角田裕毅が所属するビザ・キャッシュアップRB F1チームのマシン
F1カレンダーにおいてこれまで秋の風物詩だった日本GPは今季、「移動における高効率な開催スケジュール」を理由に初めて春に開催されることになった。開幕前日の4日には、ファンがピット前を見学できるピットウォークやホームストレート上を歩くことができるストレートウォークが行われ、F1公式インスタグラムが「マシンが走っていないのに、スズカの雰囲気は早くも“異常”なレベル」とのコメントとともに、その様子を紹介した。アップされた動画には、元王者のセバスチャン・ベッテルやウィリアムズ時代のデーモン・ヒルと同じデザインのヘルメットとレーシングスーツを着用してコスプレを楽しむファンや、今回が3度目の母国GPとなる角田裕毅や2度王者に輝いたベテラン、フェルナンド・アロンソの顔写真がたくさんプリントされたユニークなシャツに身を包んだファンがカメラに向かってポーズする姿などが収められている。
日本のファンの熱狂ぶりは毎年のようにSNSで紹介されており、そのコスプレを楽しみにするF1ファンも多い。この日もコメント欄は大盛況で「一流のファン」「(海外レースでありがちなVIPとして招待された)芸能人ではなく、ここには本物のファンがいる!」「彼らの情熱が大好きだ」「日本人は(期待を)裏切らない」「F1を盛り上げるためのコスプレイベント。最高だ」「(ヒルのウイリアムズ時代のスポンサーだった)ロスマンズのスーツ!」「ユウキのシャツ!」などのコメントが寄せられている。