マツダ プレスブリーフィングの様子(コンパクトスポーツカーコンセプト『MAZDA ICONIC SP』) 撮影/逢坂聡
1954年に「第1回全日本自動車ショウ」として始まり、その後「東京モーターショー」と名称を変えて、2019年まで開催されてきた本イベント。最盛期には200万人を超える来場者数を記録するなど世界的なカーイベントとして認知されてきた。前回開催予定だった2021年はコロナ禍により叶わず、2019年以来4年ぶりの開催となった今回。自動車業界だけでなく、さまざまなモビリティ産業も一緒に「未来の日本」を体感できる場として、名称を『Japan Mobility Show』と改めた。参加企業・団体数も2019年の192から475に大きく増やして開催される。
一般公開を前に、メディア関係者向けに設けられた本日の「プレスデー」では、4年ぶりの開催ということもあって、国内だけではなく、さまざま国のメディア関係者が数多く来場。世界的な関心度の高さをうかがわせた。
マツダは、コンパクトスポーツカーコンセプト『MAZDA ICONIC SP』を発表。“赤を大切にしたい”というマツダの想いをもとにしたコンセプトカラー「VIOLA RED(ヴィオラ・レッド)」をまとった存在感のあるスポーツカーの発表に、フリーフィング終了後、多くの人たちが集まり、間近で見ていた。
ホンダからは“デートカー”としてバブル期に一世を風靡した『プレリュード』が22年ぶりに復活。スペシャリティスポーツモデルの『プレリュードコンセプト』として発表され、訪れた関係者を驚かせた。
また、車以外にも、カワサキモータースジャパンは、『Ninja 40th Anniversary Editionモデル』『Ninja 7 Hybrid』『MEGURO S1』『W230』などの国内導入を発表。『Ninja』や『MEGURO』『W』といった歴史のある人気モデルの後継車両の登場に、SNSでは早くも「KawasakiのW230かMEGURO S1ほしい」「メグロS1!かっこいい!エンジン良い!!っぱKawasakiっすよ」などの声が上がっている。