「NV」名称廃止&ターボ車を再設定…
日産は2024年3月26日、新型軽商用バン「クリッパーバン」および軽乗用バン「クリッパーリオ」の改良モデルを発表しました。
同日より発売しています。
改良モデルの「クリッパーバン」
クリッパーシリーズは2003年に登場した軽バンシリーズです。当初は三菱から販売される軽商用バン「ミニキャブ」のOEM供給を受けるモデルでしたが、2代目からはスズキ「エブリイ」のOEMモデルとなりました。
【画像】超カッコイイ! これが日産の「新型軽バン」です! 画像を見る(30枚以上)
現行モデルは2015年に登場した3代目です。それまでのクリッパーという名称から、日産の新世代の乗り物(=New generation Vehicle)と車格を組み合わせた「NV100クリッパー」へと名称を一新しました。
商用モデルのクリッパーバン、乗用モデルのクリッパーリオ両モデルではトランスミッションが変更され、4速AT/5速AGS(オートギアシフト)に代わってCVTを採用。クリッパーバンの5速MT車は引き続き設定されます。
クリッパーバンでは、オートエアコンやオートスライドドアを標準装備した660ccターボエンジン搭載モデル「GXターボ」を再設定しました。
さらに「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」や「踏み間違い衝突防止アシスト」をはじめとする先進安全技術を全車標準装備し、安全性能を向上させています。
エクステリアでは、新色のデニムブルー、クールカーキ、モスグレー、スノーパールホワイトが追加されました。
さらに、LEDヘッドライトを全車で標準装備し、夜間の視認性を向上。デニムブルー、モスグレーの新色も追加されています。
新型クリッパーシリーズ改良モデルの価格(消費税込)は、クリッパーバンが133万3200円から200万2000円、クリッパーリオが195万3600円から218万1300円です。
※ ※ ※
日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)はクリッパーシリーズの改良に合わせ、車いす仕様車の福祉車両「クリッパーリオ チェアキャブ」を発売しました。
価格(非課税)は229万円から243万円です。