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日産が「新型フェアレディZ」発表! 最強モデル「Z NISMO」や「初代Zを再現するアイテム」も登場! 標準モデルと何が違う?

新型「フェアレディZ」と「フェレディZ NISMO」何が違う?

 日産は2023年8月1日、スポーツクーペ「フェアレディZ」の2024年モデルを発表すると同時に、より走行性能を向上させたハイパフォーマンスモデル新型「フェアレディZ NISMO」新たに追加しました。

 この2024年モデルとNISMOバージョンにはどのような違いがあるのでしょうか。

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日産 新型「フェアレディZ NISMO」(米国仕様)

日産 新型「フェアレディZ NISMO」(米国仕様)

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 1969年に初代モデル(S30型)が誕生したフェアレディZは、日産のみならず日本を代表するスポーツカーであり、これまでに世界で180万台以上が販売され、幅広いユーザーから高い支持を受けるクルマです。

 現行型は2022年にモデルチェンジされた6代目モデルで、歴代モデルのオマージュを感じさせるデザインを採用。

 それでいながら先進技術を盛り込んだことで、フェアレディZならではのダイナミックなパフォーマンスと心を震わせるサウンドを実現しています。

 今回発表された2024年モデルのフェアレディZは、新たなボディカラー「432オレンジ」と特別な内装色を追加設定。

 このボディカラーはS30型「フェアレディZ 432」に設定されていた「グランプリオレンジ」をイメージさせる新色であり、これによってより歴代モデルを想起させる仕様になりました。

 そのほか、全グレードにバーチャルアシスタントAIの「Amazon Alexa」を標準搭載しています。

 そして追加設定された新型フェアレディZ NISMOは、通常モデルのフェアレディZをベースに様々なNISMO専用チューニングをおこなった高性能版。

 エンジン出力は405馬力から420馬力に、最大トルクを475N・mから520N・mに向上させたことで、よりパワフルな加速を実現しました。

 また、トランスミッションは変速レスポンスと耐久性が高められ、俊敏なシフトチェンジが可能になったほか、ステアリングとボディのねじり剛性も上昇。くわえて新設定の「トラクションモード」を搭載したことで、狙い通りのラインをトレースできる正確なステアリング操作を体感できるといいます。

 新型フェアレディZ NISMOのエクステリアデザインには専用のデザインが採用され、フロントグリルや前後バンパー、フェンダーモール、サイドシルプロテクター、リヤスポイラー、そしてリヤLEDフォグランプがNISMO専用開発されたパーツとなっています。

 これもS30型フェアレディZに採用されていた「Gノーズ」と呼ばれるデザイン処理を思わせるもので、見た目からも、低重心かつ伸びやかなスピード感を演出。さらにダウンフォースの強化と空力性能が向上しました。

 また、フロントグリルのメッシュ構造には「GT-R」2024年モデルでも取り入れられた、通風抵抗の少ないハニカムデザインを採用。エアガイドスロープとの相乗効果により冷却効率を最大化しています。

 そして新たに設定した19インチ鍛造アルミホイールは、剛性と軽量化を両立。リム幅を広げながらも軽量化が施され、全面グロスブラック塗装によってデザイン上の迫力も増しています。

 フェアレディZ 2024年モデルの価格(消費税込)は539万8800円から665万7200円、新型フェアレディZ NISMOは920万400円です。

※ ※ ※

 今回の発表では、通常モデルのフェアレディZに向けた日産純正アクセサリーパッケージとして、「フェアレディZ Customized Edition」が10月に発売することも明らかにされています。

 これは「東京オートサロン2023」に出展され好評を得た、フェアレディZのカスタムモデルモデルを再現することができるオプション。

 エンブレム入りのフロントバンパー、グリル、カーボンリヤスポイラー、専用デザインの19インチアルミホイール、専用デザインエンブレム、フードデカールやボディサイドステッカーなどを含めたフルパッケージとなっており、S30型フェアレディZのイメージにより近づけることが可能となります。

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