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日産が新型「2人乗りクーペ」発表! 既に「納車待ちの人」はどうなる? 改良「Z」を買うことになるのか

新型フェアレディZが出たけど、通常仕様の納車状況は?

 2023年8月1日、日産「フェアレディZ」の2024年モデルが発表されました。

 

 今回、標準仕様が一部仕様変更と新たに「フェアレディZ NISMO」が新たに追加されています。

 一方でフェアレディZは、長納期化しており、多くのバックオーダーがありましたが、現状はどのようになっているのでしょうか。

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日産の「フェアレディZ」 既に納車待ちの人はどうなる?

日産の「フェアレディZ」 既に納車待ちの人はどうなる?

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 初代フェアレディZは、1969年10月に人気のオープンスポーツカーとして登場しました。

 現行は7代目であり、2021年8月にワールドプレミア。2022年1月に日本仕様が公開され、同年8月に発売されています。

 今回は、商品改良とNISMOの追加というのがトピックスです。

 標準仕様の改良点は、全グレードに「Amazon Alexa」を標準装備。

 また、初代S30型「フェアレディZ432」の「グランプリオレンジ」を想起させる「432オレンジ」を新たに設定しました。

 さらに「ブルー内装」が「バージョンT/バージョンST」に追加設定されています。

 またカスタマイズ展開として純正アクセサリーパッケージ「フェアレディZ Customized Edition」を用意。

 これはフェアレディZのエンブレムがロゴされたフロントバンパーやフロントグリル、カーボンリアスポイラーなどがセットのエントリーパッケージ。

 加えて19インチ専用アルミホイールデザイン、専用デザインエンブレム、フードデカール、ボディサイドステッカーにより「東京オートサロン2023仕様」を再現出来るフルパッケージも用意されています。

 そして今回最も注目されたのが「フェアレディZ NISMO」の追加設定です。

 このモデルには、様々なNISMO専用パーツやチューニングが施されています。

 またエンジンは標準仕様の出力405馬力から420馬力に、最大トルクは475N・mから520N・mに向上させ、パワフルな加速を実現しました。

 また、トランスミッションは変速レスポンスと耐久性を向上させることで、俊敏なシフトチェンジを可能としています。

※ ※ ※

 こうした中で、フェアレディZは2022年の発売から大きな話題となったことで注文が殺到。その結果「期長期化に伴い一時受注を停止していました。

 これについて日産は「納期長期化の解消目途が立ち次第、新規のご注文受付を検討してまいります」と説明しています。

 さらにフェアレディZ NISMOについて日産は次のようにアナウンスしています。

「当面の間、フェアレディZをご注文され、長期間お待ちいただいているお客さまの中で、NISMOへの振替をご希望される方のみへの販売とさせていただきます。

(生産台数に限りがあるため振替希望者が多数となった場合は抽選とさせていただきます。)

 納期長期化の解消目途が立ち次第、新規のご注文受付を検討してまいります」

 このような状態ですが、すでに改良前のフェアレディZを注文している人の納車状況はどうなっているのでしょうか。

 首都圏内の日産販売店担当者は次のように話します。

「現状、2022年モデルを注文している人にいつフェアレディが納車されるかは未定です。

 今後は2024年モデルの生産になるため、いま納車待ちという人には2024年モデルが納車されていきます」

 また、別の首都圏内の店舗の担当者は次のように話します。

「フェアレディは当社で300人ほど納車待ちの人がいます。

 最近、100台分の生産枠が確保されましたが、納車待ちの人から抽選で販売をします。

 全国には3000人ほどの納車待ちの人がいるといわれているため、2022年モデルをオーダーした人すべてに納車されるのはまだ時間がかかってしまうと思います」

 さらに、フェアレディZの新規オーダーに関しては次のように話します。

「現在、2024年モデルの新規オーダーはできませんが、納車状況が改善されれば受注をする可能性はあります。

 ただ、現状のバックオーダーを数から見てもいつ受注再開できるかは未定なので、メーカーからの情報を待つしかありません」

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「待ってでも欲しい」というファンが多いフェアレディZですが、今後の納期改善や新規受注がどのように対応されていくのか注目です。

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