ルノー・キャプチャーがフルモデルチェンジ級のマイナーチェンジ アルピーヌ・テイストのグレードを新設
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水平基調の新しいマスク
フロント・マスクを印象づけるボンネットはより高く水平になり、エンジン冷却のため、フロント・エンドにはエアロダイナミクス・スプリッターの上に水平のエア・インテークを配置。フロント・エンドの左右、デイタイム・ランニング・ライトの横には、2つのエア・インテークが備わり、エアロダイナミクスとフロント・ブレーキの冷却に寄与している。
アルピーヌからインスパイア
また、「エスプリ・アルピーヌ・フィニッシュ」(Esprit Alpine finish)、つまりアルピーヌからインスパイアされた仕様が追加されたのもトピックだ。「エスプリ・アルピーヌ」の足元には、19インチ・タイヤがキャプチャーとして初めて採用された。
エスプリ・アルピーヌ・フィニッシュの内装では、シートにマルチテクスチャーのグレイン・カバー素材が採用され、ドアパネルとダッシュボードにアルピーヌらしいブルーグレーの加飾を配置される。
パワートレインはフランスではすでに41%以上の販売比率となっているE-Techフルハイブリッド(オプション)を含め、6つのユニットが設定されている。
最小排気量は1.0リッター直3ターボ。こちらはガソリン・エンジンのほかにLPG対応ユニットも選べる。中堅を担う1.3リッター直4ターボは3機種で、153ps仕様のほか、マイルド・ハイブリッド付きが138psと158psの2タイプ用意される。さらに、日本でもお馴染みの1.6リッター直4をベースにドグ・クラッチを用いた4×2段の自動変速MTと2モーターを組み合わせたフルハイブリッドを設定している。
また、最新世代の運転支援機能を装着。28もの機能からなる先進安全装備では、自動運転の「レベル2」に相当し、安全や運転、駐車までを支援するだけでなく、予測エコ運転アドバイスも設定した。なお、日本での発売時期などは現時点では明らかにされていない。
文=塚田勝弘
(ENGINE WEBオリジナル)