日本でも人気の高い「Gクラス」を電動化したコンセプトカー『Concept EQG』 撮影/逢坂聡
プレスブリーフィングでメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は、「メルセデス・ベンツグループ社では、2030年までに市場の環境が許す限り、販売する自動車すべてを電気自動車にする準備を進めております」と、EV推進の企業方針を説明。そのうえで、「日本では現在7車種12モデルの電気自動車を展開しておりますが、2021年には約1000台だった販売台数も昨年には約2000台と倍増。本年はさらにその勢いを増しており、年末までには昨年の2倍を上回る電気自動車をお届けできると思います。さらに2024年中には、急速充電設備を展開できるように準備を行っております」と、日本市場でも急速に電気自動車が拡大し、それに向けたインフラの整備を行っていることを説明した。
さまざまなモデルを販売する同社のなかでも近年、特に人気なのが現代車にはない角ばったボディと、快適性を兼ね備えた本格オフローダーの「Gクラス」。1979年の誕生以来、世界中で愛されてきたこのモデルは、これまでガソリンエンジン、ディーゼルエンジンの2種類で販売されてきたが、今回EV化を果たし、『Concept EQG』として日本初公開された。
この「Gクラス」の電動化モデルにSNSでは「GクラスもEV化か まあ時代の流れですね」「こりゃ売れそうな予感」「凄くベンツらしからぬチャラっぽさだった」などさまざまな意見が上がっている。
その他にも同社ブースでは、『Mercedes-AMG C 63 S E PERFORMANCE【Japan Premiere】』『Mercedes-AMG S 63 E PERFORMANCE』『EQS 450+ Edition 1』『EQE 350 4MATIC SUV Launch Edition』が展示されている。
なお『Japan Mobility Show 2023』は、10月26日から11月5日まで(一般公開は10月28日から)となっている。