カスタム職人が「日本一売れる軽」をターゲットに
ホンダの新型ハイトワゴン「N-BOX」を”シャコタン仕様”に大胆改造したモデルが公開され、話題を集めています。
いったいどんなクルマで、どんな反響が上がっているのでしょうか。
クールジャパンの専用エアロパーツを装着したホンダ「N-BOXカスタム」のデモカー(画像:KUHL JAPAN)
このカスタムデモカーを公開したのは、様々な国産車のカスタマイズパーツを展開しているKUHL JAPAN(クールジャパン)です。
【画像】「えっ…!」これが新型「N-BOXカスタム」の“シャコタン仕様”です! 画像で見る(18枚)(30枚以上)
ホンダ「N-BOX」は、2011年に初代モデルがデビュー。それ以来、軽自動車の年間販売台数においては8年連続1位を維持し、「日本で一番売れているクルマ」として一世風靡。2023年度の軽自動車の新車販売台数でも、2位以下に圧倒的な差をつけて1位に君臨しています。
今回、クールジャパンが披露したのは、その3代目N-BOXのうち、ブラック基調のフロントグリルや角目のヘッドライトにより、よりスポーティで存在感を放つ「N-BOXカスタム」向けに開発されたエアロパーツです。
同社は、この新型N-BOXカスタムの発売をうけ、2023年11月に、エアロパーツのカスタムイメージを公開。その完成品がついに披露されたのが、2月10日開幕の大阪オートメッセ2024でした。
クールジャパンによる軽ハイトワゴン向けエアロパーツとしては初の製品となる、今回の新型N-BOXカスタム用エアロパーツ。ブランドとしては、「ノーマル車高・ノーマルホイールでも似合うエアロパーツ」がコンセプトのKUHL STYLE KITシリーズで展開されます。
展開されるのは「フロントスポイラー」「サイドステップ」「リアスポイラー」のABS製パーツです。
サイドステップは、純正のサイドステップに被せると、エッジ感が際立ちボリュームアップスタイルに変身します。リアスポイラーも、フロントと同じく末広がりで、立体感を感じるデザインとなっています。サイドステップとリアスポイラーは、純正比10mmのダウンとなります。
さらに、披露されたデモカーは、25mmほどローダウンした”シャコタン仕様”で、普段のN-BOXにくらべてワイルドな佇まいを見せています。
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披露された「シャープでゴツイN-BOX」に対し、ネット上では「オシャレですね!」「トリッキーなデザインで好き」「今後末広がりデザインがトレンドかもしれませんね」などの声が。「MTもあるN-ONE (RS専用でもいいので)エアロも作ってもらえたらうれしいですね」と、やはりMT車に期待を持つ人もいました。
また、「ライトも吊り目にしてもらいたい」「軽のbBって感じ」など、”オラオラ”なイメージに期待するコメントもありました。
価格(消費税込)は、エアロパーツ3点とVERZホイールを装着したコンプリートカーが235万円。また、ノーマルサス・ノーマルホイールでエアロパーツのみ装着した「エアロライトプラン」が209万円に設定されています。