シリーズ最大のトリシティ300で、発売10年目を記念する「トリシティカフェ」に潜入!
お前ら夜道に気をつけろ! どうも夜道雪です!
今回はヤマハ主催のトリシティカフェに潜入していきます!
トリシティ300でヤマハ主催のトリシティカフェに潜入!
トリシティ300でヤマハ主催のトリシティカフェに潜入!
【画像】ヤマハの3輪スクーター「トリシティ300」と夜道雪の画像を見る(20枚)
トリシティシリーズは、フロント2輪、リア1輪という独自のLMW(リー二ング・マルチ・ホイール)機構を搭載したユニークな3輪スクーター。2014年に125ccが販売開始され、その後、155cc、300ccがラインナップしています。
夜道はヤマハメカニックさんのツナギでヤマハ主催のトリシティカフェに潜入しました
夜道はヤマハメカニックさんのツナギでヤマハ主催のトリシティカフェに潜入しました
今年でトリシティが発売されて10年目になるのを記念して、7月22日に箱根ターンパイクのアネスト岩田スカイラウンジ駐車場(神奈川)にて行われたイベントがトリシティカフェです!
なんと、トリシティオーナーじゃなくても大歓迎とのこと。夜道はトリシティオーナーではないけれど、ヤマハオーナー(実はセロー225所有)としてぜひ行ってみたい!
ということで、今日の夜道はヤマハメカニックさんのツナギを着てみました! どうどう? 似合ってる?
夜道はヤマハメカニックさんのツナギを着てみました!
夜道はヤマハメカニックさんのツナギを着てみました!
では、早速、試乗車のトリシティで潜入!
今回、試乗させていただくトリシティはこちら!
トリシティ300!
うおおおおんん! でっかい!!!
この迫力! トリシティ300は、大型バイク並みの大きさです
この迫力! トリシティ300は、大型バイク並みの大きさです
写真で伝わりますか!? この迫力! トリシティ300は、大型バイク並みの大きさなのです。
大きさもスゴいし、三輪だし、ぱっと見の迫力が色んな意味でスゴい…! それにしてもでかい…。大型バイクに複数台乗ってきた夜道でもちょっと驚きの大きさ。
こんなに大きいと、収納もシートもビック!
こんなに大きいと、収納もシートもビック!
こんなに大きいと、収納もシートもビック! ヘルメットやリュックも入れられそうだし、シートの座面積も広々で、走行時はとても快適そう!
おっと、先に皆さんに伝えなくてはならないことがありました。三輪バイクは「コケなさそう。安定してそう」とイメージされがちですが、先に伝えておきます。
気をつけないとちゃんとコケます! コケますからね!
ただコケにくいようにヤマハさんはしっかりスタンディングアシスト機能なんかもつけてくださっているので、後ほどご紹介しますね。
大きくて重量級の車体に、スタンディングアシスト機能を搭載!
まずは足つき!
シート高はカタログ値だと795mmという数値
シート高はカタログ値だと795mmという数値
シート高はカタログ値だと795mmという数値。一般的な中型バイクくらい、若しくは気持ち高いくらいかも(ちなみにYZF-R25で780mmです)。
ただ、シート幅が広めで足を開いて乗るような乗車姿勢になるので、体感は数値より足つきが悪いかも…。
しか〜し、足つき不安だなって思っても大丈夫! トリシティ300には、独自のスタンディングアシスト機能がついてて、車体が左右に傾かないように固定することができるのです。停車時にビシッと自立をサポートしてくれます。
スタンディングアシストの解除はスロットルをひねるだけ
スタンディングアシストの解除はスロットルをひねるだけ
大きい車体でもこの機能があればかなり安心。解除はスロットルをひねるだけ! もう足なんていらないんじゃないの? 足つきを気にする時代って終わった? そんなふうに思わせてくれます。
リッターSSバイクにこの機能が搭載されたらどんなに嬉しいことか…。「景色を撮りたいな」とか、「ちょっと電話でないと!」って時もスタアシ機能でホント助かる! (※親しみをこめて略してみました)
車体の重さは237キロと、かなりのずっしり感
車体の重さは237キロと、かなりのずっしり感
ただ三輪バイクなので、車体の重さは237キロと、かなりのずっしり感(ヤマハのドラッグスター400とほぼ一緒の数値です!)。
またがってから起こすのも足つきが悪いのもあってちょっぴり大変。斜面だとさらにバランスを崩しやすくなるのでスタアシに頼りすぎないように! うっかりコカしちゃうので注意です。
便利なポイントは、キーレスなところ!給油口やシートまでオープンできちゃう
そしてさらによいポイントは、キーレスなところ! キーのオンオフはもちろんだけれど、さらによいなと思ったのは、給油口やシートまでオープンできちゃうところ。
これ本当にスゴすぎない?
スポーツタイプのバイクばかり乗ってるとシート下の積載性なんてないようなものだから、たまーにシートを開こうとすると「あれ? 開かない」とモタモタしちゃって、1人で気まずくなる…。
ささいなことだけれどガソリンスタンドに到着して、冬用のゴツゴツのグローブを脱いで、キーを抜いて、給油口にキーを指して…って少し面倒だったりもするんだよなぁ。
なので、給油口やシートがボタン一つで「ぱこっ」っと開けられるスマートさは本当に助かる!
それでは試乗しながらトリシティカフェにレッツゴー!
トリシティカフェを目指して箱根ターンパイクを走ります!!
す、すごい! いざ走り出してみると、いい意味で三輪に乗っているという感覚はありません。三輪ゆえにフロントの動きが二輪と違う感覚だったりするのかな? という心配は無用です。
走り出してみると、いい意味で三輪に乗っているという感覚はない
走り出してみると、いい意味で三輪に乗っているという感覚はない
車体に同調して傾きながら旋回することができるのが特長で、本当に二輪バイク同様の感覚で走ることができます。
237キロのずっしり車重と2つの前輪のおかげで、スピードを出してもまったくブレずに快適!
さらにスクリーンが上まであるおかげで、風圧はほとんど感じません。私の身長が155cmなので、乗車姿勢が想定より低かったのも影響しているかもしれませんが…。
安定したコーナリングがトリシティ300の走行ポイント
安定したコーナリングがトリシティ300の走行ポイント
なんにせよ、この安定したコーナリングがポイント。ハンドリングではなく下半身でグネグネと車体を操ってワインディングを走るのがとっても爽快! こうして楽しく走ってトリシティカフェに到着しました!!
楽しく走ってトリシティカフェに到着
楽しく走ってトリシティカフェに到着
すごーい! トリシティがいっぱい!
個性豊かなトリシティで埋めつくされた会場!
受付に行くと、トリシティステッカーとドリップコーヒーをもらえました♪ コーヒー大好きな夜道大歓喜!
受付に行くと、トリシティステッカーとドリップコーヒーをもらえました♪
さらにヤマハのオイルケミカルブランド「ヤマハルーブ」を体験できるブースもありました! ヘルメットやシールドのお手入れができちゃうし、気に入ったら購入も可能です。夜道はヤマハオーナーになる前からヤマルーブのケミカルはとても愛用していました!! 皆さんも使ってみてくださいね。
ブースの前に展示されたトリシティは3台! すべて実際にまたがることができます! 125ccから順に155cc、300ccとまたがってみました。
トリシティ300はやっぱり大きいなあ〜!
トリシティの“ここが推し&ちょっと一言”というメッセージボードがあったので、記入してきました! ちゃっかりイラストまで描いてきちゃいました(笑)。
箱根ターンパイクで行われたトリシティカフェ! 満喫してきましたよー!
箱根ターンパイクで行われたトリシティカフェ! 満喫してきましたよー!
ということで、箱根ターンパイクで行われたトリシティカフェ! 満喫してきましたよー! 次回の開催もあるといいな♪
帰りもトリシティの走りの楽しさを満喫! 新感覚がクセになりそうです!
今後もいろんなバイクに乗ってインプレッションを書いていきますね! お楽しみに!
それでは!
■YAMAHA トリシティ300 ABS
全長×全幅×全高:2,250×815×1,470mm
軸距:1,595mm
最低地上高:130mm
シート高:795mm
車両重量:237kg
エンジンタイプ:水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
総排気量:292cc
内径×行程:70.0×75.9mm
圧縮比:10.9:1
最高出力:21kW(29PS)/7,250rpm
最大トルク:29N・m(3.0kgf・m)/5,750rpm
燃料タンク容量:13L
タイヤ:前120/70-14M/C 55P、後140/70-14M/C 62P(チューブレス)
ブレーキ形式:前 油圧式ディスクブレーキ、後 油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式:前 テレスコピック式、後 ユニットスイング
■メーカー希望小売価格:95万7000円 (消費税10%込)