年モデル

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 エクスプローラーは1990年に初代が登場したミドルサイズSUVです。以来30年以上にわたり、北米市場でのベストセラーSUVの地位を確立しています。

 日本市場でも1991年より初代の2ドアおよび4ドアモデルが展開されました。

 1994年には2代目、2000年には3代目、2005年には4代目、2010年には5代目に進化。すべての代が日本でも販売され、アメリカンSUVとして人気を誇りましたが、2016年にフォードが日本市場から撤退、この代を最後に正規輸入は終了しています。

 現行型エクスプローラーは2019年に登場した6代目。5代目エクスプローラーではFF(前輪駆動)ベースのプラットフォームを採用しましたが、現行型では従来どおりのFR(後輪駆動)ベースに戻されています。

 現行型エクスプローラーのボディサイズは全長198.7インチ(約5047mm)×全幅78.9インチ(約2004mm)×全高69.6インチ(約1768mm)、ホイールベースは119.1mm(約3025mm)というミドルサイズSUVで、3列シートで6/7人乗りとなっています。

 今回登場した新型エクスプローラー2025年モデルは、インテリアを再設計。センターコンソール、ドアパネル、ダッシュボードの新しいラップアンドステッチのソフトタッチ表面、高級合成シート素材など、高級感をさらに演出しています。

 ダッシュボードはより前方になり、運転席/助手席の人がより広々と感じるキャビンを実現しています。さらにタッチスクリーン下にある統合トレイにはワイヤレス電話充電パッドが設置され、また3列シートすべてにUSB充電が用意されました。

 ラインナップは「アクティブ」「STライン」「ST」「プラチナム」の4グレード。それぞれ装備が充実しています。プラチナムとSTグレードには7色を選べるアンビエントライトを標準装備しています。

 

 13.2インチのタッチスクリーンディスプレイにより、簡単にさまざまな機能にアクセスが可能。さらにGoogleアシスタント機能により、音声で車内温度の設定、情報の検索、目的地の検索と設定などが可能。さらにGoogle Play でダウンロードした Spotify、Amazon Music、Audible、iHeartRadio などのエンターテイメントアプリにより、音楽のストリーミング再生を楽しむことも可能です。

 上位グレードには「フォードBlueCruise」が装備されており、高速道路でのハンズフリー運転が可能です。このシステムには、道に空いているときにドライバーが方向指示器をタップするだけでハンズフリーで車線変更できる車線変更支援機能や、車線内で車両から微妙に離れることでより多くのスペースを提供する車線内位置変更機能などの機能が含まれています。

 BlueCruise がブレーキ、加速、ステアリングを支援することで、運転のストレスが軽減されます。ユーザーは車両購入時にプランを1年間有効にするか、90 日間の無料トライアルでハンズフリー高速道路運転を体験するかを選択できます。トライアル終了後、お客様は、ニーズに応じて、毎年または毎月アクティベーションを柔軟に行うことができます。

 エクスプローラー2025年モデルに搭載されるエンジンは、300馬力の2.3リッター直列4気筒「エコブースト」および400馬力の3リッターV型6気筒「エコブースト」の2種類。アクティブおよびSTラインは2.3リッター、STは3リッター、プラチナムは2,3リッターと3リッターを選ぶことが可能です。

 組み合わされるトランスミッションは10速AT。それぞれ後輪駆動/全輪駆動を選択することができます。

 新型エクスプローラー2025年モデルは2024年第2四半期から納車が開始される予定です。車両価格は4万1220ドル(日本円で約620万円)となっています。

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