ビックなヨーロピアンモデルを徹底比較
今週はクリス的、今年の夏のお気に入りBIG MACHINEを選んでみました。
レンタル819東名横浜店で今年の夏は、リッタークラスの大きなマシンを中心に借りて乗ってみました。
【画像】ドゥカティ「DESERT X」、「ムルティストラーダ」、BMW Motorrad「R1250GS」を比較するクリステル・チアリさんを画像で見る
ドゥカティ「DESERT X」、「ムルティストラーダ」、そしてBMW Motorrad「R1250GS」。1台1台とても個性的で、見た目も座り心地も走りもまったく別物やけど、似ている点もあったりするから、私なりの分析と比較をしてみました。
ドゥカティ「DESERT X」とクリステル・チアリさん
ドゥカティ「DESERT X」とクリステル・チアリさん
まず言いたいのは、どれも大きくて足付きの問題はあるけど、全部最高に走りが楽しかったこと。まずは3台の大きさから見てみましょう。
ムルティストラーダは全長2202mm、シート高800mm、車重232kg。
R1250GSは、全長2205mm、シート高850mm、車重256kg。
こうやって数字とともに振り返ると、乗った時のイメージとまた違う。
ドゥカティ「ムルティストラーダ」の足つき(身長170cm)
ドゥカティ「ムルティストラーダ」の足つき(身長170cm)
Desert Xが大きくて足付きが爪先だったので、サイズ感や重さも一番重かったのかな?と思いきや、3台ともそこまで大きくは変わらない。
重さも実はR1250GSが一番重かった。
もちろん私のライディングレベルだと、上級者のみなさんみたいにかっこいい走りもできないし、専門的なことは全く書けないのですが、お尻の包み込み具合、ステップの位置、シールドがある分、風が顔に当たらないし、乗り心地は快適そのもの。
信号待ちやUターンはめっちゃ慎重になるけど、そこがクリアできたら100点満点で普段使いでも乗れるかな?
ドゥカティ「ムルティストラーダ」とクリステル・チアリさん
ドゥカティ「ムルティストラーダ」とクリステル・チアリさん
ムルティストラーダはDesert Xと同じエンジンやから、音もワイルドでパワフル。一見シートの厚みが無さそうに思えたけど、これまた快適でお尻フレンドリー。
ハンドルまでの距離も座ったポジションもDESERT Xと同じく快適で、足付きも3台の中で一番シートが低く、800mmだったので信号などで止まっている時も移動も安心そのもの。
R1250GSは3台の中では意外にも一番重かったけど、数字を見るまで全く意識してなかったのが正直なところ。
そしてなんと言っても、サスペンションの高さが自動で調節できてしまうというハイテクさにびっくり。
オプションではなく標準装備で付いている機能なので、ご夫婦で1台買ってシェアすることもできちゃう。ツーリングはタンデムで、交代しながら走れるかもって考えたら、かなり面白い。
BMW Motorrad「R1250GS」
BMW Motorrad「R1250GS」
見た目で言ったら3台とも、ほんまに違うから、どれもが好き?って聞かれると全部好き!って言うてまいそうですが、パーツ別で言うと、Desert Xは丸い目ふたつがスターウォーズっぽくてチャーミングなところ、ムルティストラーダV2Sもフロントライトの切れ目の中のカラスっぽいとことと赤のホイール!
そしてR1250GSはキーレスのスイッチと、ファンの斜め後ろから覗いたウィンカー。
かなりマニアックなことを言っているかもしれませんが、3台ともとても個性的で全部好き!としか、書き終わっても言えない私でした。
来週もバイクライドしてきまーす!