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BOSS、“KATANAシリーズ”大幅アップデート ニューモデル3機種追加でさらに多様化

 アンプ&エフェクターブランド「BOSS」を展開するローランドが12日、ギターアンプ「KATANA」シリーズに新モデル『KATANA-50 MkII EX』『KATANA-Artist MkII Head』『KATANA Cabinet 212 WAZA』の3機種を加え、28日から販売すると発表した。

 同シリーズは、ローランドの独自技術「Tube Logic」を採用した、高品位なサウンドと多彩な機能性を備えたギターアンプ。2016年の発売以来、世界中のギタリストに支持されている。

 今回追加されたのは、前身モデルから機能がさらに強化されたコンボアンプ『KATANA-50 MkII EX』、フラッグシップモデルのヘッドアンプ『KATANA-Artist MkII Head』、同社製「WAZA Speaker」を2基搭載したキャビネットスピーカー『KATANA Cabinet 212 WAZA』の3モデルとなる。

 『KATANA-50 MkII EX』は、前身モデルである『KATANA-50 MkII』のサウンドと機能を踏襲しつつ、新たに同社製『GA-FCフットコントローラー』にも対応。足下でのメモリー切り替えや、エフェクトの個別ON/OFFが可能になった。また、レコーディングやライブで活躍するライン出力端子や、2台のKATANAアンプをリンクさせて広がりのあるステレオサウンドを実現する“STEREO EXPAND機能”など、上位モデルに搭載されている実用性の高い機能も追加されている。

 『KATANA-Artist MkII Head』は、ソリッドステート構造でありながら、真空管アンプのような温かみと音抜けの良さを両立したサウンドを搭載。プロ仕様のコントロール部を備えており、緻密なサウンドメイクを実現する。音の輪郭を調整する「CONTOUR」が独立したコントローラーとして前面パネルに配置されたこともポイントで、スピーディーな調整が可能となった。

 『KATANA CABINET 212 WAZA』は、厳選された素材で組み上げられた同社製『WAZA Speaker』を2基搭載し、『KATANA-Artist MkII Head』のポテンシャルを最大限に発揮するスピーカーキャビネット。

 『WAZA Speaker』は、ロック黎明期のブリティッシュスタックアンプに搭載されていた25W耐入力スピーカーのキャラクターをベースとして開発されたカスタムスピーカーで、現在のシーンに合わせて耐入力が100Wまで強化されている。伸びやかなサステインに加え、滑らかな高域とタイトな低域をバランス良く両立。倍音成分豊かなオーバードライブトーンを出力する。

 また、本キャビネットのバックパネルは着脱可能となっており、スタックアンプ特有のタイトで指向性の高い“クローズドバック”、クラシックなコンボアンプ特有の広がりを生む“オープン・バック”を好みに合わせて選ぶことができる。

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