楽器ブランド・Fender(フェンダー)が12日、ギター&ベースのカスタマイズサービス『Fender Mod Shop』を日本公式オンラインショップで開始した。
同サービスは、2016年にアメリカでスタートし、ユーザーが自分好みにオリジナルの楽器をデザインすることができるサービスとして話題に。2022年にはイギリスとドイツでも開始され、世界で5500本以上のモデルが出荷された。
同サービスでは、レギュラーモデルにはないバブルガムメタリックから、定番のタバコバーストまで豊富なカラーが用意されている上、ボディーや指板に使用する木材の種類、ネックシェイプ、ピックアップ、チューニングマシン、ピックガードなどのパーツに至るまで、好みに合わせて選択できる。これらの組み合わせによって作り出せるバリエーションは、7万パターン以上にのぼる。
オンラインでデザインしたギター&ベースは、すべてアメリカ・カリフォルニア州のコロナ工場で製作され、同社の基準で検品された後、約8週間から10週間で手もとに届くという。また、デザインしたギターをソーシャルメディアでシェアする機能や、ARを使って自宅のリビングなどにバーチャルのギターを展示する機能(モバイル端末のみで対応)も用意された。