見た目からは想像できない足つきの良さにびっくり
小さい排気量も乗りやすくて大好きだけど、最近どっぷりビッグマシンにハマっているクリスさん。
今回はレンタル819東名横浜店で、BMW Motorrad「R1250GS」にチャレンジしてきました。まずは、パート1のサスペンション編。
BMW Motorrad「R1250GS」とクリステル・チアリさん
BMW Motorrad「R1250GS」とクリステル・チアリさん
【画像】BMW「R1200GS」にまたがるクリステル・チアリさんを画像で見る(10枚)
なかなか存在感のある大きなボディー。色もグレーとブラックで、とってもシックなバイクが私を待っていてくれた。
「クリスさん、これは今までに乗った感じと一味違うのでまず跨ってください」
店長さんが、ニコニコしながら私に案内してくれた。どういうことだろう。今まで違うって!?見た目も大きいし、かっこいいゴージャスなBMWやけどと思いながら、とにかく荷物を置いて跨ってみる。
そして左のハンドルにあるスイッチで、メーターが映し出される画面をメニューモードにして、「スタンドを払って、しっかりと前を向いていてくださいね」と。
私はこのバイクについて、なんの情報も入れずに来たから、ドキドキしながらとにかくしっかり前を向く。
BMW Motorrad「R1250GS」の左:ダイナミックモードと右:ミニマムモードの足つき(身長170㎝)
BMW Motorrad「R1250GS」の左:ダイナミックモードと右:ミニマムモードの足つき(身長170㎝)
足付きは身長170㎝の私で、べったりと地面に着く感じ。1200㏄なのに、標準で足が気持ち良くつくものなのかしら!?
車体サイズは、全長2205mm、全幅965mm、全高1490mm、シート高850mm、車重256kg。少し小柄な人でも、足付きがいいから乗りやすいかもと思っていたら、突然何やら足元が上がり始めた。
ぬぬ!?なんじゃなんじゃ!?
店長「このR1250GSは、自動でサスペンションの高さが変えられるんです」
かかとまでべったり着いていた私の足は、爪先立ちに!びっくり。10年ちょっとでこんなに時代が進化していたのか。
サスペンションのモード変更は左側のハンドルにあるスイッチで操作する
サスペンションのモード変更は左側のハンドルにあるスイッチで操作する
店長「ダイナミック、ロード、ミニマム、オートと4つあるのですが、体感していただきたかったので何も言わずにミニマムからダイナミックのマックスにしてみました。いかがですか?」
クリス「びっくりしました。話をしながら何が起きるのかわからず、あれ?と思ったらかかとが浮き始めて」
店長「楽しんでいただけましたか?」
クリス「めっちゃ!シートの高さはそのままで、オプションでサスを低いのに変えるとかじゃなくて、標準でこれだと乗るシーンや乗る人によって合わせられるのですごいですね!」
私が勉強不足で知らなかっただけなのかもしれないけど、この不思議な感覚が、たまらない。
店長「左のハンドルにある、このサスペンションのマークを押すと変えられます。
MINは最小のスプリングロードでMAXは最大のスプリングロード。オートは走っている時に自動で変えてくれます。
ダイナミックにするとオンロード、つまり普通の道を走行する際のショックアブゾーバーとしての役割を果たしてくれ、エンデューロはオフロード、土やゴツゴツした道に適したショックアブゾーバーになります。
走っている時はオートにしておくのがベストですが、画面の左下に今の状態が表示されるので、スタート前にこのボタンを押すと表示が変わるので調整したいところに合わせてみましょう」
BMW Motorrad「R1250GS」のダイナミックモードのマックスでの足つき(身長170㎝)
BMW Motorrad「R1250GS」のダイナミックモードのマックスでの足つき(身長170㎝)
なるほど。とりあえずクリスさんはまず足付きよく走ってみたいので、MINにもう一度合わせてみよう。
決定したら、早速ゆっくりとお尻の位置が下がっていく。そして、ほんの1分程度でかかとが地面にピッタリ。足が地面に着くことでの安心感ってすごい。
店長「新しくなった今回のR1250GSからの機能を、いっぱい楽しんできてください!もちろん走るモードも色々あるので!」
新しい機能が加わった最新のバイク。私に、どれくらい感じることができるだろうか。
男前チェック&試乗は、また次回!Thanks for riding!See ya!