新井敏弘 Toshihiro Arai
わずか2.63kmの公園ステージだったが、各ワークスチームは激しいタイム争いを展開。同ステージでトップタイムをマークしたのはトヨタGAZOOレーシングのセバスチャン・オジェで、幸先の良いスタートを切った。
一方予想外の結末となったのは、シトロエンC3 Rally2でWRC2に参戦した新井敏弘。スタートから500mでクラッシュを演じることとなったのである。
10日の午前中に行われたシェイクダウンでも、ファーストアタックでいきなりスピンを演じるなどマシンを掴み切れていないような雰囲気で、その後も探りながらのドライビングを続けていた。そしてシェイクダウンのリバースステージを舞台に行われたSS1で、新井は痛恨のクラッシュ。新井を応援していたファンにとってショッキングなオープニングとなったが、何よりも新井にとって悔しいハプニングとなったことだろう。
なお、クラッシュを喫した新井とコ・ドライバーの田中直哉は、共に無事であることがアナウンスされている。
Follow @MotorsportJP関連ニュース:新井敏弘、WRCラリージャパンSS1で大クラッシュもコ・ドライバー共に無事。最大16Gを記録WRCラリージャパン初日SS1はトヨタのオジェが最速タイム記録も、セッションは新井敏弘のクラッシュにより赤旗WRCラリージャパンついに開幕! 全クルーが太鼓をひと打ち、SS1に“出陣”セバスチャン・オジェ、ラリー・ジャパンでの”過酷な戦い”を覚悟「誰もがゼロスタート。早く適応するのが重要だ」WRCがいよいよ日本に。地元の勝田か? それとも経験豊富なオジェか? 日本王者コバライネンにも注目:ラリー・ジャパンの見どころ