#244 HACHI-ICHI GR Supra GT
オオノ開發株式会社の大野剛嗣社長をオーナーとして発足したMax Racingは、2020年よりスーパーGTに参戦を開始。同社グループの温泉施設『たかのこの湯』をメインスポンサーに、RC F GT3で参戦し、2021年には車両をGR Supra GTにスイッチすると、三宅淳詞と堤優威のコンビが第3戦で初勝利を遂げ、シリーズ5位を記録した。
そんな中、2022年の開幕前に大野社長が逝去。チームは開幕戦の出場を見合わせたが、オオノ開發がオーナーの意志を引き継ぐ形で第2戦から参戦を再開した。
以下はプレスリリースの全文である。
「日頃よりMax Racingへご声援、誠にありがとうございます。 大変急なことではありますが、この度、Max RacingはスーパーGTシリーズから撤退することとなりました」
「昨年、大野剛嗣チーム代表の急逝を受け、その遺志を紡いでいく想いと共に、応援くださる皆さまの力強い応援と支えがあったからこそ、私たちは前進することができました。しかし昨シーズンからの度重なるクラッシュ、そして前戦富士大会での車両火災があり、その際に破損したパーツの一部が今季中には手に入らない事態となりました。この状況を鑑み、熟慮の末、誠に残念ではありますが、スーパーGTシリーズからの撤退を決断いたしました」
「我々チームとしての活動はここで幕を引くこととなりますが、これまで皆さまから頂いたご厚情に対し、あらためて深く感謝申し上げます。そして、今後もスーパーGTシリーズが安全で素晴らしいレースとして開催されることをお祈りしております」
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