TRFのDJ KOO(61)が愛車への思いを語る。5日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」(土曜午後9時)はスピンオフ企画で、5月27日以来となるDJ KOOが登場。日本のダンスムーブメントを盛り上げたTRFが、今年デビュー30周年を迎え、ちょうど30年前の1993年(平5)に発売された当時の人気マシンが続々と姿を見せる。
「愛車遍歴的バックトゥザフューチャー~1993~!」でKOOが憧れるスポーツカーも登場する。バブル景気の終焉(しゅうえん)とともに、音楽シーンのトップに君臨したTRF。KOOは「バブルがはじけたあとですから、1993年って。音楽業界はその後になってから沸騰した感じでしたね」と、まずは当時の世相を振り返る。
93年は、サッカーJリーグが開幕、レインボーブリッジ開通と、世間はまだバブルの残り香が漂っていた。矢作兼、小木博明、KOOが脳裏に描くのは、当時のお台場、レインボーブリッジにまつわる青春の思い出。この日、初めて登場したクルマは、居住性や快適性を重視した“スペシャルティカー”を名乗り、大人気だった国産車。ステアリングを握るKOOも「馬力もありますし、ステアリングも付いてくる感じで柔らかいですね」と、30年前という時代を感じさせない快適さに満足げだ。
TRFは、短期間に数々のミリオンセラーをたたき出した。当時の金銭感覚は突出しており「海外にミュージックビデオを撮りに行くじゃないですか? 買い物して帰ろうという時、値段見なかったです」と仰天告白。高級ブランドショップでも驚きのエピソードも打ち明け、おぎやはぎも絶句する。しかし現在はというという。当時とギャップありすぎな、現在のつつましいお財布事情を明かす。
番組は車をこよなく愛するおぎやはぎが、ゲストを迎え、これまで愛した車の「愛車遍歴」を、実際に見たり乗ったりしながら紹介。「愛車遍歴を辿れば、その人の人生が見えてくる!」をキーワードに繰り広げるカー・トークバラエティー。
「愛車遍歴」に出演したDJ KOOとおぎやはぎ