ルノーは2月、新型の電動コンパクトハッチバック『5(サンク)E-TECHエレクトリック』をジュネーブモーターショー2024でワールドプレミアしたが、早くもオープントップとなる「カブリオレ」登場の噂がまことしやかに囁かれている。
5 E-TECHエレクトリックは、ルノーがかつて販売していた名車「5」にインスパイアされたデザインを特徴としたEVだ。ライバルは日本でも販売を開始したMINI『クーパー エレクトリック』だが、MINIとの大きな違いは5ドアであること。実用面で大きなアドバンテージがあるともいえるが、さらにカブリオレも追加されると予想されている。
果たして噂通りカブリオレは登場するのだろうか? 実現する場合、ボディと構造には大幅な変更が必要で、このニッチなセグメントに開発コストを投資するかはやや疑問だ。ハイパフォーマンス仕様であるアルピーヌ『A290』でさえ後部ドアを残しているくらいだ。
一方、かつてアフターマーケット企業のEBSが、限定モデルとして当時のルノー5のカブリオレを提供したこともあり、ワンオフモデルとして登場する可能性もゼロではないかもしれない。