ルノー・ジャポンは7月3日、コンパクトハッチバック『トゥインゴ』日本向けモデルの生産を2023年で終了すると発表した。
トゥインゴは小型車を得意とするルノーが1993年に発売。初代モデルはコンパクトカーに初めてモノフォルムのボディを取り入れた、エポックメーキングなモデルとして記憶されている。愛らしいエクステリアデザイン、ポップなインテリアデザインが人気を集めただけでなく、コンパクトなボディからは想像のできない広い室内空間、スライドし折りたたみも可能なリアベンチシートなど、機能面や走行性能も高い評価を受けた。
3代目となる現行トゥインゴは、初代トゥインゴやルノー『サンク』のエッセンスを取り入れてデザイン。リアエンジン・リアドライブレイアウトを採用し、パリの狭い路地を苦も無く走れる小回り性能を持ち、きびきびとした活発な走りが楽しめるモデルとして、欧州のみならず、日本でも好評を得ている。
このように、 初代モデルの登場以来30年にわたり、人々の毎日の生活を彩ってきたトゥインゴだが、日本向けモデルの生産が本年をもって終了することとなった。
新価格はインテンスEDCが259万円(現行価格255万円)、インテンスキャンバストップEDCが274万円(同270万円)、インテンスMTが250万円(同240万円)。